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Fターム[4K030LA22]の内容

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Fターム[4K030LA22]に分類される特許

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【課題】焼入れ鋼等の高硬度鋼の切削加工で、すぐれた耐欠損性、耐摩耗性を発揮する複相混合層からなる硬質被覆層を形成した表面被覆切削工具を提供する。
【解決手段】 工具基体の表面に、cBN相とTiN相との複相混合層からなる硬質被覆層を形成した表面被覆切削工具において、該硬質被覆層中のcBN相の面積割合は40〜80%であり、残りは、微細TiN相と粗粒TiN相の混相からなり、混相に占める上記微細TiN相の面積割合は30〜85%であって、微細TiN相は、cBN粒子の表面を被覆している。 (もっと読む)


【課題】ダイヤモンド膜の耐剥離性を高めた、金型等として用いられるダイヤモンド被覆部材を提供する。
【解決手段】鉄鋼材料からなる母材表面に、中間層を介して、0.5〜5μmの膜厚のダイヤモンド膜が被覆形成されたダイヤモンド被覆部材であって、前記母材の表面は、Ra:0.5〜3μmで、かつ、Rz:5μm以下である表面粗さを有し、また、前記中間層は、Rz:5μm以下の表面粗さを有し、かつ、その熱膨張係数が、ダイヤモンド膜の熱膨張係数以上であって7.8×10−6/K以下であるSiC、AlN、Si等の材質で構成される。 (もっと読む)


【課題】長期の使用に亘ってすぐれた耐欠損性と耐摩耗性を発揮するダイヤモンド被覆工具を提供する。
【解決手段】 炭化タングステン基超硬合金または炭窒化チタン基サーメットで構成された工具基体表面に、下部ダイヤモンド皮膜、中間ダイヤモンド皮膜および上部ダイヤモンド皮膜が被覆された全体膜厚が7.5〜30μmのダイヤモンド被覆工具であって、(a)下部ダイヤモンド皮膜は、5〜15μmの膜厚を有する800nm以上2000nm以下の平均粒径の粗結晶層、(b)中間ダイヤモンド皮膜は、650〜1000nmの一層平均膜厚を有し40nm以上100nm未満の平均粒径の細粒結晶で構成された細結晶層と、50〜300nmの一層平均膜厚を有する含非晶質炭素で構成された非晶質層との交互積層、(c)上部ダイヤモンド皮膜は、100nm以上800nm以下の平均粒径の粗結晶層からなる。 (もっと読む)


【課題】難削材の高速切削加工において、すぐれた耐剥離性、耐摩耗性を発揮するダイヤモンド被覆工具を提供する。
【解決手段】 WC基超硬合金からなる基体表面に、結晶性が相異なるA層とB層の2種のダイヤモンド膜が交互積層されたダイヤモンド被覆工具であって、ラマン分光分析による1333±5cm−1のピーク最大値Iと、1400〜1600cm−1のピーク最大値Iの比の値は、A層では0.7<I/I<0.9、また、B層ではI/I<0.6であり、さらに、基体側においては、A層の合計層厚LaとB層の合計層厚Lbは、0.6≦La/(La+Lb)、また、ダイヤモンド被覆表面側におけるそれは0.6≦Lb/(La+Lb)を満足し、さらに、場合により、ダイヤモンド被覆表面側のB層は、(110)または(111)に配向性を有する。 (もっと読む)


【課題】CFRPあるいはAl合金等の高速切削加工において、すぐれた耐欠損性、耐溶着性を示し、長期の使用に亘ってすぐれた切削性能を発揮するダイヤモンド被覆工具を提供する。
【解決手段】WC基超硬合金またはTiCN基サーメットで構成された工具基体表面に、第1単位層と第2単位層との交互積層からなるダイヤモンド皮膜を被覆したダイヤモンド被覆工具において、第1単位層は、(111)面結晶配向性の高いダイヤモンド薄層Aと含非晶質炭素層Cとの交互積層構造として構成され、また、第2単位層は、(100)面結晶配向性の高いダイヤモンド薄層Bと含非晶質炭素層Cとのの交互積層構造として構成されているダイヤモンド被覆工具。 (もっと読む)


【課題】硬質被覆層が、刃先に高負荷が作用する高速重切削加工ですぐれた耐チッピング性を発揮する表面被覆切削工具を提供する。
【解決手段】工具基体の表面に、(a)下部層としてTi化合物層、(b)中間層としてα型Al層、(c)上部層として、例えば、Bを微量含有するB含有α型Al層を蒸着形成した表面被覆切削工具において、中間層の結晶粒平均幅D(b)と、上部層の結晶粒平均幅D(c)との比の値D(c)/D(b)が1.5以上である。 (もっと読む)


本発明は、少なくとも1の硬質材料複合層を含む単層又は多層の層系で被覆された、金属、超硬合金、サーメット又はセラミックスからの被覆物品、並びにこのような物品の被覆法に関する。本発明は、このような物品のために、単層又は多層であってかつ少なくとも1の硬質材料複合層を有する層系であって、該複合層が主相として立方晶TiAlCN及び六方晶AlNを含み、かつ平滑で均一な表面、高い耐酸化性及び高い硬度を有する複合構造を特徴とする層系を開発するという課題に基づく。前記課題には、このような被覆を廉価に製造するための方法の開発も包含される。本発明による硬質材料複合層は、主相として立方晶TiAlCN及び六方晶AlNを含んでおり、その際、該立方晶TiAlCNは、≧0.1μmの結晶子サイズを有する微晶質fcc−Ti1-xAlxyz(ここで、x>0.75、y=0〜0.25であり、かつz=0.75〜1である)であり、かつその際、該複合層は粒界領域内にさらに非晶質炭素を0.01%〜20%の質量割合で含有している。被覆は、本発明によれば、LPCVD法で700℃〜900℃の温度でかつ102Pa〜105Paの圧力で、付加的なプラズマ励起なしで行われる。本発明による硬質材料層は、平滑で均一な表面、高い耐酸化性及び高い硬度を有する複合構造を特徴としており、かつ特にSi34及びWC/Co刃先交換型切削チップ及び鋼部材上の摩滅防止層として使用可能である。
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【課題】長期の使用に亘ってすぐれた耐欠損性と耐摩耗性を発揮するダイヤモンド被覆工具を提供する。
【解決手段】WC基超硬合金またはTiCN基サーメットで構成された工具基体表面に、粗粒結晶層と非晶質層の交互積層からなる膜厚1.5〜30μmの下部ダイヤモンド皮膜と、細粒結晶層と非晶質層の交互積層からなる膜厚1.5〜10μmの上部ダイヤモンド皮膜が被覆されたダイヤモンド被覆工具であって、下部ダイヤモンド皮膜上方側の粗粒結晶層の膜厚は、下部ダイヤモンド皮膜下方側の粗粒結晶層の膜厚より薄膜として形成され、また、上部ダイヤモンド皮膜表面側の細粒結晶層の膜厚は、上部ダイヤモンド皮膜下方側の細粒結晶層の膜厚より薄膜として形成されてなるダイヤモンド被覆工具。 (もっと読む)


【課題】 高い密着性と耐摩耗性を有する切削工具等の表面被覆部材を提供する。
【解決手段】 Al質基体6の表面に被覆層8が被着形成され、被覆層8のうちの基体6の表面には、基体6側の第1Al層7aと上層の第2Al層7bとの2層のAl層7が順に形成されており、第1Al層7aを構成するAl結晶を基体6の表面に対して平行な方向から見たときの平均結晶幅が、第2Al層7bを構成するAl結晶を基体6の表面に対して平行な方向から見たときの平均結晶幅よりも小さい切削工具1等の表面被覆部材であり、高い密着性と耐摩耗性を有する。 (もっと読む)


【課題】硬質被覆層が高速断続切削加工ですぐれた耐チッピング性を発揮する表面被覆切削工具を提供する。
【解決手段】工具基体の表面に、下部層と上部層からなる硬質被覆層を蒸着形成した表面被覆切削工具において、(a)下部層はTi化合物層、(b)上部層は、α型Al相、κ型Al相およびTi化合物相の混合組織層からなり、(c)上部層において、α型Al相含有割合(=α型Al相/(α型Al相+κ型Al相))は0.6〜0.9、また、Ti化合物相は、TiO、Tiを少なくとも含み、(d)上部層におけるTi含有割合(=Ti/(Ti+Al+O+S))は0.3〜3at%、S含有割合(=S/(Ti+Al+O+S))は0.1〜2at%、さらに、Tiは、Tc(100)>2を満足する配向性を有する。 (もっと読む)


【課題】 高い密着性と耐摩耗性を有する切削工具等の表面被覆部材を提供する。
【解決手段】 Al質セラミックスからなる基体6の表面に、第1層としてAl層7を被覆した構成からなり、Al層7がα型結晶構造で、かつAl層7の表面から測定したX線回折分析において(116)面に帰属されるピークが最強ピークである切削工具1等の表面被覆部材であり、高い密着性と耐摩耗性を有する。 (もっと読む)


【課題】ダイアモンドおよびダイアモンド含有材料と支持体の良好な接着力の確保が可能な被膜を提供する。
【解決手段】0.0004から0.3重量%の量のフッ素と一緒に合金を形成しているタングステンの層を含んで成る被膜および/または0.0004から0.3重量%の量のフッ素と一緒に合金を形成している一炭化タングステン(WC)の層を含んで成る被膜が単独に、あるいは多層にダイアモンドまたはダイアモンド含有材料の上に施される。 (もっと読む)


【課題】本発明は、625〜800℃の温度で化学蒸着によって切削工具インサート上に結晶質α−Al2O3層を堆積する方法による切削工具に関する。
【解決手段】本発明の方法は、X+Y+Z≧1及びZ>0好ましくはZ>0.2であり、0.1〜1.5μmのTiCXNYOZの層を堆積する工程、0.5〜3vol%のO2好ましくはCO2とH2またはO2とH2を含有するガス混合物中で任意に0.5〜6vol%のHClの存在する中において約0.5〜4分の短い時間625〜1000℃で前記層を処理する工程、及び40〜300ミリバールの処理圧力と625〜800℃の温度で、処置した前記層を、H2中に2〜10vol%のAlCl3と16〜40vol%のCO2とを含有するガス混合物と、0.8〜2vol%の硫黄含有剤好ましくはH2Sとに、接触させることによって前記Al2O3層を堆積させる工程を含む。本発明は、本発明のα−Al2O3層の少なくとも1層の被膜を有する切削工具インサートも含む。 (もっと読む)


【課題】優れた耐酸化性を発揮する硬質被覆層を有する炭化タングステン基被覆超硬合金工具を提供する。
【解決手段】Crを含有する超硬合金基材の表面に硬質被覆層第一層として、基材から拡散したCrを含有し、粒状結晶組織を有するチタンの炭化物膜を被覆し、第二層として柱状結晶組織を有するチタンの炭窒化物膜を被覆した表面被覆WC基超硬合金工具において、硬質被覆層被覆前に加熱処理を施し、基材表面のCrとCo成分を調整した後、第一層被覆時の成膜条件を最適化することによって、Cr成分の選択的拡散を促し、同時にCo成分の拡散をおさえることで、飛躍的に耐酸化性が優れた硬質被覆層被覆超硬合金工具を提供する。 (もっと読む)


【課題】基材とダイヤモンド膜との界面で剥離が生じにくいダイヤモンド被覆工具を提供する。
【解決手段】本発明のダイヤモンド被覆工具は、基材と、基材の表面を被覆したダイヤモンド膜とを含むダイヤモンド被覆工具であって、基材の表面は、算術平均粗さRaが0.1μm以上10μm以下であり、かつ、粗さ曲線要素の平均長さRSmが1μm以上100μm以下であり、ダイヤモンド膜は、基材と接する部分から結晶成長方向に伸びる空隙を複数有することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 鋼、鋳鉄等の高速ミーリング切削加工において硬質被覆層がすぐれた耐チッピング性、耐摩耗性を発揮する表面被覆切削工具を提供する。
【解決手段】工具基体の表面に、(a)TiN層からなる下部層、(b)微粒縦長成長結晶組織を有するTiC層と、粒状結晶組織のTiC層、TiN層、TiCN層の何れかからなるTi化合物層、との交互積層構造からなる中間層、(c)酸化アルミニウム層、を硬質被覆層として蒸着形成した、あるいは、必要に応じ、TiCO層、TiCNO層の何れかからなる密着層を、上記(b)中間層と(c)酸化アルミニウム層との間に介在形成した表面被覆切削工具。 (もっと読む)


【課題】電極対の間の放電が安定するダイアモンドライクカーボン膜形成装置を提供する。
【解決手段】DLC膜が表面に形成されたDLC膜形成体の製造に用いるプラズマ処理装置において、誘導性素子に磁界として蓄積されたエネルギーを直流パルス電圧として放出する誘導エネルギー蓄積型のパルス電源を用い、誘導性素子のインダクタンスL(μH)、チャンバの内部の圧力P(Torr)及びパルス電圧による投入電力を電極対の対向面積で除した単位面積あたりの投入電力W(W/cm2)が、条件式:−1.3×W×Ln(P)+4.25×102×Ln(P)+4.7×W−1.4×103≧L≧0.8×P
を満たすようにする。 (もっと読む)


【課題】耐欠損性、耐摩耗性にすぐれたダイヤモンド被覆工具を提供する。
【解決手段】工具基体表面にダイヤモンド皮膜が被覆されたダイヤモンド被覆工具であって、上記ダイヤモンド皮膜は、アスペクト比が2以上の柱状晶組織を有するダイヤモンド結晶粒から構成され、該結晶粒には、0.05〜0.5μmの平均厚さの微細柱状晶ダイヤモンドからなる微細領域が膜厚方向に平均段数で1〜10段形成され、ラマン分光分析によるダイヤモンドピーク強度I1に対する非ダイヤモンド炭素ピーク強度I2の強度比が、上記柱状晶組織を有するダイヤモンド結晶粒の上記微細領域では0.5<I1/I2<1であり、一方、上記微細領域以外の上記柱状晶組織を有するダイヤモンド結晶粒ではI1/I2>1.5である。 (もっと読む)


【課題】摩耗及び靭性の要求が厳しい切削操作に有用なCVD被覆の切削工具を提供する。
【解決手段】本発明は、被膜と基材を含む被覆された切削工具であって、基材が、2つの隣接するTi(C,N)層を含む4〜10μm厚さの被膜で少なくとも部分的に被覆され、内側の層の残留応力状態と外側の層の残留応力状態との差Δが、切れ刃の少なくとも一部及び/又はすくい面の少なくとも一部上で1000MPa≦Δ≦2500MPaである、被覆された切削工具に関する。 (もっと読む)


【課題】耐摩耗性と耐欠損性との両者に優れた表面被覆切削工具を提供する。
【解決手段】表面被覆切削工具は、基材と、該基材表面に形成された被覆層とを含み、該被覆層は、1層または2層以上の層からなり、その層のうち少なくとも1層は酸化アルミニウム層であり、該酸化アルミニウム層は、ナノインデンテーション法により測定した硬度が4000〜7000mgf/μm2であり、かつ同法により測定した弾性回復率が0.3〜0.5である。 (もっと読む)


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