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【課題】キュリー点を有する鋼帯を長手方向に均一に焼鈍することができる、鋼帯の連続焼鈍方法及び連続焼鈍設備を提供する。
【解決手段】加熱帯、均熱帯、冷却帯からなる連続焼鈍設備での、キュリー点(Tc)を有する鋼帯のTcを超える焼鈍温度での連続焼鈍方法において、前記加熱帯での加熱処理を3領域に区分し、第1加熱帯では、ガス加熱による輻射加熱手段及び/又は電気ヒータによる輻射加熱手段により、鋼帯をTc−50℃未満まで加熱し、続く第2加熱帯では、該加熱鋼帯を、ソレノイドコイル式高周波誘導加熱手段により、Tc−30℃乃至Tc−5℃の領域まで加熱し、最後の第3加熱帯では、該加熱鋼帯を、ガス加熱による輻射加熱手段及び/又は電気ヒータによる輻射加熱手段により、Tcを超える処理目標温度まで加熱する。 (もっと読む)


【課題】クロムを含有しない、被膜張力、耐吸湿性、防錆性および占積率が共に優れた方向性電磁鋼板用絶縁被膜処理液と、その処理液を用いた方向性電磁鋼板の製造方法を提案する。
【解決手段】Mg,Ca,Ba,Sr,Zn,AlおよびMnのリン酸塩から選ばれるいずれか1種または2種以上に対して、そのリン酸塩のリン酸(PO)1molに対し、コロイド状シリカをSiOにして0.5〜10mol、Ca,Mn,Fe,Mg,Zn,Co,Ni,CuおよびAlの次亜塩素酸塩、亜塩素酸塩、塩素酸塩、過塩素酸塩から選ばれるいずれか1種または2種以上を金属元素のモル数にして合計0.05〜3.0mol含有する絶縁被膜処理液を用いて方向性電磁鋼板の表面に絶縁被膜を形成する。 (もっと読む)


【課題】電気機器鉄心材料として使用される方向性電磁鋼板の製造方法に関し,従来困難であった,工業的に良好な皮膜と磁気特性を両立させる製造方法を提供する。
【解決手段】重量%で,C:0.02〜0.10%,Si:2.5〜4.5%,酸可溶性Al:0.010〜0.050%,N:0.003〜0.013%,S:0.015〜0.040%,Mn:0.040〜0.120%を含有し,残部がFe及び不可避的不純物からなるスラブを1250℃以上の温度で加熱し,熱延を行い,焼鈍を施し酸洗を実施後,一回または焼鈍を挟んだ二回の冷間圧延に脱炭焼鈍を施し焼鈍分離剤塗布を行い,最終仕上焼鈍を実施して製造する一方向性電磁鋼板を製造する工程において,最終仕上焼鈍でのコイル昇温速度が850〜T℃までは13℃/h以上50℃/h以下,T〜1150℃までは3℃/h以上13℃/h未満とし,さらにT=950〜1050とする。 (もっと読む)


【課題】被膜特性および磁気特性に優れた方向性電磁鋼板を提供する。
【解決手段】インヒビター成分を含有しない成分系の鋼スラブを素材として、方向性電磁鋼板を製造するに際し、
一次再結晶焼鈍後、焼鈍分離剤の塗布に先立ち、鋼板表面にSi,Cu,Sn,CoおよびNiのうちから選んだ1種または2種以上の金属含有物を該金属元素換算の合計量で0.1〜50 mg/m2の範囲で電着させ、しかるのち焼鈍分離剤を塗布する。 (もっと読む)


【課題】方向性電磁鋼板製造時における焼鈍分離剤用マグネシアの新しい評価方法を提示すると共に、この評価方法で評価した特性値を満足するマグネシアを用いることにより、被膜特性ひいては磁気特性に優れた方向性電磁鋼板を安定して得る。
【解決手段】焼鈍分離剤中のマグネシアとして、不純物のCl濃度が0.01〜0.04mass%、CaO濃度が0.25〜0.70mass%、B濃度が0.05〜0.15mass%、SO3濃度が0.05〜0.50mass%、CAA40%が50〜90秒を満足し、さらに20℃,30分の水和試験による水和量が1.5〜2.5mass%でかつ20℃,180分の水和試験による水和量が3.0〜5.0mass%である粉体を用い、
スラリーの水和温度と平均水和時間の調整により、該粉体を水でスラリー状にして塗布、乾燥させた後のマグネシアの水和量が1.0mass%以上 3.5mass%以下になるように水和させた焼鈍分離剤を、鋼板表面に塗布、乾燥する。 (もっと読む)


【課題】被膜密着性、特に被膜額縁剥離性に優れる一方向性電磁鋼板の製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.10%以下、Si:2〜7%、Mn:0.02〜0.30%と、SおよびSeのうちから選んだ1種または2種の合計:0.001〜0.040%、酸可溶性Al:0.010〜0.065%、N:0.0030〜0.0150%、CeおよびLaのうちから選んだ1種または2種の合計が0.001〜0.1%、残部Feおよび不可避的不純物よりなる一方向性電磁鋼熱延板に焼鈍を施し、1回あるいは2回以上または中間焼鈍を挟む2回以上の冷間圧延を施して最終板厚に仕上げ、次いで脱炭焼鈍を施し、その後、鋼板表面に焼鈍分離剤を塗布、乾燥し仕上げ焼鈍を行うことにより、Ce若しくはLa、又はCeとLaの両方を0.01〜1000mg/m2含む一次被膜を形成する。 (もっと読む)


【課題】本発明は、TiCなどIVa、Va族金属の炭化物をインヒビターとする方向性電磁鋼板の製造方法において、磁気特性発現のための最終工程である二次再結晶焼鈍工程の中で、二次再結晶完了後、湿潤雰囲気にて焼鈍を実施するかあるいは、二次再結晶焼鈍後、湿潤雰囲気で脱炭焼鈍を実施し、製造に際してのエネルギー消費を減ずる事である。
【解決手段】TiCをインヒビターに用い、二次再結晶完了前または後に、鋼板表面に低Ti層を形成させながら、二次再結晶完了後に、湿潤雰囲気中におけるオープンコイル状焼鈍を行い、鋼板表層にタイトな酸化膜が形成されるのを阻止することで脱炭をスムーズに進行させる事で、従来方法に比べて極めて高速に純化を完了させる生産性に優れた方向性電磁鋼板の製造方法。 (もっと読む)


【課題】加工歪みによる磁気特性の劣化を抑制した磁気特性の優れた二方向性電磁鋼板を提供する。
【解決手段】インヒビター成分を極力低減した成分組成になる鋼スラブを素材として製造した電磁鋼板について、その地鉄組織を、ミラー指数{100}<001>に集積した二次再結晶粒からなる組織とし、かつコーティングを除いた地鉄表面の酸化物の量を酸素量換算で片面当たり1.0 g/m2以下に抑制する。 (もっと読む)


【課題】従来から方向性珪素鋼板の製造はその製造の冶金学的必要性から、分塊圧延もしくは連続鋳造によって得られたスラブの高温加熱(1350℃以上)が不可欠の要因であり、これが工業的には大きな難点であって、改善すべき多くの問題点を有していた。
【解決手段】本発明は連続鋳造−熱間圧延連続設備により中肉厚バーを鋳造し、該バーがAlNを固溶した状態を保持する1200℃を超える温度間に熱延仕上圧延入口に到達せしめ、該ばーを熱間圧延し、急冷することにより微細なAlNを析出させ、すなわち、これらバーの高温加熱を全く行うことなく高磁束密度方向性珪素鋼板を効率的に安価に製造する方法を提供する。 (もっと読む)


【課題】鉄損を劣化させることなしに、方向性電磁鋼板の磁歪の圧縮応力特性を大幅に改善する。
【解決手段】フォルステライト被膜を有する仕上焼鈍板の表面に、張力付与型絶縁被膜処理液を塗布、焼き付けることからなる方向性電磁鋼板の製造方法において、
(1) フォルステライト被膜を含む仕上焼鈍板の板厚平均S濃度を25ppm以下とする、
(2) 張力付与型絶縁被膜処理液として、金属リン酸塩とシリカを主成分とする水溶液を用い、この処理液のリン酸とシリカのモル比(P205/SiO2)を0.15〜4.0とする、
(3) 焼付け温度を900℃以上 1100℃以下とし、かつ該温度域における保持時間を5秒以上600秒以下とする。 (もっと読む)


【課題】高い透磁率と加工性を併せ持つ一方向性電磁鋼板の製造方法を提供する。
【解決手段】C:0.02%以下、Si:1.0〜5.0%を含み、インヒビターレスの組成になる鋼スラブを素材として、表面にセラミック質の被膜が生成しないように最終仕上げ焼鈍を施して一方向性電磁鋼板を製造するに際し、 熱間圧延中の鋼板表面温度が950℃以上における累積圧下率を75%以上とし、かつ該鋼板表面温度が1050℃以上での累積圧下率を20%以上とし、さらに熱間圧延後の最初の焼鈍の昇温過程:500〜900℃間の所要時間を100秒以内とする。 (もっと読む)


【課題】高い透磁率と加工性を併せ持つ方向性電磁鋼板を提供する。
【解決手段】鋼板の鉄基部分に質量%でSi:1.0〜5.0%を含み、鋼板表面において、円相当径が3mm以下の結晶粒が占める面積率を20%以下とし、かつ円相当径が20mm以上の結晶粒が占める面積率を15%以下とし、鋼板表面にセラミック質被膜を有さず、さらに磁束密度:1.0T、周波数:50Hzにおける比透磁率を20000以上とする。 (もっと読む)


【課題】圧延直角方向の磁気特性に優れた電磁鋼板を、二次再結晶現象を活用して製造する手段を提供する。
【解決手段】C≦0.020%、Si:2.5〜4.0%、酸可溶性Al:0.022〜0.035%、N:0.0050〜0.010%、0.005%≦(S+0.405Se)≦0.014%、Mn:0.05〜0.15%を含有し、残部Feおよび不可避的不純物からなるスラブを、1200℃未満の温度域に加熱し、熱間圧延し、次いで熱延板焼鈍を施し、25%以上60%未満の圧下率を適用する最終冷間圧延によって最終板厚とした後、一次再結晶焼鈍を湿水素雰囲気で施し、走行するストリップ状態で窒化し焼鈍分離剤を塗布し、仕上焼鈍を施し二次再結晶現象を活用することを特徴とする圧延直角方向の磁気特性に優れた電磁鋼板の製造方法。 (もっと読む)


【課題】方向性電磁鋼板の製造において、冷間圧延をタンデム圧延機で行ってパス間時効を省略しても、それを行った場合と同等の磁気特性を得ること。
【解決手段】珪素鋼素材を、1280℃以下の温度で加熱した後に熱間圧延し、熱延板を焼鈍し、次いで冷間圧延を施して最終板厚の鋼板とし、その鋼板を脱炭焼鈍した後、窒化処理し、焼鈍分離剤を塗布して仕上げ焼鈍を施すことにより方向性電磁鋼板を製造する際、熱延板焼鈍を、1000〜1150℃の所定の温度まで加熱して再結晶させた後、それより温度の低い850〜1100℃で焼鈍する工程で行い、冷間圧延をタンデム圧延機で行い、さらに、鋼板を脱炭焼鈍する際の昇温過程における加熱を、鋼板温度が550℃から720℃にある間を40℃/秒以上、好ましくは50℃/秒以上、さらに好ましくは75〜125℃/秒の加熱速度となる条件で行う。 (もっと読む)


【課題】二方向性電磁鋼板専用の特殊な設備を必要とせず、キューブ方位を通常の一次再結晶で形成することができる磁気特性に優れた二方向性電磁鋼板の製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.005%以上 0.030%以下およびSi:2.0%以上 4.5%以下を含有し、フォルステライト膜を有しない二次再結晶後の方向性電磁鋼板を、50%以上の圧下率で圧延したのち、再結晶焼鈍を行い、再結晶後の結晶粒径を最終板厚の1/2以下とする。 (もっと読む)


【課題】化学蒸着法における原料ガスの供給に用いるノズルに、原料ガスの吹き付けが金属ストリップの幅方向に均等となる構造を与える。
【解決手段】化学蒸着を行う処理炉内に導入された金属ストリップに向けて、原料ガスを吹き付けるノズルにおける、該原料ガスの供給側から原料ガスの吐出側へ延びる配管は、供給側から吐出側へ向かって順次2経路に分かれる分枝を少なくとも2段で繰り返し、最終段分枝の経路末端に吐出口を設け、各段の分枝後の経路におけるコンダクタンスを2経路相互で等しくする。 (もっと読む)


【課題】Bi添加素材で課題であった、コイル状態での工業的規模における焼鈍おける諸問題を有利に解決して、磁束密度向上効果を安定して発揮させることができる方向性電磁鋼板の有利な製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.01〜0.10%,Si:2〜7%,Mn:0.01〜1.0%およびBi:0.005〜0.050%を含有する珪素鋼スラブを、熱延し、必要に応じて熱延坂焼鈍を施したのち、1回の冷延または中間焼鈍を挟む2回以上の冷延を行い、再結晶焼鈍後、MgOを主体とする焼鈍分離剤を塗布することなく二次再結晶焼鈍を行うことによって、フォルステライト被膜を有しない方向性電磁鋼板を製造するに際し、
二次再結晶焼鈍工程における600〜1000℃の温度域の平均昇温速度を20℃/h以上、また1000〜1100℃の温度域の平均昇温速度を10℃/h以上 20℃/h未満とする (もっと読む)


【課題】本発明は、主にトランス等の鉄芯として使用される充分析出窒化型の高磁束密度方向性電磁鋼板の製造方法を提供する。
【解決手段】熱間圧延板焼鈍条件を有効酸可溶性Al(AlNR)で規定される熱間圧延鋼帯の焼鈍条件を下記上限、下限の温度での一段化することにより整粒性を改善して、磁束密度を高位に確保して高Siの特徴を発揮させた充分析出窒化型の高磁束密度方向性電磁鋼板の製造方法。
Tmax.(℃)=15/22×AlNR+1000:(<1120℃)
Tmin.(℃)=15/22×AlNR+900:(≧925℃)
ここで、AlNR(ppm)=酸可溶性Al−27/14(N−14/48Ti) (もっと読む)


【課題】コイルの全幅、全長にわたり欠陥のない均一で密着性に優れたフォルステライト質絶縁被膜を有し、かつ磁気特性にも優れた方向性電磁鋼板を、低コストで提供する。
【解決手段】インヒビターレス法により一方向性電磁鋼板を製造するに際し、成分として特にSb:0.035〜0.30%,Mn:{0.04+Sb(%)}%以上 0.50%以下を含有させ、焼鈍分離剤の主剤であるマグネシアとして、不純物であるCl濃度:0.01〜0.05%、CAA40%値:40〜90秒で、かつその水和水分量が1.0mass% 3.0mass%以下のものを用い、かつ焼鈍分離剤中に、マグネシア:100質量部に対して、Ti化合物をTi換算で0.3〜8質量部含有させ、さらに二次再結晶焼鈍の昇温過程において、800℃以上 900℃以下の滞留時間を40時間以上 150時間以下とする。 (もっと読む)


【課題】良好なグラス皮膜形成と優れた磁気特性を有する完全固溶窒化型高磁束密度方向性電磁鋼板の製造方法を提供する。
【解決手段】一次再結晶焼鈍時の水蒸気分圧と温度を810〜890℃で60〜180秒間均熱し、その雰囲気のPH2O/PH2を0.30〜0.70とし、引き続く後半部の温度条件を850〜900℃で5〜30秒間、その雰囲気のPH2O/PH2を0.20以下の2段とし、その後窒化し、二次再結晶焼鈍前の鋼板酸素が板厚0.30mm換算酸素で450ppm以上700ppm以下とし、引き続く二次再結晶焼鈍においてコイル外周部最熱点の温度が室温から950℃までの間の雰囲気を窒素25〜75%、残部水素、PH2O/PH2を0.01〜0.15とする磁気特性とグラス皮膜が優れた方向性電磁鋼板の製造方法。 (もっと読む)


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