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Fターム[4K013CB06]の内容

溶融状態での鋼の処理 (7,585) | 処理剤添加処理及びそのための装置 (333) | 出鋼流(例;転炉からの出鋼流)への添加 (29)

Fターム[4K013CB06]に分類される特許

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【課題】出鋼の際のステンレス溶鋼の窒素の吸収を防止できるステンレス溶鋼の溶製方法を提供する。
【解決手段】Crを含有した溶銑を脱炭炉1で脱炭した後、ステンレス溶鋼を前記脱炭炉1から取鍋2へ出鋼する際、出鋼流の下端付近に向けて、ステンレス溶鋼の出鋼前から出鋼完了までの間、純酸素ガスまたは窒素を含まず、酸素を20体積%以上含むガスを供給し、取鍋内へ供給されるガスの流量V(Nm/min)が、取鍋内容積T(m)に対してV>Tとなるように前記ガスを供給する。 (もっと読む)


【課題】RH式真空脱ガス処理装置を用いた脱ガス処理において硫黄濃度を簡便かつ安価に低減する鋼の溶製方法を提供する。
【解決手段】質量%で、Mn:0.1%以上2%以下、Si:0.001%以上1%以下、S:0.0035%以下、Al:0.005%以上1%以下、その他合金成分を含む溶鋼にLa、CeおよびNdからなる群から選ばれる一種または二種以上を添加したのち、CaOを主体とするフラックスを真空槽内から上吹きランスを介さずに一括で1分以内に添加する。 (もっと読む)


【課題】 極低硫鋼を製造することを目的として転炉から出鋼された溶鋼に対して、CaO含有物質を脱硫剤の主たる構成物質として用いて取鍋内で取鍋精錬法による脱硫処理を施すにあたり、CaF2を脱硫剤の一部として使用しなくても、また、脱硫剤がプリメルトフラックスでなくても、添加した脱硫剤を迅速に滓化させ、効率良く脱硫する。
【解決手段】 脱硫処理及び脱燐処理の施された溶銑の転炉での脱炭精錬によって得られ、転炉から取鍋2に出鋼された溶鋼9を、当該溶鋼への攪拌用ガスの吹き込みにより攪拌しながら、取鍋内に添加されたCaO含有物質を脱硫剤として用いて取鍋内で脱硫処理する溶鋼の脱硫処理方法であって、脱硫処理後の取鍋内スラグ10の組成を、SiO2の含有量が5〜15質量%、[(質量%CaO)+(質量%MgO)]/(質量%Al23)が1.5〜3.0で、且つCaF2を実質的に含有しない組成に調整する。 (もっと読む)


【課題】本発明は、再生アルミニウムを活用して、製鋼炉での溶鋼脱酸を順調に行うとともに、製鋼工場内における炉上ホッパーへの搬送や炉上ホッパーからの切出しを円滑に行える製鋼用アルミニウムブリケットを提供する。
【解決手段】 回収したアルミニウム缶を熱処理して不純物を除去する工程と、それを小さく打ち砕いて粒状アルミニウムとする工程と、該粒状アルミニウムを成型機にてブリケット状に圧縮成型する工程を経由して製造されるアルミニウムブリケットにおいて、前記アルミニウムブリケットの形状が厚肉の小判形であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】出鋼の際のステンレス溶鋼の窒素の吸収を防止できるテンレス溶鋼の溶製方法を提供する。
【解決手段】クロムを含有した溶銑を転炉2で脱炭する。脱炭後、ステンレス溶鋼1を転炉2から取鍋3へ出鋼する。ここで、ステンレス溶鋼1の出鋼前から出鋼完了までの間、気体または液体の炭化水素燃料を5体積%以上の酸素ガスを含有する気体または100体積%の酸素ガスを用いて燃焼させ、この燃焼の際に発生する窒素を含有しない燃焼ガス8を取鍋3内へ供給する。取鍋3内へ供給した燃焼ガス8の総量は取鍋3の内容積より多い。すなわち、燃焼ガス8の総量をV(Nm/min)とし、取鍋3の総量をT(m)とすると、V>Tとなる。 (もっと読む)


【課題】 S濃度が0.0020質量%以下、Ti濃度が0.0020質量%以下、Al濃度が0.0220〜0.0270質量%の範囲である高Si鋼の溶製方法を提供する。
【解決手段】 Si:3.0〜3.5質量%、S:0.0020質量%以下、Ti:0.0020質量%以下、Al:0.0220〜0.0270質量%である高Si鋼の溶製方法であって、転炉で脱炭精錬された後の溶鋼の転炉から取鍋への出鋼時に、取鍋内の溶鋼にSi源を添加するとともにCaO源及びAl23源を添加し、その後の真空脱ガス設備での二次精錬後の取鍋内スラグの組成が、(1)式、(2)式及び(3)式を満足する範囲内になるように制御する。
1.0 ≦(スラグ塩基度)≦2.0 …(1) (質量%TiO2)≦0.2/(スラグ塩基度) …(2) 65×(スラグ塩基度)-2.9≦(質量%Al2O3)≦180×(スラグ塩基度)-3.4 …(3) (もっと読む)


【課題】ノズル閉塞を発生させることなく鋳造可能なREM含有鋼の製造方法を提供する。
【解決手段】C:0.01〜0.15%(質量%の意味。以下成分について同じ。)、Si:1.2%以下(0%を含まない)、Mn:3.8%以下(0%を含まない)、P:0.03%以下(0%を含まない)、S:0.03%以下(0%を含まない)、N:0.01%以下(0%を含まない)、Ti:0.2%以下(0%を含まない)およびREM:0.0003〜0.05%を含有し、残部が鉄および不可避不純物からなるREM含有鋼を製造する方法であって、REM添加前の溶鋼中の溶存酸素量QOfを0.0001〜0.015%の範囲に調整し、その後にREMを添加するにあたっては、前記溶存酸素量QOfとREM添加量QREMが下記(1)式を満足する量のREMを添加して溶製する。
2logQREM+3logQOf≦−11 ・・・(1) (もっと読む)


【課題】フッ素を含有しない精錬剤を用いて溶融金属の精錬処理を行う際に、精錬容器耐火物へのスラグ付着を抑制する方法を提供する。
【解決手段】フッ素を含有しない精錬剤を用いて溶融金属の精錬処理を行う際に、精錬処理の事前又は精錬処理と同時に精錬容器内にソーダ石灰ガラスを添加することを特徴とする精錬容器耐火物へのスラグ付着抑制方法である。溶融金属の精錬処理が溶鉄の脱硫処理であり、フッ素を含有しない精錬剤がCaOと金属Mg、MgO、焼成ドロマイト、Alドロスを含む脱硫剤であるときに優れた効果を発揮する。前記精錬処理が、KR溶銑脱硫処理、トーピードカー溶銑脱硫処理、溶鋼への粉体吹き込み脱硫処理、溶鋼真空脱ガス処理のいずれかである。ソーダ石灰ガラスの添加量を、溶湯トン当たり0.5〜5kgとすると好ましい。 (もっと読む)


【課題】入熱量が50kJ/mm以上の大入熱溶接を行なった場合であってもHAZ靭性に優れており、しかも母材自体の疲労特性を改善した鋼材を提供する。
【解決手段】本発明の鋼材は、(a)Zr、REM、およびCaを含有する酸化物を含み、(b)全酸化物の組成を測定して単独酸化物として換算したとき、ZrO2:5〜50%、REMの酸化物:10〜50%、およびCaO:5.0〜50%を満足し、(c)円相当直径で0.1〜2.0μmの酸化物が1mm2あたり120個以上、円相当直径で5.0μm超の酸化物が1mm2あたり5個以下であり、(d)金属組織をEBSP法で観察したとき、結晶方位差が15°以上の大角粒界で囲まれた結晶粒の平均円相当径Dが25μm以下で、該大角粒界に占めるランダム粒界の割合Rが70面積%以下で、(e)平均硬さが170Hv以上である。 (もっと読む)


【課題】一次精錬から二次精錬にわたる工程においてMgO量をコントロールすることによって、非金属介在物中のMgO比率を確実に3.0%以下にできるようにする。
【解決手段】高強度鋼線用鋼を製造するに際し、転炉での出鋼時から二次精錬処理までの工程において溶鋼へ添加するMgOの量を、溶鋼1t当たり330g以下とし、転炉における脱炭処理を行うに際し、当該転炉へ装入する溶銑の[P]を0.040質量%以下とすると共に、供給するCaO量を原単位で12.0〜21.0kg/tする。供給するMgO量を溶鋼1t当たり100〜1500gとし、上吹きに関し、吹錬開始から60%〜80%の時間の第1上吹き区間と、その後では吹き込む酸素量を変え、底吹きに関し、吹錬開始から吹錬終了まで0.045〜0.075Nm3/分/ton且つ0.040〜0.064Nm3/分/mm2を満たすように底吹きのガスを吹く。 (もっと読む)


取鍋又は取鍋炉内の溶融フェロアロイの復炭処理方法は、取鍋又は取鍋炉に炭素含有ポリマーを添加する工程を備える。ポリマーはフェロアロイの復炭剤として機能するのに適している。その際、ポリマーは、ポリマーが溶融フェロアロイに接触するとき、溶融フェロアロイにポリマーからの炭素の溶解を促進する構造を有することができる。
(もっと読む)


【課題】 AlレスTi−REM脱酸した極低炭素鋼の連続鋳造において,連続鋳造の取鍋交換部近傍でも安定的にノズル閉塞を防止するための方法を提供する。
【解決手段】 溶鋼のAl濃度が0.015質量%以下のTi−REM脱酸した極低炭素鋼を鋳造するに当たり,取鍋中のスラグ成分を以下の値にして鋳造することを特徴とする連続鋳造方法。このため、出鋼後のスラグに金属Al,金属Tiもしくはその合金を改質剤として取鍋流出スラグ1ton当たり金属Alもしくは金属Ti換算で50〜200kgを添加し,さらに出鋼中もしくは出鋼後のスラグにCaOやCaOを含むフラックスを取鍋流出スラグ1ton当たりCaO換算で200〜500kg添加すると好ましい。
FeO+MnO≦14質量%
Al23≦40質量% (もっと読む)


【課題】 フェロマンガンの製造工程で発生するMn含有ダストを、鋼の合金成分のMn源として有効利用して溶鋼を製造する。
【解決手段】 本発明の溶鋼の製造方法は、フェロマンガンの製造工程で発生するMn含有ダスト、アルミドロス及びこれらを塊状化するためのバインダーを含有する成形体を、精錬炉から取鍋への出鋼中に取鍋内に投入し、前記アルミドロス中の金属AlでMn含有ダスト中のマンガン酸化物を還元し、Mn含有ダスト中のMn分を溶鋼中に回収することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】本発明は、脱酸剤の投入遅延を行っても、窒素の吸収抑制に最適位置に投入できるばかりでなく、脱酸剤の酸化ロスやスラグによる吸収ロスをも低減可能な溶鋼への脱酸剤の投入方法を提供することを目的としている。
【解決手段】転炉吹錬後の取鍋へ出鋼中の溶鋼に、大気下で旋回シュートを介し、脱酸剤を投入する方法を改善した。その方法は、前記旋回シュートとして、その傾斜角を変更自在のものを採用すると共に、前記脱酸剤の投入を、取鍋内の溶鋼の高さが出鋼終了時の予定到達高さの45〜60%の間に、該溶鋼の浴面上の落下地点を狙って行う溶鋼への脱酸剤の投入方法である。 (もっと読む)


【課題】伸びフランジ性と疲労特性に優れた高強度熱延鋼板を提供する。
【解決手段】C:0.10%超、かつ0.20%以下、Si:0.08〜1.5質量%、Mn:1.0〜3.0質量%、P:0.05質量%以下、S:0.0005質量%以上、N:0.0005〜0.01質量%、酸可溶Al:0.01質量%以下、酸可溶Ti:0.008質量%未満、CeもしくはLaの1種または2種の合計:0.0005〜0.04質量%を含有し、残部が鉄および不可避的不純物からなる鋼板であり、その鋼板中に存在する円相当直径1μm以上の介在物で、かつ、長径/短径が5以上の延伸介在物の個数割合が20%以下である。 (もっと読む)


【課題】伸びフランジ性に優れた高疲労特性・低降伏比高強度鋼板を提供する。
【解決手段】C:0.03〜0.20質量%、Si:0.08〜1.5質量%、Mn:1.0〜3.0質量%、P:0.05質量%以下、S:0.0005〜0.02質量%、N:0.0005〜0.01質量%、酸可溶Al:0.01質量%以下、酸可溶Ti:0.08〜0.2%、CeもしくはLaの1種または2種の合計:0.0005〜0.04質量%を含有し、残部が鉄および不可避的不純物からなる鋼板であり、その鋼板中に存在する円相当直径1μm以上の介在物で、かつ、長径/短径が5以上の延伸介在物の個数割合が20%以下である。 (もっと読む)


【課題】スラグ組成、溶鋼の昇熱処理、攪拌処理および取鍋蓋開口部の不活性ガスパージの適正化により、極低硫低窒素高清浄鋼を効率よく安定して溶製できる方法を提供する。
【解決手段】溶鋼を下記の工程1〜3の順序により処理する極低硫高清浄鋼の溶製方法である。工程1:大気圧下において取鍋内溶鋼にCaO系フラックスを添加する、工程2:取鍋蓋を設置し、取鍋内溶鋼中に攪拌ガスを吹き込んで蓋の内側への大気の侵入を抑制しながら攪拌するとともに、溶鋼に酸化性ガスを供給し、生成した酸化物をCaO系フラックスと混合してカバースラグを形成する、工程3:酸化性ガスの供給を停止し、取鍋内溶鋼中に攪拌ガスを吹き込んで脱硫および介在物除去を行う。さらに、蓋の開口部を不活性ガスによりパージするか、工程3の後に工程4として溶鋼のRH真空脱ガス処理に際し、溶鋼中の介在物の低減および脱窒処理などを行ってもよい。 (もっと読む)


【課題】溶鋼中へCaを添加する必要がなく、しかも溶鋼中からCaを除去するために大規模な設備投資を行う必要がないため、低コストで簡易にノズル閉塞を防止できるアルミキルド鋼の溶製方法を提供する。
【解決手段】不純物であるCaを含む合金鉄を溶鋼に添加して、目的とする合金成分を有するAlキルド鋼またはAl−Siキルド鋼を溶製する方法において、溶鋼に添加する合金鉄中のCaの総重量が、合金鉄が添加された溶鋼の総重量の5ppmを超える場合、溶鋼が合金成分となるまで溶鋼に合金鉄を添加し、溶鋼中の溶存酸素とCaとを反応させて溶鋼中からCaを除去し、合金鉄が添加された溶鋼中のCa量を5ppm以下とする。 (もっと読む)


【課題】溶接熱影響部の靭性および母材靭性に優れた鋼材およびその製法を提供する。
【解決手段】C:0.03〜0.12%、Si:0.5%以下(0%を含まない)、Mn:1.4〜1.8%、およびN:0.003〜0.01%を含み、P:0.02%以下(0%を含まない)、S:0.015%以下(0%を含まない)、およびAl:0.01%以下(0%を含まない)を満足し、REM:0.001〜0.1%および/またはCa:0.0003〜0.02%と、Zr:0.001〜0.05%を夫々含有し、残部が鉄および不可避的不純物からなる鋼材であって、該鋼材に含まれる全酸化物の組成を測定したときに、REMの酸化物および/またはCaOと、ZrO2を含有し、且つ、フェライト平均結晶粒径が18.5μm以下である。 (もっと読む)


【課題】入熱量が40kJ/mm以上の溶接を行った場合のHAZ靭性に優れると共に、脆性亀裂が発生したときに脆性亀裂の伝播を停止させ、亀裂が伝播し難い鋼材、およびその製法を提供する。
【解決手段】C:0.03〜0.18%、Si:0.5%以下、Mn:0.9〜2.0%、およびN:0.003〜0.01%を含み、P:0.02%以下、S:0.015%以下、およびAl:0.01%以下を満足すると共に、更に、REM:0.001〜0.1%および/またはCa:0.0003〜0.02%と、Zr:0.001〜0.05%を夫々含有し、残部が鉄および不可避的不純物からなる鋼材であり、REMおよび/またはCaと、Zrとを単独酸化物もしくは複合酸化物として含有し、且つ厚みt(mm)の鋼材の金属組織を観察したときに、鋼材表面からt/100位置までの領域におけるフェライト粒の平均粒径を25μm以下とする。 (もっと読む)


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