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Fターム[4K037FC08]の内容

薄鋼板の熱処理 (55,812) | 熱間圧延仕上(終了)温度 (2,292) | 仕上温度上限Ar3点以下 (17)

Fターム[4K037FC08]に分類される特許

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【課題】時効後の成形性及び形状凍結性に優れた冷延鋼板及びその製造方法を提供する。
【解決手段】C: 0.01〜0.05%、Si:0.05%以下、Mn: 0.1〜0.5%、P:0.05%以下、S:0.02%以下、Al:0.02〜0.10%、N:0.005%以下で、残部が鉄および不可避不純物であり、フェライト相主体の組織を有し、該フェライト相の平均粒径が10〜20μmで、個々のフェライト粒径を平均値で割った値の自然対数の標準偏差σAは0.30以上である。上記鋼板を得るためには、冷間圧延後焼鈍を行うに際し、600℃から均熱温度までの温度域を1〜30℃/sの平均加熱速度で加熱し、均熱温度を800〜900℃、均熱時間を30〜200sとして均熱処理し、均熱温度から550℃までの温度域を3〜30℃/sの平均冷却速度で冷却し、500〜300℃で30s以上保持し、室温で伸び率:0.5〜2.0%の歪みを加える。 (もっと読む)


【課題】自動車の外板及び内板材として用いられる鋼板に耐デント性、低降伏応力、高Ri値(Lankford value)及び高成形性を有する複合組織鋼板及びその製造方法を提供する。
【解決手段】C:0.05〜0.10重量%、Si:0.03〜0.50重量%、Mn:1.50〜2.00重量%、P:0重量%超0.03重量%、S:0重量%超0.003重量%、Al:0.03〜0.50重量%、Cr:0.1〜0.2重量%、Mo:0.1〜0.20重量%、Nb:0.02〜0.04重量%、B:0重量%超0.005重量%、N:0重量%超0.01重量%、残りのFe及びその他不可避な不純物で組成され、冷間圧延後に熱処理及び溶融亜鉛メッキをした高強度鋼板及びその製造方法。 (もっと読む)


【課題】 従来の深絞り用冷延鋼板は、高い平均r値が得られるものの、r値の面内異方性も同時に小さくすることは困難であった。そのため、加工度の高い深絞り加工等を行うと、カップ成形は可能であっても、加工後の寸法精度、特にカップの縦壁部の板厚精度は機械部品の仕様を満足できないことがあった。
【解決手段】 深絞り用冷延鋼板を60%以下の冷間圧延率で製造することにより、平均r値は大きくならないが、r値の面内異方性が小さい材料とすることができる。これをカップ成形の素材として用いると、寸法精度が極めて良好な機械部品が得られる。 (もっと読む)


【課題】 異方性がなく、高い強度と良好な加工性及び耐遅れ破壊特性および耐高速圧壊特性を併せもつ新しい低合金・高強度の鋼板およびその製法を提供する。
【解決手段】 発明の高強度熱延鋼板は、800℃以上Ae3温度以下の2相域で最終仕上圧延されていて、フェライト組織が粒径10μ以下でその比率が5%以上70%以下であり、残留オーステナイト組織が粒径2μm以下でその比率が7%以上20%以下であり、残部がベイナイト組織である。たとえば、C:0.14〜0.30%、Si:1.0〜3.5%、Mn:0.1〜0.4%、Cr: 0.5〜3.0%、Mo: 0.03〜0.60%を含み、残部は鉄および不可避的不純物の組成とするのがよい。 (もっと読む)


【課題】建材用として必要とされる強度および平坦度が得られるのはいうまでもなく、その表面形状とくに平滑性に優れた建材用極薄冷延鋼板を提供する。
【解決手段】鋼板の成分組成を、質量%でC:0.01%以上 0.10%以下、Si:0.03%以下、Mn:0.005%以上 0.5%以下、P:0.01%以上 0.20%以下、S:0.03%以下、Al:0.01%以上 0.1%以下、N:0.010%以下を含有し、残部はFeおよび不可避的不純物にすると共に、板厚を0.2 mm以下とし、さらに下記で規定される形状指数A,Bで表した鋼板の表面形状について、下記式(1)の関係を満足させる。

B≦−0.08×A+1.7 --- (1)
ここで、A:製品単位長さ当たりの凹凸数(個/1500mm)
B:凹凸の平均高さ(mm) (もっと読む)


【課題】再結晶焼鈍工程を省略することで鋼板製造コストの低減を図るにあたり、冷間圧延での加工硬化による過剰な高強度化を避け、鋼板コイルの長手方向での板厚変動を抑制する製缶用鋼板の製造方法を提供する。
【解決手段】鋼成分は、質量%で、C:0.005%以下、Mn:0.05〜0.5%、Al:0.01〜0.10%、N:0.0010〜0.0070%、B:0.15×N〜0.75×N(原子比では、0.20×N〜0.97×N)を含み、さらに、Nb:4×C〜20×C(原子比では、0.52×C〜2.58×C)、Ti:2×C〜10×C(原子比では、0.50×C〜2.51×C)の1種または2種を含み、残部がFeおよび不可避的不純物元素からなる。上記鋼を、連続鋳造によりスラブとし、Ar3変態点以下の仕上温度で熱間圧延を行い、巻取り、酸洗した後、50〜96%の圧下率で冷間圧延する。 (もっと読む)


【課題】 加工後の光沢低下を抑制することができるプレコート鋼板の製造方法を提供する。
【解決手段】 重量%で、C:0.007%以下、Si:0.5%以下、Mn:1.0%以下、S:0.02%以下、N:0.007%以下、Ti:0.05〜0.2%および/またはNb:0.05〜0.2%を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物の組成を有する鋳片を(Ar点−20)〜940℃の仕上温度で圧延して熱間圧延鋼板とし、600〜730℃で巻取る(a1〜a4)。該熱間圧延鋼板を酸洗し、圧延率60〜90%で圧延して冷間圧延鋼板とする(a5,a6)。該冷間圧延鋼板を700〜950℃で焼鈍する(a7)。焼鈍後に得られる鋼板は、結晶粒径が20μm以下、かつr値が1.5以上であり、この鋼板にめっきおよび塗装をしてプレコート鋼板とする(a8,a9)。 (もっと読む)


本発明は、重量%で、C:0.04〜0.25%、N:70ppm〜300ppm、N-14/27Al:70ppm以上、Mn:0.2〜3.0%、Si:0.5〜2.0%、P:0.01〜0.1%、Al:0.005%以下、Sb:0.001〜0.05%、及びS:0.02%以下、並びに残部Fe及びその他不可避の不純物を含んで、Co:0.01〜1.0%、Mo:0.005〜0.05%、Ti:0.001〜0.1%、Nb:0.001〜0.1%、V:0.001〜0.1%及びCa:0.0001〜0.03%からなるグループから選択された1種または2種以上の成分を追加的に含むことができる冷延鋼板、これに亜鉛メッキ処理した亜鉛メッキ鋼板、そして前記冷延鋼板及び亜鉛メッキ鋼板の製造方法を提供する。本発明によれば、変態誘起塑性を活用したメッキ鋼板の製造時、合金化処理中にも変態誘起塑性特性が維持されることができて延伸率が良く、鋼板の材質劣化がない合金化亜鉛メッキ鋼板を生産することができて、さらに、前記亜鉛メッキ鋼板の加工性を向上させることができる。
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【課題】建物の外壁や屋根等のフラットな部材に供して好適な、板厚が0.12mm以下で強度および平坦度に優れる安価な建材用極低炭極薄冷延鋼板を提供する。
【解決手段】鋼板の成分組成を、質量%で、C:0.0080%以下、Si:0.03%以下、Mn:0.005%以上 0.5%以下、P:0.010%以上 0.20%以下、S:0.03%以下、Al:0.01%以上 0.10%以下、N:0.0100%以下を含有し、残部はFeおよび不可避的不純物にすると共に、板厚が0.12mm以下で、かつ冷間圧延ままでの板表面平均硬さ(HR30T)を68以上 82以下とし、さらに板幅方向にわたる硬さ変動量が平均硬さの±2以内となる割合を鋼板全体の90%以上とする。 (もっと読む)


【課題】建物の内壁、外壁や屋根等のフラットな部材に供して好適な、板厚が0.2mm以下で強度および平坦度に優れる安価な建材用極薄冷延鋼板を提供する。
【解決手段】鋼板の成分組成を、質量%でC:0.01%以上 0.10%以下、Si:0.03%以下、Mn:0.005%以上 0.5%以下、P:0.01%以上 0.20%以下、S:0.03%以下、Al:0.01%以上 0.1%以下、N:0.010%以下を含有し、残部はFeおよび不可避的不純物にすると共に、板厚:0.2mm以下まで冷間圧延後の鋼板の平均硬さ(HR30T)が68以上 83以下で、かつ板幅方向にわたる硬さ変動量が平均硬さの±2以内となる割合が鋼板全体の90%以上とする。 (もっと読む)


【課題】2次加工における変形能、又は均一な変形能を向上させる熱延鋼板を提供する。
【解決手段】フェライトを主相とし、質量%でC:0.04〜0.20%、Si:0.01〜2.0%、Mn:0.5〜3.0%を含有し残部はFe及び不可避的不純物からなる熱延鋼板であって、鋼板の表面から板厚の1/4深さ位置におけるフェライト結晶粒径D2が2.0μm未満であるとともに、鋼板の表面から板厚1/2深さ位置におけるフェライト結晶粒径D3と、前記鋼板の表面から50μm深さ位置におけるフェライト結晶粒径D1との関係が(D3−D1)/D2≦0.4を満たし、鋼板の表面から50μm深さ位置における前記フェライト結晶粒の圧延方向粒径Drと板厚方向粒径Dtとが式(1)を満たすことを特徴とする。 |(Dr−Dt)/((Dr+Dt)/2)|≦0.25(1) (もっと読む)


【課題】自動車用鋼板等の使途に有用な、引張強さ(TS)が440MPa以上の高強度で、かつ高r値(平均r値≧1.3)を有する、深絞り性および耐二次加工脆性に優れた高強度鋼板を提供する。
【解決手段】鋼成分中、特にCおよびNbについて、C:0.0005〜0.04%、Nb:0.04〜0.1%を満足する組成にすると共に、鋼組織中に占める再結晶フェライトと加工フェライトの割合を体積率でそれぞれ、8%以上、5%以上とし、ビッカース硬さ試験における試験荷重が0.2942Nで測定したときの該再結晶フェライトに対する該加工フェライトのビッカース硬さ比を1.2以上とし、さらに該加工フェライトの平均コロニー径を15μm以下とする。 (もっと読む)


【課題】長時間を要する多段階焼鈍を用いることなく製造できる、加工性に優れた高炭素冷延鋼板を提供する。
【解決手段】 所定の成分からなり、フェライト平均粒径が2.0μm以上、炭化物平均粒径が0.10μm以上2.0μm未満、粒内炭化物の体積率が10%以下であるフェライト粒の体積率が50%以上である組織を有する高炭素冷延鋼板。前記高炭素冷延鋼板は、上記の組成を有する鋼を、(Ar3変態点-20℃)以上の仕上温度で熱間圧延し、次いで、120℃/秒超えの冷却速度で500℃以上650℃以下の冷却停止温度まで1次冷却し、次いで、2次冷却により500℃以上650℃以下の温度に保持した後、600℃以下の温度で巻取り、酸洗後、600℃以上Ac1変態点以下の温度で球状化焼鈍した後、30%以上の冷圧率で冷間圧延を行い、600℃以上Ac1変態点以下の温度で再結晶焼鈍することにより製造される。 (もっと読む)


【課題】
場所に応じた溶湯圧延設備の存在する冷却ライン内でも圧延された後に2つの冷却段内でホットストリップを冷却制御することによって二相組織鋼を製造できるようにするため、仕上がった鋼を正確な所定の限界値内に維持することに加えて、二段制御される冷却が、終了圧延のストリップ温度Tfinish,A3 −100 K<Tfinish<A3 −50Kからコイラーのストリップ温度Tcoiling <300 ℃(<マルテンサイトの開始温度)まで実施される。この場合、両冷却段の冷却速度V1,2 が、V=30〜150 K/s、特にV=50〜90K/sにある。この場合、第1冷却段は、冷却曲線がフェライト領域内に入るまで実施され、次いでオーステナイトからフェライトへの転移によって放出された転移熱が、第2冷却段の開始までの保持時間5秒以下による実現されるストリップ温度Tconst の等温保持に利用される。
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NbとTiの複合添加IF鋼にCuSのような析出物が0.2μm以下に微細に分布し降伏強度が増進され、面内異方性指数が低くなる。NbとTiの複合添加IF鋼は重量%で、C:0.01%以下、S:0.08%以下、Al:0.1%以下、N:0.004%以下、P:0.2%以下、B:0.0001−0.002%、Nb:0.002−0.04%、Ti:0.005−0.15%、ここにCu:0.01−0.2%、Mn:0.01−0.3%、N:0.004−0.2%の1種または2種以上を含み、残りのFe及びその他不可避な不純物で組成され、
1≦(Mn/55+Cu/63.5)/(S/32)≦30、
1≦(Al/27)/(N/14)≦10(但し、Nの含量が0.004%以上の場合)、
=S−0.8x(Ti−0.8x(48/14)xN)x(32/48)、N=N−0.8x(Ti−0.8x(48/32)xS)x(14/48)を満たし(Mn、Cu)S析出物とAlN析出物の平均の大きさが0.2μm以下になる。
ナノサイズの析出物は結晶粒を微細にし、固溶炭素が結晶粒内より結晶粒界により多く残存するようにする。これにより常温非時効特性と焼付硬化特性にも有利に作用する。 (もっと読む)


【課題】 (110)[001]方位のODF解析強度が3以上を満たす集合組織を有すると共に、かつ、圧延直角方向の剪断弾性率が90GPa以上と捻り剛性に優れ、かつ圧延直角方向の引張強度が590MPa以上で、より好ましくは780MPa以上と高強度であるような鋼板とその製造技術を提供する。
【解決手段】 (110)[001]方位のODF解析強度が3以上を満たす集合組織を有するとともに、圧延直角方向の剪断弾性率が90GPa以上、引張強度が590MPa以上であることを特徴とする捻り剛性に優れた高強度鋼板である。 (もっと読む)


【課題】良好な冷間圧延性を確保しつつ、加工性、特に波付け加工後の寸法精度に優れた溶融亜鉛めっき鋼板用熱延原板の製造方法を提供すること。
【解決手段】質量%で、C:0.03%未満、Si:0.03%以下、Mn:0.10〜0.30%、P:0.030%以下、S:0.030%以下、Al:0.010〜0.060%、N:0.0060%以下を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなる鋼を溶製後、連続鋳造によって鋳片とし、この鋳片を熱間圧延するに際し、鋼板幅方向のセンターとエッジ部との仕上温度差を10℃以内に確保しつつ仕上温度をAr変態点−20℃超からAr変態点までの温度範囲とし、熱間圧延後、巻取温度640℃以上で巻取る。 (もっと読む)


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