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Fターム[4K013DA10]の内容

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Fターム[4K013DA10]に分類される特許

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【課題】低融点酸化物含有フラックスを溶鋼中に極力残存させないための高清浄鋼溶製方法を提供する。
【解決手段】二次精錬設備において、主成分がCaOで、融点が1500℃以下の酸化物またはフッ化物を一種以上含む脱硫フラックスで溶鋼を脱硫した後にAlを溶鋼中に添加し、その後に溶鋼中に酸素ガスを吹き込むまたは吹き付けることを特徴とし、更にその際、Al添加の添加量が0.02〜0.04mass%であり、かつ酸素ガス吹き込みまたは吹き付け量が、溶鋼1tあたり0.1〜0.2Nmであることを特徴とする高清浄鋼の製造方法。 (もっと読む)


【課題】MgO量をコントロールすることによって、非金属介在物中のMgO比率を確実に2.5%以下にする。
【解決手段】高強度鋼線用鋼を製造するに際し、転炉での出鋼時から二次精錬処理までの工程において溶鋼へ添加するMgOの量を、溶鋼1t当たり330g以下とし、転炉の脱炭処理では、転炉へ装入する溶銑の[P]を0.040質量%以下とすると共に、供給するCaO量を原単位で12.0〜21.0kg/tする。供給するMgO量を溶鋼1t当たり100〜1500gとし、上吹きに関し、吹錬開始から60%〜80%の時間の第1上吹き区間と、その後では吹き込む酸素量を変え、底吹きに関し、吹錬開始から吹錬終了まで0.045〜0.075Nm3/分/ton且つ0.040〜0.064Nm3/分/mm2を満たすように底吹きのガスを吹く。これに加え、取鍋精錬時に使用するフラックスを所定の組成にする。 (もっと読む)


【課題】高粘性のモールドフラックスが有する利点を有したまま、鋳造開始直後から安定した緩冷却作用を得る。
【解決手段】化学組成が、質量%で、CaO/SiO2=1.05〜1.60、Al2O3=3〜22%、MgO=4〜14%、(Al2O3+MgO)で表される濃度和が12〜27%、TiO2=4〜13%、(CaO/SiO2−0.8)×TiO2で表される濃度バランス値が1.5〜4.1、(K2O+Na2O+Li2O+F)で表される濃度和が3〜7%である。結晶化温度が1190〜1290℃、1300℃における粘度が0.2〜0.9Pa・s、溶融したモールドフラックスが冷却されながら結晶化する際に、初めに晶/析出したペロブスカイトを核にして、主たる結晶としてのメリライトが晶/析出し、溶融したフラックスを2℃/minの速度で冷却した際の結晶化温度に対する10℃/minの速度で冷却した際の結晶化温度の低下が30℃以下の連続鋳造用モールドフラックスである。
【効果】モールドフラックスの巻き込みが防止され、凝固収縮に起因する変形や割れの無い高品質の鋳片を得ることができる。 (もっと読む)


【課題】CaF2などのフッ素源を含有しないフラックスを用いて、鋼中介在物を微細化すると同時に介在物個数を低減し、清浄性が高く、転動疲労寿命特性に優れた軸受鋼を製造する。
【解決手段】溶鋼を収容する取鍋内にCaO−SiO2系フラックスを添加し、次いで、大気下において、Alにより脱酸された溶鋼と前記フラックスとを攪拌用ガスの溶鋼中への吹き込みによって攪拌し、溶鋼のトータル酸素濃度が0.0030質量%以下となった後に、下記の(1)で定義される[%Ca]effが0.0003質量%以上0.0010質量%以下の範囲内で溶鋼にCaを添加し、その後、真空脱ガス装置において溶鋼を減圧下で精錬する。[%Ca]eff=[質量%Ca]-(0.18+130×[質量%Ca])×[質量%T.O]−(1)。但し、[質量%Ca]は溶鋼中のCa濃度(質量%)、[質量%T.O]は溶鋼中のトータル酸素濃度(質量%)である。 (もっと読む)


【課題】一次精錬から二次精錬にわたる工程においてMgO量をコントロールすることによって、非金属介在物中のMgO比率を確実に3.0%以下にできるようにする。
【解決手段】高強度鋼線用鋼を製造するに際し、転炉での出鋼時から二次精錬処理までの工程において溶鋼へ添加するMgOの量を、溶鋼1t当たり330g以下とし、転炉における脱炭処理を行うに際し、当該転炉へ装入する溶銑の[P]を0.040質量%以下とすると共に、供給するCaO量を原単位で12.0〜21.0kg/tする。供給するMgO量を溶鋼1t当たり100〜1500gとし、上吹きに関し、吹錬開始から60%〜80%の時間の第1上吹き区間と、その後では吹き込む酸素量を変え、底吹きに関し、吹錬開始から吹錬終了まで0.045〜0.075Nm3/分/ton且つ0.040〜0.064Nm3/分/mm2を満たすように底吹きのガスを吹く。 (もっと読む)


【課題】スラグ中での溶解速度が高く、かつハンドリング性の良好なスラグ調整剤を提供すること。
【解決手段】スラグ調整剤は、酸化物換算で20質量%以上、98%質量%以下のMgOを主成分とし、残部がCaO、SiO、カルシウム炭酸化物、及びカルシウム水酸化物の少なくともいずれか1種以上、並びに不可避的不純物からなる原料に、外掛けで0.1質量%以上、2.0質量%以下の発泡剤、及び、外掛けで0.01質量%以上、0.2質量%以下の有機繊維の少なくともいずれか一方を添加し、さらにバインダーを加えて混練、成形、及び乾燥してなる。 (もっと読む)


【課題】ステンレス溶鋼のボイリングや突沸を抑制してステンレス溶鋼中に窒素を迅速且つ効率的に取り込むことが可能な生産性の高い高窒素含有ステンレス鋼の製造方法を提供する。
【解決手段】ステンレス溶鋼の精錬過程において、精錬時の溶鋼温度で溶融するスラグをステンレス溶鋼1トンあたり5kg以上の割合でステンレス溶鋼中に存在させ、窒化フェロ珪素及び窒化珪素から選択される少なくとも1つの窒化合金をステンレス溶鋼に添加することを特徴とする高窒素含有ステンレス鋼の製造方法とする。 (もっと読む)


【課題】疲労による破損に対して良好な耐久性を有し、優れた横目方向の疲労強度、被削性も確保できる機械構造用鋼材の提供。
【解決手段】質量%で、C:0.13〜0.50%、Si:0.03〜1.00%、Mn:0.20〜2.5%、P≦0.040%、S:0.010%超〜0.030%、Cr:0.05〜2.5%、Al≦0.005%、Ca:≦0.0005%、N≦0.020%、O≦0.0020%を含有し、残部はFeと不純物からなる化学成分を有し、非金属介在物について、酸化物の平均組成が、CaO:10〜60%、Al2O3≦35%、MnO≦35%及びMgO≦15%で、鋼材の長手方向縦断面10箇所の100mm2の面積中に存在する酸化物の最大厚さの算術平均の値と硫化物の最大厚さの算術平均の値が、それぞれ、12μm以下及び3.5〜12μmである機械構造用鋼材。 (もっと読む)


【課題】含クロム溶鋼の減圧精錬方法において、連続的に測定した溶鋼温度の情報を基に、溶鋼中[C]濃度を把握し、脱炭条件を制御することで、クロムの酸化損失を少なくする。
【解決手段】減圧下で含クロム溶鋼に酸素ガスと不活性ガスを吹き込んで脱炭精錬を行う方法において、減圧開始時から溶鋼温度を連続的に測定し、測定した溶鋼温度及び計算式を用いて、自然脱炭基、酸素脱炭基および拡散脱炭基の各期毎で精錬条件の制御を行うことにより、脱炭終了時の[C]濃度の予測精度を向上できるとともに、脱炭反応の進行状況を的確に把握することができ、かつ脱炭酸素効率を安定的に高位に保つことができる。 (もっと読む)


【課題】溶鋼の温度調整すると共に、溶鋼を攪拌しながら精錬を行う取鍋精錬において、正確且つ確実に溶鋼温度の調整を行うことができるようにする。
【解決手段】精錬処理中の溶鋼温度を計測し、この計測値を基準として溶鋼2の温度調整すると共に、溶鋼2を攪拌しながら精錬を行う取鍋精錬方法において、溶鋼2を攪拌する前後の計測値を基準として溶鋼2の温度調整を行うに際しては、計測値に基づいて溶鋼2全体の温度を示す代表温度からのズレ量を求め、このズレ量に基づき温度調整量を求めて溶鋼2の温度調整を行う。 (もっと読む)


【課題】 添加する精錬剤を十分に加熱でき、CaF2を含有しない脱硫剤を用いた場合でも高い脱硫効率を得ることができるのみならず、真空槽の予熱や地金溶解、溶鋼の昇温、溶鋼の脱炭処理なども実施することのできる加熱・精錬方法を提供する。
【解決手段】 ランス先端の中央部に、酸素ガス、不活性ガス、粉体状精錬剤の3種のそれぞれを独立して噴出することの可能なノズルが配置され、該ノズルの周囲に、燃料及びその燃焼用ガスを噴出する燃焼バーナーが二箇所以上に配置された複合ランス13を真空槽5に挿入して行う、真空脱ガス装置における加熱・精錬方法であって、(A)脱ガス処理前の真空槽の予熱、(B)脱ガス処理中の溶鋼3の加熱・昇温、(C)脱ガス処理中の溶鋼の脱炭処理、(D)脱ガス処理中の溶鋼の脱硫処理などの精錬、(E)脱ガス処理中または脱ガス処理後の真空槽の内壁の付着物の加熱溶融除去の中の少なくとも1つを実施する。 (もっと読む)


【課題】高強度で優れた耐孔あき腐食性を有し、安価に製造できることから、特に自動車のシャーシ、バンパーや足廻り部品に代表される構造部材の素材として用いるのに最適な熱延鋼板を提供する。
【解決手段】C:0.01%以上0.35%以下、Si:0.01%以上2.0%以下、Mn:0.1%以上3.0%以下、P:0.3%以下、S:0.01%以下、Al:0.005%以上2.0%以下、N:0.01%以下およびTi:0.01%以上0.25%以下を含有し、残部Fe及び不純物からなる鋼組成を有するとともに、鋼板表面から板厚方向50μm深さ位置までの鋼板表層部の板厚方向断面における粒径5μm以上の介在物、晶出物および析出物の合計の数密度が50個/mm以下である熱延鋼板である。 (もっと読む)


【課題】溶鋼に対して攪拌精錬を行うことで高強度鋼線用鋼の製造するに際し、疲労性に優れた高強度鋼線用鋼を製造することができるようにする。
【解決手段】溶鋼3に対して攪拌精錬を行うことで高強度鋼線用鋼の製造する製造方法であって、精錬後の溶鋼中の[Si]を0.8〜3.0質量%に設定すると共に、精錬に使用するスラグSの塩基度を前記溶鋼の[Si]に基づいて式(1)の範囲内に設定し、攪拌精錬における攪拌動力量Eを、スラグSの塩基度に基づいて設定して攪拌精錬を行う。 (もっと読む)


【課題】本発明は、設備費や処理コストの高いLF装置や真空脱ガス装置を使うことなく、また環境に悪影響を与えることなく、より簡便に、高効率でかつ安定して脱硫処理する精錬方法を提供する。
【解決手段】溶鉄を脱硫精錬するに際し、脱硫剤を添加して脱硫を施しながら、溶鉄表面を覆った脱硫スラグの上部から水素ガスまたは水素ガスを30体積%以上含む不活性ガス(水素含有ガス)を吹き付ける。または、第一工程として脱硫剤を添加して脱硫を施し、第二工程として溶鉄表面を覆った第一工程の脱硫スラグの一部あるいは全部を残し、該スラグ上部から水素含有ガスを吹き付ける。水素含有ガスを吹き付けることにより、脱硫スラグからの気化脱硫が進行するので、溶鉄からスラグへの脱硫が継続し、優れた脱硫能力を発揮する。また、脱硫剤として実質的にフッ素を含まないフラックスを使用する。さらに、発生したスラグを、再度脱硫剤として用いる。 (もっと読む)


【課題】 本発明は、設備費や処理コストの高いLF装置や真空脱ガス装置を使うことなく、また環境に悪影響を与えることなく、より簡便に、高効率でかつ安定して脱硫処理する精錬方法を提供する。
【解決手段】 溶鉄を脱硫精錬するに際し、第一工程として脱硫剤を添加して脱硫を施し、第二工程として溶鉄表面を覆った第一工程の脱硫スラグの一部あるいは全部を残し、該スラグ上部から酸素ガスまたは酸素ガスを81体積%以上含む不活性ガスを吹き付けて、第二工程後の溶鉄中S濃度を第一工程後のS濃度よりも低くする。また、第二工程に引き続き、さらに第三工程として脱酸剤により溶鉄とスラグを脱酸する。また、さらに脱硫剤として実質的にフッ素を含まないフラックスを使用する。 (もっと読む)


【課題】 本発明は、設備費や処理コストの高いLF装置や真空脱ガス装置を使うことなく、また環境に悪影響を与えることなく、より簡便に、高効率でかつ安定して脱硫処理する精錬方法を提供する。
【解決手段】 溶鉄を脱硫精錬するに際し、第一工程として脱硫剤を添加して脱硫を施し、第二工程として溶鉄表面を覆った第一工程で生成した脱硫スラグの一部あるいは全部を残し、水素ガスまたは水素ガスを1体積%以上含むアルゴンガスをプラズマガスとして該スラグ上面に照射する。また、脱硫剤として実質的にフッ素を含まないフラックスを使用する。さらに、発生したスラグを、再度脱硫剤として用いる。 (もっと読む)


スラグ中の(Cr)含有量と適正な組成及び液相分率を制御して真空脱炭精錬効率を極大化し、従来の技術に対して短時間内に溶鋼中の炭素濃度を極低水準として含むフェライト系ステンレス鋼を製造する。本方法は、AOD精錬炉にて粗脱炭及び脱窒後、未脱酸状態で溶鋼を取鍋に出鋼した後、取鍋の溶鋼上部の未脱酸スラグを除去し;取鍋を大型真空槽に安着して減圧した後、溶鋼上部からランスを介して酸素ガスを吹き込んで脱炭反応を行い;酸素吹錬の開始時点でAlを投入してAlを生成させ;酸素吹錬の終了時点で生石灰を投入してCaO−Al−Cr−MgO系スラグを形成させ、酸素吹錬の終了後、流動性が良好なスラグと溶鋼との反応を通じてスラグ中の[Cr]と溶鋼中の[C]との反応により真空微細脱炭が促進され;真空微細脱炭効率を極大化するため取鍋底の多孔性プラグを介してArのような不活性ガスを供給する。
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【課題】スラグ組成、溶鋼の昇熱処理、攪拌処理およびCa添加の適正化により、優れた耐サワー性能と清浄度を有する鋼管用高強度耐HIC鋼およびその製造方法を提供する。
【解決手段】(1)C、Mn、Si、P、S、Ti、Al、Ca、N及びO、並びに必要に応じてCr、Ni、Cu、Mo、V、B及びNbの一種以上を所定量含有し、残部がFe及び不純物からなる鋼であって、鋼中介在物がCa、Al、O及びSを主成分とし、介在物中のCaO含有率が30〜80%、かつ、鋼中N含有率(ppm)と介在物中のCaO含有率(%)との比が下記(1)式を、介在物中のCaS含有率(%)が下記(2)式を満足する耐サワー性能に優れた鋼管用鋼である。
0.28≦[N]/(%CaO)≦2.0・・・・(1)、 (%CaS)≦25%・・・・(2)
(2)鋼中N含有率(ppm)と溶鋼中へのCa添加量WCA(kg/t)との比が下記(3)式を満足するようにCaを添加する前記(1)の鋼管用鋼の製造方法である。200≦[N]/WCA≦857・・(3) (もっと読む)


【課題】 AlレスTi−REM脱酸した極低炭素鋼の連続鋳造において,連続鋳造の取鍋交換部近傍でも安定的にノズル閉塞を防止するための方法を提供する。
【解決手段】 溶鋼のAl濃度が0.015質量%以下のTi−REM脱酸した極低炭素鋼を鋳造するに当たり,取鍋中のスラグ成分を以下の値にして鋳造することを特徴とする連続鋳造方法。このため、出鋼後のスラグに金属Al,金属Tiもしくはその合金を改質剤として取鍋流出スラグ1ton当たり金属Alもしくは金属Ti換算で50〜200kgを添加し,さらに出鋼中もしくは出鋼後のスラグにCaOやCaOを含むフラックスを取鍋流出スラグ1ton当たりCaO換算で200〜500kg添加すると好ましい。
FeO+MnO≦14質量%
Al23≦40質量% (もっと読む)


【課題】 RH真空脱ガス装置を用いてAlレス極低炭素鋼を溶製するに当たり、スラグ及び脱酸生成物によるRH真空脱ガス装置の耐火物の溶損を防止することができ、その結果、RH真空脱ガス装置の生産性を向上させ、製造コストを従来に比較して大幅に低減することのできる精錬方法を提供する。
【解決手段】 未脱酸状態の溶鋼3をRH真空脱ガス装置1により真空脱炭処理し、その後、脱酸用Si源をRH真空槽5内の溶鋼に添加して脱酸処理し、Al含有量が0.001質量%以下であるAlレス極低炭素鋼をRH真空脱ガス装置で溶製する、RH真空脱ガス装置による溶鋼の精錬方法であって、真空脱炭処理末期の脱酸用Si源の投入前、脱酸用Si源の投入と同時、脱酸用Si源の投入後、のうちの少なくとも何れか1つの時期に、RH真空槽内の溶鋼にMgOを主成分とするフラックス16を添加する。 (もっと読む)


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