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Fターム[4K030LA22]の内容

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Fターム[4K030LA22]に分類される特許

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【課題】 刃先に大きな衝撃がかかる切削においてもαAl層とTiCN層との界面で破壊が起きず、αAl層が剥離しない切削工具を提供する。
【解決手段】 基体2表面にTiCN層4とαAl層6を順に形成し、すくい面11においてαAl層6の表面を鏡面とした状態で電界放出型走査顕微鏡を用いて後方散乱電子回折像解析からαAl層の各結晶の結晶方位を特定し、これに基づいてカラーマップを作成したとき、50〜90面積%が長径1μm〜3μmの粗粒子21、0〜20面積%が長径0.5μmより大きくて1μmより小さい中粒子23、10〜50面積%が長径0.05μm〜0.5μmの微粒子22で構成され、かつ、粗粒子21のうちの80面積%以上が(0,0,0,1)面の結晶方位を持つとともに、微粒子22のうちの50面積%以上が(1,0,−1,0)面の結晶方位を持っている切削工具1である。 (もっと読む)


【課題】 硬質合金鋼の高速連続切削加工ですぐれた耐チッピング性を発揮する表面被覆切削工具を提供する。
【解決手段】工具基体表面に、下部層と中間層と上部層とからなる硬質被覆層を蒸着形成した表面被覆切削工具において、下部層はTi化合物層、中間層は(0001)面配向率が高いα型Al層、上部層は、Al相とCr相の均一混合組織層であって、さらに、該混合組織層の各結晶面のうちの相互に隣接する結晶粒の界面で、1つの構成原子を共有する格子点(構成原子共有格子点)の分布を算出し、前記構成原子共有格子点間に構成原子を共有しない格子点がN個存在する構成原子共有格子点形態をΣN+1で表した場合、Σ3に最高ピークが存在し、かつ前記Σ3のΣN+1全体に占める分布割合が40〜60%である。 (もっと読む)


【課題】 高速高送り切削加工において硬質被覆層がすぐれた耐摩耗性を発揮する表面被覆切削工具を提供する。
【解決手段】工具基体の表面に、(a) 下部層として、窒化チタン層及び縦長成長結晶組織を有する炭化チタン層、(b)密着性層として、微粒縦長成長結晶組織を有する炭化チタン層、(c)中間層として、上記密着性層に隣接して形成された縦長成長結晶組織を有する炭窒化チタン層、及び、炭窒化チタン層に挟まれた状態で存在し、かつ、微粒縦長成長結晶組織を有する少なくとも一層または複数層の炭化チタン層を含むTi化合物層、(d) 上部層として、酸化アルミニウム層、上記(a)〜(d)で構成された硬質被覆層を15〜30μmの全体平均層厚で形成する。 (もっと読む)


【課題】ノジュールの発生を抑制し、品質が安定して確保される炭素膜、炭素膜の製造方法及びCMPパッドコンディショナーを提供する。
【解決手段】基材1を被覆する炭素膜2であって、平均粒径が200nmを超えるダイヤモンド粒子からなる第1炭素膜11と、平均粒径が200nm以下のダイヤモンド粒子又はDLCからなる第2炭素膜12と、を備え、前記第1、第2炭素膜11、12が、前記基材1側からこの順に形成されていることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】Al合金等の長時間切削、重切削等の切削工具として好適な、潤滑性に優れる耐摩耗性工具部材を提供する。
【解決手段】工具基体上に、工具基体表面側から順に、TiN硬質膜、Si含有ダイヤモンドライクカーボン膜およびSiO膜を形成した耐摩耗性工具部材において、Si含有ダイヤモンドライクカーボン膜におけるSi含有割合は、5〜30原子%であって、望ましくは、Si含有ダイヤモンドライクカーボン膜が、TiN硬質膜との界面部分では5〜15原子%、SiO膜との界面部分では20〜30原子%のSiを含有し、さらに、該Si含有ダイヤモンドライクカーボン膜中におけるSi含有割合は、TiN硬質膜側からSiO膜側へ向かうにしたがって次第に増加する傾斜組成を有する。 (もっと読む)


【課題】超硬合金母材との密着性に秀れ、しかも、高硬度で非鉄系高硬度被削材に対して十分な耐摩耗性を有し、切削工具の工具寿命を大幅に延長することができる極めて実用性に秀れた切削工具用ダイヤモンド皮膜の提供。
【解決手段】基材上に形成される切削工具用ダイヤモンド皮膜であって、0.3μm以上3μm以下の平均結晶粒径を有する第一皮膜層と該第一皮膜層より平均結晶粒径が大きい第二皮膜層とが交互に各1層以上積層して成る多層皮膜層を少なくとも1層以上含み、前記基材直上に1μm以上10μm以下の膜厚で前記第一皮膜層が形成されている切削工具用ダイヤモンド皮膜。 (もっと読む)


【課題】ダイヤモンド膜の表面にマスキング及びエッチングを施すことなく簡便に凹部を形成できるダイヤモンド膜の選択的形成方法及びこのダイヤモンド膜を切刃に用いたCMPパッドコンディショナーを提供する。
【解決手段】母体1の表面1Aに、薬液により除去可能とされ、かつ、ダイヤモンド膜Dの生成を助長する性質の第1膜12と、第1膜12上に配されダイヤモンド膜Dの生成を阻止する性質の第2膜13とを選択的に形成して、表面1Aを、非マスキング領域を有しつつ第1、第2膜12、13によりマスキングする工程と、CVD法により、非マスキング領域における表面1Aの部分と、この部分の周縁部に立設する第1膜12の壁面12Cとにダイヤモンド膜Dを生成させて、このダイヤモンド膜Dの母体1側とは反対側を向く表面2Aに凹部2Bを形成する工程と、薬液により第1膜12とともに第2膜13を表面1Aから取り除く工程と、を備える。 (もっと読む)


【課題】刃先に大きな衝撃がかかる切削においても酸化アルミニウム層とチタン層との界面で破壊が起きず、酸化アルミニウム層が剥離しない安定した切削性能を発揮する切削工具を提供する。
【解決手段】基体の表面に、少なくとも炭窒化チタン層3とα型結晶のαα酸化アルミニウム層4を基体側から順に含む硬質被覆層を形成してなり、硬質被覆層の断面組織において、炭窒化チタン層3とαα酸化アルミニウム層4との間は、炭窒化チタン層3の先端に高さ0.2μm〜1.0μmで、中間高さにおける幅が0.1μm〜1.5μmの突起7が並んでおり、かつ、突起7の側面に高さ20nm〜100nmで、中間高さにおける幅が10nm〜50nmの小突起8を有する表面被覆切削工具である。 (もっと読む)


【課題】硬質被覆層がすぐれた耐チッピング性、耐欠損性、耐剥離性を発揮する表面被覆切削工具を提供する。
【解決手段】工具基体の表面に、硬質被覆層として、Ti化合物層からなる下部層と酸化アルミニウム層からなる上部層を蒸着形成した表面被覆切削工具において、上部層と下部層の界面には、三次元網状構造の界面組織が形成され、該界面組織の三次元網状構造は六方晶の結晶構造を有するTi酸化物で構成され、該網状構造の網目間隙には酸化アルミニウムが充填され、さらに、該界面組織の断面を走査型電子顕微鏡で観察した場合、単位断面積当り、酸化アルミニウムが充填された直径10〜500nmの網目間隙が30箇所以上存在する。 (もっと読む)


【課題】高速切削加工において、優れた耐熱塑性変形性、層間密着強度を示す表面被覆切削工具を提供する。
【解決手段】下部層と上部層からなる硬質被覆層を蒸着形成した表面被覆切削工具において、(a)下部層は、Tiの炭化物、窒化物、炭窒化物、炭酸化物および炭窒酸化物のいずれか1種又は2種以上からなるTi化合物層、(b)上部層は、Y(イットリウム)を0.1〜2原子%含有するとともに、該上部層についてX線回折を行ったときにYの(840)面からの回折強度I(840)の値が最大回折強度を示し、かつ、他のYの結晶面で2番目に大きい回折強度Isecとの比の値I(840)/Isecが1.5以上であるY分散Al層、で構成する。 (もっと読む)


【課題】 難削材の高速断続切削で硬質被覆層がすぐれた耐チッピング性と耐摩耗性を発揮する表面被覆切削工具を提供する。
【解決手段】 工具基体表面に、(a)Ti化合物層からなる下部層、(b)Cr/(Al+Cr)の値(原子比)が0.001〜0.1であるAlとCrの複合酸化物層と、改質α型酸化アルミニウム層の積層構造からなる上部層を形成し、さらに、上記AlとCrの複合酸化物層と上記改質α型酸化アルミニウム層は、各層を構成する結晶粒について、隣接する結晶粒相互の界面における(0001)面の法線同士および{10−10}面の法線同士の交わる角度が15度以下の結晶粒界面単位が全結晶粒界面単位の、それぞれ35%以上および45%以上を占める結晶粒界面配列を示す。 (もっと読む)


【課題】金属部材との密着性が高く、且つプロセス時間の増大が抑制されたダイヤモンド状炭素膜の形成方法を提供する。
【解決手段】金属部材1の表面11に水素プラズマ処理及び窒素プラズマ処理を行うステップと、水素プラズマ処理及び窒素プラズマ処理された表面11上に、ダイヤモンド状炭素膜2を形成するステップとを含む。 (もっと読む)


【課題】高速切削条件下でクレーター摩耗を低減しかつ高度な耐摩耗性を付与する被膜を備えた表面被覆切削工具の提供。
【解決手段】基材と該基材上に形成された被膜とを備える表面被覆切削工具であって、この被膜は、1層または2層以上の層からなり、被膜のうち少なくとも1層は、TiとZrとを少なくとも含む硬質被膜層であり、この硬質被膜層は、TiとZrの含有量が硬質被膜層の厚み方向に沿って変化する組成構造を有し、この変化は、Tiの含有量が極大となるTi極大含有点とZrの含有量が極大となるZr極大含有点とを含み、Ti極大含有点とZr極大含有点とが繰り返し存在し、Ti極大含有点におけるTiの含有比率Ti/(Ti+Zr)は、原子比で0.99≦Ti/(Ti+Zr)≦0.9999であり、Zr極大含有点におけるZrの含有量比率Zr/(Ti+Zr)は、原子比で0.001≦Zr/(Ti+Zr)≦0.2であることを特徴とする。 (もっと読む)


本発明は、超硬合金基材及びコーティングから成る切削工具インサートに関する。該超硬合金基材は、WC、8〜11質量%のCo、6.5〜11質量%のIVb族、Vb族及びVIb族に由来する金属の立方晶炭化物を含み、バインダー相はタングステンとの高合金である。該超硬合金は8〜14kA/mの保磁力を有する。該コーティングは、TC(006)>2及び<6の組織係数を有する柱状粒子から成る少なくとも1つの2〜9μm厚のα−Al2O3層を含む。同時に、TC(012)、TC(110)、TC(113)、TC(202)、TC(024)及びTC(116)は全て<1であり、そしてTC(104)は二番目に高い組織係数である。全コーティング厚は7〜15μmである。 (もっと読む)


【課題】高速切削条件下でクレーター摩耗を低減しかつ高度な耐摩耗性を付与する被膜を備えた表面被覆切削工具の提供。
【解決手段】基材と該基材上に形成された被膜とを備える表面被覆切削工具であって、この被膜は、1層または2層以上の層からなり、被膜のうち少なくとも1層は、TiとZrとを少なくとも含む硬質被膜層であり、この硬質被膜層は、TiとZrの含有量が硬質被膜層の厚み方向に沿って変化する組成構造を有し、この変化は、Tiの含有量が極大となるTi極大含有点とZrの含有量が極大となるZr極大含有点とを含み、Ti極大含有点とZr極大含有点とが繰り返し存在し、Ti極大含有点におけるTiの含有比率Ti/(Ti+Zr)は、原子比で0.9999<Ti/(Ti+Zr)≦1であり、Zr極大含有点におけるZrの含有量比率Zr/(Ti+Zr)は、原子比で0.001≦Zr/(Ti+Zr)≦0.2であることを特徴とする。 (もっと読む)


本発明は、硬い構成要素を形成している粉末とバインダー相を製粉して混合し、粉末混合物から所望の形状の物体を形成し、該形成された物体を焼結し、該焼結された物体を高精度で研磨して、所望の形状及び寸法を有するインサートを形成し、所望により、刃先に丸みを付け、そして対摩耗性非ダイアモンド又は非ダイアモンドに類似するコーティングを該研磨されたインサートに提供することにより、高い寸法精度が必要とされている切削工具インサートを製造する方法に関する。本方法によれば、該コーティング操作前に、該研磨されたインサートは、表面領域のミクロ構造が有意な寸法変化を起こすことなく再構成されるような時間に亘って、不活性雰囲気又は真空又は他の保護的な雰囲気において、バインダー相の固相線を下回って熱処理される。このようにして、工具寿命及び寸法精度が予想外に向上したインサート類が得られた。 (もっと読む)


【課題】高速条件下の切削においてクレーター摩耗を低減するとともに高度な耐摩耗性を付与する被膜を備えた表面被覆切削工具を提供する。
【解決手段】基材と該基材上に形成された被膜とを備える表面被覆切削工具であって、この被膜は、1層または2層以上の層からなり、被膜のうち少なくとも1層は、AlとZrとを少なくとも含む硬質酸化物被膜層であり、AlとZrの含有量が該被膜層の厚み方向に沿って変化する組成構造を有し、この変化は、Alの含有量が極大となるAl極大点とZrの含有量が極大となるZr極大含有点とを含み、Al極大含有点とZr極大含有点とが繰り返し存在し、Al極大含有点におけるAlの含有比率Al/(Al+Zr)は、原子比で0.9999<Al≦1であり、Zr極大含有点におけるZrの含有量比率Zr/(Al+Zr)は、原子比で0.001≦Zr/(Al+Zr)≦0.2であり、該被膜層は、酸化ジルコニウムを含む。 (もっと読む)


【課題】高速条件下の切削においてクレーター摩耗を低減するとともに高度な耐摩耗性を付与する表面被覆切削工具を提供する。
【解決手段】表面被覆切削工具は、基材と該基材上に形成された被膜とを備え、1層または2層以上の層からなり、被膜のうち少なくとも1層は、AlとZrとを少なくとも含む硬質酸化物被膜層であり、硬質酸化物被膜層は、AlとZrの含有量が該被膜層の厚み方向に沿って変化する組成構造を有し、この変化は、Alの含有量が極大となるAl極大点とZrの含有量が極大となるZr極大含有点とを含み、Al極大含有点とZr極大含有点とが繰り返し存在し、Al極大含有点におけるAlの含有比率Al/(Al+Zr)は、原子比で0.9999<Al≦1であり、Zr極大含有点におけるZrの含有量比率Zr/(Al+Zr)は、原子比で0.001≦Zr/(Al+Zr)≦0.2であり、該被膜層は酸化ジルコニウムを含有しない。 (もっと読む)


【課題】硬質被覆層が高速断続切削加工ですぐれた耐チッピング性を発揮する表面被覆切削工具を提供する。
【解決手段】工具基体の表面に、(a)下部層としてTi化合物層、(b)中間層としてα型Al層、(c)上部層として、平板多角形状かつたて長形状の結晶粒組織構造を有するZr含有α型Al層を蒸着形成した表面被覆切削工具において、中間層及び上部層は、それぞれ、(0001)面配向率の高いα型Al層、Zr含有α型Al層からなり、また、上部層の結晶粒の内、面積比率で60%以上の結晶粒の内部は、少なくとも一つ以上のΣ3で表される構成原子共有格子点形態からなる結晶格子界面により分断されている。 (もっと読む)


本発明は、金属機械加工用の工具およびその製法に関し、該工具は、超硬合金、サーメット、セラミックス、または超硬質材料の基材、およびコーティングを含み、該コーティングは、内側アルミナ層および外側チタンホウ窒化物層を含み、ここで前記層が、アルミナ層以外の酸化物層を含む一以上の層によって分離されている。 (もっと読む)


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