【課題】薄肉の継目無鋼管に発生し得る偏肉を効果的に抑制することのできる継目無鋼管の製造方法を提供する。
【解決手段】加熱炉において所定温度に所定時間均熱したビレットに穿孔圧延及び延伸圧延を行って素管とし、この素管を再加熱炉において所定温度に所定時間均熱した後にこの素管に定径圧延を行うことにより肉厚が４ｍｍ以下の継目無鋼管を製造する方法である。定径圧延後の鋼管の肉厚を４ｍｍ以下とし、加熱炉における所定温度での均熱時間をビレット直径（ｍｍ）×０．１４〜０．３５分とし、再加熱炉における所定温度での均熱時間を素管肉厚（ｍｍ）×３．０〜１０．０分とする。 （もっと読む）

【課題】 マンネスマン穿孔法による継目無鋼管の製造において、偏肉、噛み込み性の悪化を防ぎ、かつ内面疵の発生を低減させるマンネスマン穿孔法による継目無鋼管の製造方法を提供する。
【解決手段】 マンネスマン穿孔法にて継目無鋼管を製造するに際し、ビレット加熱に次いで穿孔圧延後のホローシェル内面表面温度を１１８０〜１２３０℃になるように、ビレット加熱温度および穿孔速度を設定することにより、被穿孔材の延性低下を防ぎ、穿孔時のせん断応力による内面疵発生を防止することを特徴とするマンネスマン穿孔法による継目無鋼管の製造方法。 （もっと読む）