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Fターム[4K030LA22]の内容

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Fターム[4K030LA22]に分類される特許

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ワークピース上に反応ガスから層を析出するためのCVD反応器であって、反応器壁11と反応器床12とによって仕切られた、細長い、鉛直方向に延びる反応器室10と、反応器床12の領域内で反応器室10内に入る、反応ガスを反応器室10内に流入させるための流入導管34と、反応器床の領域内で反応器室10から出る、反応器室10から使用済反応ガスを流出させるための中心の流出導管31と、反応器室10の中心に配置されて中心軸線を中心として回転可能な多階層状のワークピース収容体21と、を具備するCVD反応器。
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【課題】超硬合金の表面に非晶質炭素膜を被覆してなり、基材の表面を特定の凹凸面とすることで密着性を向上させた新規の被覆超硬合金部材を提供する。
【解決手段】被覆超硬合金部材は、炭化タングステンを含む硬質相12および鉄族金属を含む結合相11からなる超硬合金からなる基材10と、基材10の表面に被覆された非晶質炭素膜2と、を備える。非晶質炭素膜2が被覆された基材10の表面は、硬質相12が消失してなる凹部12をもつ凹凸面10fであり、WCの平均粒径をX[μm]、凹部の最大深さをY[μm]、凹凸面における前記結合相の面積率をZ[%]としたとき、X、YおよびZの値を所定の範囲内とすることで、アンカー効果により基材10の表面と非晶質炭素膜2との密着性が向上する。 (もっと読む)


【課題】硬質被覆層が高速重切削加工ですぐれた耐摩耗性を発揮する表面被覆切削工具を提供する。
【解決手段】工具基体の表面に、(a)下部層としてTi化合物層、(b)中間層として、Zrを含有するα型Al層(c)上部層として、α型Al層を蒸着形成した表面被覆切削工具において、上記(b)、(c)の各層は、平板多角形状(平坦六角形状を含む)かつたて長形状の結晶粒組織構造を有し、各層のうちの所定面積比率の結晶粒は、その内部が、少なくとも一つ以上のΣ3で表される構成原子共有格子点形態からなる結晶格子界面により分断されている。 (もっと読む)


【課題】ハイス工具の耐摩耗性を大きく低下させることなく潤滑性能を向上させる。
【解決手段】焼入焼戻し処理によって工具基材18に生成された炭化物30a、30bの中、バナジウムの炭化物30a以外のタングステンやモリブデンの炭化物30bが溶剤によって溶かして除去されることにより、工具基材18の表面20に多数の窪み32が形成され、その窪み32が油溜りとして用いられることにより、潤滑油剤を用いてねじ転造加工を行う際の潤滑性能が向上する。その場合に、炭化物30bが除去されることにより工具基材18の耐摩耗性が低下するが、最も硬度が高いバナジウムの炭化物30aが残っているため耐摩耗性の低下が抑制され、従来の水蒸気処理によって設けられる多孔質の酸化膜に比べると高い耐摩耗性が得られ、油溜り(窪み32そのもの)による潤滑性能の向上効果が長時間に亘って得られるようになって耐久性が向上する。 (もっと読む)


【課題】基材の表面に被覆膜を被覆した被覆部材に関し、基材と被覆膜との密着性を向上させるための新規の手法を用いた被覆部材の製造方法およびその製造方法により得られる被覆部材を提供する。
【解決手段】本発明の被覆部材は、基材の表面の少なくとも一部に被覆膜を形成する被覆膜形成工程と、基材の表層部および被覆膜のうち引張り残留応力が発生したいずれか一方を塑性変形させて該被覆膜にかかる残留応力を緩和させる応力緩和工程と、を経て製造される。被覆膜にかかる残留応力が緩和されることで、基材と被覆膜との密着性が向上する。被覆膜の表面に適切な条件の下でショットピーニングなどを施すことで、基材の表層部および被覆膜のいずれか一方のみを簡便に塑性変形させることができる。 (もっと読む)


【課題】高速重切削加工で硬質被覆層がすぐれた耐チッピング性を発揮する表面被覆切削工具を提供する。
【解決手段】工具基体の表面に、Ti化合物層と改質(Ti,Zr)CN層からなる下部層、改質α型酸化アルミニウム層からなる上部層を蒸着形成した表面被覆切削工具において、上部層と下部層の界面に臨んで存在するΣ3対応粒界の数と位置を測定した場合、上記界面に臨んで存在する下部層Σ3対応粒界のうちの30〜70%が、上部層Σ3対応粒界と連続する結晶粒界を形成し、さらに好ましくは、上記界面から少なくとも基体表面側に1μmまでの深さ領域における下部層のΣ3の比率は、ΣN+1全体の60%以上を占め、また、上部層のΣ3の比率は、ΣN+1全体の60%以上を占める。 (もっと読む)


【課題】高速切削条件においてクレーター摩耗の低減とともに高度な耐摩耗性の付与可能な被膜を備えた表面被覆切削工具の提供。
【解決手段】基材と該基材上に形成された被膜とを備える表面被覆切削工具であって、該被膜は、1層または2層以上の層からなり、被膜のうち少なくとも1層は、AlとZrとを少なくとも含む硬質酸化物被膜層であり、硬質酸化物被膜層は、AlとZrの含有量が前記硬質酸化物被膜層の厚み方向に沿って変化する組成構造を有し、この変化は、Alの含有量が極大となるAl極大点とZrの含有量が極大となるZr極大含有点とを含み、Al極大含有点とZr極大含有点とが繰り返し存在し、Al極大含有点におけるAlの含有比率Al/(Al+Zr)は、原子比で0.9999<Al≦1であり、Zr極大含有点におけるZrの含有量比率Zr/(Al+Zr)は、原子比で0.001≦Zr/(Al+Zr)≦0.2であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】高速重切削加工で硬質被覆層がすぐれた耐チッピング性と耐摩耗性を発揮する表面被覆切削工具を提供する。
【解決手段】工具基体の表面に、密着性Ti化合物層と改質TiCN層からなる下部層、改質(Al,Zr)層からなる上部層を蒸着形成した表面被覆切削工具において、上部層と下部層の界面に臨んで存在するΣ3対応粒界の数と位置を測定した場合、上記界面に臨んで存在する下部層Σ3対応粒界のうちの30〜70%が、上部層Σ3対応粒界と連続する結晶粒界を形成し、さらに好ましくは、上記界面から少なくとも基体表面側に1μmまでの深さ領域における下部層のΣ3の比率は、ΣN+1全体の60%以上を占め、また、上部層のΣ3の比率は、ΣN+1全体の60%以上を占める。 (もっと読む)


【課題】耐欠損性を向上させることで破壊強度と耐摩耗性に優れ、かつ放電加工等の電気加工を主体とした研磨加工が可能な多結晶・単結晶の高強度ダイヤモンド膜工具やコーティング工具を提供する。
【解決手段】多結晶ダイヤモンド膜をコーティングした工具、もしくは/および単結晶ダイヤモンド工具において、気相法による膜状ダイヤモンドにボロンをドーピングすることで破壊強度を向上させる。また、ボロン添加による導電性付与により電気加工を可能にする。 (もっと読む)


【課題】高速重切削加工で硬質被覆層がすぐれた耐チッピング性を発揮する表面被覆切削工具を提供する。
【解決手段】工具基体の表面に、少なくとも改質TiCN層を含むTi化合物層からなる下部層、改質α型酸化アルミニウム層からなる上部層を蒸着形成した表面被覆切削工具において、上部層と下部層の界面に臨んで存在するΣ3対応粒界の数と位置を測定した場合、上記界面に臨んで存在する下部層Σ3対応粒界のうちの30〜70%が、上部層Σ3対応粒界と連続する結晶粒界を形成し、さらに好ましくは、上記界面から少なくとも基体表面側に1μmまでの深さ領域における下部層のΣ3の比率は、ΣN+1全体の60%以上を占め、また、上部層のΣ3の比率は、ΣN+1全体の60%以上を占める。 (もっと読む)


【課題】従来に比べて厚い被膜をPVD法で形成することにより優れた耐摩耗性を有するとともに、形成時や切削加工時に被膜が破壊されることを低減した表面被覆切削工具を提供することにある。
【解決手段】本発明の表面被覆切削工具は、基材と、該基材上に形成された被膜とを含む表面被覆切削工具であって、上記被膜は、15μm以上50μm以下の厚みを有する物理蒸着層であって、X線回折において(200)面配向を示し、その(200)面におけるピークの半価幅2θが0.1°<2θ<0.9°を満たす柱状組織を含み、この柱状組織は、複数の柱状晶を含み、基材表面から垂直方向2μmの位置であって基材表面に対して平行な所定の長さの線分上において、基板表面に対して垂直方向の長さが2.5μm以上4μm以下である柱状晶が上記線分の50%以上80%以下を占めることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】ステンレス鋼、耐熱鋼等の高速断続切削加工において、硬質被覆層がすぐれた耐チッピング性を発揮する表面被覆切削工具を提供する。
【解決手段】工具基体の表面に、硬質被覆層として、TiNからなる最内層、高窒素TiCNからなる内層、TiCO、TiCNOからなる内側密着層、α型Alからなる中間層、TiCO、TiCNOからなる外側密着層、ZrN、ZrCN、ZrCの単層または積層からなる外層を蒸着形成し、さらに、硬質被覆層の表面には、乾式もしくは湿式ブラスト処理を施し、硬質被覆層の表面平滑化、残留応力の低減化を図る。 (もっと読む)


【課題】耐熱合金の断続切削加工において、硬質被覆層がすぐれた耐チッピング性を発揮する表面被覆切削工具を提供する。
【解決手段】工具基体の表面に、硬質被覆層として、TiNからなる最内層、高窒素TiCNからなる内層、TiCO、TiCNOからなる内側密着層、α型Alからなる中間層、TiCO、TiCNOからなる外側密着層、(Ti,Zr)(C,N)層または(Ti,Zr)C層からなる外層を蒸着形成し、さらに、硬質被覆層の表面には、乾式もしくは湿式ブラスト処理を施し、硬質被覆層の表面平滑化、残留応力の低減化を図る。 (もっと読む)


【課題】強靭ダクタイル鋳鉄の高速高送り切削加工において、硬質被覆層がすぐれた耐チッピング性を発揮する表面被覆切削工具を提供する。
【解決手段】工具基体の表面に、硬質被覆層として、TiNからなる最内層、高窒素TiCNからなる内層、TiCO、TiCNOからなる内側密着層、α型Alからなる中間層、TiCO、TiCNOからなる外側密着層、高炭素TiCNと高炭素ZrCNとの積層からなる外層を蒸着形成し、さらに、硬質被覆層の表面には、乾式もしくは湿式ブラスト処理を施し、硬質被覆層の表面平滑化、残留応力の低減化を図る。 (もっと読む)


【課題】高速条件下の切削においてクレーター摩耗を低減するとともに高度な耐摩耗性を付与することができる被膜を備えた表面被覆切削工具を提供する。
【解決手段】基材と該基材上に形成された被膜とを備える表面被覆切削工具であって、この被膜は、1層または2層以上の層からなり、被膜のうち少なくとも1層は、AlとZrとを少なくとも含む硬質酸化物被膜層であり、該被膜層は、AlとZrの含有量が前記被膜層の厚み方向にそってAlの含有量が極大となるAl極大含有点とZrの含有量が極大となるZr極大含有点とを含み、Al極大含有点とZr極大含有点とが繰り返し存在し、Al極大含有点におけるAlの含有量比率Al/(Al+Zr)は、原子比で0.99≦Al/(Al+Zr)≦0.9999であり、Zr極大含有点におけるZrの含有量比率Zr/(Al+Zr)は、原子比で0.001≦Zr/(Al+Zr)≦0.2である組成構造を特徴とする。 (もっと読む)


【課題】耐欠損性、耐摩耗性にすぐれたダイヤモンド被覆工具を提供する。
【解決手段】 WC基超硬合金またはTiCN基サーメットからなる工具基体表面にダイヤモンド皮膜が被覆されたダイヤモンド被覆工具であって、ダイヤモンド皮膜は、配向ダイヤモンド皮膜と無配向ダイヤモンド皮膜との少なくとも3層以上の積層構造、あるいは、配向ダイヤモンド皮膜と高Σ3ダイヤモンド皮膜と無配向ダイヤモンド皮膜との少なくとも3層以上の積層構造からなり、前記配向ダイヤモンド皮膜の(110)面または(111)面は、傾斜角度数分布グラフにおける0〜10度の傾斜角区分で50%以上の度数を占め、また、前記Σ3ダイヤモンド皮膜は、上記に加え、さらに、構成原子共有格子点分布グラフにおいて、ΣN+1全体に対してΣ3が40%以上の分布割合を占める。 (もっと読む)


【課題】耐欠損性、耐摩耗性にすぐれたダイヤモンド被覆工具を提供する。
【解決手段】 WC基超硬合金またはTiCN基サーメットからなる工具基体表面にダイヤモンド皮膜が被覆されたダイヤモンド被覆工具であって、上記ダイヤモンド皮膜は、平均結晶粒径0.2〜1.5μmの配向ダイヤモンド結晶粒が、無配向ダイヤモンド結晶粒のマトリックス中に面積率で30〜80%分散分布する膜構造を備え、さらに、前記ダイヤモンド皮膜の結晶粒の(110)面または(111)面の少なくともいずれかの面は、基体表面の法線に対する傾斜角度数分布グラフにおいて、0〜10度の範囲内の傾斜角区分に最高ピークが存在し、かつ、0〜10度の範囲内に存在する度数合計は、度数全体の30〜60%の割合を占める。 (もっと読む)


【課題】硬質被覆層が高速重切削加工ですぐれた耐チッピング性、耐摩耗性を発揮する表面被覆切削工具を提供する。
【解決手段】工具基体表面に、下部層と中間層と上部層とからなる硬質被覆層を蒸着形成した表面被覆切削工具において、下部層はTi化合物層、中間層は(0001)面配向率が高いα−Al層、上部層は、α−Al相とZrO相の混合組織を有し、上部層の中間層側(工具基体側)よりも上部層の表面側においてより多くの酸化ジルコニウムを含有する混合組織層であって、さらに、該混合組織層の各結晶面のうちの相互に隣接する結晶粒の界面で、1つの構成原子を共有する格子点(構成原子共有格子点)の分布を算出し、前記構成原子共有格子点間に構成原子を共有しない格子点がN個存在する構成原子共有格子点形態をΣN+1で表した場合、Σ3に最高ピークが存在し、かつ前記Σ3のΣN+1全体に占める分布割合が35〜70%である。 (もっと読む)


【課題】耐欠損性、耐摩耗性にすぐれたダイヤモンド被覆工具を提供する。
【解決手段】 WC基超硬合金またはTiCN基サーメットからなる工具基体表面にダイヤモンド皮膜が被覆されたダイヤモンド被覆工具であって、ダイヤモンド皮膜は、Σ3対応粒界比率の高いダイヤモンド皮膜と無配向ダイヤモンド皮膜、との少なくとも3層以上の積層構造からなり、前記Σ3対応粒界比率の高いダイヤモンド皮膜は、構成原子共有格子点分布グラフにおいて、ΣN+1全体に対してΣ3が40%以上の分布割合を占める。 (もっと読む)


【課題】硬質被覆層が高速重切削加工ですぐれた耐チッピング性、耐摩耗性を発揮する表面被覆切削工具を提供する。
【解決手段】工具基体表面に、下部層と中間層と上部層とからなる硬質被覆層を蒸着形成した表面被覆切削工具において、下部層はTi化合物層、中間層は(0001)面配向率が高いα型Al層、上部層は、Al相とZrO相の均一混合組織層であって、さらに、該混合組織層の各結晶面のうちの相互に隣接する結晶粒の界面で、1つの構成原子を共有する格子点(構成原子共有格子点)の分布を算出し、前記構成原子共有格子点間に構成原子を共有しない格子点がN個存在する構成原子共有格子点形態をΣN+1で表した場合、Σ3に最高ピークが存在し、かつ前記Σ3のΣN+1全体に占める分布割合が40〜60%である。 (もっと読む)


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