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Fターム[4K013BA09]の内容

溶融状態での鋼の処理 (7,585) | 処理目的 (1,164) | 成分除去 (748) | 脱ガス (358) | 脱水素を目的とするもの (21)

Fターム[4K013BA09]に分類される特許

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【課題】一定状態またはランダムな順序での一度限りの鋳造最終用途から連続鋳造最終用途まで、少なくとも非真空アーク再溶解鋼と、真空アーク再溶解鋼と、真空酸素脱炭非真空アーク再溶解鋼と、真空酸素脱炭真空アーク再溶解鋼とを製造するフレキシブルさを有する、アーク炉、取鍋冶金炉および真空脱ガス複合システムを提供する。
【解決手段】鋼製造システム10の溶銑接触構成要素の予熱による溶銑接触構成要素の熱損失低減およびアーク炉30内の持ち越しヒールの使用により、エネルギーの利用を最小限に抑える。システムの処理能力は、アーク炉30の溶解能力によってのみ制限される。 (もっと読む)


【課題】 RH真空脱ガス装置の浸漬管への地金付着を抑制することのできる、RH真空脱ガス装置の操業方法を提供する。
【解決手段】 上記課題を解決するための本発明によるRH真空脱ガス装置の操業方法は、転炉から溶鋼保持容器に出鋼された溶鋼をRH真空脱ガス装置で精錬するにあたり、溶鋼保持容器内に造滓剤を添加し、溶鋼保持容器内の溶鋼上に存在するスラグの厚みを50mm以上確保した状態で、RH真空脱ガス装置で精錬する。溶鋼保持容器内のスラグの厚みは実測する、または、転炉の炉修後の出鋼回数と溶鋼保持容器内のスラグ厚みとの関係から推定する。 (もっと読む)


【課題】金属溶湯中に含まれる水素または酸化物等の非金属介在物を効率的に除去できる金属溶湯の脱ガスまたは非金属介在物除去を提供する。
【解決手段】金属溶湯を収容する容体(10)と、金属溶湯中に含まれる水素または非金属介在物を除去する作用ガスを金属溶湯中で噴出させる噴孔(42)を有する導気管(40)と、導気管に該作用ガスを供給するガス供給源と、導気管の噴孔から噴出した作用ガスを金属溶湯中で微細分散させる撹拌手段(50)と、を備える金属溶湯の脱ガスまたは非金属介在物除去装置であって、金属溶湯の湯面上にできる湯上空間から容体外へ流出する出向気流を許容すると共に容体の外界にある外気が湯上空間へ流入する入向気流を規制する外気規制手段を有する。 (もっと読む)


【課題】2つの底吹き用プラグから不活性ガスを吹き込むことによって精錬を行うに際し、各底吹き用プラグの流量や合計の流量を適正化することによって、溶鋼3中の水素濃度[H]、溶鋼中酸素量[O]t、スラグ中の低級酸化物の合計濃度の低い高清浄度鋼を製造することができるようにする。
【解決手段】2つの底吹き用プラグ10a、10bを用いて、1回目の精錬処理、脱ガス処理の前半処理、脱ガス処理の後半処理、2回目の精錬処理を行うこととし、各処理におけるガス流量を規定範囲内にする。 (もっと読む)


【課題】ボロン含有ステンレス鋼の連続鋳造に好適な連続鋳造用パウダーを提供すること、および表面欠陥のないボロン含有ステンレス鋼スラブの連続鋳造方法を提案する。
【解決手段】Ca0:30〜35mass%、SiO:20〜30mass%、NaO:10〜16mass%、Al:8〜11mass%、B:3〜5(未満)mass%、F:4〜10mass%、骨材C:1〜3mass%を含有し、かつ、塩基度が1.0≦C/S<1.3、1300℃における粘度が0.5〜2poise、凝固温度が900〜1200℃、かつ鋳型と凝固シェルとの間に流入した時に、0.5〜3mmの厚さを持つパウダーフィルムを形成する鋳造用パウダーおよびこのパウダーを用いたボロン含有ステンレス鋼の連続鋳造方法。 (もっと読む)


本方法において、インゴット型2と、コア4と、底部27とによって画定された成形キャビティ3Aを含む型1が、溶融金属をその上部にて導入する手段9を含む真空鋳造エンクロージャー5の内側に配置されている。真空鋳造エンクロージャー5の中に導入された溶融鋼を受け入れるのに適しているとともに、成形キャビティ3A内に溶融金属を再分配するのに適している、溶融金属を受け入れて分配する手段11A、11’が、成形キャビティ3Aの上部に配置されている。溶融金属は、受け入れて分配する手段11A、11’の上に溶融金属を注ぐために真空下で溶融鋼の第1の噴流50を形成するように、かつ、真空下で溶融鋼の少なくとも1つの第2の噴流52を形成するようにエンクロージャー5の中に導入され、第2の噴流52は、成形キャビティ3Aに溶融金属を満たすように、受け入れて分配する手段11A、11’で始まるとともに成形キャビティ3Aで終わる。
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本発明は、マルテンサイト系ステンレス鋼を製造する方法に関し、該方法は、前記鋼のインゴットのエレクトロスラグ再溶解のステップと、続いて前記インゴットを冷却するステップとを備える。エレクトロスラグ再溶解ステップの前にインゴットは、インゴット中で3ppmの水素含有量を得るのに十分な時間にわたって真空脱気を受ける。
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【課題】精錬装置用浸漬管の耐用回数を増加させる。
【解決手段】芯金の周囲を不定形耐火物とし、不定形耐火物の下方に定形耐火物を配し、両者はスタッドで結合されている。この構造により、溶鋼の影響を受けやすい浸漬管下端は耐食性の高い定形耐火物となる。 (もっと読む)


【課題】空気の侵入を防止することが可能で、しかも簡単な構成でスラグや溶鋼に浸漬する部分の耐溶損性を向上でき、これによって長寿命化が図れる浸漬管を提供する。
【解決手段】筒状の芯金11の内外表面に耐火物12、13を設けた真空脱ガス設備の浸漬管10において、少なくとも浸漬管10の下端部をれんが15とし、れんが15に、芯金11が入る溝14と、芯金11の厚み方向に形成された固定穴18に連通する係止穴19とを設け、芯金11をれんが15の溝14に挿入し、固定穴18と係止穴19に固定ピン20を挿入し芯金11とれんが15とを固定した。 (もっと読む)


【課題】溶鋼の脱硫処理を効率よくかつ均一に行うことができ、さらに耐火物溶損の少ない溶鋼の脱硫剤およびその製造方法を提供する。
【解決手段】CaO、CaF2及びMgOの3成分を三角図の座標軸で示したとき、CaOが35〜55質量%、CaF2が25〜45質量%、MgOが7〜33質量%の範囲にあり、不純物含有量が10質量%以下である脱硫剤であり、CaO粒子表面にCaF2層が融着している脱硫剤であり、CaO粒子表面に融着しているCaF2層の厚みが0.1μm以上である脱硫剤。 (もっと読む)


【課題】疲労特性および耐水素割れ性に優れた鍛造用鋼塊を提供する。
【解決手段】鋳型により形成される鍛造用鋼塊であって、鋼塊下部において鋼断面で観察される長径5〜10μmの介在物の密度(DBOT)が、10〜80個/cmであり、鋼塊上部において鋼断面で観察される長径5〜10μmの介在物の密度(DTOP)が、20〜90個/cmであり、鋼断面において観察される長径40μm以上の介在物の密度が、前記鋼塊下部、前記鋼塊上部の双方において5個/cm以下であり、かつ(DTOP)/(DBOT)≧[S(ppm)]/18を満たす鍛造用鋼塊。 (もっと読む)


【課題】前処理および設備の変更を伴わずに簡便に実施することができ、溶鋼中の硫黄および水素の含有量が少ない取鍋精錬方法を提供する。
【解決手段】取鍋3に受けた前記溶鋼を昇温する前または昇温途中に、MgO≧95%、CaO=0%である第1のフラックスを溶鋼1トンあたり5〜8kg添加し、第1のフラックスの添加後に、生石灰および/またはフッ化カルシウム(CaF2)を有する第2のフラックスを添加し、第1のフラックスおよび第2のフラックスの添加の結果として、精錬後のスラグが下記成分となるように溶鋼の2次処理を行う。
CaO :20〜40mass%
SiO2 :20〜30mass%
CaF2 :10〜20mass%
MgO :20〜25mass%
T.Fe+MnO+Cr23 ≦2.0mass%
(CaO+MgO)/SiO2 :1.5〜3.0 (もっと読む)


【課題】酸素昇熱を行うRH装置の鉄皮冷却方法を提供する。
【解決手段】酸素ガスを用いた昇温を行うチャージが少なくとも1チャージ以上存在する操業を実施するRH装置1の鉄皮冷却方法であって、全チャージ数に対する前記酸素ガスで昇熱を行ったチャージ数の割合を示す酸素昇熱比率と、昇熱で使用したトータルの酸素ガス量を全チャージ数で割った平均昇熱用酸素ガス量と、RH装置1の鉄皮温度と、から鉄皮12の冷却の要/不要を判断し、この判断結果に基づいて鉄皮12への冷却を行う。 (もっと読む)


【課題】入熱量が40kJ/mm以上の溶接を行った場合のHAZ靭性に優れると共に、鋼材内で脆性破壊亀裂が発生するのを抑制した鋼材、およびその製法を提供する。
【解決手段】鋼材中に、REMおよび/またはCaと、Zrとを単独酸化物もしくは複合酸化物として含有し、且つ厚みt(mm)の鋼材の圧延方向に平行で且つ鋼材表面に対して垂直な面の金属組織を観察したときに、(1)フェライト面積率が75%以上で、(2)t/2位置におけるフェライト粒の平均円相当径が20.0μm以下で、(3)t/2位置におけるフェライト粒の平均アスペクト比が1.6以下を満足すればよい。 (もっと読む)


【課題】CaFの使用量を低減させる、あるいはCaFを使用することなく、溶解性及び保存性に優れた製鋼用フラックスを得ることができる製鋼用フラックスの製造方法を提供する。
【解決手段】複数の原料組成物を混合処理する第1工程と、前記第1工程で得られた混合物を加熱溶融する第2工程と、前記加熱溶融した混合物を水砕により急冷して、得られる固体状の製鋼用フラックスをガラス化させる第3工程とを有する。これにより、製造された製鋼用フラックスはガラス化度が向上した非晶性固体となるので、溶解しやすく介在物除去効率が高くなり、溶湯温度損失を低減させることが可能となると共に、粉末化しにくく保存性も向上する。 (もっと読む)


【課題】ブローホールの鋳片欠陥を抑制する。
【解決手段】質量%で、C:0.04%以下、Si:0.10〜1.00%、Mn:0.1〜1.5%、Cr:20.0〜30.0%、Ni:5.0〜11.0%、Mo:0.5〜6.0%、Al:0.001〜0.05%、N:0.2〜0.5%を含有し、残部がFe及び不純物からなり、不純物中のSが0.010%以下、Pが0.030%以下の鋼を鋳造する方法である。鋼中の拡散性水素の含有量(質量%)、窒素の含有量(質量%)、Crの含有量(質量%)を、[%H]、[%N]および[%Cr]と、鋳造鋳型内面の横断面積(m2)をAとした場合、拡散性水素の含有量と、窒素の含有量と、Crの含有量と、前記横断面積Aとの関係が、0.16log[%H]+log[%N]≦0.05[%Cr]−0.34A−2.208を満たす条件で鋳造する。
【効果】ブローホールを抑制して品質と生産性の両立を図ることができる。 (もっと読む)


【課題】ブローホールの鋳片欠陥を抑制する。
【解決手段】質量%で、C:0.04〜0.25%、Si:0.10〜1.00%、Mn:0.1〜1.5%、Cr:4.0%以上、20.0%未満、Mo:0.5〜6.0%、Al:0.001〜0.05%、N:0.02〜0.07%を含有し、残部がFe及び不純物からなり、不純物中のSが0.010%以下、Pが0.030%以下の鋼を鋳造する方法である。鋼中の拡散性水素の含有量(質量%)、窒素の含有量(質量%)、Crの含有量(質量%)を、[%H]、[%N]および[%Cr]と、鋳造鋳型内面の横断面積(m2)をAとした場合、拡散性水素の含有量と、窒素の含有量と、Crの含有量と、前記横断面積Aとの関係が、0.16log[%H]+log[%N]≦0.05[%Cr]−0.34A−2.208を満たす条件で鋳造する。
【効果】ブローホールの鋳片欠陥を抑制して品質と生産性の両立を図ることができる。 (もっと読む)


【課題】溶接熱影響部の靭性に優れた低降伏比高張力鋼材およびその製法を提供する。
【解決手段】C:0.03〜0.2%、Si:0.5%以下(0%を含まない)、Mn:1.0〜2.0%、およびN:0.01%以下(0%を含まない)を含み、P:0.02%以下(0%を含まない)、S:0.015%以下(0%を含まない)、およびAl:0.01%以下(0%を含まない)を満足し、REM:0.001〜0.1%および/またはCa:0.0003〜0.005%と、Zr:0.001〜0.05%を夫々含有し、残部が鉄および不可避的不純物からなる鋼材であって、該鋼材に含まれる全酸化物の組成を測定したときに、REMの酸化物および/またはCaOと、ZrO2を含有し、且つ、全組織に占めるフェライト分率が4〜24%で残部がベイナイト組織および/またはマルテンサイト組織であることを特徴とする溶接熱影響部の靭性に優れた低降伏比高張力鋼材。 (もっと読む)


【課題】鋼塊にスラグ巻き込みに起因する介在物がほとんど存在しない高清浄鋼を製造する。
【解決手段】1回目の2次精錬処理では、攪拌動力密度が5〜60W/tonとなるように吹き込みガスの流量を調整すると共に、脱ガス処理後のスラグ組成が、CaO/SiO2≧3.5且つCaO/Al23=1.5〜3.5且つT.Fe+MnO≦1.0質量%となるようにスラグ調整を行い、脱ガス処理では、その中期までは攪拌動力密度が50〜200W/tonとなるように吹き込みガスの流量を調整し、中期以降は攪拌動力密度が140W/ton以下(0W/tonを除く)となるように吹き込みガスの流量を調整し、2回目の2次精錬処理では、攪拌動力密度が25W/ton以下(0W/tonを除く)となるように吹き込みガスの流量を調整する。 (もっと読む)


【課題】 本発明の目的は、鍛鋼品用溶鋼を取鍋中で真空脱水素処理する方法を提供することにある。
【解決手段】 鍛鋼品用溶鋼を取鍋で真空脱水素処理する方法であって、取鍋を蓋で覆うと共に、前記蓋に設けられたAr吹きつけ用ランスの吹きつけ口からスラグ表面までの距離を800〜3000mmとし、該吹きつけ口からスラグ表面へArを流量15〜200Nm3/hrで吹きつけ、且つ、取鍋底部に設けられた底吹き羽口からArを流量1500〜12500NL/hrで吹き込む鍛鋼品用溶鋼の真空脱水素処理方法である。 (もっと読む)


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