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Fターム[4K030LA22]の内容

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Fターム[4K030LA22]に分類される特許

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【課題】 Ni基、Fe基、Co基耐熱合金の高速切削加工で硬質被覆層がすぐれた耐摩耗性を発揮する表面被覆切削工具を提供する。
【解決手段】 工具基体の表面に、Ti化合物層からなる下部層と、TiとAlの複合炭窒酸化物層からなる中間層と、Al層からなる上部層で構成された硬質被覆層を形成してなる表面被覆切削工具において、上記TiとAlの複合炭窒酸化物層を、電界放出型走査電子顕微鏡を用い、層の縦断面研磨面の法線に対して、(001)面および(011)面の法線がなす傾斜角を測定し、(001)面の法線同士および(011)面の法線同士の交わる角度が2度以上の場合を粒界と設定した上で、測定領域において粒界として識別される結晶粒相互間の界面のうち、(001)面の法線同士、および(011)面の法線同士の交わる角度が15度以上の粒界の長さGBLと、測定したTiとAlの複合炭窒酸化物層の層厚Tの比の値GBL/Tが250〜500であるTiとAlの複合炭窒酸化物層で構成する。 (もっと読む)


【課題】高速高送り断続切削加工で硬質被覆層がすぐれた耐チッピング性を発揮する表面被覆切削工具を提供する。
【解決手段】工具基体の表面に、少なくとも、TiとZrの複合炭窒化物層およびZrの炭窒化物層のうちの1層または2層以上と、1層以上のTiCNO層とからなる下部層と、Al層からなる上部層を蒸着形成した表面被覆切削工具において、上記TiCNO層は、電界放出型走査電子顕微鏡を用い、層の縦断面研磨面の法線に対して、(001)面および(011)面の法線がなす傾斜角を測定し、(001)面の法線同士および(011)面の法線同士の交わる角度が2度以上の場合を粒界と設定した上で、測定領域において粒界として識別される結晶粒相互間の界面のうち、(001)面の法線同士、および(011)面の法線同士の交わる角度が15度以上の粒界の長さGBLと、測定したTiCNO層の層厚Tの比の値GBL/Tが320〜600である改質TiCNO層からなる。 (もっと読む)


【課題】高速高送り断続切削加工で硬質被覆層がすぐれた耐チッピング性を発揮する表面被覆切削工具を提供する。
【解決手段】工具基体の表面に、Ti系化合物層からなる下部層と、Al層からなる上部層を蒸着形成した表面被覆切削工具において、Ti系化合物層のうちの少なくとも一つの層が、(Ti1−XCr)C1−Y(原子比で、0.005≦X≦0.05、0.45≦Y≦0.55)を満足するTiCrCN層であり、また、少なくとも他の一つの層が、電界放出型走査電子顕微鏡を用い、層の縦断面研磨面の法線に対して、(001)面および(011)面の法線がなす傾斜角を測定し、(001)面の法線同士および(011)面の法線同士の交わる角度が2度以上の場合を粒界と設定した上で、測定領域において粒界として識別される結晶粒相互間の界面のうち、(001)面の法線同士、および(011)面の法線同士の交わる角度が15度以上の粒界の長さGBLと、測定したTiCNO層の層厚Tの比の値GBL/Tが320〜600である改質TiCNO層で構成する。 (もっと読む)


【課題】本発明の目的は、耐摩耗性および耐欠損性を両立させるとともに、基材と被覆層との密着性にも優れた刃先交換型切削チップを提供することにある。
【解決手段】本発明の刃先交換型切削チップは、基材と該基材上に形成された被覆層とを備えるものであって、該被覆層は、TiCN層を少なくとも含む複数の層からなり、その複数の層のうち少なくとも1層は圧縮残留応力が付与されており、該TiCN層は、TiCNを主体とする層であり、X線回折において(422)面に最高ピーク強度を有するとともに(311)面に第2のピーク強度を有し、かつ(422)面のピーク強度I(422)と(311)面のピーク強度I(311)とのピーク強度比I(422)/I(311)が1.1以上10以下であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】鋼のフライス加工に対して向上した性能を持つ被膜付き切削工具を提供する。
【解決手段】鋼の湿式または乾式フライス加工に特に有用な、被膜付き超硬合金インサート(切削工具)であって、WC、NbCおよびTaC、W合金化Coバインダー相を含んでなる超硬合金ボディならびに等軸粒子を持つTiCxyzの最内層、柱状粒子を持つTiCxyz層およびαAl23層を含んでなる被膜により特徴づけられる。 (もっと読む)


【課題】潤滑性かつ加工精度に優れたダイヤモンド被覆切削工具を提供する。
【解決手段】炭化タングステン基超硬合金または炭窒化チタン基サーメットで構成された工具基体表面に、膜厚1〜15μmのダイヤモンド皮膜層と膜厚3〜5μmの潤滑皮膜層が形成されたダイヤモンド被覆切削工具において、潤滑皮膜層は、六方晶窒化ホウ素、二硫化モリブデンまたは窒化クロムからなるマトリックス相中に、15〜50面積%のダイヤモンド粒子が表面に露出して存在する。 (もっと読む)


【課題】本発明は、特に高速切削速度での鋼の湿式または乾式フライス加工、硬化鋼のフライス加工、および工具鋼の高速送りの倣いフライス加工に有用な、コーティングした超硬合金インサート(切削工具)に関係する。
【解決手段】この切削工具インサートは、WC、NbCおよびTaCを含む超硬合金本体、W合金Coバインダー相、ならびに等軸粒子を伴うTiCの最内層、柱状粒子を伴うTiCの層およびα−Alの層を含むコーティング、によって特徴づけられる。 (もっと読む)


【課題】本発明の目的は、耐摩耗性および耐欠損性を両立させるとともに、基材と被覆層との密着性にも優れた刃先交換型切削チップを提供することにある。
【解決手段】本発明の刃先交換型切削チップは、基材と該基材上に形成された被覆層とを備えるものであって、該被覆層は、複数の層からなり、その最表面層のみに圧縮残留応力が付与されており、該最表面層は、Tiの炭化物、窒化物および炭窒化物のいずれかを主成分とする層であり、かつそれに付与される圧縮残留応力は0.05GPa以上2GPa以下であり、該被覆層は、該最表面層の内側に少なくとも1層のAl23を主体とするアルミナ層を含むことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】高温であっても耐摩耗性を発揮することができる耐摩耗性皮膜およびこれを備えた工具、並びに、高温での耐摩耗性に優れた皮膜を製造するための装置を提供する。
【解決手段】基材上に形成され、金属窒化物とされた表層を備えた耐摩耗性皮膜であって、前記表層上に該表層を皮膜する最表層が設けられ、該最表層が、炭素が固溶された少なくともLiとAlとを含む複合酸化物であることを特徴とする耐摩耗性皮膜。 (もっと読む)


【課題】 硬質被覆層が高速重切削加工ですぐれた耐チッピング性と耐摩耗性を発揮する表面被覆切削工具を提供する。
【解決手段】 WC基超硬合金またはTiCN基サーメットで構成された工具基体の表面に、硬質被覆層を蒸着形成した表面被覆切削工具において、(a)下部層がTi化合物層、(b)上部層が、それぞれ1〜5μmの層厚を有するA層、B層の交互積層構造として構成され、A層はZr含有κ型Al層、また、B層はZr無添加加熱変態α型Al層で構成する。 (もっと読む)


本発明は、少なくとも1つのTi1-xAlxN硬質物質層を含有する多層膜系を有する、硬質物質で被覆された物体、およびそれを製造するための多段CVD法に関する。本発明の基礎をなしている課題は、少なくとも1つのTi1-xAlxN硬質物質層を含有する多層膜系を有する、硬質物質で被覆された物体にて、Ti1-xAlxN硬質物質層の非常に良好な付着と共に高い耐摩耗性を達成することである。少なくとも1つのTi1-xAlxN硬質物質層を含有する多層膜系を有する、本発明による硬質物質で被覆された物体は、前記膜系がa)前記物体に施与されたTiN、Ti(C、N)またはTiCからの接合層、b)前記接合層に施与された相勾配層およびc)前記相勾配層に施与された単相または多相のTi1-xAlxN硬質物質層から成り、その際、前記相勾配層が、前記接合層の方に向いた側でTiN/h−AlN相混合物から成り、且つTi1-xAlxN硬質物質層の方向へ層厚が増大するにつれて>50%の割合を有するfcc−TiAlNの増大する相割合およびそれに伴って同時にTiNおよびh−AlNの相割合の減少を有することを特徴とする硬質物質で被覆された物体。本発明による被覆は、殊に鋼、超硬合金、サーメットおよびセラミックスからの工具および構成部材にて、例えばドリル、フライスおよびリバーシブルカッティングチップにて使用することができる。
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【課題】耐衝撃性に優れると共に、良好な仕上げ面光沢が得られる切削工具を提供する。
【解決手段】切削工具10は、超硬合金層11とサーメット層12とが積層されてなり、すくい面全面が超硬合金層11で形成され、逃げ面が超硬合金層11とサーメット層12との積層面で形成される。切刃部分(切削工具10の角部)は、超硬合金層11が薄く、工具10の最大厚さをh1、切刃部分に存在する超硬合金層の最大厚さをh2とするとき、h2/h1が0.002以上0.02以下を満たす。すくい面側にサーメットよりも靭性に優れる超硬合金層を具えることで、切屑などとの接触による衝撃に強く、切刃部分の逃げ面側におけるサーメット層の割合が高いことで、良好な仕上げ面光沢が得られる。 (もっと読む)


【課題】強靭ダクタイル鋳鉄の高速高送り切削加工において、硬質被覆層がすぐれた耐チッピング性を発揮する表面被覆切削工具を提供する。
【解決手段】工具基体の表面に、硬質被覆層として、TiNからなる最内層、高窒素TiCNからなる内層、TiCO、TiCNOからなる内側密着層、α型Alからなる中間層、TiCO、TiCNOからなる外側密着層、高炭素TiCNまたはTiCからなる外層を蒸着形成し、さらに、硬質被覆層の表面には、乾式もしくは湿式ブラスト処理を施し、硬質被覆層の表面平滑化、残留応力の低減化を図る。 (もっと読む)


【課題】 硬質被覆層が高速重切削加工ですぐれた耐チッピング性を発揮する表面被覆切削工具を提供する。
【解決手段】 工具基体の表面に、(a)下部層としてTi化合物層、(b)上部層として、化学蒸着したAlとZrの複合酸化物層からなり、該上部層を構成する結晶粒について、それぞれ隣接する結晶粒相互の界面における(0001)面の法線同士および{10−10}面の法線同士の交わる角度が15度以下の結晶粒界面単位が全結晶粒界面単位の10%以上を占め、さらに、前記交わる角度が55〜65度の範囲内である結晶粒界面単位が全結晶粒界面単位の20%以上を占める結晶粒界面配列を示す複合酸化物層、からなる硬質被覆層を蒸着形成する。 (もっと読む)


【課題】本発明の目的は、強度が向上するとともに基材と被覆層との密着性が向上した表面被覆切削工具を提供することにある。
【解決手段】本発明の表面被覆切削工具は、超硬合金からなる基材とそれを被覆する1層以上の被覆層とを備え、該基材は、その表面部にWとCoとの複炭化物を主成分とする、厚みが0.005μm以上0.1μm未満の表面層を有することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】高熱発生を伴い、繰り返し大きな機械的負荷・熱的衝撃がかかる高速断続重切削加工で、すぐれた耐欠損性を発揮する表面被覆WC基超硬合金製切削工具を提供する。
【解決手段】質量%で、Co:5〜12%、S:0.02〜0.2%、および、炭化物換算値で、TiC:1〜5%、TaCおよびNbCのうちの1種または2種:1〜5%、WC:残り、からなる平均組成を有するWC基超硬合金を基体とする表面被覆WC基超硬合金製切削工具において、基体の内部側は、実質的に、WCからなる第1硬質相と、TiとTaおよび/またはNbとWの複合炭化物固溶体および/または複合炭窒化物固溶体からなる第2硬質相と、樹枝状の炭硫化物析出相と、結合相および不可避不純物で構成し、一方、基体の表面側は、S:0.02%未満であって、実質的に、第1硬質相と結合相で構成する。 (もっと読む)


【課題】高硬度材の切削加工等で硬質被覆層がすぐれた耐チッピング性を発揮する表面被覆切削工具を提供する。工具切刃部
【解決手段】表面被覆切削工具の工具切刃部の逃げ面、ホーニング部およびすくい面の表面に蒸着形成する硬質被覆層は、少なくとも、Al層からなる内部層とTi、Zr、Hfの炭化物、窒化物、炭窒化物のうちの1層または2層以上からなる最表面層とで構成し、また、上記工具切刃部のランド部表面の硬質被覆層はAl層で構成する。 (もっと読む)


【課題】 高速断続切削加工で硬質被覆層がすぐれた耐チッピング性と耐摩耗性を発揮する表面被覆切削工具を提供する。
【解決手段】表面被覆切削工具の硬質被覆層の上部層は酸化アルミニウム層、下部層はTi化合物層と改質(Ti1−XZr)CN層(但し、原子比でX=0.02〜0.25)と改質(Ti1−YCr)CN層(但し、原子比でY=0.005〜0.05)で構成し、改質(Ti,Zr)CN層は、{111}面の傾斜角度数分布グラフにおいて、0〜10度の範囲内の傾斜角区分に最高ピークが存在し、かつ、該傾斜角区分内に存在する度数の合計が、度数全体の45%以上の割合を占め、また、改質(Ti,Cr)CN層は、{112}面の傾斜角度数分布グラフにおいて、0〜10度の範囲内の傾斜角区分に最高ピークが存在し、かつ、該傾斜角区分内に存在する度数の合計が、度数全体の45%以上の割合を占める。 (もっと読む)


【課題】高速断続切削加工で硬質被覆層がすぐれた耐チッピング性と耐摩耗性を発揮する表面被覆切削工具を提供する。
【解決手段】上部層として酸化アルミニウム層、下部層としてTi化合物層と改質(Ti,Zr)CN層を蒸着形成した表面被覆切削工具において、Ti化合物層のうちの少なくとも1層は、{112}面の法線がなす傾斜角を測定・集計した傾斜角度数分布グラフにおいて、0〜10度の範囲内の傾斜角区分に最高ピークが存在し、かつ、該区分内の度数合計が度数全体の45%以上の割合を占める改質TiCN層で構成し、さらに、前記改質(Ti,Zr)CN層は、{111}面の法線がなす傾斜角を測定・集計した傾斜角度数分布グラフにおいて、0〜10度の範囲内の傾斜角区分に最高ピークが存在し、かつ、該区分内の度数合計が度数全体の45%以上の割合を占める改質(Ti,Zr)CN層で構成する。 (もっと読む)


【課題】 高速断続切削加工で硬質被覆層がすぐれた耐チッピング性と耐摩耗性を発揮する表面被覆切削工具を提供する。
【解決手段】 硬質被覆層として、少なくともTi化合物層を蒸着形成した表面被覆切削工具において、Ti化合物層のうちの少なくとも1層は、{110}面の法線の傾斜角度数分布グラフにおいて、0〜10度の範囲内の傾斜角区分に最高ピークが存在し、その度数の合計が、度数全体の45%以上の割合を占めるTiCN層、また、Ti化合物層のうちのさらに少なくとも1層は、{111}面の法線の傾斜角度数分布グラフにおいて、0〜10度の範囲内の傾斜角区分に最高ピークが存在し、その度数の合計が、度数全体の45%以上の割合を占める(Ti,Cr)CN層で構成する。 (もっと読む)


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