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Fターム[4K014AD27]の内容

銑鉄の精製;鋳鉄の製造;転炉法以外の製鋼 (4,082) | 処理、添加装置 (629) | ノズル、ランス (143)

Fターム[4K014AD27]に分類される特許

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【課題】混銑車にて脱りん処理を行うに際して、スラグのフォーミングの抑制、混銑車へのスラグ付着の抑制及び脱りん効率を向上させながら脱りん処理を行う。
【解決手段】Siが0.1質量%〜0.3質量%の溶銑を混銑車に装入してCaOを含む精錬剤を用いて溶銑の脱りん処理を行う方法において、前記脱りん処理の開始から3分〜5分間となる第1段階では、溶銑に供給する気体酸素比率を0%とし、スラグの塩基度が1.7〜1.9になるまでの第2段階では気体酸素比率を50〜63%とし、スラグの塩基度が2.0〜2.3になるまでの第3段階では気体酸素比率を67〜78%とし、スラグの塩基度が2.0以上となる第4段階では気体酸素比率を0%とする点にある。 (もっと読む)


【課題】脱炭スラグのリサイクルスラグを使用して脱りん処理を行うに際し、スラグの滓化性を向上させると共に、耐火物の保護もできるようにする。
【解決手段】脱炭工程に先だって上底吹き転炉型精錬容器にて気体酸素及び固体酸素源を供給して溶銑の脱りん処理を行うに際し、全酸素に対する前記固体酸素源の酸素比率を10〜60%とし、投入する生石灰の粒径を5〜40mmとし、気体酸素の吹き込みの際の溶湯の凹み深さLと浴の深さL0との比を0.01〜0.20にすると共に、底吹き攪拌動力密度εを0.5〜3.5kw/tとし、脱りん処理後のスラグ量に対しのMgO量が4.5質量%以下となるように、MgOを含む脱炭スラグを供給する。 (もっと読む)


【課題】溶銑予備処理において溶銑鍋内の溶銑の成分調整のため、石灰などの原料を溶銑中に投射する原料投射装置を提供する。
【解決手段】原料投射機構と、溶銑鍋1の蓋となる集塵フード4と、その昇降装置8と、集塵フードを挿通して原料を溶銑中に投射するランス3と、集塵フードに連結する廃ガス排出機構を備え、集塵フードは、原料投射機構で原料を溶銑中に投射する際、昇降装置によって溶銑鍋を密閉する。廃ガス排出機構は集塵機と、集塵ダクト6と、集塵ダクトと集塵フード間にガス排出調整弁10を有し、原料投射機構は原料送給装置と、原料供給装置とランスを連結する管路dと、管路の途中に調整バルブ11を有し、ガス排出調整弁はフード内圧、集塵側圧力および前記ガス排出調整弁の自重を基に廃ガス排出量が最小となるように開度が調整され、調整バルブは、調整されたガス排出調整弁の開度において原料の歩留まりが最大となるように開度が調整される。 (もっと読む)


【課題】芯金に曲がっている部分を有するランスパイプであって、粉末など固体の溶湯処理剤を導入しても芯金が損耗し難く、且つ容易に製造することができるランスパイプを提供する。
【解決手段】金属製で円管状の芯金10、及び、芯金の外周面を被覆する耐火物層20を備え、固体の溶湯処理剤を溶融金属に供給するランスパイプ1であって、芯金は、溶湯処理剤が導入される導入口21から直線状に伸びる直管部11、及び、直管部から湾曲して延設される曲管部12を備え、金金の直管部の内周面、及び、曲管部において曲管部において曲管部の湾曲に対して外側となる方向の内周面から、芯金の内径の1/20〜1/2の高さ突出している一以上の金属製の突片Pを具備する。 (もっと読む)


【課題】CaF2含有物質を使用することなく、上底吹き転炉型精錬容器において、広範なSi濃度の溶銑について、脱珪処理を行うと同時に高効率で脱りん処理を行うことが可能な溶銑の脱りん方法を提供する。
【解決手段】上底吹き転炉型精錬容器においてCaF2含有物質を使用せずにCaO含有粉体をランスから酸素含有ガスとともに上吹きして溶銑に対して脱りん処理する、溶銑の脱りん方法において、前記溶銑のSi濃度が0.3質量%以上であり、前記CaO含有粉体中の純CaOとしての上吹き速度と前記酸素含有ガス中の純酸素ガスとしての質量流量の比を下記式で示す範囲内に調整する。0.56+0.5×[Si]<CaO/O<0.56+1.5×[Si]。(CaO: CaO含有物質粉体中の純CaOとしての上吹き速度(kg/min)、O:酸素含有ガス中の純酸素ガスとしての質量流量(kg/min)、[Si]:処理前溶銑のSi濃度(質量%)) (もっと読む)


【課題】脱りん処理における気体酸素と固体酸素源との供給量や供給タイミングを規定することによって、確実に所望の[P]を得られることができるようにする。
【解決手段】脱りん処理において、前記気体酸素の供給量が30%となるまでに、転炉型精錬容器の上方から添加する脱りん剤の投入を完了し、第1吹き込み期間では、気体酸素の供給速度を0.9〜1.2Nm3/min/tとする。第2吹き込み期間では、気体酸素の供給速度を0.5〜0.8Nm3/min/tとする。第3吹き込み期間では、気体酸素の供給速度を0.9〜1.2Nm3/min/tとする。転炉型精錬容器の上方から添加する固体酸素源の球換算直径を1〜10mmとする。第1投入期間では、固体酸素源の平均供給速度を5〜20kg/min/tとする。第2投入期間では、固体酸素源の平均供給速度を0〜0.5kg/min/tとする。 (もっと読む)


【課題】 機械攪拌式脱硫装置を用いて溶銑を脱硫処理する際に、反応性に優れる細粒の脱硫剤を効率良く溶銑中へ添加すると同時に、溶銑の酸素ポテンシャルを効率良く低下させて、溶銑を安定して効率的に脱硫する。
【解決手段】 上記課題を解決するための溶銑の脱硫方法は、機械攪拌式脱硫装置を用いた溶銑3の脱硫方法において、インペラー4によって攪拌されている溶銑の浴面上に上吹きランス5から搬送用ガスとともに脱硫剤7を上吹き添加するとともに、前記上吹きランスとは別の上吹きランス6から炭化水素を含有するガスを前記溶銑の浴面上に吹き付けて脱硫処理を行うことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】転炉を用いた溶銑脱りん法において、フラックス粉体と酸素ジェットとの干渉率を高めて、フラックスの滓化率および脱りん率を向上させる手段を提供する。
【解決手段】同一円周上に等間隔で配置された3孔以上の孔(周縁孔)および中心孔を有するランスを用いて,周縁孔から酸素含有ガスを上吹きしかつ中心孔からCaO含有粉体および不活性ガスを上吹きするに際し,前記周縁孔のそれぞれについて,ランス中心軸がz軸,周縁孔の孔出口位置がx軸上となるように定めたxyz直交座標系において,yz平面およびxz平面への周縁孔の孔軸の投影がz軸となす角度をそれぞれαおよびβとしたとき,αとβが0<tanα/tanβ<2.75の関係を満足し,かつ中心孔から噴出する不活性ガスの圧力(CaO含有粉体を上吹きしない場合の圧力)が周縁孔から噴出される酸素含有ガスの圧力よりも小さくなるようにする。 (もっと読む)


【課題】ランス機能を適正に発揮でき、しかも浸漬ランスの交換を短時間で迅速に行うことができる精錬用浸漬ランス装置を提供する。
【解決手段】2重管構造の浸漬ランス1を構成する外管8の基端部側に、外管本体8aよりも厚肉の管体を外管本体8aの端部に溶接接合して構成された管部であって、外面に雄ねじ部4が形成された管部3を有し、ランスホルダ2の先端には雌ねじ部5が形成され、浸漬ランス1の基端部とランスホルダ2の先端部が、雄ねじ部4と雌ねじ部5の螺合により接続される。浸漬ランス1とランスホルダ2とがねじ込み方式で接続される構造であるため、浸漬ランス1の交換を短時間で迅速に行うことができ、一方で、接続部の強度が十分に確保され、ランス機能を適正に発揮することができる。 (もっと読む)


【課題】ランス機能を適正に発揮でき、しかも浸漬ランスの交換を短時間で迅速に行うことができる精錬用浸漬ランス装置を提供する。
【解決手段】2重管構造の浸漬ランス1の基端部とランスホルダ2の先端部に各々フランジ3,4を設け、両フランジ3,4をボルト5で締結した接続部を有するとともに、該接続部に冷却水を供給してボルト5を直接または間接に冷却する冷却手段6を備える。浸漬ランス1とランスホルダ2との接続部がボルト止めであるため、浸漬ランス1の交換を短時間で迅速に行うことができ、一方で、接続部を構成するボルト5は冷却手段6により冷却されるため、接続部のシール性が損なわれることがない。 (もっと読む)


【課題】トピードカーを用いた溶銑予備処理方法において、トピードカー本体(炉体)の端部の溶銑攪拌を効率的に行うことができる溶銑予備処理方法を提供する。
【解決手段】トピードカー10を用いて溶銑の予備処理を行うに際して、ランス18からの酸化剤等の吹き込みを、溶銑1の共振周波数(スロッシング周波数)に合わせて、周期的に変化させることで、溶銑1のスロッシングを励起する。 (もっと読む)


【課題】 燐を含有する製鋼スラグ中の燐を回収・濃化して、燐含有量の高い燐酸資源原料を安価に且つ効率的に製造する方法を提供する。
【解決手段】 燐を含有する製鋼スラグを、炭素、珪素、アルミニウムのうちの1種以上を含有する還元剤を用いて還元することにより、前記製鋼スラグ中の鉄酸化物及び燐酸化物が還元されて得られる、燐を0.5質量%以上含有する燐含有溶銑に対し、供給する酸素源の40体積%以上の酸素源を酸素ガスとして上吹きランスを介して溶銑に吹き付けて供給するとともに、供給する石灰源の純CaO換算の40質量%以上を前記上吹きランスを介して搬送用ガスとともに溶銑に吹き付けて供給し、石灰源の滓化促進剤としてフッ素源を使用することなく、酸素源及び石灰源を供給して脱燐処理を施し、生成される脱燐スラグ中の燐酸濃度を10質量%以上に濃縮させ、該脱燐スラグを回収して燐酸資源原料とする。 (もっと読む)


【課題】 機械攪拌式脱硫装置を用いて溶銑を脱硫処理するにあたり、添加した脱硫剤を少ないエネルギーで溶銑中に効率良く分散することができ、溶銑を従来に比べて高い脱硫率で脱硫処理する。
【解決手段】 本発明に係る溶銑の脱硫処理方法は、機械攪拌式脱硫装置を用いて処理容器2に収容された溶銑3を脱硫処理するにあたり、前記処理容器に収容される溶銑の浴深さをHとし、処理容器の内径をDとしたときに、内径(D)に対する浴深さ(H)の比(H/D)が1.0以上で2.0未満の範囲内となる処理容器を用いて脱硫処理する。 (もっと読む)


【課題】 機械攪拌式脱硫装置を用いて溶銑を脱硫処理する際に、反応性に優れる細粒の脱硫剤を効率良く溶銑中へ添加し、溶銑を効率良く脱硫する方法を提供する。
【解決手段】 機械攪拌式脱硫装置を用いた溶銑の脱硫方法において、攪拌羽根4によって攪拌されている溶銑3の浴面上に、脱硫剤7を、上吹きランス5を介して搬送用ガスと共に上吹き添加して脱硫処理を行う。その際に、前記脱硫剤の添加完了後、更に、上吹きランスから搬送用ガスを溶銑表面に向けて吹き付けること、及び、溶銑の浴面に衝突する搬送用ガスの流速を10m/秒以上とするなどにより、脱硫反応を効率良く行うことができる。 (もっと読む)


【課題】溶融金属にガスを供給するランスパイプであって、高温の溶融金属による芯金の溶損や変形、及び、固化した溶融金属による芯金の詰まりが生じ難いランスパイプを提供する。
【解決手段】ランスパイプ1は、金属製で円管状の芯金10、及び、芯金の外周面を被覆する被覆耐火物層5を備え、芯金の内部の流通路21,22を介してガスを溶融金属に供給するものであって、溶融金属に浸漬される側の芯金12(10)の端部には、多孔質耐火物層6が接続されている。 (もっと読む)


【課題】脱りんを行うに際して、脱りん効率を低下させることなくスラグのフォーミングを確実に抑制することができるようにする。
【解決手段】脱りん用精錬容器1の溶銑3の脱りん処理中に、スラグSのフォーミングを抑制するために投入する酸化鉄源を投入するに際し、投入する酸化鉄源を、球換算直径が10mm〜50mmの粗粒酸化鉄源M1と、球換算直径が3mm〜10mmの細粒酸化鉄源M2とし、粗粒酸化鉄源M1及び細粒酸化鉄源M2の投入量を式(1)を満たすように設定し、粗粒酸化鉄源M1及び細粒酸化鉄源M2の投入の際には、細粒酸化鉄源M2を投入後に粗粒酸化鉄源M1を連続的に投入している。 (もっと読む)


【課題】蛍石に代表されるハロゲン化物を使用しない転炉型溶銑脱燐処理において、高能率で低燐濃度の溶銑を製造することと、転炉炉内の地金、スラグの付着量を低減することを両立する溶銑の脱燐方法を提供する。
【解決手段】転炉に収容された溶銑に酸素ガスを12分間以内供給し、蛍石に代表されるハロゲン化物を用いることなく、溶銑を脱燐処理する。この際、粒径が150μm以下の粉状の生石灰5kg/溶銑トン以上を、酸素ガスとともに、テーパーノズルを中心ノズルを除いて4以上12以下備える上吹きランスを介して、溶銑の表面に吹き付けて脱燐を行う。 (もっと読む)


【課題】 機械攪拌式脱硫装置を用いて溶銑を脱硫処理する際に、比較的簡便な設備を使用して、反応性に優れる細粒の脱硫剤を効率良く溶銑中へ添加し、脱硫剤の溶銑中での分散を促進させて、溶銑を効率良く脱硫する。
【解決手段】 機械攪拌式脱硫装置のインペラー4により、その浴面に渦を形成して攪拌されている、処理容器2内の溶銑3の浴面に向けて、上吹きランス5を介して搬送用ガスとともに脱硫剤7を鉛直方向から上吹き添加して溶銑を脱硫するにあたり、渦を形成する溶銑浴面のうちで、水平面に対する傾斜角度が10°〜35°となる位置に、前記脱硫剤を上吹きする。 (もっと読む)


【課題】 浸漬ランスを介して溶銑に酸素含有ガスを吹き込むか或いは搬送用ガスとともに固体酸素源を吹き込んで溶銑を脱珪処理または脱燐処理するに際し、混銑車炉口からの溶銑の噴出を抑制し且つ高い反応効率で処理する。
【解決手段】 混銑車内の溶銑9に浸漬ランス4を浸漬させ、該浸漬ランスを介して溶銑に酸素含有ガスを吹き込むか或いは搬送用ガスとともに固体酸素源を吹き込んで溶銑を脱珪処理または脱燐処理するに際し、赤外線カメラ7で混銑車炉口3からの噴出物10Aを監視し、噴出物中に溶銑を検知したときには、前記浸漬ランスの浸漬深さを浅くするか、または、浸漬ランスから溶銑中に吹込むガスの流量を減少させるか、少なくともどちらか一方を実施する。 (もっと読む)


【課題】蛍石を使用せず、低燐鋼を効率よく製造する溶銑脱燐方法を提供する。
【解決手段】上底吹き転炉を用いて、滓化促進剤である蛍石を使用せずに酸素源およびCaO源を供給して溶銑から燐を除去する方法であって、脱燐吹錬終了後に転炉から採取したスラグを分析して得られるCaOとSiOとの質量%比が1.8以上2.4以下となる条件下において、上吹きランスから吹き付ける酸素が溶銑浴面に形成する火点面積と前記転炉内の溶銑浴表面積との比を0.15以上とする。CaO源として、粒径を3mm以下に調整した粉体CaO源を用い、上吹きランスから炉内の溶銑に吹き付けることが好ましい。 (もっと読む)


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