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Fターム[4K037FC04]の内容

薄鋼板の熱処理 (55,812) | 熱間圧延仕上(終了)温度 (2,292) | 850℃〜1000℃ (1,014)

Fターム[4K037FC04]に分類される特許

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【課題】引張強度が極めて高く曲げ性及び伸びフランジ性に優れる高強度合金化溶融亜鉛めっき鋼板及びその製造方法を提供する。
【解決手段】鋼板は、質量%で、C:0.07%超0.15%以下、Si:0.001%超0.80%以下、Mn:2.1%超3.5%以下、P:0.02%以下、S:0.01%以下、sol.Al:0.001%以上0.40%以下、Ti:0.030%以上0.25%以下、B:0.0015%超0.010%以下およびN:0.01%以下を含有する化学組成を有し、面積%で、フェライト:20%以上60%以下および残留オーステナイト:0.5%以上3.0%以下を含有し、未再結晶フェライトが0.5%未満である鋼組織を有し、合金化溶融亜鉛めっき鋼板は、引張強度(TS)が980MPa以上である機械特性を有する。 (もっと読む)


【課題】スケール密着性に優れた熱延鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.3%以下、Si:0.1%以下、Mn:2.0%以下、P:0.05%以下、S:0.02%以下、Al:0.10%以下を含み、残部Feおよび不可避的不純物からなる組成を有する鋼素材に、仕上圧延機内で露点:50℃以上である雰囲気中に1.0〜10s間保持する酸化処理を含み、仕上圧延終了温度:700〜900℃とする仕上圧延を施し、仕上圧延終了後、冷却し、巻取温度:450〜650℃で巻き取る。これにより、面積率で、50%以上のFeOと、残部Feおよび不可避的に形成されるFeOからなり、面積率で0.10〜3.0%の空孔を含み、厚さ:10μm以下であるスケール層が形成され、スケール密着性が顕著に向上する。 (もっと読む)


【課題】プレス成形の際に、割れ難く、かつ延性の異方性の小さい高強度鋼板を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.0005%超0.10%未満、Si:1.5%以下、Mn:0.1%以上3.0%以下、P: 0.080%以下、S:0.03%以下、sol.Al:0.01%以上0.50%以下およびN:0.005%以下を含み、かつNb:0.20%以下およびTi:0.20%以下のうちから選んだ1種または2種を含有し、残部はFeおよび不可避不純物の組成からなり、
鋼組織を、体積分率で60%以上がフェライト相とし、
3次元結晶方位の密度関数(ODF){φ1,Φ,φ2}で、Φが0°で、φ1が0°、φ2が45°のときのODF{0°,0°,45°}の強度が3.0以下で、かつΦが35°で、φ1が0°、φ2が45°のときのODF{0°,35°,45°}の強度が2.5以上4.5以下の範囲とする。 (もっと読む)


【課題】引張強度:1180MPa以上で、延性に優れる高強度冷延鋼板を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.16〜0.20%、Si:1.0〜2.0%、Mn:2.5〜3.5%、P:0.030%以下、S:0.0050%以下、Al:0.005〜0.1%、N:0.01%以下、Ti:0.001〜0.050%およびB:0.0001〜0.0050%を含有し、残部はFe及び不可避的不純物からなる成分組成とし、体積分率で、フェライト相:40〜65%、マルテンサイト相:30〜55%および残留オーステナイト相:5〜15%を含み、圧延方向断面において単位面積:1μm2当たりのマルテンサイト相の数が 0.5〜5.0個を満足する組織とする。 (もっと読む)


【課題】成形後のスプリングバックや、たわみの発生を抑制できる、形状凍結性に優れた部材の製造方法を提供する。
【解決手段】時効指数AIが0.5MPa以上で、引張強さTSが400MPa以下である薄鋼板を素材とする。そして、該素材に、373〜523Kの範囲の時効温度T(K)で、時効時間(s):10−7exp(9880/T)×T×[exp((AI+6)/3.9)]−1.5 s以上の時効処理を施し、0.5%以上の降伏伸びYP-Elを有する薄鋼板とする。このような薄鋼板を成形用素材として、プレス成形を施し、所定形状の部材とする。これにより、スプリングバック、たわみ等の発生が抑制されて、形状凍結性に優れた部材となる。なお、素材である薄鋼板には、予め、調質圧延を施しておくことが、形状凍結性向上に有効である。 (もっと読む)


【課題】 設備の増設や製造工程の複雑化を招来することなく冷間圧延機への負荷を大幅に軽減しつつ冷間圧延を行う。
【解決手段】本発明の高強度鋼板の圧延方法は、熱間圧延機と、熱間圧延機の下流側に配備されて熱間圧延された圧延材を冷却する冷却帯と、冷却帯の下流側に配備されて冷却された圧延材を巻き取る巻取機とを備える熱間圧延設備で、圧延材としてCを0.1〜0.3mass%、Mnを1.0〜3.0mass%、Siを0.8〜2.0mass%含む高強度鋼板を圧延するに際して、熱間圧延機の最終圧延スタンドの出側温度が870℃〜900℃になるように鋼板を熱間圧延した後、冷却帯中で熱間圧延された高強度鋼板を600〜700℃の温度で10秒以上空冷し、空冷された鋼板を熱間圧延設備の下工程で冷間圧延することを特徴とするものである。 (もっと読む)


【課題】熱延コイルを展開して通板するラインにおいて材料割れの問題が安定して防止できるに足る靱性・延性を有する、厚ゲージのNb含有フェライト系ステンレス鋼熱延コイルを提供する。
【解決手段】硬さが190HV以下、25℃におけるシャルピー衝撃値が20J/cm2以上に調整されている板厚5.0〜10.0mmのNb含有フェライト系ステンレス鋼熱延コイル。この熱延コイルは、スラブを仕上圧延温度890℃以上で熱間圧延して板厚5.0〜10.0mmとしたのち、巻取前に水冷して巻取温度400℃以下で巻取ってコイルとし、巻取終了時から30分以内にコイルを水中に浸漬し、当該水中で15分以上保持する手法によって製造できる。 (もっと読む)


【課題】穴拡げ性に優れるとともに、低温靭性にも優れた引張強度590MPa以上の高強度熱延鋼板及びその製造方法を提供する。
【解決手段】延性脆性遷移温度が−50℃以下であり、圧延面に平行で、圧延方向に平行な{211}<011>方位のX線ランダム強度比(ランダムサンプルの回折強度との比)が2.5以下であることを特徴とする低温靭性と穴拡げ性に優れた引張強度590MPa以上の高強度熱延鋼板である。平均結晶粒径を7.0μm以下とすることにより、延性脆性遷移温度を−50℃以下とすることができる。最終仕上圧延を960℃以上で行い、最終仕上圧延終了後1.0秒以内に80℃/秒以上の冷却速度で冷却を開始し、最終仕上圧延温度より50〜200℃低い温度まで前記冷却を継続し、450〜600℃で巻き取ることにより製造することができる。 (もっと読む)


【課題】化成処理性に優れかつ塩温水浸漬試験や複合サイクル腐食試験のような過酷な腐食環境での塗装後耐食性にも優れる冷延鋼板の製造方法と、その方法で製造する冷延鋼板、ならびにその鋼板を用いた自動車部材を提供する。
【解決手段】好ましくはSiを0.5〜3.0mass%含有し、冷間圧延後、連続焼鈍した冷延鋼板を酸洗して鋼板表層のSi含有酸化物層を除去した後、さらに再酸洗することによって、鋼板表面の鉄系酸化物の表面被覆率を40%以下、より好ましくは鉄系酸化物の最大厚さを150nm以下とする。 (もっと読む)


【課題】化成処理性に優れかつ塩温水浸漬試験や複合サイクル腐食試験のような過酷な腐食環境での塗装後耐食性にも優れる冷延鋼板の製造方法と、その方法で製造する冷延鋼板、ならびにその冷延鋼板を用いた自動車部材を提供する。
【解決手段】Siを0.5〜3.0mass%含有し、冷間圧延後、連続焼鈍した冷延鋼板を、硝酸濃度が100g/L超え200g/L以下で、硝酸濃度に対する塩酸濃度の比R(HCl/HNO)が0.01〜0.25である硝酸と塩酸を混合した酸洗液を用いて酸洗することによって、連続焼鈍により生成した鋼板表層のSi含有酸化物を除去し、かつ、酸洗により生成した鋼板表面の鉄系酸化物による表面被覆率を85%以下、好ましくは、鉄系酸化物の最大厚さを200nm以下とする。 (もっと読む)


【課題】TS:655MPa以上を有する低降伏比高強度電縫鋼管の製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.38〜0.45%、Si:0.15〜0.25%、Mn:1.0〜1.8%、P:0.03%以下、S:0.03%以下、sol.Al:0.01〜0.07%、N:0.005%以下を含む組成を有する鋼素材に、仕上圧延開始温度を950℃以下、仕上圧延終了温度が820〜920℃の範囲の温度となる仕上圧延を施し熱延鋼帯とし、該熱延鋼帯を、仕上圧延終了後、巻取温度を650〜800℃の範囲の温度としてコイル状に巻き取る。コイル状に巻き取られた熱延鋼帯を、払い出し、成形、電縫溶接からなる造管工程を、加熱することなく室温で行い、電縫鋼管とする。これにより、管長手方向の材質ばらつきがΔTS:20MPa未満と少なく、降伏比:80%以下の低降伏比と、降伏強さYS:379〜552MPa、引張強さTS:655MPa以上の高強度とを有する電縫鋼管となる。 (もっと読む)


【課題】590MPa以上という高い引張強度と、プロジェクション溶接した場合における良好な溶接部強度とを兼ね備え、プロジェクション溶接が使用される自動車部品の素材として好適な抵抗溶接用冷延鋼板を提供する。
【解決手段】C:0.05〜0.20%、Si+Al:0.4〜1.6%、Mn:0.1〜3.0%、P:0.02%以下、S:0.01%以下、N:0.01%以下を含有し、残部がFeおよび不純物からなる化学組成を有し、(1)式;固溶Si濃度=TSi-OSiおよび(2)式;固溶Al濃度=TAl-OAlにより規定される鋼板表層部の固溶Si濃度および固溶Al濃度の合計が0.20質量%以上であり、鋼板表面のクラックの最大深さが5μm以下であり、かつ、幅6μm以下で深さ2μm以上のクラックの数密度が10個/50μm以下であり、引張強度590MPa以上である機械特性を有する抵抗溶接用冷延鋼板である。TSiおよびTAlは、それぞれ鋼板表面から30nm深さ位置までの鋼板表層部におけるSiおよびAlの全体の濃度(単位:質量%)であり、OSiおよびOAlは、それぞれ鋼板表層部において酸化物を形成しているSiおよびAlの濃度(単位:質量%)である。 (もっと読む)


【課題】曲げ加工時に表面でのすじ模様が発生しにくく、めっき密着性の良好な鋼板用の素材として使用できる連続鋳造鋳片およびその連続鋳造方法を提供する。
【解決手段】(1)質量%で、C:0.03%-0.20%、Si:0.005%-2.0%、Mn:0.2%-3.5%、P:0.1%以下、S:0.01%以下、N:0.01%以下、Al:0.001%-1.5%、Sn:0.01%を超え1.5%以下およびBi:0.0001%-0.05%を含有し、残部がFeおよび不純物からなることを特徴とする高強度鋼板用の連続鋳造鋳片。(2)溶鋼中に浸漬させた浸漬ランス内に、Biを含有する金属ワイヤーを挿入することにより、浸漬ランス内で少なくともBiの金属蒸気を発生させ、キャリアガスとともに溶鋼中に供給することを特徴とする連続鋳造方法。 (もっと読む)


【課題】980MPa級以上の強度を確保しつつ、より延性に優れた高強度鋼板を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.05〜0.3%、Si:1〜3%、Mn:0.5〜3%、P:0.1%以下(0%を含む)、S:0.01%以下(0%を含む)、Al:0.001〜0.1%、N :0.002〜0.03%を含み、残部が鉄および不純物からなる成分組成を有し、全組織に対する面積率で、ベイニティック・フェライト:50〜90%、残留オーステナイト(γ):3%以上、マルテンサイト+上記γ:10〜50%、フェライト:40%以下(0%を含む)を含む組織を有し、上記γは、そのC濃度(Cγ)が0.5〜1.2質量%であり、このγのうち、マルテンサイトに囲まれたものが0.3%以上存在する高強度鋼板。 (もっと読む)


【課題】化成処理性に優れた高強度冷延鋼板を提供する。
【解決手段】質量%で、Si:1.5%以上、Mn:2.0%以上を含有する高強度冷延鋼板であって、鋼板表面から深さ0.5μmまでの領域におけるSi量の平均値が3.0%以下(0%を含まない)で、且つ鋼板表面からの深さが0.5μm位置におけるMn量が、前記鋼板のMn量の70%以下(0%を含まない)である高強度冷延鋼板。 (もっと読む)


【課題】980MPa級以上の強度を確保しつつ、伸びと深絞り性を兼備する高強度鋼板を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.05〜0.3%、Si:1〜3%、Mn:0.5〜3%、P:0.1%以下(0%を含む)、S :0.01%以下(0%を含む)、Al:0.001〜0.1%、N :0.002〜0.03%を含み、残部が鉄および不純物からなる成分組成を有し、全組織に対する面積率で、ベイニティック・フェライト:50〜90%、残留オーステナイト(γ):5〜20%、マルテンサイト+上記γ:10〜50%、フェライト:40%以下(0%を含む)を含む組織を有し、上記γは、そのC濃度(Cγ)が0.5〜1.2質量%、その平均円相当直径が0.2〜2μm、その平均アスペクト比(最大径/最小径)が3.0未満を満足するものである高強度鋼板。 (もっと読む)


【課題】440MPa以上590MPa未満の引張強度を有し、加工性の観点から均一伸びに優れ、外板品質の観点から降伏伸びが抑制され、めっき性も良好な高強度溶融亜鉛めっき鋼板とその製造方法を提供すること。
【解決手段】C:0.06%以上0.20%以下、Si:0.50%未満、Mn:0.5%以上2.0%未満、P:0.05%以下、S:0.02%以下、Al:0.60%以上2.00%以下、N:0.004%未満、Cr:0.10%以上0.40%以下、B:0.003%以下(0%を含む)を含有し、0.8≦Mneq≦2.0かつMneq+1.3[%Al]≧2.8を満足し、フェライトを母相として第二相体積分率が15%以下であり、第二相が体積分率3%以上のマルテンサイトと体積分率3%以上の残留オーステナイトを有し、パーライトおよびベイナイトの合計体積分率がマルテンサイトおよび残留オーステナイトの体積分率以下である。 (もっと読む)


【課題】引張強さが440MPa以上、平均r値が1.20以上で焼付硬化量が40MPa以上の深絞り性と焼付硬化性に優れる高強度冷延鋼板を提供する。
【解決手段】mass%で、C:0.010〜0.06%、Si:0.5%超1.5%以下、Mn:1.0〜3.0%、Nb:0.010〜0.090%、Ti:0.015〜0.15%を含有し、かつ(Nb/93)/(C/12)<0.20および固溶C量が0.005〜0.025%を満たす成分組成の鋼素材を熱間圧延し、冷間圧延した後、700〜800℃の温度を平均昇温速度3℃/s未満として800〜900℃の温度に加熱し、均熱後、上記均熱温度から500℃以下の冷却停止温度まで5℃/s以上で冷却する焼鈍を施し、面積率で70%以上のフェライト相と3%以上のマルテンサイト相を含む組織からなる冷延鋼板を得る。 (もっと読む)


【課題】特に温間成形を施すことにより、高い延性を示すことで優れたプレス成形性を有しながら、成形後には強度の上昇を示すことで高い部材強度を達成する温間成形用薄鋼板等を提供する。
【解決手段】本発明の温間成形用薄鋼板は、質量%で、C:0.04〜0.2%、Si:0.5〜2.5%、Mn:1.5〜3.5%、P:0.001〜0.05%、S:0.0001〜0.01%、Al:0.001〜0.1%、N:0.0005〜0.01%を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなる成分組成を有し、鋼組織が、面積率で、ポリゴナルフェライト相を30%以上、マルテンサイト相を20%以上および残留オーステナイト相を3%未満含有する。 (もっと読む)


【課題】溶接缶の耐圧強度を高く保つことが可能な高強度缶用鋼板およびその製造方法を提案する。
【解決手段】C:0.003%以下、Si:0.02%以下、Mn:0.05〜0.60%、P:0.02%以下、S:0.02%以下、Al:0.01〜0.10%、N: 0.0010〜0.0050%、Nb:0.001〜0.05%、B:0.0005〜0.002%を含有し、残部はFeおよび不可避的不純物からなる。そして、板厚中央部において、({112}<110>方位の集積強度)/({111}<112>方位の集積強度)≧1.0であり、圧延方向から90°方向の引張強度が550〜800MPaで、圧延方向から90°方向のヤング率が230GPa以上である。850〜960℃の熱間仕上圧延温度で熱間圧延を行い、550〜750℃で巻き取り、80%以上の圧延率で冷間圧延を行い、520〜700℃で焼鈍を行うことで得られる。 (もっと読む)


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