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Fターム[4K037FE06]の内容

薄鋼板の熱処理 (55,812) | 熱延板の巻取り温度 (2,921) | 巻取り温度上限 600℃以下 (261)

Fターム[4K037FE06]に分類される特許

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【課題】摺動を伴う加工を受けたときでも合金化溶融亜鉛めっき層が素地鋼板から剥離せず、めっき密着性が良好な合金化溶融亜鉛めっき高張力鋼板、およびその製造方法を提供する。
【解決手段】素地鋼板の表面に合金化溶融亜鉛めっき層が形成された合金化溶融亜鉛めっき高張力鋼板であって、前記素地鋼板はSiを0.04〜2.5%含有し、且つ前記合金化溶融亜鉛めっき層を酸で溶解除去した後の素地鋼板の表面粗さをレーザー顕微鏡で複数箇所測定したときに、全測定箇所の60%以上において、算術平均傾斜角(RΔa)が23.0°以上で、二乗平均平方根傾斜角(RΔq)が29.0°以上である。 (もっと読む)


【課題】伸びフランジ性のみならず、耐衝撃特性にも優れた780MPa以上のTSを有する高強度熱延鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.06〜0.15%、Si:1.2%以下、Mn:0.5〜1.6%、P:0.04%以下、S:0.005%以下、Al:0.05%以下、Ti:0.05〜0.16%を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなる組成を有し、フェライト(F)相とベイナイト(B)相とからなり、前記F相中には650〜1100ppmのTiを含む20nm未満のサイズの析出物が析出しており、前記B相のΔHvが150以下であるミクロ組織を有する高強度熱延鋼板;ここで、B相のΔHvとは、圧延方向に沿った板厚断面の板厚1/4の位置にて測定した、30箇所のB相のビッカース硬度の最大値と最小値の差を表す。 (もっと読む)


【課題】高強度化を図りつつ穴広げ性に優れた熱延鋼板を提供する。
【解決手段】
質量%で、
S :≦0.005%、
Ti:0.05〜0.2%
を含有するとともに所定範囲の他の成分を含有する鋼板であって、そのミクロ組織がフェライト組織、ベイナイト組織又はこれらの混合組織からなり、圧延面と平行な{211}面のX線ランダム強度比が2.2以下であり、板幅方向を法線に持つ断面において、圧延方向の直線上に隣り合う他の介在物に対して50μm以下の間隔を空けて並んだ円相当径が3μm以上である介在物の集まりからなり、圧延方向長さが30μm以上の介在物群と、圧延方向の直線上に隣り合う他の介在物に対して50μm超の間隔を空け、円相当径が3μmであり、圧延方向長さが30μm以上に延伸されてなる介在物との断面1mm当たりの圧延方向長さの総和が0.25mm以下であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】降伏強さYS:960MPa以上の高強度で高靭性を有する熱延鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.08〜0.25%、Si:0.01〜1.0%、Mn:0.8〜1.5%、P、S、Alを適正範囲に調整し、Nb:0.001〜0.05%、Ti:0.001〜0.05%、Mo:0.1〜1.0%、Cr:0.1〜1.0%、B:0.0005〜0.0050%を含有する鋼素材を、1100〜1250℃に加熱し、仕上圧延入側温度が900〜1100℃で、仕上圧延出側温度が800〜900℃で、未再結晶γ域での累積圧下率を0〜30%とする仕上圧延を施したのち、直ちに冷却を開始し、マルテンサイト生成臨界冷却速度以上の冷却速度で、冷却開始から30s以内に(Ms点+50℃)以下の冷却停止温度まで冷却し、ついで(冷却停止温度±100℃)の温度範囲で10〜60s間保持したのち、コイル状に巻き取る。 (もっと読む)


【課題】大型建産機の構造部材用として好適な、降伏強さYS:960MPa以上の高強度で高靭性を有する熱延鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】C、Si、Mn、P、S、Al、Nb、Ti、Mo、Cr、Bを適正範囲で含有する鋼素材を、1100〜1250℃に加熱し、仕上圧延入側温度が900〜1100℃の範囲で、仕上圧延出側温度が800〜900℃の範囲で、再結晶γ域での累積圧下率を60%以上90%以下とする仕上圧延を施したのち、直ちに冷却を開始し、マルテンサイト生成臨界冷却速度以上の冷却速度で、冷却開始から30s以内に(Ms点+50℃)以下の冷却停止温度まで冷却し、ついで(冷却停止温度±100℃)の温度範囲で10〜60s間保持したのち、コイル状に巻き取る。M相または焼戻M相を主相とし、圧延方向断面における旧γ粒のアスペクト比が3〜18である組織を有し、高強度と高靭性を兼備する鋼板を得る。 (もっと読む)


【課題】自動車部品などに用いられる540MPa以上の強度と優れた加工性を有する熱延鋼板、並びにそれらの製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.02〜0.08%、Si:0.01〜1.50%、Mn:0.1〜1.5%を含有し、さらに、Ti:0.03〜0.06%を含有し、かつTi/Cが0.375〜1.6であり、P:0.1%以下、S:0.005%以下、Al:0.5%以下、N:0.009%以下に制限し、残部がFeおよび不可避的不純物からなり、TiC析出物の平均直径が0.8〜3nm、平均個数密度が1×1017個/cm3以上であることを特徴とする引張強度540〜650MPa以上の省合金型高強度熱延鋼板。 (もっと読む)


【課題】加工後の伸びフランジ特性に優れた高強度鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】成分組成は、mass%で、C:0.08%以上0.20%以下、Si:0.2%以上1.0%以下、Mn:0.5%以上2.5%以下、P:0.04%以下、S:0.005%以下、Al:0.05%以下、Ti:0.07%以上0.20%以下、V:0.20%以上0.80%以下を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなる。そして、組織は体積占有率で80%以上98%以下のフェライト相と第二相である。さらに、大きさが20nm未満の析出物に含まれるTiとVの合計量は0.150 mass%以上である。前記フェライト相の硬度(HVα)と前記ベイナイト相の硬度(HVS)の差(HVα−HVS)は−300以上300以下である。 (もっと読む)


【課題】 プレス成形性と、プレス成形後に比較的低い温度での熱処理によって引張強さが極めて大きく上昇する歪時効硬化特性に優れた高張力熱延鋼板およびその製造方法を提案する。
【解決手段】 C:0.15%以下、Si:2.0 %以下、Mn:3.0 %以下とし、P、S、Al、Nを調整したうえで、Cu:0.5 〜3.0 %、またはCr、Mo、Wのうちの1種または2種以上を合計で2.0 %以下を含む組成を有する鋼スラブに、FDTをAr3変態点以上とする熱間圧延を施し、圧延終了後、5℃/s以上の冷却速度でAr3 〜Ar1 変態点の温度域まで冷却し、該温度域で空冷または徐冷したのち、再び5℃/s以上で冷却して、550 ℃以下で巻き取り、フェライトと、面積率で2%以上のマルテンサイトを含む複合組織とする。これにより、プレス成形性に優れ、かつΔTS:80MPa 以上になる歪時効硬化特性に優れた鋼板となる。 (もっと読む)


【課題】TRIP鋼をベースに、優れた加工性及び耐食性を有する高強度の合金化溶融亜鉛めっき鋼板を提供すること。
【解決手段】C:0.20〜0.40%、Si:0.2〜1.5%、Mn:1.0〜3.0%Al:0.6〜2.0%、Mo:0.03〜0.50%を含有し、P:0.05%以下、S:0.02%以下、N:0.006%以下に制限した鋼成分よりなり、ミクロ組織が、面積率で20〜75%のフェライト、5〜25%の残留オーステナイトを含有し、前記フェライトの平均結晶粒径が10μm以下である合金化溶融亜鉛めっき鋼板を、途中の熱処理及び溶融めっきの過程において、炭化物を粗大化させないようにして製造する。 (もっと読む)


【課題】 この発明は、圧延方向の残留応力が板幅方向で均一に分布し、圧延方向長手に切断した場合の変形が小さい鋼板を提供する。
【解決手段】 好適成分として、鋼組成が、C≦0.1%、Si≦2%、Mn≦3%、P≦0.02%、S≦0.01%、Al≦0.1%、N≦0.01%、更に必要に応じてTi≦0.15%、Nb≦0.06%、V≦0.1%の一種または二種以上を含有し、残部が実質的にFeおよび不可避不純物からなる鋼スラブをAe1変態点以上に加熱し、仕上圧延温度をAr3以上とする熱間圧延終了後、1秒以内に200℃/S以上で冷却を開始し、600〜750℃まで急速冷却後、3秒以上40℃/s以下で緩冷却し、その後巻取温度まで40℃/s以上で冷却する。 (もっと読む)


【課題】Cを0.70質量%以上0.95質量%以下含有する高炭素鋼板において、材質の軟質化と打抜き性の向上を図る。
【解決手段】質量%で、C:0.70〜0.95%、Si:0.05〜0.4%、Mn:0.5〜2.0%、P:0.005〜0.03%、S:0.0001〜0.006%、Al:0.005〜0.10%、及び、N:0.001〜0.01%を含有し、残部がFe及び不可避的不純物からなり、かつ、組織が、観察組織1mm2当り100個以上のボイドを有することを特徴とする打抜き性に優れた軟質高炭素鋼板。 (もっと読む)


【課題】低サイクル疲労特性に優れた自動車足回り部品とその製造方法を提供する
【解決手段】本発明の自動車足回り部品は、部品を構成する鋼材のミクロ組織の80%以上がベイナイトであり、かつ成形後の部品の低サイクル疲労亀裂の起点となる部位の板厚tと外表面曲率半径Rとの比R/tの値が5以下であるので、成形後の部品に疲労亀裂の発生及び進展を促進する微小ボイドが少なく、(211)面のX線半価幅の値が5(deg)以下であり、また組織がベイナイト主体で均一な為、疲労損傷が局所化せず、疲労特性に優れる。また、ベイナイト主体で均一な為、低サイクル疲労域での高い応力振幅に対しては、同一強度レベルのDP鋼のようなフェライト相主体の組織よりも、降伏応力が高い為に、繰り返し応力に対する転位のすべり抵抗が高く、疲労亀裂の発生を抑制できる。 (もっと読む)


【課題】プロジェクション溶接用冷延鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】C:0.05〜0.20%、Si:0.4〜2.0%、Mn:0.1〜3.0%、P:0.02%以下、S:0.01%以下、Al:0.05〜1.0%、N:0.01%以下を含有し、残部がFeおよび不純物からなるとともに、質量比[Si/Al]が0.05超20未満である化学組成を有し、鋼板表面から15μm深さ位置までの鋼板表層部における、長径が100nm以上の酸化物の数密度が200個/100μm以下であり、原子比[(Si+Al)/Mn]が0.5未満であるとともに長径が50nm以上100nm未満であるSi−Al−Mn系複合酸化物の数密度が200個/100μm以下であり、鋼板表面のクラックの最大深さが5μm以下であり、かつ、幅6μm以下で深さ2μm以上のクラックの数密度が10個/50μm以下とする。 (もっと読む)


【課題】590MPa以上という高い引張強度と、プロジェクション溶接した場合における良好な溶接部強度とを兼ね備え、プロジェクション溶接が使用される自動車部品の素材として好適な抵抗溶接用冷延鋼板を提供する。
【解決手段】C:0.05〜0.20%、Si:0.4〜2.0%、Mn:0.1〜3.0%、P:0.02%以下、S:0.01%以下、Al:1.0%以下、N:0.01%以下を含有し、残部がFeおよび不純物からなる化学組成を有し、(1)式;固溶Si濃度=TSi−OSiにより規定される鋼板表層部の固溶Si濃度が0.2質量%以上であり、鋼板表面のクラックの最大深さが5μm以下であり、かつ、幅6μm以下で深さ2μm以上のクラックの数密度が10個/50μm以下であり、引張強度590MPa以上である機械特性を有する抵抗溶接用冷延鋼板である。TSiは、鋼板表面から100nm深さ位置までの鋼板表層部におけるSi全体の濃度(単位:質量%)であり、OSiは、鋼板表層部において酸化物を形成しているSiの濃度(単位:質量%)である。 (もっと読む)


【課題】590MPa以上の引張強度と、プロジェクションナットやプロジェクションボルト等の溶接母材をプロジェクション溶接した場合における良好な溶接部強度とを備え、プロジェクション溶接が使用される自動車部品の素材として好適なプロジェクション溶接用冷延鋼板を提供する。
【解決手段】C:0.05〜0.20%、Si:0.6〜2.0%、Mn:0.1〜3.0%、P:0.02%以下、S:0.01%以下、Al:1.0%以下、N:0.01%以下を含有し、残部がFeおよび不純物からなる化学組成を有し、原子比(Si/Mn)が0.5未満であるとともに長径が50nm以上であるSi−Mn系複合酸化物の鋼板表面から15μm深さ位置までの鋼板表層部における数密度が100個/100μm以下であり、鋼板表面のクラックの最大深さが5μm以下であり、かつ、幅6μm以下で深さ2μm以上のクラックの数密度が10個/50μm以下であり、さらに、引張強度590MPa以上のプロジェクション溶接用冷延鋼板である。 (もっと読む)


【課題】延性、穴拡げ性および耐疲労特性に優れる高強度溶融亜鉛めっき鋼板ならびにその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.05〜0.3%、Si:0.5〜2.5%、Mn:1.0〜3.5%、P:0.003〜0.100%、S:0.02%以下、Al:0.010〜0.1%で残部が鉄および不可避的不純物からなる組成の鋼からなり、かつ、鋼板組織が面積率でフェライトを50%以上、マルテンサイトを5〜35%、パーライトを2〜15%含み、マルテンサイトの平均結晶粒径が3μm以下であり、近接するマルテンサイト間の平均距離が5μm以下であることを特徴とする加工性および耐疲労特性に優れた高強度合金化溶融亜鉛めっき鋼板。 (もっと読む)


【課題】強度−延性バランス、更には伸びフランジ性に優れた高強度冷延鋼板及びその製造方法を提供する。
【解決手段】Ti:0.03〜0.15%を含有し、Nb:0.03%以下、Mo:0.25%以下、V:0.25%以下に制限し、0.18≦6Ti+25Nb+3Mo+3V≦1.0を満足し、かつ、20C+17.1N−5Ti−2.6Nb−2.5Mo−4.7V≧0.6を満足し、1〜50nmのTi系炭窒化物が分散し、フェライトの面積率が50%以上であり、マルテンサイト、ベイナイトの一方又は双方からなる硬質組織の面積率が5〜50%であり、残部のパーライト、残留オーステナイト及びセメンタイトの面積率の合計を5%以下に制限し、フェライトの平均粒径を20μm以下に制限し、かつフェライトに占める未再結晶フェライトの割合を25%以下に制限した冷延鋼板。 (もっと読む)


【課題】伸び、伸びフランジ性および溶接性を兼備した高強度冷延鋼板を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.05〜0.25%、Si:0.5〜3.0%、Mn:0.5〜3.0%、P:0.1%未満(0%を含む)、S:0.005%以下(0%を含む)、Al:0.1%以下(0%を含む)、V:0.02〜0.2%、Nb+Ti:合計で0.02〜0.2%を含み、残部が鉄および不可避的不純物からなる成分組成を有し、残留オーステナイト、マルテンサイトおよびセメンタイトからなる硬質第2相を面積率で10〜50%含み、残部が焼戻しマルテンサイトからなる軟質な母相である組織であって、前記残留オーステナイトを単独では面積率で1%以上含む組織を有し、前記硬質第2相の平均粒径が円相当直径で0.6μm以下であり、前記焼戻しマルテンサイト中の円相当直径5nm以上の炭化物が、該焼戻しマルテンサイト1μm2当たり2〜20個である高強度冷延鋼板。 (もっと読む)


【課題】強度−延性バランス、更には伸びフランジ性に優れた高強度冷延鋼板及びその製造方法を提供する。
【解決手段】Ti:0.03〜0.15%を含有し、Nb:0.03%以下、Mo:0.25%以下、V:0.25%以下に制限し、0.18≦6Ti+25Nb+3Mo+3V≦1.0を満足し、1〜50nmのTi系炭窒化物が分散し、フェライトの面積率が95%以上であり、フェライトの平均粒径を20μm以下に制限し、かつフェライトに占める未再結晶フェライトの割合を25%以下に制限した冷延鋼板。1050℃以上に加熱し、必要に応じて熱間圧延して、550℃以下まで水冷した後、40%以上の圧下率で冷間圧延を施し、最高加熱温度を600℃〜(Ac1+20)℃として焼鈍する製造方法。 (もっと読む)


【課題】鋼板長手方向の材質のばらつきや、板厚変動の小さい、高強度冷延鋼板を製造する。それにより、製造時のトラブル防止や歩留り向上を図り、プレス加工する際の加工性や作業性の向上、プレス加工後の製品の品質向上も図る。
【解決手段】鋼板のミクロ組織として、ベイナイトおよび/若しくはベイニチックフェライトが合計面積分率にして70%以上の組織で、ポリゴナルフェライトが面積分率にして30%以下で、前記ポリゴナルフェライトの平均結晶粒径が10μm以下の組織を有することを特徴とする高強度冷延鋼板用熱延鋼板。 (もっと読む)


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