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Fターム[4K030LA22]の内容

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Fターム[4K030LA22]に分類される特許

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【課題】耐摩耗性と耐欠損性との両者に優れた表面被覆切削工具を提供する。
【解決手段】表面被覆切削工具は、基材と、該基材表面に形成された被覆層とを含み、該被覆層は、1層または2層以上の層からなり、その層のうち少なくとも1層は酸化アルミニウム層であり、該酸化アルミニウム層は、ナノインデンテーション法により測定した硬度が4000〜7000mgf/μm2であり、かつ同法により測定した弾性回復率が0.3〜0.5である。 (もっと読む)


【課題】硬質被覆層が高速重切削加工ですぐれた耐チッピング性を発揮する表面被覆切削工具を提供する。
【解決手段】工具基体の表面に、(a)下部層としてTi化合物層、(b)上部層として、平板多角形(平坦六角形状を含む)状かつたて長形状の結晶粒組織構造を有し、Y(イットリウム)を含有するα型Alを蒸着形成した表面被覆切削工具において、上部層の結晶粒の内、面積比率で60%以上の結晶粒の内部は、少なくとも一つ以上のΣ3で表される構成原子共有格子点形態からなる結晶格子界面により分断されている。 (もっと読む)


【課題】硬質被覆層が高速重切削加工ですぐれた耐チッピング性を発揮する表面被覆切削工具を提供する。
【解決手段】工具基体の表面に、(a)下部層としてTi化合物層、(b)中間層としてα型Al層、(c)上部層として、平板多角形状かつたて長形状の結晶粒組織構造を有するTi含有α型Al層を蒸着形成した表面被覆切削工具において、中間層及び上部層は、それぞれ、(0001)面配向率の高いα型Al層、Ti含有α型Al層からなり、また、上部層の結晶粒の内、面積比率で60%以上の結晶粒の内部は、少なくとも一つ以上のΣ3で表される構成原子共有格子点形態からなる結晶格子界面により分断されている。 (もっと読む)


【課題】 高速断続重切削加工で硬質被覆層がすぐれた耐チッピング性を発揮する表面被覆切削工具を提供する。
【解決手段】 工具基体の表面に、(a)下部層が、少なくとも1層のTiCN層を含むTi化合物層、(b)上部層がAl層で構成された表面被覆切削工具において、上記TiCN層の表面研磨面の法線に対して、(221)、(310)面の法線がなす傾斜角を測定して作成した傾斜角度数分布グラフにおいて、それぞれ、0〜10度または25〜40度の傾斜角区分に最高ピークが存在し、かつ、その度数の合計が全体のそれぞれ70%以上であり、さらに、Σ5の分布割合が、ΣN+1全体の分布割合の合計の60%以上を占める構成原子共有格子点分布グラフを示す。 (もっと読む)


【課題】 高熱発生を伴う高速断続重切削において、硬質被覆層がすぐれた耐摩耗性を発揮する表面被覆切削工具を提供する。
【解決手段】工具基体の表面に、硬質被覆層を蒸着形成してなる表面被覆切削工具において、下部層はTi化合物層で構成され、また、上部層は、一層平均層厚0.8〜1.5μmの酸化アルミニウム層と一層平均層厚0.4〜0.6μmのジルコニウム含有酸化アルミニウム層との交互積層構造として構成され、さらに、上記ジルコニウム含有酸化アルミニウム層におけるジルコニウム含有割合は、層厚方向に沿って組成が変化し、かつ、層厚方向の中間領域で、最大値13〜16原子%を示す。 (もっと読む)


【課題】 溶着が起こりやすい難削材の断続重切削において、硬質被覆層がすぐれた耐溶着性、耐チッピング性を発揮する表面被覆切削工具を提供する。
【解決手段】工具基体の表面に、硬質被覆層を蒸着形成してなる表面被覆切削工具において、下部層はTi化合物層で構成され、また、上部層は、一層平均層厚0.8〜1.5μmの酸化アルミニウム層と一層平均層厚0.3〜0.5μmのチタン含有酸化アルミニウム層との交互積層構造として構成され、さらに、上記チタン含有酸化アルミニウム層におけるチタン含有割合は、層厚方向に沿って組成が変化し、かつ、層厚方向の中間領域で、最大値2〜5原子%を示す。 (もっと読む)


【課題】本発明は、10〜300MPaの低引張応力を備えたTiC層と、原子間力顕微鏡技法によって測定したときに0.1μm以下の高表面平滑度を備えたαAl層と、を有する化学蒸着法で被覆した切削工具インサートに関する。
【解決手段】この化学蒸着法で被覆した切削工具インサートは、F80の粒のAlから成るスラリーを有する第一の集中湿潤ブラスト処理、引き続いてF320の粒のAlから成るスラリーを有する第二のブラスト処理を、被膜を処理することによって得られる。 (もっと読む)


【課題】 刃先に大きな衝撃がかかる切削においても硬質層が剥離せず、刃先の欠損を抑える表面被覆工具を提供する。
【解決手段】 WCを85〜95質量%と、WC以外の周期表4、5、6族金属の炭化物、窒化物および炭窒化物の一種以上を0〜5質量%と、Coを5〜10質量%と、の割合で含有し、内部におけるWC粒子3の平均粒径が0.1〜2.0μmであるとともに、表面に長軸が5〜20μmの粗大WC粒子5が内部よりも多く存在し、かつ表面におけるCo含有比率が内部に対して85〜95%であり、被覆層10は、TiCN層12とαAl層14を含み、断面組織において、TiCN層12とαAl層14との間には、TiCN層12から高さが平均で0.2μm〜1.0μm、幅が平均で0.1μm〜1.5μmの突起16が並んで形成されている切削工具1である。 (もっと読む)


【課題】 硬質被覆層がすぐれた耐チッピング性を発揮する表面被覆切削工具を提供する。
【解決手段】 WC基超硬合金またはTiCN基サーメットで構成された工具基体表面に、下部層(Ti化合物層)と上部層(α型酸化アルミニウム)からなる硬質被覆層が化学蒸着で形成された表面被覆切削工具において、透過型電子顕微鏡とエネルギー分散形X線分析装置を用いてプローブ径5nmで上記下部層と上部層との界面を解析した場合に、上記下部層と上部層との界面を中心とした±5nmの界面領域のみに、Zr原子、Lu原子、Y原子、Cr原子のいずれか1種又は2種以上が合計で1〜5原子%存在する。 (もっと読む)


【課題】炭化珪素などの硬質材料を効率良く加工することができるとともに、寿命が長いダイヤモンド砥石及びその製造方法を提供する。
【解決手段】基材と、該基材の表面で成長したダイヤモンドと、を含み、基材上に、3μm以上、好ましくは45μm以下の粒径を有するダイヤモンド粒子が、好ましくは10%以上50%以下の占有率で点在しているダイヤモンド砥石。表面粗さR(a)が0.01μm以上1.0μm以下の平坦面を有する基材を用意し、好ましくはメタンを0.5%〜8%、水素を91%〜99%、及び酸素を0.1%〜1.8%含む原料ガスを用い、マイクロ波プラズマCVD法により基材の平坦面にダイヤモンド粒子を成長させる。 (もっと読む)


【課題】刃の厚さを極薄に形成しても剛性を充分に確保でき、耐摩耗性が高められ、安定して精度よく被切断材を切断加工できる切断ブレード、切断ブレードの製造方法及び切断加工装置を提供する。
【解決手段】円形薄板状をなす基材1の外周縁部の切刃を用いて、被切断材を切断加工する切断ブレード10であって、前記基材1が、ダイヤモンドで形成されていることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 非晶質炭素被覆部材において、基材をArイオンでエッチングした後に非晶質炭素膜を基材上に被覆する方法ではエッチング効果が低く、中間層を基材と非晶質炭素膜の間に形成する方法でも、機械部品や、切削工具、金型に対して実用可能な密着性が得られないという問題を有していた。
【解決手段】 基材に負のバイアス電圧を印加することにより、基材表面に周期律表第IIIa、IVa、Va、VIa、IIIb、IVb族元素から選択される1種以上の元素イオン、あるいは、該元素イオンとKr、Xe、CH4、C2H2、C2H4、C6H6、CF4から選択される1種以上のガスを少なくとも含む雰囲気ガスによるガスイオンを複数組み合わせて照射した後、基材上に非晶質炭素膜を被覆する。 (もっと読む)


【課題】長期の使用に亘ってすぐれた仕上げ面精度を示すダイヤモンド被覆工具を提供する。
【解決手段】WC基超硬合金またはTiCN基サーメットで構成された工具基体表面に、粗粒結晶層C、含非晶質炭素層A、微粒結晶層Bおよび含非晶質炭素層Aからなる交互積層単位構造が複数周期繰り返されることにより4.5〜40μmの膜厚のダイヤモンド皮膜が被覆され、さらに、該ダイヤモンド皮膜について、基体表面の法線に対して、ダイヤモンド皮膜中の結晶粒の(101)面の法線がなす傾斜角を測定し、傾斜角度数分布グラフを作成した場合、0〜20度の範囲内の傾斜角区分に存在する度数の合計が、全度数の30%以上の割合を占めるようなダイヤモンド被覆工具。 (もっと読む)


【課題】単一のSiC超硬合金層、または少なくとも1つのSiC超硬合金層を含むSiC多層構造体で被覆された物体、および物体を単一のSiC超硬合金層、または少なくとも1つのSiC超硬合金層を含むSiC多層構造体で被覆する方法を提供する。
【解決手段】単一のSiC層は、ハロゲン元素を含むナノ結晶3C−SiCから、SiC多層構造体は、ハロゲン元素を含むナノ結晶3C−SiCおよび非晶質SiCの混合物、またはハロゲン元素を含むナノ結晶3C−SiCおよび非晶質炭素の混合物から形成する。被覆は、H2および/または1種もしくは複数種の不活性ガス、一般式Sin2n、Sin2n+2もしくはSinyz(ここで、Xはハロゲン元素、n≧2)で表される1種または複数種のハロゲン化ポリシラン、ならびに1種もしくは複数種の炭化水素を含む混合ガスを用いて、熱CVDプロセスを介して行う。 (もっと読む)


【課題】 鋼、鋳鉄等の高速断続切削加工において硬質被覆層がすぐれた耐チッピング性、耐摩耗性を発揮する表面被覆切削工具を提供する。
【解決手段】WC超硬合金、TiCN基サーメットからなる工具基体の表面に、(a)TiC層、TiN層、TiCN層、TiCO層およびTiCNO層のうちの1層または2層以上からなり、かつ、3〜15μmの合計平均層厚を有するTi化合物層からなる下部層、(b)0.2〜1μmの平均層厚および微粒縦長成長結晶組織を有するTiC層と、0.5〜3μmの平均層厚を有するAl層との交互積層構造からなり、かつ、3〜15μmの合計平均層厚を有する上部層、を硬質被覆層として蒸着形成した表面被覆切削工具。 (もっと読む)


【課題】難削材の高速切削加工で硬質被覆層がすぐれた耐チッピング性を発揮する表面被覆切削工具を提供する。
【解決手段】工具基体の表面に、Ti化合物層からなる下部層、改質窒化クロム層からなる中間層及び改質酸化アルミニウム層からなる上部層を蒸着形成した表面被覆切削工具において、中間層及び上部層のΣ3の比率は、ΣN+1全体の60%以上を占め、また、上部層と中間層の界面に臨んで存在するΣ3対応粒界の数と位置を測定した場合、上記界面に臨んで存在する中間層Σ3対応粒界のうちの30〜70%が、上部層Σ3対応粒界と連続する結晶粒界を形成している。 (もっと読む)


【課題】重切削加工においてすぐれた耐摩耗性を発揮するダイヤモンド被覆工具を提供する。
【解決手段】WC基超硬合金またはTiCN基サーメットで構成された工具基体表面に、粗粒結晶層C、含非晶質炭素層A、微粒結晶層Bおよび含非晶質炭素層Aからなる交互積層単位構造が複数周期繰り返されることにより2.5〜30μmの膜厚のダイヤモンド皮膜が被覆され、さらに、該ダイヤモンド皮膜について、基体表面の法線に対して、ダイヤモンド皮膜中の結晶粒の(101)面の法線がなす傾斜角を測定し、傾斜角度数分布グラフを作成した場合、0〜20度の範囲内の傾斜角区分に存在する度数の合計が、全度数の30%以上の割合を占めるようなダイヤモンド被覆工具。 (もっと読む)


【課題】ステンレス鋼、ダクタイル鋳鉄等の難削材の高速重切削加工で硬質被覆層がすぐれた耐チッピング性を発揮する表面被覆切削工具を提供する。
【解決手段】工具基体の表面に、(a)下部層としてTi化合物層、(b)中間層としてα型Al層、(c)上部層として、平板多角形状かつたて長形状の結晶粒組織構造を有するCr含有α型Al層を蒸着形成した表面被覆切削工具において、中間層及び上部層は、それぞれ、(0001)面配向率の高いα型Al層、Cr含有α型Al層からなり、また、上部層の結晶粒の内、面積比率で60%以上の結晶粒の内部は、少なくとも一つ以上のΣ3で表される構成原子共有格子点形態からなる結晶格子界面により分断されている。 (もっと読む)


【課題】難削材の切削加工で硬質被覆層がすぐれた耐摩耗性を発揮する表面被覆切削工具を提供する。
【解決手段】工具基体の表面に、Ti化合物層からなる下部層、改質酸化アルミニウム層からなる中間層及び改質酸化クロム層からなる上部層を蒸着形成した表面被覆切削工具において、中間層及び上部層のΣ3の比率は、ΣN+1全体の60%以上を占め、また、上部層と中間層の界面に臨んで存在するΣ3対応粒界の数と位置を測定した場合、上記界面に臨んで存在する中間層Σ3対応粒界のうちの30〜70%が、上部層Σ3対応粒界と連続する結晶粒界を形成している。 (もっと読む)


【課題】 硬質合金鋼の高速連続切削加工ですぐれた耐チッピング性を発揮する表面被覆切削工具を提供する。
【解決手段】工具基体表面に、下部層と中間層と上部層とからなる硬質被覆層を蒸着形成した表面被覆切削工具において、下部層はTi化合物層、中間層は(0001)面配向率が高いα型Al層、上部層は、Al相とCr相の均一混合組織層であって、さらに、該混合組織層の各結晶面のうちの相互に隣接する結晶粒の界面で、1つの構成原子を共有する格子点(構成原子共有格子点)の分布を算出し、前記構成原子共有格子点間に構成原子を共有しない格子点がN個存在する構成原子共有格子点形態をΣN+1で表した場合、Σ3に最高ピークが存在し、かつ前記Σ3のΣN+1全体に占める分布割合が40〜60%である。 (もっと読む)


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