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Fターム[4K014AD27]の内容

銑鉄の精製;鋳鉄の製造;転炉法以外の製鋼 (4,082) | 処理、添加装置 (629) | ノズル、ランス (143)

Fターム[4K014AD27]に分類される特許

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【課題】トピードカー内で行われる溶銑予備処理において、スラグフォーミングによるスロッピングの発生を防止する。
【解決手段】側部にガス噴射口xを有するインジェクションランスを用い、ランス先端の噴射口から溶銑中に固体酸素源を吹き込みつつ、(i)処理の初期においては、インジェクションランスのガス噴射口xから、トピードカー上部内側の付着地金に酸素ガスを噴射し、該付着地金を溶解除去し、(ii)処理の中期以降においては、インジェクションランスのガス噴射口xをスラグ中に位置させ、該ガス噴射口xからスラグ中に窒素ガスを噴射してスラグの撹拌を行う。スロッピング発生の複合的要因であるCOのスラグ層内およびトピードカー内の上部での滞留が解消される結果、スロッピング発生が防止される。 (もっと読む)


【課題】 浸漬ランスを介して気体酸素を溶銑中に吹き込んで脱珪処理する際に、浸漬ランスの損傷が少なく、従来に比べて多数回の使用が可能な脱珪処理方法を提供する。
【解決手段】 浸漬ランスの下端部側面に、逆T字状に分岐した2孔の吐出孔を有し、内管及び外管からなる2重管構造の浸漬ランス1を溶銑7に垂直に浸漬させ、内管から気体酸素を吹き込むとともに、内管と外管との間隙から炭化水素系ガスを内管からの気体酸素の吹き込み流量の5〜20vol %の流量で吹き込み、且つ、内管からの気体酸素の吹き込み流量と吐出孔部での内管の総断面積との比が下記の(1)式を満足するように気体酸素を吹き込んで、溶銑に脱珪処理を施す。但し、(1)式において、QO2は、内管からの気体酸素の吹き込み流量(Nm3/S)、Aは、吐出孔部での内管の総断面積(m2 )である。 250≦QO2/A≦750 …(1) (もっと読む)


【課題】 比較的簡便に製造可能で、特にフッ素を含有しなくても高効率で溶融鉄の脱硫処理を可能にする脱硫剤を提供する。
【解決手段】 上記課題を解決するための脱硫剤は、CaOを主成分とする粉状の石灰と、Al23 及びSiO2 を主に含有し且つ予め溶融した後に固化した固体粉状物質と、を含有することを特徴とする。この場合に、前記固体粉状物質と前記石灰との配合質量比(固体粉体物質の配合量(質量%)/石灰の配合量(質量%))を0.05以上1.0以下とする、前記固体粉状物質の平均粒子径を15μm以下とする、前記脱硫剤の塩基度(質量%CaO/質量%SiO2)を3.5以上とすることで、より一層脱硫効率が向上する。 (もっと読む)


【課題】 酸素含有ガスの供給経路と酸化鉄の供給経路とが分離された上吹きランスにおいて、酸化鉄との接触などによる損耗によって酸化鉄供給経路を形成する鋼管に破孔が生じても、酸素含有ガス供給経路への酸化鉄の混入を防止することのできる精錬用上吹きランスを提供する。
【解決手段】 上記課題は、酸化鉄を搬送用ガスとともに供給するための酸化鉄供給経路(最内管8の内部)と、この酸化鉄供給経路の周囲に設けられた、空気、還元性ガス、炭酸ガス、非酸化性ガス、希ガスのうちの何れか1種または2種以上のガスが存在する緩衝空間(内管7と最内管8との間隙)と、この緩衝空間の周囲に設けられた酸素含有ガスを供給するための酸素含有ガス供給経路(中管6と内管7との間隙)と、を備える上吹きランス1によって解決される。 (もっと読む)


【課題】混銑炉内の溶鉄を効率よく撹拌することで、装入した冷鉄源を効率的に浸炭溶解できる溝型誘導加熱装置付き混銑炉における冷鉄源の溶解方法を提供する。
【解決手段】水平配置された円筒型の炉本体10の内部に溶鉄11を保持し、溶鉄11の排出時は炉本体10を回転させて内部の溶鉄11を炉外に排出し、更に溶鉄11の温度を維持および上昇させる溝型誘導加熱装置12を炉本体10の真下を除く下部に備え、冷鉄源を装入して溶解する混銑炉13における冷鉄源の溶解方法において、炉本体10は、炉本体10の炉内直径が3m以上8m以下、炉本体10の軸方向の炉内長さLが5m以上25m以下であり、冷鉄源が装入された炉本体10内の溶鉄11の最大浴深さDと、炉本体10の軸方向の炉内長さLとの比(D/L)を、0.1以上0.4以下の範囲内とした後、炉本体10内の溶鉄11中に炭素源を吹き込む。 (もっと読む)


【課題】本発明は、現状よりコストをかけないで、且つ予備処理での溶銑の温度をあまり低下させずに、転炉におけるスクラップの使用量を高めることの可能な溶銑予備処理方法を提供することを目的としている。
【解決手段】 処理容器に保持した溶銑中に、インジェクションランスを浸漬し、該ランスを介して酸化剤と石灰系造滓剤を、処理の開始当初より終了まで連続的に吹き込み、該溶銑から脱珪及び脱燐を行う溶銑の予備処理方法を改良した。改良後の方法は、処理開始当初は、気体酸素だけを吹き込み、溶銑のSi濃度が0.1質量%まで低下した後に、前記気体酸素に加え、固体酸化剤及び生石灰を吹き込むと同時に、前記処理容器の上方空間に別途設けた上吹きランスを介して、該溶銑の浴面上に気体酸素を吹き付けるものである。 (もっと読む)


【課題】いったん鉄鋼中に溶解してしまった銅を鉄鋼中から選択除去し、自動車用等にも使用できる高級鋼に再生することができる安全で、効率のよい方法を提供する。
【解決手段】銅を不純物として含有する溶鉄中に、ヨウ素を投入することにより、溶鉄中の銅を気体のヨウ化銅として溶鉄中から除去する。 (もっと読む)


【課題】耐火物の損耗部分を、健全部分の脱落を生じさせることなく適切且つ経済的に補修することが可能な耐火物被覆ランスを提供する。
【解決手段】先端にノズルを有するランス芯金の外側を耐火物で被覆した耐火物被覆ランスにおいて、ランス芯金長手方向の少なくとも1箇所に、前記耐火物をランス芯金周方向で仕切るフランジ状の仕切り板を設けた。この仕切り板により耐火物がランス長手方向で分断されるため、仕切り板で仕切られた一方の領域の損耗した耐火物部分を解体する際に、他方の領域の健全な耐火物部分に衝撃が伝わりにくく、また、解体する耐火物部分に生じた亀裂が健全な耐火物部分に伝播することがないので、健全部分の耐火物の脱落を適切に防止できる。 (もっと読む)


【課題】 溶銑を脱燐処理するに当たり、フッ素を含有する媒溶剤を使用しなくても、少ない石灰の使用量で、従来と同等の脱燐効率及び鉄歩留りで脱燐処理する。
【解決手段】 CaOを主体とする脱燐精錬剤を溶銑に添加して、添加したCaOを主体とする脱燐精錬剤を滓化させてスラグとなし、溶銑に対して脱燐処理を施す、溶銑の脱燐処理方法において、1つの供給系統から気体酸素源を溶銑浴面に供給し、他の1つの供給系統から固体酸素源を、気体酸素源が供給されている場所の近傍の溶銑浴面に、搬送用ガスを用いて供給する。この場合、前記気体酸素源及び固体酸素源のそれぞれの供給系統を、同一のランス内に配置することや、CaOを主体とする脱燐精錬剤を、前記気体酸素源の供給系統を通じて前記気体酸素源とともに溶銑浴面に供給することが好ましい。 (もっと読む)


【課題】 上吹きランスから酸素を供給して溶銑または溶鋼を精錬するに当たり、溶銑または溶鋼の精錬と同時に、転炉型精錬炉の内壁に付着した地金を効率良く溶解する。
【解決手段】 その先端に鉛直下向き方向または斜め下向き方向の吹錬用主孔ノズルを有し、且つ、先端より所定の間隔を隔てた上吹きランスの上方位置側面に水平または斜め下向き方向の副孔ノズル16を有する上吹きランス2を用いて、転炉型精錬炉に収容された溶銑8または溶鋼に酸素を供給して溶銑または溶鋼を精錬する際に、副孔ノズルから噴出する酸素噴流の中心流速が30m/sに減速する地点までの副孔ノズル出口からの水平方向距離(X0 ×sinθ)が、上吹きランス中心から転炉型精錬炉側壁までの距離(H)の0.10以上0.75以下の範囲になるように制御して酸素を供給する。 (もっと読む)


【課題】 粉体吹込み用浸漬ランスからのガスの噴流を溶銑中或いは溶鋼中に深く侵入させ、吹き込んだ粉体を溶銑中或いは溶鋼中に長時間滞留させることのできる粉体吹込み用浸漬ランスを提供する。
【解決手段】 上記課題を解決するための粉体吹込み用浸漬ランス1は、少なくとも2以上の流路5,6を有し、それぞれの流路から精錬用粉体9を搬送用ガスとともに溶銑中または溶鋼中に吹き込むための粉体吹込み用浸漬ランスであって、それぞれの流路における搬送用ガスの流速が異なるとともに、隣り合う流路から噴射される搬送用ガスがそれぞれの流路の噴射口7,8の近傍で互いに接触した状態で噴射されるように、それぞれの流路の噴射口は、近接し且つ同一方向を向いている。 (もっと読む)


【課題】インジェクションランスの芯金を覆う耐火物上でのクラック発生や剥離を防止し、ランスの寿命延長を可能とし、溶銑予備処理コストの低減及び生産性向上などを実現する。
【解決手段】アンカーが複数設けられた金属製芯金の外周に耐火物を配したインジェクションランスの少なくとも溶銑に浸漬する部分の構成を、前記芯金外周上におけるアンカーの配置間隔が、芯金周方向に対しては、45°以上180°以下、且つ、芯金軸方向に対しては3cm以上100cm以下、前記耐火物の線膨張係数が1.0×10−6(K−1)以上、20×10−6(K−1)未満、且つ、ヤング率が10GPa以上、70GPa未満とし、さらに、下記式を満たすように形成する。
(1)1.2≦R1/R3≦3
(2)R3≦R2<0.6×(R1+R3)
R1:ランスの外径、R2:アンカーを含めた芯金の最大外径を示す部分の外径、R3:芯金に用いたパイプの外径。 (もっと読む)


【課題】実質的にフッ素を含まない脱燐剤を使用して溶銑を脱燐処理する場合であっても、効率的に脱燐を進行させ、安定した操業を可能とする溶銑の脱燐処理を行う。
【解決手段】転炉形式の炉を用いて、実質的にフッ素を含まない脱燐剤を使用して溶銑を脱燐処理する際に、脱燐処理後のCaOとSiO2の質量濃度比で定義されるスラグ塩基度を2.5、以上3.5以下にし、かつ脱燐処理後の溶銑鍋中の溶銑温度を1320℃以上、1380℃以下にするとともに、全吹錬時間の60%が経過する前から吹錬終了まで、底吹きガス流量を0.18Nm3/min/t以下に保つことにより、脱燐処理後のスラグ中のT.Fe濃度を5質量%以上に制御する。これにより、脱燐後のスラグの排滓性を向上させるとともに、炉内付着地金の成長を抑制し、安定して低燐溶銑を得ることができる。 (もっと読む)


【課題】実質的にフッ素を含まない脱燐剤を使用して溶銑を脱燐処理する場合であっても、効率的に脱燐を進行させ、安定した操業を可能とする溶銑の脱燐処理を行う。
【解決手段】転炉形式の炉を用いて、実質的にフッ素を含まない脱燐剤を使用して溶銑を脱燐処理する際に、脱燐処理後のCaOとSiO2の質量濃度比で定義されるスラグ塩基度を2.5以上、3.5以下に、脱燐処理後のスラグ中のT.Fe濃度を3質量%以上、15質量%以下にし、かつ脱燐処理後の溶銑鍋中の溶銑温度を1320℃以上、1380℃以下にするとともに、下記の(1)式で定義されるT.Mn原単位を溶銑1tあたり4kg以上とすることにより脱燐処理後のスラグの排滓性を向上させる。(1)T.Mn原単位(kg/t)=溶銑中のMn濃度(質量%)×10+脱燐炉内へのMn純分の投入量(kg/t) (もっと読む)


【課題】インジェクションランスの芯金を覆う耐火物上でのクラック発生や剥離を防止し、ランスの寿命延長を可能とし、溶銑予備処理コストの低減及び生産性向上などを実現する。
【解決手段】表面にアンカーが複数設けられたパイプ状の金属製芯金の外周に、耐火物を配したインジェクションランスであって、ランスの少なくとも溶銑に浸漬する部分の構成を、前記芯金外周上におけるアンカーの配置間隔が、芯金周方向に対しては、45°以上180°以下、且つ、芯金軸方向に対しては3cm以上100cm以下とし、さらに、下記(1)及び(2)式を満たすように形成する。
1.2≦R1/R3≦3 ・・・(1)
R3≦R2<0.6×(R1+R3) ・・・(2)
ここで、R1:インジェクションランスの外径(mm)、R2:アンカーを含めた金属製芯金の最大外径を示す部分の外径(mm)、R3:金属製芯金に用いたパイプの外径(mm)。 (もっと読む)


【課題】 安価に製造可能で且つ高効率の脱硫処理を可能とする、溶鉄との濡れ性を向上させたCaO系脱硫剤を提供する。
【解決手段】 上記課題を解決するためのCaO系脱硫剤は、主成分がCaO粒子であるCaO系脱硫剤において、平均粒径が5μm以下である、主成分を炭素とする炭素質粒子を、前記CaO粒子と混合させたものである。また、前記炭素質粒子の平均粒径を1μm以下とする、前記CaO粒子の平均粒径を10μm以上とする、前記炭素質粒子の配合率を1質量%以上とすることで、脱硫効率を一層向上させることが可能となる。 (もっと読む)


【課題】外周に亀裂の発生が抑えられたランスパイプを提供すること。
【解決手段】本発明のランスパイプ1は、ガス及び溶湯処理剤のうちの少なくとも一方を金属溶湯に供給する供給通路4となる孔をもつ棒状をなす芯体20と、芯体20の外周面20aに固定された係合体21と、を有する芯金2と、芯金2の外周面を覆う耐火物3と、を有するランスパイプ1において、係合体21は、芯体20の軸方向の異なる位置で芯体20に接合された複数の接合部210と、隣接した接合部210,210を接続するとともに芯体20の外周面20aから間隔を隔てた位置に配置された非接合部211と、をもつことを特徴とする。本発明のランスパイプは、耐火物の損傷がおさえられたことで、耐熱衝撃性にすぐれた(耐火物の損傷が抑えられた)ランスパイプとなった。 (もっと読む)


【課題】排出口を有する転炉に収容される溶銑に不活性ガスを吹き込まなくとも、この排出口から溶銑を流出する際にこの排出口の近傍の溶銑の浴面における渦流の形成を長期間にわたって阻害して、スラグの流出量を低減する。
【解決手段】溶融金属収容容器に収容される溶融金属を、この溶融金属収容容器に設けられる排出口から排出する際に、排出口の周縁であって排出口の中心軸に対して非対称となる位置に、マグネシアカーボンを含有するとともに排出口の周方向への溶融金属の渦流を阻害するための整流部を設けておくことを特徴とする渦流の抑制方法である。 (もっと読む)


【課題】ステンレス鋼等を製造するための含Cr溶銑を脱硫処理する際、(i)生成するスラグ中のF含有量が0.4質量%以下となるようにフラックスのCaF2使用量を低減すること、(ii)脱硫率70%以上の脱硫処理を30min以下の短時間で実現すること、を同時に達成する技術を提供する。
【解決手段】質量%で、CaO:50〜76%、単体C:7〜12%、CaCO3:10〜22%、金属Al:2〜9%、Al23:1.5〜7.5%、CaF2:0.5〜3.5%を配合し、残部が0〜5%の不純物物質で構成される混合物からなる、含Cr溶銑の脱硫精錬剤。この脱硫精錬剤は1400℃以下の含Cr溶銑中に添加し、機械攪拌等によって脱硫精錬剤と溶銑とを混合攪拌することが効果的である。 (もっと読む)


【課題】 ガス吹き込み量を多くした条件であっても粉体吹き込みランスの振動を抑制することができる精錬用粉体吹き込みランスを提供する。
【解決手段】 搬送用ガスとともに精錬剤を溶融金属中に吹き込むための精錬用粉体吹き込みランスであって、前記ランスの軸心と溶融金属の浴面が50°ないし90°の範囲になるように浸漬され、且つ、粉体吹き込みランスの先端部には、該粉体吹き込みランスから吹き込まれるガス流量に応じて下記の(1)式により定められる長さを有する曲げ部が設置されている。
0.002V-0.02<L2<0.04V…(1) (もっと読む)


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