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Fターム[4K013DA08]の内容

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スラグ中の(Cr)含有量と適正な組成及び液相分率を制御して真空脱炭精錬効率を極大化し、従来の技術に対して短時間内に溶鋼中の炭素濃度を極低水準として含むフェライト系ステンレス鋼を製造する。本方法は、AOD精錬炉にて粗脱炭及び脱窒後、未脱酸状態で溶鋼を取鍋に出鋼した後、取鍋の溶鋼上部の未脱酸スラグを除去し;取鍋を大型真空槽に安着して減圧した後、溶鋼上部からランスを介して酸素ガスを吹き込んで脱炭反応を行い;酸素吹錬の開始時点でAlを投入してAlを生成させ;酸素吹錬の終了時点で生石灰を投入してCaO−Al−Cr−MgO系スラグを形成させ、酸素吹錬の終了後、流動性が良好なスラグと溶鋼との反応を通じてスラグ中の[Cr]と溶鋼中の[C]との反応により真空微細脱炭が促進され;真空微細脱炭効率を極大化するため取鍋底の多孔性プラグを介してArのような不活性ガスを供給する。
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【課題】内管の内面が耐磨耗性にすぐれ、機械的強度が大きく、しかもノズルを構成している内管の各層が使用中においても強固に固着している粉体吹き込みノズルを提供する。
【解決手段】粉体吹き込みノズルは、その内面側から順に、焼成セラミックからなる内層、緩衝材からなる中間層およびステンレス鋼もしくは一方向性形状記憶合金からなる外層が積層された三層構造を有するノズルであって、前記外層および中間層を貫通し、前記内層に穿孔されているが、前記内層の内面にまでは貫通していない取付孔に、前記外層と同一材質の取付ピンが挿入固定され、前記取付孔の深さが、外層の厚さと中間層の厚さと内層の厚さ×0.5との和以上であり、かつ外層の厚さと中間層の厚さと内層の厚さ×0.8との和以下であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 製造コストが従来の量産鋼と同等であって安価であるとともに、酸化物系非金属介在物が少なく、高性能で且つ高い信頼性を有する高清浄度軸受鋼及びその溶製方法を提供する。
【解決手段】 本発明の高清浄度軸受鋼は、硫黄含有量が0.0020質量%以上で且つ酸化物系非金属介在物の予測最大径が15μm以下であることを特徴とし、本発明の高清浄度軸受鋼の溶製方法は、前記高清浄度軸受鋼の溶製方法であって、予備脱硫処理された溶銑を転炉にて脱炭精錬し、得られた溶鋼を取鍋に出鋼し、出鋼された溶鋼をRH真空脱ガス装置にて精錬することによって軸受鋼を溶製するにあたり、前記RH真空脱ガス装置にて精錬する前までに溶鋼中の硫黄濃度を0.0020質量%以上に調整する。 (もっと読む)


【課題】ステンレス精錬の脱炭にてスラグ移行したCr酸化物を溶鋼中に回収する。
【解決手段】酸素吹精して炭素を0.03%以下とし、スラグ移行したCr酸化物をSi合金鉄で還元して溶鋼中に回収する操作において、Si合金鉄は、総吹精量の関数として予め算出した投入量を添加し、その算出方法は、本操業の前に、総吹精量が異なる予備操業を複数回行い、一の予備操業で任意量のSi合金鉄で精錬し、所定含有率を超えるCr酸化物がスラグに残存した場合は、更に必要なSi合金鉄と既に投入したSi合金鉄を合算して本来の投入量を求め、他の予備操業で任意量のSi合金鉄で精錬し、Si合金鉄投入量が過剰であって溶融合金のSi濃度が所定濃度を超えた場合は、添加したSi合金鉄と溶鋼の過剰Si濃度の差から溶鋼のSi濃度を所定濃度以下にするための本来の投入量を求め、各予備操業で吹精量とSi合金鉄投入量の関数を回帰式として得る。 (もっと読む)


【課題】環流型の真空脱ガス装置を用いて効率的に溶鋼の温度を上昇させる溶鋼の加熱方法、及びその加熱方法を行う鋼材の製造方法を提供する。
【解決手段】浸漬管を介して真空槽と取鍋の間で溶鋼を環流させる真空脱ガス装置にて、昇熱操作前の酸素濃度が0.010〜0.070質量%の範囲の溶鋼に対してAl添加および真空槽内溶鋼表面に酸素ガスの吹き付けを行って酸素ガスとAlとを反応させて溶鋼を加熱する方法であって、酸素ガスを供給する工程の間に1回以上Al添加操作を行うこととし、当該Al添加操作における1回あたりのAl添加量が溶鋼1tあたり0.1kg以上0.5kg以下であり、前記Al添加操作を、酸素ガスの供給開始から少なくとも溶鋼量(t)および還流量(t/s)に基づき決定される所定の時間τ経過した後に行うこと、および2回目以降の添加については直前の添加から前記時間τ経過した後に行うことにより、溶鋼中のAlO系属介在物残存量が抑制される。 (もっと読む)


【課題】ステンレス鋼製造工程で発生するダスト等の廃棄物を再利用するに際し、Crの還元エネルギーの減少とCrの溶鋼への収率の上昇を可能とするステンレス鋼の製造方法を提供する。
【解決手段】原料を電気炉11で溶解して溶鋼Gとしたのち、この溶鋼Gを精錬炉としてのAOD12で精錬してステンレス鋼Hとするステンレス鋼製造工程1を有するステンレス鋼の製造方法であって、ステンレス鋼製造工程1で発生する電気炉ダストなどの亜鉛含有廃棄物Aに炭素質還元剤Bを添加してブリケットプレス2で炭材内装塊成物Cを形成し、この炭材内装塊成物Cを回転炉床炉3内で加熱することにより亜鉛を還元揮発させて除去して脱亜鉛塊成物Dとし、この脱亜鉛塊成物DをAOD12の酸化期および/または還元期に冷却材として装入する。 (もっと読む)


【課題】 屑鉄を主原料とする電炉製鋼方法において、原料中のMnは大半が酸化スラグと共に廃棄されている。該Mnの一部を製品溶鋼に還元回収する。
【解決手段】 原料溶解に引き続き通常の酸化精錬を行い、酸化性スラグの過半を炉内に残留させ、出鋼に際して該スラグを溶鋼と共にレードルに移す。同時に該スラグ中の低級酸化物量に対応した還元剤を投入する。レードルに上下気密カバーを装着して減圧し、ガスバブリングを行って還元精錬し、スラグ中のMnを還元回収する。
酸化精錬による脱リンの多くは復リンしP含有量は増加するが、中心偏析が発生せず且つ凝固組織がチル晶と柱状晶から成る連続鋳造方法により鋼片とする。その結果不純物Pの有害元素としての作用が軽減される。
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【課題】取鍋内溶鋼をガス攪拌しながら溶鋼中へワイヤー添加法により鉛を添加し、均一に溶解および分散させることのできる鉛含有鋼の溶製方法を提供する。
【解決手段】取鍋内の溶鋼に鍋底部から不活性ガスを吹き込み、形成されたプルームの領域へ、粒径が0.6mm以下の炭酸カルシウムを2〜10質量%含有する粉状の鉛含有物質を内装した鉄製ワイヤーを装入する溶鋼への鉛の添加方法であって、鉄製ワイヤー装入前の溶鋼温度(V)、溶鋼中のC含有率(X)、Si含有率(Y)、およびMn含有率(Z)が、下記式の関係を満足するように制御する鉛の添加方法である。V≧1630−90×X−6.2×Y−1.7×Z。
前記鉄製ワイヤーとして、断面の外寸法が(15〜17mm)×(7.0〜8.0mm)であり、肉厚が0.3〜0.5mmの角型管に粉状の鉛含有物質を内装した鉄製ワイヤーを用い、鉛換算装入速度で0.4〜0.7kg/(min・t−溶鋼)の鉛を溶鋼中へ装入することが好ましい。 (もっと読む)


【課題】 ステンレス鋼のLF精錬の操業時にCaSiワイヤーを溶鋼に投入することによりCa添加量を調整する方法において、CaSiワイヤーの投入速度を改善し、Ca添加の歩留りを向上させることによりCaSiワイヤーの投入量を低減させる方法を提供することである。
【解決手段】 電気炉で原料のスクラップを溶解および精錬し、得られたステンレス鋼の溶鋼をさらに取鍋精錬し、この精錬の終期にCaSiワイヤーを溶鋼中に投入してCa添加を行って溶鋼の成分を調整する。すなわち、CaSiワイヤーの投入速度を最適の100m/mmの速度にすることで、投入したCaSiワイヤーを取鍋底部に到達させて順次に溶解せしめ、溶鋼中へのCa添加量の歩留りを最大の6.7%に向上させた。 (もっと読む)


【課題】精錬工程のオペレータの経験に頼ることなく、タンディッシュに注湯される溶鋼の温度を適切に制御することができる鍋内の溶鋼温度制御方法を提供する。
【解決手段】溶鋼をタンディッシュまで運搬する鍋1の底部に熱電対6を埋め込むとともに、この熱電対6により検出された温度データを発信する無線送信器7が封入された真空断熱容器8を鍋1の外側に取り付る。この無線送信器7から発信される温度データを、各位置に配置した受信用アンテナ25によって受信して鍋内の溶鋼温度を連続的または断続的に測定し、鍋内の溶鋼温度が適正温度となるように、精錬工程において溶鋼温度を制御する。精錬工程における溶鋼温度の制御は、例えば溶鋼中への酸素吹き込み量の制御によって行うことができる。 (もっと読む)


【課題】真空脱ガス工程における復硫現象を抑制する技術を提供する。
【解決手段】(a)取鍋精錬〜真空脱ガスの溶鋼温度[℃]を1560〜1660とし、(b)取鍋精錬終了〜真空脱ガス開始の時間[min]を60以下とする。(c)攪拌動力[Watt/ton]を15〜110とし、(d)環流流量[ton/min]を130〜195とする。(e)Al投入量[kg/ton]を0.5〜2.0とし、(f)酸素吹付量[Nm3/ton]を0.4〜2.0とする。(g)取鍋精錬工程終了〜真空脱ガス工程終了のスラグ厚み[mm]を200〜400とし、下記式を満足する。(h)取鍋精錬工程におけるスラグ組成を所定の組成とし、スラグ融点を取鍋内溶鋼の温度以下とする。
TL≧11667 L2-9117 L+3030
TL[℃]:前記スラグの液相線温度、L[m]:前記スラグの厚み (もっと読む)


【課題】溶鋼に希土類元素を添加する際に、歩留を向上させると共に、歩留を確実に所望の値にできる溶鋼への希土類元素の添加方法を提供する。
【解決手段】溶鋼を攪拌して当該溶鋼に希土類元素を添加するに際し、溶鋼を攪拌する攪拌動力密度εを1〜20W/tonとし、希土類元素の添加速度を0.05〜1.0kg/min/tonとする。希土類元素を溶鋼に添加する前に、希土類元素を添加する溶鋼に対して攪拌動力密度εが10W/ton以上で且つ10分以上攪拌しつつ溶鋼に含まれるAlの含有量が0.01質量%以上となるように溶鋼にAlを加えて溶鋼の脱酸処理を行う。 (もっと読む)


【課題】取鍋精錬のサイクルタイムを短縮することができる溶鋼処理設備を提供する。
【解決手段】第1処理ステーションと、第2処理ステーションと、第3処理ステーションと、第1処理ステーション、第2処理ステーション及び第3処理ステーションにそれぞれ配置されて溶鋼に対して合金添加を行う合金添加装置5と、第1処理ステーション、第2処理ステーション及び第3処理ステーションにそれぞれ配置されて溶鋼に対して攪拌を行う攪拌装置7と、第2処理ステーションに配置されて溶鋼に対して加熱を行う加熱装置6と、載置した取鍋を第1処理ステーションと第2処理ステーションとの間で搬送する第1搬送台車3aと、載置した取鍋を第2処理ステーションと第3処理ステーションとの間で搬送する第2搬送台車3bとを備えている。 (もっと読む)


【課題】取鍋精錬のサイクルタイムを短縮することができる溶鋼の処理方法を提供する。
【解決手段】取鍋4に収容された溶鋼に対して合金添加を行う第1位置と、第1位置に隣接して取鍋4に収容された溶鋼に対して加熱および合金添加を行う第2位置と、第1位置とは反対側で第2位置に隣接し且つ取鍋4に収容された溶鋼に対して合金添加を行う第3位置との相互間を独立して移動可能な第1搬送台車3a及び第2搬送台車3bによって取鍋を各位置に移動させながら、最適な手順で溶鋼の加熱および溶鋼への合金添加を行う。 (もっと読む)


【課題】極低炭フェライト系ステンレス鋼の溶鋼を鋳型に鋳込みさらに凝固するまでの冷却過程にて凝固組織を微細化させ、等軸晶を増大させた極低炭フェライト系ステンレス鋼、およびその製造方法を提供する。
【解決手段】溶銑を脱炭精錬した後、脱ガス精錬を行ない、さらに脱酸材を添加して脱酸し、得られた溶鋼を取鍋に収容するまでにTiとBを添加して、C:0.01質量%以下,Si:0.03〜0.3質量%,Mn:0.1〜0.5質量%,P:0.05質量%以下,S:0.01質量%以下,Cr:20〜25質量%,Ti:0.2〜0.5質量%,B:0.003〜0.08質量%,Mg:0.0005〜0.01質量%およびN:0.005〜0.015質量%を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなる組成を有する溶鋼を得た後、溶鋼を取鍋に収容しさらに取鍋から鋳型に鋳込む。 (もっと読む)


【課題】二次精錬装置が如何なる状態にあっても最適の撹拌条件が確保でき、且つ該撹拌条件の変更により溶鋼中の介在物量及び種類を安定して制御可能なステンレス鋼の精錬方法を提供する。
【解決手段】二次精錬装置にVOD真空脱ガス装置を用いるステンレス溶鋼の精錬方法は、高クロム含有溶鋼の温度T、浴深さZ及びVOD真空脱ガス槽装置の雰囲気圧力Pを実用範囲に保持し、該高クロム含有溶鋼の下記(1)式で表される撹拌動力密度εと撹拌処理時間tとの積で定義する撹拌強度Sが12000〜15000の範囲になるよう、底吹きガスの流量Q及び/又は撹拌処理時間を調整する。 ε=0.0285×Q×(T/W)×log(1+(Z/148)×(1.013×10/P)) ・・(1) S=ε × t ・・(2) (もっと読む)


【課題】凝固組織を微細化させ等軸晶を増大させた極低炭フェライト系ステンレス鋼、およびその製造方法を提供する。
【解決手段】溶銑を脱炭精錬した後、脱ガス精錬を行ない、さらに脱酸材を添加して脱酸し、得られた溶鋼を取鍋に収容するまでにTiとBを添加して、C:0.01質量%以下,Si:0.03〜0.3質量%,Mn:0.1〜0.5質量%,P:0.05質量%以下,S:0.01質量%以下,Cr:20〜25質量%,Ti:0.2〜0.5質量%,B:0.003〜0.08質量%およびN:0.005〜0.015質量%を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなる組成を有する溶鋼を得た後、溶鋼を取鍋に収容しさらに取鍋から鋳型に鋳込む。 (もっと読む)


【課題】凝固組織を微細化させ、等軸晶を増大させた極低炭フェライト系ステンレス鋼、およびその製造方法を提供する。
【解決手段】溶銑を脱炭精錬した後、脱ガス精錬を行ない、さらに脱酸材を添加して脱酸し、得られた溶鋼を取鍋に収容するまでにNbとBを添加して、C:0.01質量%以下,Si:0.03〜0.3質量%,Mn:0.1〜0.5質量%,P:0.05質量%以下,S:0.01質量%以下,Cr:20〜25質量%,Nb:0.3〜0.7質量%,Al:0.1質量%以下,B:0.003〜0.08質量%およびN:0.005〜0.015質量%を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなる組成を有する溶鋼を得た後、溶鋼を取鍋に収容しさらに取鍋から鋳型に鋳込む。 (もっと読む)


【課題】耐火物の溶損を助長することなく、炉内での総発熱量を増加させることによって、安価な鉱石の使用量を増加できる溶融還元方法を提供する。
【解決手段】鉄浴型溶融還元炉の軸心上に設置された酸化性ガスを供給する上吹きランスとは別に、粉粒状の鉱石を鉄浴型溶融還元炉内に装入する鉱石装入ランスを設置し、鉱石装入ランスの先端部に鉱石の流通孔を設けるとともに燃料と酸素を吹込む噴射孔からなるバーナーを設け、そのバーナーから発生する火炎の中を通過するように鉱石を鉄浴型溶融還元炉内に装入する。 (もっと読む)


【課題】 真空脱ガス設備で溶鋼を脱硫処理するに当たり、取鍋内スラグの組成、溶鋼成分及び真空脱ガス設備における精錬の順序を最適化し、従来に比べて格段に効率良く脱硫処理する方法を提供する。
【解決手段】 大気圧下で脱炭精錬を行う脱炭精錬炉から取鍋への出鋼中に珪素含有合金鉄を投入して取鍋内の溶鋼3の珪素濃度を0.10質量%以上に調整し、出鋼後の前記取鍋内のスラグ4に対してアルミニウムを含有するスラグ改質剤を添加して、前記スラグのトータル.Fe及び酸化マンガンの合計濃度を5質量%以下に調整し、その後、前記取鍋を真空脱ガス設備1に搬送し、真空脱ガス設備で精錬されている減圧下の前記溶鋼の表面に向けて、上吹きランス13を介して脱硫剤を搬送用ガスとともに吹き付けて添加し、前記溶鋼を脱硫処理する。 (もっと読む)


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