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Fターム[4K013FA13]の内容

溶融状態での鋼の処理 (7,585) | 制御、測定又は数値限定 (648) | 特定時点での制御 (44)

Fターム[4K013FA13]に分類される特許

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【課題】高い溶接性や優れた靱性の確保のために、Alの含有量が0.004〜0.01%という低い値であるにも拘わらず高い清浄性を有する低Al含有鋼を提供する。
【解決手段】C:0.0015〜0.8%、Si:0.01〜0.8%、Mn:0.1〜2%、NiとCrの合計:0.01〜11%、Al:0.004〜0.01%、O:0.0025%以下、B:0.0035%未満、Nb:0.1%未満、P:0.015%未満、S:0.0035%未満を含有し、残部はFeおよび不純物からなる化学組成で、鋼中における介在物が、質量%で、SiO2を1〜12%含有し、残部はAl酸化物およびMn酸化物のうちの1種以上からなるものである高い清浄性を有する低Al含有鋼。 (もっと読む)


【課題】非金属介在物の低減を十分行って、清浄度の高い鋼を製造する高清浄度鋼の製造方法を提供する。
【解決手段】転炉から出鋼した溶鋼に対して取鍋精錬を行った後、還流式真空脱ガス装置で真空脱ガス精錬することで高清浄度鋼を製造する高清浄度鋼の製造方法において、取鍋精錬後のAlの成分値が0.030%〜0.070%となるように精錬すると共に、取鍋精錬後のスラグの組成であるFeO、MnO、CaO、SiO2、MgO、Al23、TiO2を最適化する。また、真空脱ガス精錬の際に、攪拌時間及び溶鋼還流量を最適化する。 (もっと読む)


【課題】真空脱炭処理法によって低炭素高マンガン鋼を溶製する際に、マンガンの酸化を抑えて効率良く脱炭し、安価に且つ容易に低炭素高マンガン鋼を溶製できる低炭素高マンガン鋼の溶製方法を提供する。
【解決手段】1つ目の手段は、真空脱炭処理前の溶鋼中溶存酸素濃度を0.01質量%以下とし、2つ目の手段は、真空脱炭処理時の酸素ガスと不活性ガスとの混合ガスの濃度比を真空脱炭処理中に変更し、3つ目の手段は、真空脱炭処理時の上吹きランスからの酸素ガスの供給量(FO2)と(1)式で定義される溶鋼の環流量(Q)とを、(2)式の範囲内とする。但し、Qは溶鋼の環流量、Gは環流用Arガス流量、dは浸漬管内径、P1は環流用Arガス吹き込み点の圧力、P2は真空槽内圧力、FO2は上吹きランスからの酸素ガスの供給量である。Q=11.4×G1/3×d4/3×[ln(P1/P2)]1/3…(1)0.15≦FO2/Q≦0.30…(2) (もっと読む)


【課題】Bを添加した低炭快削鋼の製造において、連続鋳造用スライディングノズルプレートの溶損を防止する製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.005〜0.2%、Si:0.5%以下、Mn:0.3〜3.0%、P:0.2%以下、S:0.03〜1.0%、B:0.001〜0.015%、O:0.005〜0.035%、N:0.003〜0.015%、Al:0.01%以下、Zr:0.004〜0.04%を含有し、残部がFeおよび不可避不純物からなる鋼を、ZrO2系スライディングノズルプレートを用いて連続鋳造により製造するに際し、連続鋳造に供する溶鋼中酸化物中の平均ZrO2濃度を質量%で10〜70%とすることを特徴とするB含有低炭非鉛快削鋼の製造方法。 (もっと読む)


【課題】 RH真空脱ガス装置において溶鋼を精錬する際に、溶鋼温度調整用の冷材の使用量を規定しなくても且つ最小限の脱ガス処理時間の延長によって、冷材添加によって発生した介在物を分離させ、介在物の極めて少ない高清浄度鋼を安定して溶製する。
【解決手段】 RH真空脱ガス装置で処理中の溶鋼に温度調整用の冷材を添加して溶鋼温度を調整するに際し、冷材を溶鋼に添加した後、更に、下記の(1)式及び(2)式によって算出される必要延長時間のうちでどちらか長い方の必要延長時間以上にわたって溶鋼を環流する。但し、(1)式及び(2)式において、tは必要延長時間、kは脱酸速度定数、Wc は冷材の添加量、Wm は溶鋼量、Oc は冷材の酸素濃度、Om は冷材添加時の溶鋼中酸素濃度、Qは溶鋼環流量である。
t=0.9×Wc×(Oc-Om)/(k×Wm×Om ) …(1)
t=Wm/Q …(2) (もっと読む)


【課題】脱炭工程において、スロッピングの発生が防止されながら、高濃度のMnを含有する溶鋼中の炭素が安全に除去される、高Mn鋼の製造方法を提供する。
【解決手段】高Mn鋼の製造方法は、原材料を溶解し、第1の溶鋼を得る溶解工程S10と、前記第1の溶鋼に造滓剤を添加するとともに酸素ガス及び不活性ガスを吹き込んで前記第1の溶鋼中の炭素を除去し、第2の溶鋼を得る脱炭工程S20と、前記第2の溶鋼の成分を調整し、第3の溶鋼を得る成分調整工程S30と、前記第3の溶鋼を鋳込み、10質量%以上20質量%以下のMn及び0.15質量%以下のCを含有する鋳塊を得る鋳込み工程S40とを備える。前記第1の溶鋼は、0.20質量%以下のSiと0.30質量%以下のCとを含有する。 (もっと読む)


【課題】アルミナクラスターによって生じる溶鋼のノズル詰まりや溶鋼の品質低下を確実に防止できるアルミキルド鋼の製造方法を提供する。
【解決手段】溶鋼を取鍋,タンディッシュ経由で鋳型に注入して連続鋳造し,アルミキルド鋼を製造する際に,溶鋼にAlを添加して脱酸した後,REMを下記(1)式に示す範囲内の添加量で添加する。
0.025×(T.[O]+ΔO)<W<0.05×(T.[O]+ΔO)・・・(1)
[但し,W:REMの添加量(質量ppm),T.[O]:REM添加前に溶鋼が含有する総酸素量(質量ppm),ΔO:REM添加後からタンディッシュ到達までの間に予測される溶鋼の酸素増加量(質量ppm)] (もっと読む)


【課題】注湯温度のバラツキを考慮しつつ、当該注湯温度を好ましいとされる温度範囲内とできる鉄鋼の製造プロセスの操業方法を提供する。
【解決手段】取鍋内の溶鋼の、溶鋼処理終了時点から鋳型への注湯開始時点までの温度降下幅ΔTdを予測する。前記温度降下幅の高温側最大バラツキ幅ΔTdu及び低温側最大バラツキ幅ΔTddを予測する。前記取鍋内の溶鋼の、溶鋼処理終了時点における溶鋼温度としての処理終了温度Th1が下記式(1)及び(2)を同時に満足するように溶鋼処理設備を操業する。
Th1≦Tcmax+ΔTd(t)−ΔTdu(t)・・・(1)
Th1≧Tcmin+ΔTd(t)+ΔTdd(t)・・・(2)
ただし、Tcmaxは溶鋼の、鋳型へ注湯される際の好適な温度の範囲としての注湯温度範囲の上限値であり、Tcminは前記注湯温度範囲の下限値である。 (もっと読む)


【課題】出鋼温度の時間変化を、そのバラツキ量も併せて予測する。
【解決手段】少なくとも、溶鋼温度及びスラグ温度と、取鍋耐火物の温度としての初期耐火物温度と、溶鋼処理及び鋳造処理の操業スケジュールと、に基づいて取鍋からの出鋼温度の時間変化を、非定常伝熱計算により予測する出鋼温度予測方法において、前記初期耐火物温度は、標準値及び上限値、下限値のうち少なくとも2つの値を含むものとし、前記耐火物温度夫々の場合において前記非定常伝熱計算を実行する。 (もっと読む)


【課題】 真空脱ガス設備を用いて溶鋼の真空脱炭精錬を行う際に、比較的簡単な方法でありながら、真空脱炭精錬の終点を精度良く判定することができ、過度の脱炭精錬を防止することが可能となる脱炭終点判定方法を提供する。
【解決手段】 真空脱ガス設備1を用いて減圧下で溶鋼3の脱炭精錬を行うに当たり、予め、溶鋼中の炭素濃度と溶鋼中の溶存酸素濃度と真空脱ガス設備から排出される排ガス中のCOガス濃度との3者の関係を求め、精錬中に計測される溶鋼中の溶存酸素濃度と排ガス中のCOガス濃度とから、前記3者の関係に基づいて推定される溶鋼中炭素濃度が目標とする炭素濃度になった時点を、脱炭精錬の終了時点と判定する。 (もっと読む)


溶鋼中のアルミナ介在物の濃度を制御して凝固時にフェライトの不均一な核生成サイトとして作用する有効TiNの生成効果を極大化して等軸晶率が向上するようにする凝固組織が微細なフェライト系ステンレス鋼の製造方法及びこれにより製造されるフェライト系ステンレス鋼に関し、脱炭反応が行われる段階と、Alを投入する段階と、複合脱酸段階と、合金化段階と、第1次判別段階と、第2次判別段階と、連続鋳造する段階とを含んでなる。
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【課題】簡易な調整で窒素濃度の的中精度を向上できると共に、要求される窒素濃度の範囲が小さな鋼種であっても目的とする窒素濃度の鋼を製造しやすくなる。
【解決手段】真空脱ガス処理の際に、まず窒素吹込時間だけ窒素ガスを吹き込んで加窒を行った後、残りの吹込時間、アルゴンガスを吹き込んで脱窒を行う。このとき、脱ガス処理を開始する際に溶鋼のサンプルを採取し、脱ガス処理中にサンプルを分析して脱ガス処理開始時の溶鋼の窒素濃度に求め、その求めた窒素濃度に基づき、脱ガス処理終了時の窒素濃度が目標窒素濃度となる上記窒素吹込時間を算出し、その算出した窒素吹込時間となったら、窒素ガスからアルゴンガスに吹き込む不活性ガスを切り替える。 (もっと読む)


【課題】 目的のAl濃度範囲に精度良く調整可能な電磁鋼製造におけるAl添加方法を提供する。
【解決手段】 電磁鋼製造において真空精錬中に溶鋼にAlを添加する際、Al濃度が目的の範囲になるように添加量を調整する方法において、スラグの酸化度に応じてAlの添加量を決定する。さらに溶鋼中のAl濃度に応じて不足のAl量を算出し、その不足分を添加する。これにより、Al濃度が精度良く調整可能である。このため、磁気特性に優れた電磁鋼を大量生産することができる。 (もっと読む)


【課題】 耐火物内の空気の吸引効率を従来よりも向上させ、溶鋼中への窒素の混入を抑制して、低窒素鋼、更には極低窒素鋼の製造を容易にする真空脱炭精錬の大気リーク防止方法を提供する。
【解決手段】 芯金10の周囲に耐火物11が配設された浸漬管12の下端部を鍋13内の溶鋼14に浸漬させ、浸漬管12の内部を減圧して溶鋼14の真空脱炭精錬を行う際に、浸漬管12の外部から内部へ流入する空気が溶鋼14内へ混入することを抑制する大気リーク防止方法において、浸漬管12の芯金10内側に配設される耐火物15と芯金10との間、又は芯金10内側に配設される耐火物15の内部に通気路16を設けて、通気路16内を減圧する。 (もっと読む)


【課題】成分値及び特性値を上下限値の範囲内に入れつつ目標値に近づけるための各成分の狙い値を設定する。
【解決手段】各成分及び各特性値の目標範囲(上限値、下限値、目標値)を読み込む(S11)。線形計画法により、各成分の特性値に関する定義及び各成分及び各特性値の目標範囲の定義である制約条件をみたしつつ、狙い値と目標値との差異を要素とするベクトルに関するノルムで表される評価関数を最小化する最適化問題を解くことにより、各成分の狙い値を決定する(S13)。 (もっと読む)


【課題】ステンレス溶鋼の精錬において、脱炭効率が高く、かつCピックアップにも対処できる生産性の良い脱炭方法を提供する。
【解決手段】真空容器中で酸素吹錬終了後に不活性ガス攪拌による脱炭を行うステンレス溶鋼の脱炭処理において、前記不活性ガス攪拌による脱炭の開始前または開始後に溶鋼中の酸素活量を測定し、予め求めてある溶鋼中の酸素活量とスラグ中のCr酸化物濃度との相関関係からスラグ中のCr酸化物濃度を推定し、スラグ中のCr酸化物濃度が10〜30質量%の範囲になるように脱酸剤を溶鋼に添加するスラグ成分調整操作を行うことにより、スラグ中のCr酸化物濃度が10〜30質量%の状態で例えば10Torr(1333Pa)以下の真空下において不活性ガス攪拌による脱炭を進行させるステンレス溶鋼の脱炭方法。 (もっと読む)


【課題】 被削性と転動疲労寿命に優れた高炭素クロム軸受鋼およびその製造方法を提供する。
【解決手段】 鋼の化学成分が、JIS G 4805を満足すると共に、O:0.0009質量%以下、Al:0.005質量%以下およびS:0.005質量%以下を満足する鋼からなり、圧延方向に平行な検鏡断面積160mm2中に存在する大きさ3μm以上の酸化物個数が100個以下、そのうち大きさ10μm以上のものが2個以下であり、更にそれらの組成別構成比率として、アルミナ系とスピネル系との合計個数が全酸化物個数の60%未満であることを特徴とする高炭素クロム軸受鋼。および、実質Alを含まない脱酸剤を使用する工程、次の取鍋精練におけるスラグの塩基度((CaO)%/(SiO2)%)が0.8以上3.0未満となるように制御する工程を含む高炭素クロム軸受鋼の製造方法。 (もっと読む)


【課題】取鍋内の溶鋼にガスを吹き込む二次精錬において、溶鋼の攪拌によるスラグの巻き込み量を抑えることができる二次精錬方法と攪拌動力密度決定方法を提供する。
【解決手段】溶鋼にガスを吹き込んで溶鋼を攪拌することにより精錬を行う際に、溶鋼上のスラグの粘性によってスラグの巻き込み量が変化することから、スラグの粘性と相関のあるスラグの固相率を求め、その固相率を用いて溶鋼の攪拌動力密度εの上限値を算出し、その上限値を超えないようにガスを吹き込む。 (もっと読む)


【課題】 大入熱溶接を施した場合でも溶接継手靭性(HAZ靭性)に優れた、590〜780MPa級の高強度厚鋼板を提供することを目的とする。
【解決手段】 特定成分の厚鋼板の、更に、C、Mn、Cu、Niの合計含有量を特定パラメータで制御するとともに、平均粒径が0.05〜1μmの微細Ti含有酸化物の平均個数を10000個/cm2 以上とするとともに、平均粒径2μm以上の粗大Ti含有酸化物の平均個数を2000個/cm2 以下とし、高強度な590〜780MPa級の厚鋼板の場合でも、特に靱性が低下しやすい、前記した溶融線から3〜5mm近傍の溶接熱影響部を含めて、大入熱溶接時のHAZ全域の靭性を大幅に改善する。 (もっと読む)


【要 約】
【課 題】 溶製工程で生成する非金属介在物が表面品質や材料特性に及ぼす影響を無害化するフェライト系ステンレス鋼の高清浄化方法を提供する。
【解決手段】 Crを9〜35質量%含有するフェライト系ステンレス鋼の溶製工程で、溶鋼中のCaおよびREM の含有量を合計0.0001〜0.0010質量%に調整する。 (もっと読む)


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