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Fターム[4K021AB09]の内容

Fターム[4K021AB09]に分類される特許

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【課題】簡便な製法及び装置を用いた効率のよいフッ化処理による表面改質方法を提供する。
【解決手段】溶融塩を用いた電気化学プロセスによるフッ化処理による表面改質方法において、(a)フッ化物イオン源を含有する溶融塩を保持した電解槽1を準備し、(b)フッ化処理を施すための炭素あるいは金属などの基材表面を炭素膜で被覆した陽極4と陰極5とを電解浴中に配置し、(c)フッ化物イオン源が酸化される電位で炭素陽極4を通電することにより炭素陽極4の表面をフッ化処理するステップを含む。また、別の方法として、フッ化物イオン源とカーバイドイオン源を含む溶融塩を用いて、約2.5V(カソード限界の電位基準)よりも貴な電位で陽極を通電することにより陽極の表面にフッ素と炭素とを共析させたフッ化炭素膜を生成させても良い。 (もっと読む)


【課題】電極表面でのフッ化黒鉛層の生成を抑制し、電極の有効電解面積の減少を防ぎ、安定的に電解可能なフッ素化合物の電解合成用電極を提供する。
【解決手段】フッ化水素を含む溶融塩電解浴を用いてフッ素化合物を合成するための電解用電極であって、前記電解用電極は、少なくともその表面が導電性炭素材料から成る電極基材と、前記電極基材表面の一部に被覆された導電性ダイヤモンド層と、を有し、前記導電性ダイヤモンド層が被覆されていない前記電極基材の露出部に金属フッ化物含有膜を被覆させたことを特徴とする電解用電極。 (もっと読む)


【課題】無水フッ化水素を含有する電解浴での電解などに於いて、陽極効果が発生せず、電極溶解による著しいスラッジの発生がなく、CF4の発生を抑制でき、且つ電極崩壊を起こすことなく安定に電解を継続できる陽極材料を提供する。
【解決手段】グラッシーカーボンから成る導電性材料基体の少なくとも一部を導電性ダイヤモンド膜で被覆した電解用電極を用いて、無水フッ化水素、または無水フッ化水素に被フッ素化物を添加した電解浴を電解してフッ素またはフッ素含有化合物を電解合成する。 (もっと読む)


【課題】密閉された電解槽を開封することなく、電極の劣化状況や電極交換の時期などを適切に判断できる電解装置および電極の劣化診断方法を実現すること。
【解決手段】フッ化物イオンを含有する溶融塩電解浴を用い、この溶融塩電解浴に浸されている陽極および陰極に直流電源から通電することによりフッ素含有物質を電解合成するように構成された電解装置において、前記電極間に、非通電時に流れる自然電流を測定して、その測定結果に基づき前記電極の劣化状態を診断判定する自然電流測定部を設けたことを特徴とするもの。 (もっと読む)


【課題】電気分解における高電流密度下の長時間連続運転ができ、高電流下での使用により生じる電圧ロスを小さくでき、使用可能電流密度の上限値を押し上げることが可能になる。また電圧ロスを最小限に抑えることにより、省エネによるエネルギー効率の向上も可能になる電解用陽極を実現する。
【解決手段】フッ化物イオンを含有する溶融塩電解浴を用いてフッ素含有物質を電解合成するために使用する電解用陽極1aにおいて、不動態化処理により表面に不動態膜が形成可能な金属基体2と、この金属基体の少なくとも一部に被覆されたダイヤモンド構造を有する導電性炭素質皮膜3と、このダイヤモンド構造を有する導電性炭素質皮膜3で被覆されていない前記金属基体表面を被覆する不動態皮膜4とを具備したことを特徴とする電解用陽極1aである。 (もっと読む)


本発明は、電気化学セル及び溶液から無担体の放射性核種を一方の電極に分離する方法に関する。本発明では、電気化学セル内の水溶液から、ダイヤモンドコーティングされたアノード(1)に18Fを析出させる。それに続いて、電気化学セルを乾燥して、相関移動触媒を含む液体を投入し、有利には、アノードをカソードとして切り換えて、18Fを液相に移行させる。
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【課題】フッ化水素酸を含有する電解浴での電解などに於いて、陽極効果が発生せず、電極溶解による著しいスラッジの発生がなく、CF4の発生を抑制でき、且つ電極崩壊を起こすことなく安定に電解を継続できる陽極材料を提供する。
【解決手段】表面がグラッシーカーボンから成る導電性材料基体の少なくとも一部を導電性ダイヤモンド膜で被覆する。 (もっと読む)


【課題】従来のNF3の電解合成では、電極表面や電極近傍での直接電解によりNF3が合成されるが、アンモニウムイオンの拡散速度を越えて電流を流すと、過剰のFラジカルとアンモニウムイオンとの反応は電極表面で進行できなくなり、電流効率は低下する。
【解決手段】本発明では、溶融塩電解でフッ化アンモニウムからNF3を合成する際に、該フッ化アンモニウムの成分であるフッ化物イオンの放電で生成するフッ素ラジカル(F・)と反応して高次金属フッ化物を合成できる金属イオンを溶解させる。これにより、溶解させた金属イオンが過剰のFラジカルと反応して高次の金属フッ化物となる。従って電極表面や電極近傍での直接電解に必要な量を超える電流を流しても、電流が無駄なく使用され、目的のNF3を高電流効率で合成できる。 (もっと読む)


【課題】板状の導電性ダイヤモンド電極を、CVD法を使用して製造すると、一方の面に非ダイヤモンド構造の炭素質が生成して電極性能を低下させる。この電極を賦活化して電極性能を高く維持する。
【解決手段】導電性ダイヤモンド電極の表面を、励起水素、励起酸素、及び励起アルゴンから選ばれる一種類以上と接触させる。表面に生成している非ダイヤモンド構造の炭素質が励起ガスと接触して、電極表面から除去される。 (もっと読む)


【課題】フッ化物イオンを含有する溶融塩電解浴を用いてフッ素含有物質を電解合成するために使用する導電性ダイヤモンド電極構造体、及び、導電性ダイヤモンド電極構造体を用いてフッ素含有物質を合成する電解合成方法を提供する。
【解決手段】フッ化物イオンを含有する溶融塩電解浴を用いてフッ素含有物質を電解合成するために使用する導電性ダイヤモンド電極構造体であって、導電性電極給電体8と導電性基体の表面に導電性ダイヤモンド皮膜を坦持した導電性ダイヤモンド触媒担持体9とよりなり、導電性電極給電体8の前記電解浴に浸漬する部分に導電性ダイヤモンド触媒担持体9を着脱自在に取り付けたことを特徴とする導電性ダイヤモンド電極構造体、及び、該導電性ダイヤモンド電極構造体を陽極として用いるフッ素含有物質の電解合成方法。 (もっと読む)


目的とする純金属 M 又は純金属合金 MxNy を製造する方法で、その方法はグラファイトで作られているアノード、あるいは、目的としている金属の金属酸化物と炭素とのコンポジットで作られているアノードを使用して、アルカリ金属ハライド又はアルカリ土類金属ハライド AX 又は AX2 の溶融塩電解質を電気分解し、カソードの所でアルカリ金属又はアルカリ土類金属 A を放出せしめ、且つ、アノードの所で発生期の塩素ガスを放出せしめ、それにより、目的とする金属のハロゲン化物 MXn 及び/又は NXn を生成せしめ、カソードで得られたアルカリ金属又はアルカリ土類金属 A でもって、金属ハライド MXn 及び/又はNXn を、別々にあるいは一緒にのいずれかで、金属熱還元せしめて、目的としている金属 M 又は金属合金 MxNy を粒子の形態で製造することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】含フッ素化合物の製造方法と、フルオロスルホニル基を有する新規含フッ素化合物を提供する。
【解決手段】CFX=CHYとRCOOHまたはその塩とを電極反応させる、下記化合物(11)、下記化合物(12)、および下記化合物(13)から選ばれるいずれか1種の化合物の製造方法(ただし、XおよびYはそれぞれ独立に、特定の有機基、COOH、CN、Cl、F、もしくはHを、Rは特定の含フッ素有機基を、示す。)、下記化合物(11c)、下記化合物(12c)、または下記化合物(13c)(ただし、ZはHまたはCHを、RはFまたはCFを、示す。)。
【化1】
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【課題】無水フッ化水素とアンモニアを用いた溶融塩電解によって三フッ化窒素を製造する場合において、長時間の溶融塩電解反応を行うのに好適な電解槽およびそれを用いた三フッ化窒素ガスの製造方法を提供することにある。
【解決手段】陽極2から発生するガスと陰極1から発生するガスとを隔離するための、少なくとも一部が補強されている樹脂製隔板5を備えた三フッ化窒素ガス製造用電解槽と、それを用いて電解温度を80℃以上150℃以下の条件で電解を行う三フッ化窒素ガスの製造方法。 (もっと読む)


二酸化塩素、特に亜塩素酸塩の電気分解を通じて生成された二酸化塩素の安定性及び/又は有効性を増大させる、組成物並びに方法。本発明は、さらに、本発明の安定化及び有効性増大組成物を含む、二酸化塩素を生成する電解装置、並びに本明細書に開示の二酸化塩素安定化・有効性増大組成物並びに装置の両方を使用する方法に関する。 (もっと読む)


【課題】
フッ化アンモニウム(NHF)−弗化水素(HF)系溶融塩を電解液として用いた電解法による三弗化窒素ガス製造において、安全且つ効率よく三弗化窒素ガスを製造することができる電解槽を提供すること。
【解決手段】
陽極と陰極を隔離する隔板の浸液部が、目開き50μm以上5mm以下の隔膜で仕切られている電解槽を用いる。 (もっと読む)


【課題】 フッ化物イオンを含有する電解浴を用いてフッ素含有物質を電解合成する際に使用する陽極として長期間安定に操業できる炭素陽極が存在しなかった。
【解決手段】 少なくともその表面が導電性炭素質材料から成る導電性基体、および該基体の少なくとも一部に被覆されたダイヤモンド構造を有する導電性炭素質皮膜を含んで成ることを特徴とする電解用陽極。該電解用陽極を用いると、陽極効果、及び電極消耗が抑制され、高電流密度で長期間安定的にフッ素化合物を高効率で合成することが可能になる。 (もっと読む)


【課題】特定の金属フッ化物を炭素材料と混合し焼成する工程を経るだけで組織に気孔の少ない比較的機械的強度の高い炭素電極を製作し、NH4F−KF−HF系、NH4F−HF系のいずれであっても炭素電極が分極することなく長寿命を示す三フッ化窒素ガス製造用炭素電極を提供する。
【解決手段】本発明の三フッ化窒素ガス発生用炭素電極は、平均気孔径が0.5μm以下の緻密な組織からなるものであり、炭素質材料と、前記炭素質材料の焼成温度以上の融点を持つフッ化マグネシウム、フッ化アルミニウムの内から選ばれる少なくとも1種以上のものからなることが好ましく、前記フッ化マグネシウム、フッ化アルミニウムの内から選ばれる少なくとも1種以上のものの含有率は、3〜10wt%である三フッ化窒素ガス製造用炭素電極。 (もっと読む)


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