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Fターム[4K013DA10]の内容

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Fターム[4K013DA10]に分類される特許

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【課題】還元スラグを有効に活用するために、還元スラグを用いた鉄鋼製造に有用な脱リン用造滓材を提供すること、及び該脱リン用造滓材の製造方法を提供すること。
【解決手段】還元精錬時に発生する還元スラグ1を取り出し、脱硫工程200で前記還元スラグ1に水分を接触させて脱硫して脱硫還元スラグとし、混合工程250で脱硫還元スラグとFeO成分を混合し、成形工程300で前記混合物を所定形状に成形して成形物とし、固化工程400で前記成形物を二酸化炭素により固化してCO固化体からなる造滓材2とし、該造滓材2を二次精錬時の初期脱リン用造滓材として用いる。 (もっと読む)


【課題】還元スラグを有効に活用するために、還元スラグを用いた鉄鋼製造に有用な脱酸用造滓材を提供すること、及び該脱酸用造滓材の製造方法を提供すること。
【解決手段】還元精錬時に発生する還元スラグ1を取り出し、脱硫工程200で前記還元スラグ1に水分を接触させて脱硫して脱硫還元スラグとし、混合工程250で脱硫還元スラグとAl及び金属アルミニウムを混合し、成形工程300で前記混合物を所定形状に成形して成形物とし、固化工程400で前記成形物を二酸化炭素により固化してCO固化体からなる造滓材2とし、該造滓材2を二次精錬時の脱酸用造滓材として用いる。 (もっと読む)


【課題】真空脱ガス工程における復硫現象を抑制する技術を提供する。
【解決手段】(a)取鍋精錬〜真空脱ガスの溶鋼温度[℃]を1560〜1660とし、(b)取鍋精錬終了〜真空脱ガス開始の時間[min]を60以下とする。(c)攪拌動力[Watt/ton]を15〜110とし、(d)環流流量[ton/min]を130〜195とする。(e)Al投入量[kg/ton]を0.5〜2.0とし、(f)酸素吹付量[Nm3/ton]を0.4〜2.0とする。(g)取鍋精錬工程終了〜真空脱ガス工程終了のスラグ厚み[mm]を200〜400とし、下記式を満足する。(h)取鍋精錬工程におけるスラグ組成を所定の組成とし、スラグ融点を取鍋内溶鋼の温度以下とする。
TL≧11667 L2-9117 L+3030
TL[℃]:前記スラグの液相線温度、L[m]:前記スラグの厚み (もっと読む)


【課題】製鋼二次精錬工程における溶鋼の脱硫方法に関し、Al23介在物による脱硫能低下を抑制することで二次精錬工程での高い脱硫率を実現し、脱硫剤使用量を少なくしても低硫域まで脱硫でき、さらに耐火物溶損も軽減する方法を提供する。
【解決手段】脱炭精錬後に転炉から取鍋へ溶鋼を出鋼する際にフェロシリコンをSi換算で溶鋼1t当たり2kg以上投入し、続く二次精錬工程の真空脱ガス設備において、Alを溶鋼1t当たり0.2kg以上投入し、溶鋼を3分以上10分以下循環した後に脱硫剤をArとともに吹き込むことを特徴とする溶鋼の脱硫方法である。CaO、CaF2、MgOおよび不可避的不純物から構成され、その組成が1.0≦CaO/CaF2≦3.0を満たし、かつMgOが10質量%以上40質量%以下である脱硫剤を使用すると好ましい。 (もっと読む)


【課題】 EF−LF−RH工程で高Ni−Fe合金鋼の極低のS、C及びSi化を図り、2次精錬でAl23非金属介在物を生成することなく、非金属介在物を低融点可塑性のスペーサタイトのMnO・Al23・SiO2に形態制御する。
【解決手段】 EFでスクラップ、合金を溶解し、LFで高塩基度スラグを用い、不純物以外の金属Alを使用せず、LFからRH終了までに精錬、脱硫、高塩基度スラグ除去し、低塩基度とAl23含有フラックスを投入してスラグ置換し、脱酸時にSi添加してLF終了し、RHで酸素吹精して脱炭、脱Siし、脱炭中は鋼中Siを残存させ、脱炭終了後に高CのMnおよびSiを投入して脱酸し、攪拌時間を置いて溶鋼の脱酸とAl23の還元を促進し、非金属介在物をスペーサタイトのMnO・Al23・SiO2に形態制御し、Si≦0.03%、C≦0.006%、S≦30ppm、O2≦60ppmの高Ni−Fe合金鋼を得る。 (もっと読む)


【課題】 比較的簡便に製造可能で、特にフッ素を含有しなくても高効率で溶融鉄の脱硫処理を可能にする脱硫剤を提供する。
【解決手段】 上記課題を解決するための脱硫剤は、CaOを主成分とする粉状の石灰と、Al23 及びSiO2 を主に含有し且つ予め溶融した後に固化した固体粉状物質と、を含有することを特徴とする。この場合に、前記固体粉状物質と前記石灰との配合質量比(固体粉体物質の配合量(質量%)/石灰の配合量(質量%))を0.05以上1.0以下とする、前記固体粉状物質の平均粒子径を15μm以下とする、前記脱硫剤の塩基度(質量%CaO/質量%SiO2)を3.5以上とすることで、より一層脱硫効率が向上する。 (もっと読む)


【課題】スラグ組成、溶鋼の昇熱処理、攪拌処理および取鍋蓋開口部の不活性ガスパージの適正化により、極低硫低窒素高清浄鋼を効率よく安定して溶製できる方法を提供する。
【解決手段】溶鋼を下記の工程1〜3の順序により処理する極低硫高清浄鋼の溶製方法である。工程1:大気圧下において取鍋内溶鋼にCaO系フラックスを添加する、工程2:取鍋蓋を設置し、取鍋内溶鋼中に攪拌ガスを吹き込んで蓋の内側への大気の侵入を抑制しながら攪拌するとともに、溶鋼に酸化性ガスを供給し、生成した酸化物をCaO系フラックスと混合してカバースラグを形成する、工程3:酸化性ガスの供給を停止し、取鍋内溶鋼中に攪拌ガスを吹き込んで脱硫および介在物除去を行う。さらに、蓋の開口部を不活性ガスによりパージするか、工程3の後に工程4として溶鋼のRH真空脱ガス処理に際し、溶鋼中の介在物の低減および脱窒処理などを行ってもよい。 (もっと読む)


【課題】前処理および設備の変更を伴わずに簡便に実施することができ、溶鋼中の硫黄および水素の含有量が少ない取鍋精錬方法を提供する。
【解決手段】取鍋3に受けた前記溶鋼を昇温する前または昇温途中に、MgO≧95%、CaO=0%である第1のフラックスを溶鋼1トンあたり5〜8kg添加し、第1のフラックスの添加後に、生石灰および/またはフッ化カルシウム(CaF2)を有する第2のフラックスを添加し、第1のフラックスおよび第2のフラックスの添加の結果として、精錬後のスラグが下記成分となるように溶鋼の2次処理を行う。
CaO :20〜40mass%
SiO2 :20〜30mass%
CaF2 :10〜20mass%
MgO :20〜25mass%
T.Fe+MnO+Cr23 ≦2.0mass%
(CaO+MgO)/SiO2 :1.5〜3.0 (もっと読む)


【課題】 転炉出鋼時に普通鋼或いは低硫鋼のS含有量が目標S濃度の上限を外れた場合、製造工程に撹乱を生ずることなく、且つ、製造コストの上昇を抑えしかも安定してこれらのS含有量を目標上限以下に低減することのできる脱硫方法を提供する。
【解決手段】 溶銑の脱炭精錬により得た溶鋼を転炉から取鍋に出鋼し、取鍋内溶鋼の湯面上に存在するスラグの還元処理を行った後、溶鋼をRH真空脱ガス装置にて二次精錬するに当たり、RH真空脱ガス装置にて溶鋼中にAlを投入して溶鋼を脱酸した後、RH真空脱ガス装置に設けた上吹きランスから、真空脱ガス槽内の溶鋼湯面に向けてCaOを48〜58mass%、Al23 を42〜52mass%含有し、CaF2 を含有しない脱硫用プリメルトフラックスを吹き付けて溶鋼を脱硫する。その際に、脱硫用プリメルトフラックスを吹き付ける前に、真空脱ガス槽内の溶鋼にMgOを投入することが好ましい。 (もっと読む)


【課題】ステンレス鋼に含有される介在物、特に硬質介在物を低減し、製品の表面疵や加工時の割れを防止可能な溶融金属精錬用浸漬管の提供。
【解決手段】本体が、SiO2:5%以下、C:35%以下、SiC:10%以下,Al2O3:40〜80%,残部がその他の耐火成分および不可避的不純物からなる組成を有するAl2O3-C系耐火物からなるとともに、本体の外周の一部が、C:30%以下、SiC:10%以下,ZrO2:60〜90%,残部がその他の耐火成分および不可避的不純物からなる組成を有するZrO2-C系耐火物からなる浸漬管1を、ステンレス溶鋼3に浸漬し、浸漬管1の内部にガス5を吹き込みながらガス5の圧力を変化させることにより浸漬管1の内部にステンレス溶鋼3の下降流7を生成し、下降流7により容器2の底部へ向かう、ガスの円環状気泡8を生成することにより、ステンレス溶鋼3に含まれる介在物8bを低減する。 (もっと読む)


【課題】スラグ成分組成、溶鋼の昇熱処理および攪拌処理の適正化により、脱硫と清浄化とを同時に促進させ、極低硫高清浄鋼を効率よく安定して溶製できる方法を提供する。
【解決手段】溶鋼を下記の工程1〜4により処理する極低硫高清浄鋼の溶製方法である。工程1:大気圧下において取鍋内溶鋼にCaO系フラックスを添加する工程、工程2:工程1の後に取鍋内溶鋼中に攪拌ガスを吹き込んで攪拌するとともに、溶鋼に酸化性ガスを供給し、生成した酸化物をCaO系フラックスと混合する工程、工程3:酸化性ガスの供給を停止し、取鍋内溶鋼中に攪拌ガスを吹き込んで脱硫および介在物除去を行う工程、工程4:工程3の後に溶鋼をRH真空脱ガス装置を用いて処理するに際し、RH真空槽内に酸化性ガスを供給して溶鋼温度を上昇させる工程。前記の溶製方法において、工程1または工程2においてAlを添加し、工程4を省略してもよい。 (もっと読む)


【課題】 上吹きランスから酸素含有ガスを吹き付けて溶融金属を酸化精錬するに当たり、上吹きジェットの動圧を調整することが可能であり、これにより、溶融金属に付与する攪拌力を容易に増大させることができ、同一ランスであっても種々の状況に適確に対処することのできる溶融金属の酸化精錬方法を提供する。
【解決手段】 上吹きランス1の中心に設置されたラバールノズル形状の中心孔4から、超音速ガスの噴流を溶融金属の浴面に向けて供給するとともに、該噴流の周囲に、燃料ガス供給ノズル6から供給する燃料ガスを燃焼させて火炎包囲帯を形成させ、且つ、前記中心孔の周囲に設置された3孔以上の周囲孔5から酸素含有ガスを溶融金属の浴面に向けて供給して精錬する。 (もっと読む)


【課題】鋼塊にスラグ巻き込みに起因する介在物がほとんど存在しない高清浄鋼を製造する。
【解決手段】1回目の2次精錬処理では、攪拌動力密度が5〜60W/tonとなるように吹き込みガスの流量を調整すると共に、脱ガス処理後のスラグ組成が、CaO/SiO2≧3.5且つCaO/Al23=1.5〜3.5且つT.Fe+MnO≦1.0質量%となるようにスラグ調整を行い、脱ガス処理では、その中期までは攪拌動力密度が50〜200W/tonとなるように吹き込みガスの流量を調整し、中期以降は攪拌動力密度が140W/ton以下(0W/tonを除く)となるように吹き込みガスの流量を調整し、2回目の2次精錬処理では、攪拌動力密度が25W/ton以下(0W/tonを除く)となるように吹き込みガスの流量を調整する。 (もっと読む)


【課題】従来は微細介在物の浮上分離の点で不利とされていた取鍋精錬炉においても介在物の浮上分離を確実に実現し、さらには脱硫を適切に行うための方途について提案する。
【解決手段】取鍋精錬炉内の溶鋼を、該取鍋底部からの不活性ガスの吹き込み並びに電磁攪拌の併用により攪拌して精錬を行うに当り、脱ガス処理時は、電磁攪拌による溶鋼流動を、取鍋内壁に沿って上昇し前記不活性ガス上昇領域にて下降する向きに誘導する。 (もっと読む)


【課題】本発明は、既存の電気炉及び脱ガス装置を用い、COの大気放出量の削減を図りながら低コストで低窒素鋼を溶製可能とする「溶鋼の脱窒方法」を提供することを目的としている。
【解決手段】電気炉で鉄スクラップを主鉄源として溶鋼を溶製し、別の精錬容器に出鋼,保持した後、該溶鋼の浴面上に、加炭することなくCaOを投入してから、Al含有物資を添加し、当該溶鋼に酸素含有ガスを供給する。その際、前記精錬容器に出鋼する溶鋼の炭素含有量を0.01〜0.05質量%としたり、前記Al含有物資及びCaOの投入量は、スラグのCaO/Alが0.8〜1.2となるように、Al量で3〜20kg/steel−トン及びCaO量で1〜50kg/steel−トンとするのが好ましい。 (もっと読む)


【課題】鋼中の酸素、窒素およびイオウの含有量を画期的に低減した、高度に清浄な鋼の製造を可能にする、製鋼用のフラックスを提供する。
【解決手段】重量で、CaO:30〜57%、Al23:35〜64%およびMgO:5〜17%からなり、図1に示したMgO−CaO−Al23系ダイアグラムにおける、下記の諸点A〜Eを結ぶ範囲内の組成を有し、アルミナ活量の値が10−2以下である領域の組成を有する合成フラックス。
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【課題】融点が1500℃に達するような鉄基、ニッケル基あるいはコバルト基合金または多成分系合金等の超高純度高融点金属を誘導溶解するにあたって、ハロゲン化合物系の精錬剤を使用してもるつぼを損傷することがなく、さらに多量のハロゲン化合物系の精錬剤の使用を可能にして高精錬能を発揮し、しかも電力効率を低下しないで誘導溶解できる装置および方法を提供すること。
【解決手段】冷却材を導入できるようにした複数の管状セグメントを筒状に配設して周胴部を構成したセグメント式るつぼを内蔵する誘導溶解装置であって、各管状セグメントの隣接間に距離が1.5〜15mmの間隙を設け、この間隙および周胴部内周面に、元素周期表の特定族金属元素のハロゲン化物の単体または同金属元素のハロゲン化物、酸化物、炭化物もしくは窒化物の混合物の層を形成した誘導溶解装置および上記るつぼを強制冷却しながらハロゲン化物系のフラックスを用いて鉄基合金等を誘導溶解する方法。 (もっと読む)


【課題】溶鋼の環流流量を十分に確保できるRH脱ガス精錬装置を提供する。
【解決手段】RH脱ガス精錬装置100を下記の如く構成する。即ち、真空槽1の槽底における耐火物の厚みAは300mm以上500mm以下であり、鉄皮の厚みBは25mm以上である。環流管5の長さCは200mm以上400mm以下であり、浸漬管6の長さDは500mm以上1000mm以下である。前記の環流管5と浸漬管6に設けられるフランジの厚みWは夫々40mm以上である。 (もっと読む)


【課題】溶鋼などの金属融体中における介在物を簡易に除去することが可能な、新規な方法及び装置を提供する。
【解決手段】円筒形の容器11の外周面において回転運動発生コイル12を設けるとともに、容器11の外周面において軸方向運動発生コイル13を設ける。回転運動発生コイル12から生じたローレンツ力によって、容器11内に容れられた金属融体Sに対して回転運動を生ぜしめ、軸方向運動発生コイル13から生じたローレンツ力13によって、金属融体Sに対して軸方向運動が生ぜしめ、金属融体S内に含まれる介在物を凝集及び肥大化させ、その後、除去する。 (もっと読む)


【課題】従来のように、環境に有害なフッ素を含有する蛍石を使用することなく、極低Alかつ極低硫黄の含クロム溶鋼を製造できる極低硫含クロム溶鋼の製造方法を提供する。
【解決手段】予備処理を施した溶銑にクロム源を添加し、吹酸処理して粗溶鋼を溶製する一次精錬を行った後、粗溶鋼が含有する成分の調整をして溶鋼を製造する二次精錬を行う含クロム溶鋼の製造方法において、二次精錬の際に、粗溶鋼及び粗溶鋼を覆うスラグ中の硫黄分の総量を、溶鋼の目標硫黄量の1.5倍以下に調整した後、スラグの組成を、CaO/SiO2:1.5以上2.2以下、Al23:12質量%を超え18質量%以下にする。 (もっと読む)


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