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Fターム[4K013DA08]の内容

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【課題】スラグ組成、溶鋼の昇熱処理、攪拌処理および取鍋蓋開口部の不活性ガスパージの適正化により、極低硫低窒素高清浄鋼を効率よく安定して溶製できる方法を提供する。
【解決手段】溶鋼を下記の工程1〜3の順序により処理する極低硫高清浄鋼の溶製方法である。工程1:大気圧下において取鍋内溶鋼にCaO系フラックスを添加する、工程2:取鍋蓋を設置し、取鍋内溶鋼中に攪拌ガスを吹き込んで蓋の内側への大気の侵入を抑制しながら攪拌するとともに、溶鋼に酸化性ガスを供給し、生成した酸化物をCaO系フラックスと混合してカバースラグを形成する、工程3:酸化性ガスの供給を停止し、取鍋内溶鋼中に攪拌ガスを吹き込んで脱硫および介在物除去を行う。さらに、蓋の開口部を不活性ガスによりパージするか、工程3の後に工程4として溶鋼のRH真空脱ガス処理に際し、溶鋼中の介在物の低減および脱窒処理などを行ってもよい。 (もっと読む)


【課題】HAZ靭性に優れると共に、繰り返し応力下における疲労亀裂進展速度を抑制して疲労亀裂進展抵抗性を高めた鋼材を提供する。
【解決手段】C:0.03〜0.18%、Si:0.5%以下、Mn:0.9〜2.0%、およびN:0.003〜0.01%を含み、P:0.02%以下、S:0.015%以下、およびAl:0.01%以下を満足し、REM:0.001〜0.1%および/またはCa:0.0003〜0.02%と、Zr:0.001〜0.05%を夫々含有し、残部が鉄および不可避的不純物からなる鋼材であって、REMおよび/またはCaと、Zrとを単独酸化物若しくは複合酸化物として含有すると共に、軟質相と硬質相とからなる複合組織であり、且つ硬質相のビッカース硬さHv1と軟質相のビッカース硬さHv2の比(Hv1/Hv2)が1.5〜5.0であり、軟質相の粒径が円相当直径で20μm以下である。 (もっと読む)


【課題】従来の分割精錬で達成された脱P、脱S工程能力を維持しつつ、大幅な熱裕度の向上をもたらす効果的な精錬方法を提供する。
【解決手段】溶銑から連続鋳造に供する溶鋼を製造する方法であって、高炉から出銑された溶銑をそのまま転炉に装入し、以降の精錬については、脱Si脱P処理を行った後、排滓を行い、その後同一転炉で、引き続き脱C処理を行い、溶鋼を取鍋に出鋼してアーク加熱取鍋精錬装置で昇温を施し、脱Si脱Pは、前記転炉に装入した一連の工程の中でのみ行い、脱S処理は、前記アーク加熱取鍋精錬装置でのみ行うことを特徴とする溶鋼の製造方法。好ましくは、脱C処理の吹き止め%Cを0.07%以上および吹き止め温度を1660℃以下とする。 (もっと読む)


【課題】溶鋼処理中におけるスラグフォーミングを抑制できる溶鋼処理方法を提供する。
【解決手段】転炉内において吹き下げられた溶鋼に対して、取鍋内において炭素を投入することにより、この溶鋼の炭素含有量を上昇せしめる溶鋼処理方法において、前記投入の一部又は全部は、炭素含有量C[wt%]が70を超える物質によるものとする。この物質の投入により添加される炭素の重量としての炭素添加重量Wc[kg/tonSteel]と、溶鋼処理の終了時点におけるスラグ中のCaO含有量[wt%]を同じくAl2O3含有量[wt%]で除した比としての溶鋼処理終了時比C/Aと、が下記式の何れかを満足するように溶鋼処理終了時比C/Aを制御する。
Wc<0.4のとき、Wc×1.7+0.6≦C/A≦2.0…(1)
0.4≦Wc<1.5のとき、Wc×0.2+1.2≦C/A≦2.0…(2)
1.5≦Wcのとき、1.5≦C/A≦2.0…(3) (もっと読む)


【課題】 安価に製造可能で且つ高効率の脱硫処理を可能とする、溶鉄との濡れ性を向上させたCaO系脱硫剤を提供する。
【解決手段】 上記課題を解決するためのCaO系脱硫剤は、主成分がCaO粒子であるCaO系脱硫剤において、平均粒径が5μm以下である、主成分を炭素とする炭素質粒子を、前記CaO粒子と混合させたものである。また、前記炭素質粒子の平均粒径を1μm以下とする、前記CaO粒子の平均粒径を10μm以上とする、前記炭素質粒子の配合率を1質量%以上とすることで、脱硫効率を一層向上させることが可能となる。 (もっと読む)


【課題】取鍋精錬のサイクルタイムを減少させる溶鋼の処理方法を提供する。
【解決手段】連結された第1台車Y1と第2台車Y2とを用い、溶鋼を収容する第1取鍋X1を第1台車に載せて位置Aから位置Bに及び第2台車を位置Bから位置Cに移動させて第1取鍋に加熱及び合金CM1添加を行い、その間に第2台車に第2取鍋X2を載せ、第1取鍋の加熱及び第2取鍋の載置後に第1台車を位置Bから位置Aに移動させ第1取鍋に合金CM2を添加しながら第2取鍋に加熱及び合金添加を行い、その間に第1取鍋を溶鋼を収容する第3取鍋X3に置き換え、第2取鍋の加熱及び第3取鍋の載置後に第1台車を位置Aから位置Bに移動させて第2取鍋に合金添加を行いながら第3取鍋に加熱及び合金添加を行う溶鋼処理方法。 (もっと読む)


【課題】 鉄屑を主原料とする電炉製鋼方法において、原料に含まれていたMnは大半が酸化スラグと共に廃棄されている。該Mnの一部を製品溶鋼に還元回収するとともにスラグ量の削減を通して省資源、省エネを図る。
【解決手段】 原料溶解に引き続き酸化精錬において通常の処理を行い、酸化性スラグの過半を炉内に残留させ、出鋼に際して該スラグを溶鋼と共にレードルに移す。同時に該スラグ中の低級酸化物量に対応した還元剤を投入する。レードルに上下気密カバーを装着して減圧し、ガスバブリングを行って還元精錬し、スラグ中のMnを還元回収する。
酸化精錬による脱リンの多くは復リンしP含有量は増加するが、中心偏析が発生しない連続鋳造方法により鋼片とする。その結果不純物Pの有害元素としての作用が軽減され且つ合金鋼かが発揮される。
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【課題】Al−Siキルド鋼の昇熱と脱硫とを同時に可能な精錬方法を提供する。
【解決手段】スラグ中のFeO及びMnOの減少速度に基づいて、溶鋼へ酸素が供給される速度である第1酸素供給速度αを求める。溶鋼に吹き付けられる酸素の流量に基づいて、溶鋼へ酸素が供給される速度である第2酸素供給速度βを求める。所謂攪拌動力ε[Watt/ton]が80であるときに、溶鋼中のAl濃度とSi濃度との和に前記攪拌動力εを乗じたものに或る定数Aを乗じたものとしての脱酸元素供給速度δの酸素換算である脱酸元素酸素除去速度γと、前記の第1酸素供給速度α及び第2酸素供給速度βとの和と、がバランスすることを利用して前記定数Aを求める。Al濃度及びSi濃度と攪拌動力εと、求められた前記定数Aと、を用いて前記脱酸元素供給速度δを求める。求められた前記脱酸元素供給速度δと、前記第2酸素供給速度βと、の比δ/βを2以上とする。 (もっと読む)


【課題】取鍋内の溶鋼のガス成分を真空槽にて除去し排出する真空脱ガス装置を用いた脱炭処理における脱炭速度の異常を検出する異常検出方法、異常検出システム及び異常検出装置を提供する。
【解決手段】異常検出装置は、排ガスの流出速度の測定値及び炭素酸化物の成分比率の測定値に基づき炭素酸化物成分の体積流出速度を算出する(S2)。そして体積流出速度に基づき取鍋内及び真空槽内の溶鋼炭素濃度推定値を算出し(S3)、理論式に基づき炭素酸化物成分流出速度減衰係数を下限値として算出する(S4)。また測定値に基づく炭素酸化物成分の体積流出速度から、炭素酸化物成分流出速度係数を実測値として算出する(S6)。そして実測値として算出した炭素酸化物成分流出速度係数が、下限値として算出した炭素酸化物成分流出速度減衰係数未満であると判定した場合(S7:Y)、脱炭速度が低下したと判断する。 (もっと読む)


【課題】二次精錬における条件と転炉における製造条件を適切に制御することによって、硬質な非圧延介在物が低減されて伸線性と疲労特性の高められた鋼線材を得るための鋼材を製造する有用な方法を提供する。
【解決手段】転炉に装入する主原料を、溶銑、冷銑および屑鋼とすると共に、これら主原料全体に対する割合で溶銑:96〜100%(質量%の意味、以下同じ)、冷銑:4%以下(0%を含む)および屑鋼:2%以下(0%を含む)とし、且つ全主原料中の平均P濃度を0.02%以下として転炉吹錬を行ない、転炉吹錬終了後の二次精錬時における溶鋼撹拌ガス流量を、溶鋼1t当り0.0005Nm3/分以上、0.004Nm3/分以下とし、次いで連続鋳造におけるタンディッシュ内にパージするAr流量をタンディッシュ内の溶鋼1t当り0.04Nm3/分以上、0.10Nm3/分以下として操業する。 (もっと読む)


【課題】 高清浄度鋼の製造方法において、非金属介在物の低減を十分に行うことができるようにする。
【解決手段】溶鋼上のスラグに固体炭素を投入する5分以上前に、溶鋼を脱酸するのに必要な化学量論値以上の量のAlを溶鋼に投入して50W/ton以上の攪拌動力密度で攪拌した後、炭素成分が90%以上で且つ粒度が1mm〜15mmとなる固体炭素をスラグ上に溶鋼1ton当たりにつき0.15kg〜0.40kg投入し、50W/ton以下の攪拌動力密度で10分以上攪拌する。 (もっと読む)


【課題】アルミキルド鋼の連続鋳造鋼片を製造するにあたり,ノズル詰まりなどといったアルミナクラスターに起因する問題をより確実に回避する。
【解決手段】Alで脱酸した溶鋼にREMを添加した後,連続鋳造して鋼片を製造するに際し,前記REMの添加を,粒径が10mm以下,質量%でREMを30%以下含有するFe−Si−REM合金を用いて,溶鋼1tonあたり25g/min以下の添加速度で行う。こうして製造された鋼片は,鋼片中に介在する粒径1〜10μmの酸化物系介在物の個数比率において,REM酸化物濃度0.5〜15質量%の酸化物系介在物が30%以上,REM酸化物濃度15質量%を超える酸化物系介在物が10%未満,残りがREM酸化物濃度0.5質量%未満の酸化物系介在物となる。 (もっと読む)


【課題】 多量の酸素ガスのみの吹込みであっても、従来に比べて多数回の使用が可能であり、製造コストの削減に寄与する精錬用吹き込みランス設備を提供する。
【解決手段】 上記課題は、耐火物被覆層7が形成され、溶融金属14の浴面に対して傾斜して浸漬されるランス4と、ランスを保持する保持部3と、保持部を昇降させる昇降装置2とを備え、溶融金属中に酸素ガスを吹き込むための精錬用吹き込みランス設備1であって、吹き込みランスの先端部には、吹き込みランス外径の0.5倍〜2.0倍相当の長さを有する水平部7が備えられ、吹き込みランスの上端部には、鉄製羽根板10の形成する平面と溶融金属浴面とのなす角度が吹き込みランスの溶融金属浴面に対する傾斜角度と同一である鉄製羽根板が備えられ、昇降装置には、鉄製羽根板を挟持して案内するための鉄製羽根板受11が備えられた精錬用吹き込みランス設備1により解決される。 (もっと読む)


【課題】本発明は、真空脱ガス処理の撹拌ガス又は環流ガスにアルゴン・ガスを用いても、従来より窒素歩留りを高くして窒素含有量が90質量%以上の溶鋼を安定して製造可能な高窒素含有鋼の溶製方法を提供することを目的としている。
【解決手段】溶銑予備処理脱硫を経て精錬容器に保持した溶銑を酸素ガスで脱炭し、その炭素含有量が一定範囲にまで低下した時期に窒素ガスを吹き込み、一旦目標値より高窒素含有量の溶鋼として前記精錬容器から出鋼し、引き続き、該溶鋼を真空脱ガス装置で攪拌ガス又は還流ガスにアルゴン・ガスを使用して脱ガス処理する高窒素含有鋼の溶製方法を改良した。具体的には、前記脱ガス処理中の溶鋼に、含硫黄物質を添加して該溶鋼の硫黄含有量及び窒素含有量を調整するものである。この場合、前記溶鋼の硫黄含有量を、0.012質量%〜許容値上限としたり、あるいは前記含硫黄物質にFeSを使用するのが良い。 (もっと読む)


【課題】取鍋内の溶鋼の温度変化の予測精度を高めることができる。
【解決手段】溶鋼温度予測装置10は、少なくとも溶鋼処理のアーク加熱処理前における取鍋内の溶鋼の温度測定時からの経過時間と、アーク電力量とを含む基準量に、少なくとも取鍋の使用回数を含む補正量を乗じた式を含むモデル式を入力するモデル入力部11と、取鍋の測定温度を含む使用実績データを入力する実績データ入力部12と、前記実績データ入力部12で入力された使用実績データ用いて、前記モデル入力部11で入力されたモデル式に関する非線形最適化問題を解く非線形最適化求解部14と、前記非線形最適化求解部14で求められた解に基づいて、前記取鍋内の時間経過に伴う溶鋼の温度変化を予測する温度変化予測部16とを備えている。 (もっと読む)


【課題】磁気特性の優れた超高磁束密度一方向性電磁鋼板を安定的に製造する。
【解決手段】鋼中Bi:0.0005〜0.05質量%とし、タンディッシュ出側の溶鋼プール中に上堰を設けて区切られた領域を形成し、その領域内にBiあるいはBi合金を充填した鉄被覆ワイヤーを供給しつつ、溶鋼流量をノズル内面積で除すことで求められる浸漬ノズル内の溶鋼流量密度Q、鋳型内湯面近傍で旋回流を形成する電磁攪拌の推力Fが以下の関係式を満足することを特徴とする一方向性電磁鋼板用鋳片の鋳造方法である。
Q≧0.9(ton/m2/s)
3,000≦F≦10,000(Pa/m)
また、鋳片内でのBi濃度の均一度標準偏差σ/平均濃度Aが以下の関係式を満足することを特徴とする一方向性電磁鋼板用鋳片。
0.0005≦A≦0.05(%)
σ/A≦0.2 (もっと読む)


【課題】溶鋼中への窒素添加に長時間を要したり、添加物質が高価であるという問題を解決した、高窒素鋼の製造方法を提供する。
【解決手段】溶鋼の精錬過程において、溶鋼中に高温の窒素ガスあるいは高温の窒素ガスと不活性ガスとの混合ガスを吹き込む。 (もっと読む)


【課題】等軸晶の割合を簡便な方法で安定的に高位に維持でき、例えば、製品板の加工性の向上及び表面性状の改善を図ることが可能なTi含有含クロム溶鋼の製造方法を提供する。
【解決手段】予備処理を施した溶銑にクロム源を添加し、吹酸処理して粗溶鋼を溶製する一次精錬を行った後、粗溶鋼が含有する成分の調整をして溶鋼を製造する二次精錬を行う含クロム溶鋼の製造方法において、二次精錬の際に、仕上脱炭処理後の溶鋼を覆うスラグの組成を、CaO/SiO2:2.2以上3.2以下、Al23:20質量%以上30質量%以下、MgO:12質量%以上22質量%以下、Cr23:1.0質量%以下にそれぞれ制御した後、溶鋼にTi源を添加する。 (もっと読む)


【課題】 転炉での脱炭精錬によって得た溶鋼を、真空脱ガス設備の大気圧よりも低い減圧下において脱炭精錬して極低炭素鋼を溶製するに当たり、減圧下での脱炭精錬を迅速に行うことができると同時に、炭素濃度の極めて低い溶鋼を溶製することのできる極低炭素鋼の溶製方法を提供する。
【解決手段】 転炉における脱炭精錬によって得た溶鋼を、真空脱ガス設備の大気圧よりも低い減圧下において脱炭精錬して極低炭素鋼を溶製するに際し、前記真空脱ガス設備における脱炭精錬開始前の溶鋼の炭素濃度が0.02〜0.06質量%の範囲で、溶鋼の溶存酸素濃度が0.04質量%以上であり、且つ、該溶存酸素濃度と前記炭素濃度との比(溶存酸素濃度/炭素濃度)が1.34以上になるように予め溶鋼の成分を調整するとともに、真空脱ガス設備では減圧下の溶鋼に酸素ガスを供給せずに脱炭精錬する。 (もっと読む)


本発明は、鋼塊中の介在物サイズの微細化を図るものであり、溶鋼中に混濁する酸化物の組成をMgO主体とするに十分な量のMgを有する溶湯に調整するMg酸化物形成工程と、該Mg酸化物形成工程よりも雰囲気の真空度を減圧として、溶湯中のMg酸化物をMgと酸素に解離させ、Mg含有量をMg酸化物形成工程の50%以下とする解離工程を経る鋼塊の製造方法である。Mg酸化物形成工程において、一旦凝固させる工程を採用することが好ましい。すなわち、Mg酸化物形成工程を一次溶解とし、該一次溶解時の溶鋼中に混濁する酸化物の組成をMgO主体とするに十分な量のMgを有する溶湯に調整した後、凝固させ、解離工程を一次溶解時よりも真空度を減圧として再溶解し、Mg酸化物をMgと酸素に解離させ、Mg含有量を再溶解前の50%以下とすることが好ましい。
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