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Fターム[4K030BA36]の内容

CVD (106,390) | 皮膜材質 (16,728) | 化合物成分を含む皮膜 (8,284) | 炭化物 (797)

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SiC (410)

Fターム[4K030BA36]に分類される特許

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【課題】高速高送り断続切削加工で硬質被覆層がすぐれた耐チッピング性を発揮する表面被覆切削工具を提供する。
【解決手段】工具基体の表面に、Ti系化合物層からなる下部層と、Al層からなる上部層を蒸着形成した表面被覆切削工具において、Ti系化合物層のうちの少なくとも一つの層が、(Ti1−XCr)C1−Y(原子比で、0.005≦X≦0.05、0.45≦Y≦0.55)を満足するTiCrCN層であり、また、少なくとも他の一つの層が、電界放出型走査電子顕微鏡を用い、層の縦断面研磨面の法線に対して、(001)面および(011)面の法線がなす傾斜角を測定し、(001)面の法線同士および(011)面の法線同士の交わる角度が2度以上の場合を粒界と設定した上で、測定領域において粒界として識別される結晶粒相互間の界面のうち、(001)面の法線同士、および(011)面の法線同士の交わる角度が15度以上の粒界の長さGBLと、測定したTiCNO層の層厚Tの比の値GBL/Tが320〜600である改質TiCNO層で構成する。 (もっと読む)


【課題】高速高送り断続切削加工で硬質被覆層がすぐれた耐チッピング性を発揮する表面被覆切削工具を提供する。
【解決手段】工具基体の表面に、少なくとも、TiとZrの複合炭窒化物層およびZrの炭窒化物層のうちの1層または2層以上と、1層以上のTiCNO層とからなる下部層と、Al層からなる上部層を蒸着形成した表面被覆切削工具において、上記TiCNO層は、電界放出型走査電子顕微鏡を用い、層の縦断面研磨面の法線に対して、(001)面および(011)面の法線がなす傾斜角を測定し、(001)面の法線同士および(011)面の法線同士の交わる角度が2度以上の場合を粒界と設定した上で、測定領域において粒界として識別される結晶粒相互間の界面のうち、(001)面の法線同士、および(011)面の法線同士の交わる角度が15度以上の粒界の長さGBLと、測定したTiCNO層の層厚Tの比の値GBL/Tが320〜600である改質TiCNO層からなる。 (もっと読む)


【課題】本発明の目的は、耐摩耗性および耐欠損性を両立させるとともに、基材と被覆層との密着性にも優れた刃先交換型切削チップを提供することにある。
【解決手段】本発明の刃先交換型切削チップは、基材と該基材上に形成された被覆層とを備えるものであって、該被覆層は、複数の層からなり、その最表面層のみに圧縮残留応力が付与されており、該最表面層は、Tiの炭化物、窒化物および炭窒化物のいずれかを主成分とする層であり、かつそれに付与される圧縮残留応力は0.05GPa以上2GPa以下であり、該被覆層は、該最表面層の内側に少なくとも1層のAl23を主体とするアルミナ層を含むことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 硬質被覆層が高速重切削加工ですぐれた耐チッピング性と耐摩耗性を発揮する表面被覆切削工具を提供する。
【解決手段】 WC基超硬合金またはTiCN基サーメットで構成された工具基体の表面に、硬質被覆層を蒸着形成した表面被覆切削工具において、(a)下部層がTi化合物層、(b)上部層が、それぞれ1〜5μmの層厚を有するA層、B層の交互積層構造として構成され、A層はZr含有κ型Al層、また、B層はZr無添加加熱変態α型Al層で構成する。 (もっと読む)


【課題】強靭ダクタイル鋳鉄の高速高送り切削加工において、硬質被覆層がすぐれた耐チッピング性を発揮する表面被覆切削工具を提供する。
【解決手段】工具基体の表面に、硬質被覆層として、TiNからなる最内層、高窒素TiCNからなる内層、TiCO、TiCNOからなる内側密着層、α型Alからなる中間層、TiCO、TiCNOからなる外側密着層、高炭素TiCNまたはTiCからなる外層を蒸着形成し、さらに、硬質被覆層の表面には、乾式もしくは湿式ブラスト処理を施し、硬質被覆層の表面平滑化、残留応力の低減化を図る。 (もっと読む)


【課題】 硬質被覆層が高速重切削加工ですぐれた耐チッピング性を発揮する表面被覆切削工具を提供する。
【解決手段】 工具基体の表面に、(a)下部層としてTi化合物層、(b)上部層として、化学蒸着したAlとZrの複合酸化物層からなり、該上部層を構成する結晶粒について、それぞれ隣接する結晶粒相互の界面における(0001)面の法線同士および{10−10}面の法線同士の交わる角度が15度以下の結晶粒界面単位が全結晶粒界面単位の10%以上を占め、さらに、前記交わる角度が55〜65度の範囲内である結晶粒界面単位が全結晶粒界面単位の20%以上を占める結晶粒界面配列を示す複合酸化物層、からなる硬質被覆層を蒸着形成する。 (もっと読む)


【課題】本発明の目的は、強度が向上するとともに基材と被覆層との密着性が向上した表面被覆切削工具を提供することにある。
【解決手段】本発明の表面被覆切削工具は、超硬合金からなる基材とそれを被覆する1層以上の被覆層とを備え、該基材は、その表面部にWとCoとの複炭化物を主成分とする、厚みが0.005μm以上0.1μm未満の表面層を有することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】窒化物半導体単結晶層の割れ(クラック)、結晶欠陥等の発生を抑制し、かつ、窒化物半導体単結晶層の結晶性の向上を図ることができる化合物半導体基板の提供。
【解決手段】結晶面方位が{111}面であるSi単結晶基板100上に形成され、3C−SiC単結晶層110aと、TiC、TiN、VC、VNのうちいずれか一種で構成された金属化合物層110bとがこの順で互いに積層され、最上層αが3C−SiC単結晶層110aまたは金属化合物層110bのいずれかで構成された第1の中間層110を備える。 (もっと読む)


【課題】高熱発生を伴い、繰り返し大きな機械的負荷・熱的衝撃がかかる高速断続重切削加工で、すぐれた耐欠損性を発揮する表面被覆WC基超硬合金製切削工具を提供する。
【解決手段】質量%で、Co:5〜12%、S:0.02〜0.2%、および、炭化物換算値で、TiC:1〜5%、TaCおよびNbCのうちの1種または2種:1〜5%、WC:残り、からなる平均組成を有するWC基超硬合金を基体とする表面被覆WC基超硬合金製切削工具において、基体の内部側は、実質的に、WCからなる第1硬質相と、TiとTaおよび/またはNbとWの複合炭化物固溶体および/または複合炭窒化物固溶体からなる第2硬質相と、樹枝状の炭硫化物析出相と、結合相および不可避不純物で構成し、一方、基体の表面側は、S:0.02%未満であって、実質的に、第1硬質相と結合相で構成する。 (もっと読む)


【課題】高硬度材の切削加工等で硬質被覆層がすぐれた耐チッピング性を発揮する表面被覆切削工具を提供する。工具切刃部
【解決手段】表面被覆切削工具の工具切刃部の逃げ面、ホーニング部およびすくい面の表面に蒸着形成する硬質被覆層は、少なくとも、Al層からなる内部層とTi、Zr、Hfの炭化物、窒化物、炭窒化物のうちの1層または2層以上からなる最表面層とで構成し、また、上記工具切刃部のランド部表面の硬質被覆層はAl層で構成する。 (もっと読む)


【課題】高速断続切削加工で硬質被覆層がすぐれた耐チッピング性と耐摩耗性を発揮する表面被覆切削工具を提供する。
【解決手段】上部層として酸化アルミニウム層、下部層としてTi化合物層と改質(Ti,Zr)CN層を蒸着形成した表面被覆切削工具において、Ti化合物層のうちの少なくとも1層は、{110}面の法線がなす傾斜角を測定・集計した傾斜角度数分布グラフにおいて、0〜10度の範囲内の傾斜角区分に最高ピークが存在し、かつ、該区分内の度数合計が度数全体の45%以上の割合を占める改質TiCN層で構成し、さらに、前記改質(Ti,Zr)CN層は、{111}面の法線がなす傾斜角を測定・集計した傾斜角度数分布グラフにおいて、0〜10度の範囲内の傾斜角区分に最高ピークが存在し、かつ、該区分内の度数合計が度数全体の45%以上の割合を占める改質(Ti,Zr)CN層で構成する。 (もっと読む)


【課題】 高速断続切削加工で硬質被覆層がすぐれた耐チッピング性と耐摩耗性を発揮する表面被覆切削工具を提供する。
【解決手段】 硬質被覆層として、少なくとも(Ti,Cr)CN層を蒸着形成した表面被覆切削工具において、少なくとも1層は、(a){111}面の法線の傾斜角度数分布グラフにおいて、0〜10度の範囲内の傾斜角区分に最高ピークが存在し、その度数の合計が、度数全体の45%以上の割合を占める(Ti,Cr)CN層で構成、また、さらに少なくとも1層は、(b){112}面の法線の傾斜角度数分布グラフにおいて、0〜10度の範囲内の傾斜角区分に最高ピークが存在し、その度数の合計が、度数全体の45%以上の割合を占める(Ti,Cr)CN層で構成する。 (もっと読む)


【課題】 高速断続切削加工で硬質被覆層がすぐれた耐摩耗性を発揮する表面被覆切削工具を提供する。
【解決手段】表面被覆切削工具の硬質被覆層の上部層は酸化アルミニウム層、下部層は密着性Ti化合物層と改質(Ti1−XZr)CN層(但し、原子比でX=0.02〜0.25)と改質(Ti1−YCr)CN層(但し、原子比でY=0.12〜0.20)で構成し、改質(Ti,Zr)CN層および改質(Ti,Cr)CN層は、それぞれ、{111}面の傾斜角度数分布グラフにおいて、0〜10度の範囲内の傾斜角区分に最高ピークが存在し、かつ、該傾斜角区分内に存在する度数の合計が、度数全体の45%以上の割合を占める。 (もっと読む)


【課題】高速断続切削加工で硬質被覆層がすぐれた耐チッピング性と耐摩耗性を発揮する表面被覆切削工具を提供する。
【解決手段】上部層として酸化アルミニウム層、下部層としてTi化合物層と改質(Ti,Zr)CN層を蒸着形成した表面被覆切削工具において、Ti化合物層のうちの少なくとも1層は、{112}面の法線がなす傾斜角を測定・集計した傾斜角度数分布グラフにおいて、0〜10度の範囲内の傾斜角区分に最高ピークが存在し、かつ、該区分内の度数合計が度数全体の45%以上の割合を占める改質TiCN層で構成し、さらに、前記改質(Ti,Zr)CN層は、{111}面の法線がなす傾斜角を測定・集計した傾斜角度数分布グラフにおいて、0〜10度の範囲内の傾斜角区分に最高ピークが存在し、かつ、該区分内の度数合計が度数全体の45%以上の割合を占める改質(Ti,Zr)CN層で構成する。 (もっと読む)


【課題】 高速断続切削加工で硬質被覆層がすぐれた耐チッピング性と耐摩耗性を発揮する表面被覆切削工具を提供する。
【解決手段】 硬質被覆層として、少なくともTi化合物層を蒸着形成した表面被覆切削工具において、Ti化合物層のうちの少なくとも1層は、{110}面の法線の傾斜角度数分布グラフにおいて、0〜10度の範囲内の傾斜角区分に最高ピークが存在し、その度数の合計が、度数全体の45%以上の割合を占めるTiCN層、また、Ti化合物層のうちのさらに少なくとも1層は、{111}面の法線の傾斜角度数分布グラフにおいて、0〜10度の範囲内の傾斜角区分に最高ピークが存在し、その度数の合計が、度数全体の45%以上の割合を占める(Ti,Cr)CN層で構成する。 (もっと読む)


【課題】耐熱合金の高速断続切削加工において、硬質被覆層がすぐれた耐欠損性と耐摩耗性を発揮する表面被覆切削工具を提供する。
【解決手段】工具基体の表面に硬質被覆層を形成した表面被覆切削工具において、硬質被覆層の下部層はTi化合物層、同上部層は、化学蒸着で形成した島状のAl/ZrO混合組織層(縦断面観察による)と、該島状Al/ZrO混合組織層の間隙を埋める物理蒸着で形成された耐熱性高強度硬質膜からなる層構造を有し、上部層表面に平行な横断面において上記Al/ZrO混合組織層が占める面積(ACVD)と、上記耐熱性高強度硬質膜が占める面積(APVD)との面積比(ACVD/APVD)は、0.9〜16である層構造を有する。 (もっと読む)


【課題】耐熱合金の断続切削加工において、硬質被覆層がすぐれた耐欠損性と耐摩耗性を発揮する表面被覆切削工具およびその製造方法を提供する。
【解決手段】工具基体の表面に硬質被覆層を形成した表面被覆切削工具において、硬質被覆層の下部層はTi化合物層、同上部層は、化学蒸着で形成した島状のZrO(縦断面観察による)と、該島状ZrOの間隙を埋める物理蒸着で形成された耐熱性高強度硬質膜からなる混合組織構造を有し、上部層表面に平行な横断面において上記ZrOが占める面積(ACVD)と、上記耐熱性高強度硬質膜が占める面積(APVD)との面積比(ACVD/APVD)は、0.7〜14である混合組織層で構成される。 (もっと読む)


【課題】本発明は高速切削速度での鋼の旋削加工のための被覆切削工具(コーティング・チップ)に関するものであり、優れた変形抵抗、高い耐摩耗性、及び強靱性をもつ切削チップを提供することを目的とする。
【解決手段】被覆切削工具は(006)配向のα-Al2O3でコ-ティングされた超硬合金体を有する。該超硬合金体は、4.5-6.5 wt% のCo、3-10 wt%の立方晶炭化物を形成する金属、を含み、S値が0.77-0.92、保磁力が10-20 kA/mである。α-Al2O3層の厚さは、7-12μmの範囲にあり、長さ/幅の比が2から12までの範囲にある柱状結晶粒で構成され、厚さが4-12μmまでのMTCVD Ti(C,N)層の上に蒸着形成されている。アルミナ層は、前述したように (006)配向されている。アルミナ層は最上層となり、湿式ブラストによりRa1μm未満であり、黒色の輝く外観を持つ工具である。 (もっと読む)


【課題】 高速重切削加工で硬質被覆層がすぐれた耐摩耗性を発揮する表面被覆切削工具を提供する。
【解決手段】炭化タングステン基超硬合金からなる工具基体の表面に、(a)下部層として、粒状結晶組織のTiN層、TiCN層のうちの少なくとも1層、(b)中間層として、粒状結晶組織の(Ti,Cr)CNO層、(c)上部層として、縦長成長結晶組織のTiCN層、(d)最表面層として、Al層、上記(a)〜(d)を蒸着形成し、必要により、上記(c)と(d)の間に、密着層として、粒状結晶組織のTi化合物層を蒸着形成する。 (もっと読む)


【課題】 高速切削加工で硬質被覆層がすぐれた耐摩耗性を発揮する表面被覆切削工具を提供する。
【解決手段】表面被覆切削工具の硬質被覆層の上部層は酸化アルミニウム層、下部層は密着性Ti化合物層と改質(Ti1−XZr)CN層(但し、原子比でX=0.02〜0.25)で構成し、該改質(Ti,Zr)CN層として、外層の結晶粒の{111}面の法線がなす傾斜角を測定・集計した傾斜角度数分布グラフにおいて、0〜10度の範囲内の傾斜角区分に最高ピークが存在し、かつ、該傾斜角区分内に存在する度数の合計が、傾斜角度数分布グラフにおける度数全体の45%以上の割合を占める傾斜角度数分布グラフを示す改質(Ti,Zr)CN層を設ける。 (もっと読む)


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