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【課題】高張力鋼板をめっき原板に使用しているにも拘わらずプレス成形性の良好な合金化溶融亜鉛めっき高張力鋼板を提供する。
【解決手段】Si,Mnを強化元素とする高張力鋼板をめっき原板に使用し、合金化処理時の加熱によりめっき原板から亜鉛めっき層にSi,Mnを拡散させ、Si:0.005〜1.0質量%,Mn:0.005〜1.0質量%,Fe:7〜15質量%を含む組成の合金化溶融亜鉛めっき層を形成する。Si,Mn濃度の適正管理により、優れた耐パウダリング性,耐フレーキング性,プレス成形性を合金化溶融亜鉛めっき高張力鋼板に付与する。 (もっと読む)


【課題】、Siを高濃度(1mass%以上)含有した高強度鋼板でも、効果的にSi系酸化物の表面濃化が抑制され、不めっきの無い表面外観と優れためっき密着性を有する高強度溶融亜鉛系めっき鋼板を、高い生産性で安定的に製造する方法を提供する。
【解決手段】Siを1mass%以上、3mass%以下含有する鋼の表面に、局部山頂の平均間隔Sが20μm以下、算術平均粗さRaが0.2μm以上の粗さを付与するステップと、前記粗さが付与された鋼を圧延するステップと、前記圧延された鋼を酸化熱処理してから還元焼鈍熱処理を行うステップと、前記熱処理された鋼に溶融亜鉛めっきを行うステップとを備えることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】本発明は、圧延方向のヤング率に優れた低降伏比型鋼板を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明は、C、Si、Mn、P、S、Al、N、Mo、Nb、Ti、Bを規定量含有し、残部鉄及び不可避的不純物からなり、フェライト又はベイナイトを体積分率最大の組織とし、体積分率で2〜25%のマルテンサイトを含む複合組織鋼であり、かつ板厚の1/8層における{110}<223>、{110}<111>のいずれか一方又は双方の極密度が10以上を満足し、圧延方向のヤング率が230GPa超である。 (もっと読む)


【課題】多量のSi,Mnを含有する鋼板の組織を調整するとともに、Si,Mnを含まないFeとZnのめっき層を合金化させて、高強度でしかも延性に優れた合金化溶融亜鉛めっき鋼板を得る。
【解決手段】C:0.05〜0.25質量%,Si:0.6〜2.0質量%,Mn:1.0〜2.5質量%,Al:0.1〜0.5質量%を含み、かつSiとAlの合計が0.8〜2.2質量%に調整された鋼板にFe系めっきを施した後、700〜900℃で焼鈍し、その後、2〜200℃/秒の平均冷却速度で350〜500℃まで冷却し、その温度域に10〜200秒保持した後、下記式(1)を満たす付着量で溶融Znめっきを施し、直ちに460〜530℃の温度域で2〜120秒保持後、5℃/秒以上の冷却速度で250℃以下に冷却してδ1単相の合金化めっき層を形成する。 0.08≦[Fe付着量]/([Fe付着量]+[Zn付着量])≦0.15 ・・・(1) (もっと読む)


【課題】 組織が均一で耐食性と成形性に優れたTRIP型の溶融亜鉛めっき高強度鋼板、および合金化溶融亜鉛めっき高強度鋼板、およびそれらの製造方法を提供する。
【解決手段】 溶融亜鉛めっき高強度鋼板は、質量%にて、C:0.05〜0.25%、Si:2.0%以下、Mn:0.8〜35、P:0.0010〜0.1%、S:0.0010〜0.05%、N:0.0010〜0.010%、Al:0.01〜2.0%を含有し、残部鉄及び不可避的不純物からなる鋼組成を有し、
組織中に平均炭素量0.9%以上の残留オーステナイトを3%以上含有し、
板厚tの1/8t〜3/8tの範囲でのMnミクロ偏析が、式(1)を満たす範囲にある鋼板に、溶融亜鉛めっきが施されたことを特徴とする。
0.10≧σ/Mn ・・・(1)
ここでMnは添加量、σはMnミクロ偏析測定における標準偏差である。 (もっと読む)


【課題】 本発明は、優れた耐食性と成形性を有する、亜鉛系めっき鋼材からなる、鋼製成形品を提供することを目的とする。
【解決手段】 本発明は、亜鉛系めっき層を有する鋼材であって、基材である鋼材とめっき層界面の鋼材側に亜鉛拡散相が存在することを特徴とする。本発明において、前記亜鉛拡散相中の亜鉛量が片面当り1g/m以上60g/m以下であることが望ましい。本発明において、前記亜鉛拡散相の厚みが1μm以上30μm以下であることが望ましい。本発明において、前記亜鉛拡散相に含まれる亜鉛量が、前記めっき層に含まれる亜鉛量と比べて、質量%で1〜100%であることが望ましい。 (もっと読む)


【課題】高ヤング率鋼板、それを用いた溶融亜鉛めっき鋼板、合金化溶融亜鉛めっき鋼
板、高ヤング率鋼管、高ヤング率溶融亜鉛めっき鋼管、及び高ヤング率合金化溶融亜鉛め
っき鋼管、並びにそれらの製造方法を提供する。
【解決手段】本発明の高ヤング率鋼板は、質量%で、C:0.0005〜0.30%、
Si:2.5%以下、Mn:0.1〜5.0%、P:0.15%以下、S:0.015%
以下、Al:0.15%以下、N:0.01%以下含有し、Mo:0.005〜1.5%
、Nb:0.005〜0.20%、B:0.0001〜0.01%、Ti:48/14×
N(質量%)以上0.2%以下の1種または2種以上を合計0.015〜1.91質量%
含有し、板厚1/8層の{110}<223>及び{110}<111>のいずれか一方
または双方の極密度が10以上、圧延方向のヤング率が230GPa超である。 (もっと読む)


【課題】 多量のSi、Mnを含有する鋼板を原板として合金化溶融亜鉛めっき鋼板を製造するに、めっき原板の表面に形成するプレFe系めっき層を、Znめっき付着量との関係で調整し、Si,Mnを含まないFe層とZn層との間で低温で合金化させて、高強度でしかも加工性に優れためっき鋼板を得る。
【解決手段】 C:0.05〜0.25質量%,Si:0.6〜2.0質量%,Mn:0.8〜3.0質量%を含む鋼板にFe系めっきを施した後、700〜900℃で焼鈍し、その後、2〜200℃/秒の平均冷却速度で350〜500℃まで冷却し、その温度域に0〜20分保持しもしくは保持することなく、次いで下記式(1)を満たす付着量で溶融Znめっきを施し、直ちに、又は460〜530℃の温度域で2秒〜2分保持後、5℃/秒以上の冷却速度で250℃以下に冷却することにより、δ1相単相のめっき層を形成する。
0.08≦[Fe付着量]/([Fe付着量]+[Zn付着量])≦0.15 ・・・(1) (もっと読む)


【課題】無酸化炉−還元炉方式の溶融めっき設備で発生する不めっきや合金化のばらつき,それに起因する外観不良などを合金化の昇温速度や合金化温度到達後の冷却速度を制御することを目的としている。
【解決手段】
無酸化炉−還元炉方式の溶融亜鉛めっき設備を用いて鋼板を焼鈍した後,該鋼板を大気に接触させることなく,溶融亜鉛めっきを主体とする溶融金属中を通板せしめ,次いで加熱合金化する合金化溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法において,無酸化炉内の酸素濃度を体積%で1%以下,還元炉の酸素濃度を体積ppmで100ppm以下,還元炉の水素濃度を体積%で5%以上とし,溶融めっき後の加熱合金化を,誘導加熱装置にて板温昇温速度70℃/s以下で加熱合金化した後,温度を保持することなく,該加熱合金化温度から5℃/s〜30℃/sの冷却速度で板温が400℃以下に到達するまでガス冷却することを特徴とする合金化溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法。 (もっと読む)


【課題】 P添加鋼板に合金化溶融亜鉛メッキを施すにあたり、その合金化速度を向上しつつ、良好なメッキ外観やメッキ密着性といった性能を向上せしめる方法を提供する。
【解決手段】 P添加鋼板を焼鈍し、複数回の酸洗処理を経た後、表面を活性化し、Alを0.05〜0.2質量%含有する溶融亜鉛メッキ浴でメッキし、次いで加熱合金化処理を施すことを特徴とするP添加鋼板の合金化溶融亜鉛メッキ方法。また、複数回の酸洗処理方法が、塩酸水溶液による1回目の酸洗処理と、硫酸水溶液による2回目の酸洗処理からなること、更に、表面を活性化する方法が、非酸化性雰囲気中にて加熱すること、また更に、表面を活性化する方法が、Niプレメッキを施し、430〜500℃に加熱することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】スポット連続打点性と塗装鮮映性をバランス良く向上させる皮膜構成を備え、更にめっき密着性も確保できる溶融亜鉛めっき鋼板およびこの鋼板の製造方法を提供する。
【解決手段】素地鋼板5の少なくとも片面にめっき皮膜4を備え、該亜鉛めっき皮膜4は、素地鋼板側からFe−Al系合金層2、Fe−Zn系合金層3および亜鉛めっき層1がこの順で存在するものであり、Fe−Al系合金層中のAl含有量が10〜300mg/m2であり、Fe−Zn系合金層の厚みが亜鉛めっき皮膜厚みの1/2以下であり、さらに合金層を含めためっき皮膜中のFe含有量が0.5質量%以上である溶融亜鉛めっき鋼板。この鋼板は、めっき後、所定の条件で加熱する本発明の製造方法により製造することができる。 (もっと読む)


【課題】煩雑な工程を経ることなく良好な合金化溶融亜鉛めっき性を得ることができ、連続鋳造時のスラブ割れおよび熱延時の表面欠陥を抑制した、表面性状および耐二次加工脆性に優れる高延性高強度合金化溶融亜鉛めっき鋼板およびその製造方法を提供すること。
【解決手段】質量%で、C:0.05〜0.25%、Si:0.5%以下、Mn:1〜3%、P:0.1%以下、S:0.01%以下、Al:0.1〜2%、N:0.005%未満を含み、かつSi+Al≧0.6%、(0.0006Al)%≦N≦0.0058%−(0.0026×Al)%、Al≦(1.25×C0.5−0.57Si+0.625Mn)%を満たし、残部Feおよび不可避的不純物からなる。 (もっと読む)


【課題】 めっき表面外観に優れ、かつめっき密着性に優れた高張力溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法を提案する。
【解決手段】 Siを0.1〜3%含む鋼板をめっき原板とし、[M]≧[Si](ここで、[M]:マグネタイト付着量(g/m2 )、[Si]:鋼板のSi含有量(mass%))を満足する量[M]のマグネタイトを付着させ、ついで好ましくは[D]≦ −2[M]+10(ここで、[D]:加熱還元処理雰囲気の露点(℃)、[M]:マグネタイト付着量(g/m2 ))を満足する露点[D]を有する加熱還元雰囲気中で加熱還元処理を施し、引き続き溶融亜鉛めっき処理を施し、好ましくはついで合金化処理を施す。なお、マグネタイト付着処理前に、鋼板表面にS、Se、Cl、Br、Na、K、Cのうちから選ばれた1種または2種以上の元素を含有する化合物を付着させることが好ましい。これにより、めっき外観およびめっき密着性、さらには耐食性に優れた高張力溶融亜鉛めっき鋼板、または高張力合金化溶融亜鉛めっき鋼板が得られる。 (もっと読む)


【課題】めっき皮膜中のAl含有量が20〜95mass%の溶融Al−Zn系めっき鋼板を下地鋼板とする表面処理鋼板において、優れた加工性、加工部耐食性及びロールフォーミング性を得る。
【解決手段】めっき鋼板面に、所定Cr付着量のクロメート皮膜とその上層の熱硬化性有機樹脂皮膜とからなる化成処理皮膜を有し、好ましくはめっき皮膜を少なくとも下記(a)及び(b)の熱履歴を経たものとする。
(a)めっき浴を出た直後の10秒間の平均冷速が11℃/sec未満の熱履歴
(b)めっき金属の凝固後、130〜300℃間の温度T(℃)に加熱され、その後、温度T(℃)から100℃までの平均冷速がC=(T−100)/2であるC(℃/hr)以下を満足する熱履歴、又は/及び、めっき金属の凝固後の130〜300℃間の温度T(℃)から100℃までの平均冷速が上記C(℃/hr)以下を満足する熱履歴 (もっと読む)


【課題】本発明はスパングルの無い溶融亜鉛メッキ鋼板及びその製造方法並びにこれに用いられる溶融亜鉛メッキ装置に関する。
【解決手段】溶融亜鉛メッキ層の凝固された亜鉛結晶の平均結晶組織の粒子直径が10〜88μmで、100倍の顕微鏡からみると樹枝状晶の凝固の跡が無い溶融亜鉛メッキ鋼板、上記鋼板をアルミニウムが0.13〜0.3wt%含まれた亜鉛メッキ液槽に浸漬し、過剰のメッキ液を除去するためエアワイピングした後、溶融亜鉛メッキ処理温度〜419℃の鋼板温度を噴射開始温度に、そして417〜415℃の鋼板温度を噴射終了温度にして水または水溶液を噴射し、この際に、噴射された水または水溶液の液滴は−1〜−50kVの高電圧に帯電されたメッシュ状の高電圧帯電電極を通過し、帯電電極を通過した液滴が上記鋼板の表面に付着して溶融亜鉛の凝固核として作用する溶融亜鉛メッキ鋼板の製造方法及びこれに用いられる装置が提供される。上記溶融亜鉛メッキ鋼板は、耐食性、耐黒変性、耐オイルステイン性、表面摩擦係数及び表面外観に優れたもので、自動車の車体の内板及び外板、家電及び建資材用、塗装用鋼板の素材に用いることが出来る。 (もっと読む)


【課題】過冷による気水シワの発生を防止し、また冷却不足による亜鉛粉によるチカチカ疵の発生をも防止し、品質の良好な合金化亜鉛めっき鋼板を得ることができる合金化炉出側気水冷却方法を提供する。
【解決手段】溶融亜鉛めっきされた鋼板3を合金化処理する合金化炉の出側に複数段の気水冷却手段1,2を設置し、急速冷却を行う。従来、冷却速度は上下均一であったが、本発明では、後段の冷却を前段の冷却よりも緩冷却にすることを特徴とするものである。例えば、前段の冷却速度を30〜35℃/秒、後段の冷却速度を20〜25℃/秒とすることにより、最善の結果が得られる。 (もっと読む)


本発明は被覆されていない、電気ガルバナイジングされた又は熱浸漬ガルバナイジングされたTRIP鋼製品の製造のための、冷間圧延工程を含む方法に使用されることを意図される鋼組成物に関し、前記組成物は特定の燐の追加を特徴とする。燐は炭素含有量を十分に減らすことによって良好な溶接性を維持しながら所望の機械的特性(高い伸びと組み合わせた高い引張強度)を達成するために加えられる、本発明はさらに、鋼製品の製造方法、本発明の組成を有する前記鋼製品に関する。 (もっと読む)


【課題】アルミニウム含有量が20〜95質量%である高アルミニウム含量の溶融アルミニウム−亜鉛合金めっき鋼板を製造するにあたり、めっき被膜の加工性を向上するための熱処理を行わず、あるいは熱処理を行う場合であってもその処理時間を短縮することができ、且つめっき被膜の加工性を十分に向上することができる溶融アルミニウム−亜鉛合金めっき鋼板の製造方法を提供する
【解決手段】アルミニウム含有量が20〜95質量%である溶融アルミニウム−亜鉛合金のめっき浴と鋼板とを接触させてめっき被膜を前記鋼板に形成するめっき工程を含む。前記鋼板がホウ素及びバナジウムのうち少なくとも一方を含有するものである。 (もっと読む)


【課題】陰極防食が付与された焼入れ鋼部品の製造方法、焼入れ鋼部品へ施される防食層、及び焼入れ鋼部品を提供する。
【解決手段】焼入れ鋼部品の製造方法を、a)焼入れ可能な鋼合金から成る薄鋼板へ連続コーティング処理によってコーティングを施し、b)前記コーティングをほぼ亜鉛で構成し、c)前記コーティングへさらに酸素親和性元素の1または2種以上を全量としてコーティング全重量に対して0.1重量%〜15重量%の割合で含ませ、d)次いで前記コーティングされた薄鋼板の少なくとも一部を大気中の酸素を取り入れながら焼入れに必要な温度まで至らしめて該薄鋼板に焼入れに必要な微細構造変化が起こるまで加熱し、e)前記コーティング上へ酸素親和性元素酸化物から成る表面被膜を形成させ、f)加熱前あるいは加熱後に薄鋼板を形状化し、及びg)十分な加熱後に、薄鋼板合金の焼入れが完了するように算出された冷却速度で薄鋼板を冷却する各工程から構成する。 (もっと読む)


【課題】 耐黒変性に優れ、厳しい加工に耐え得るめっき皮膜を有し、耐食性に優れた溶融Zn-Al 系合金めっき鋼板とその製造方法を提供する。
【解決手段】 めっき皮膜の化学組成が、質量%でAl :3.5〜10%、Mg :0.05%以上、0.50%未満、(Pb +Sn +Cd +Bi )≦0.020%、残部がZn および不可避的不純物からなり、めっき皮膜のZn(002) 面配向性指数が3.5以上である溶融Zn-Al 系合金めっき鋼板。めっき皮膜の硬度≦110Hv とすればなおよい。本発明の鋼板は、溶融めっき層を5℃/秒以上、15℃未満の冷却速度で冷却するか、酸素濃度が5体積%以下、残部が非酸化性ガスからなる非酸化性雰囲気で冷却して製造するのがよい。 (もっと読む)


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