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Fターム[4K037FK03]の内容

薄鋼板の熱処理 (55,812) | 冷延板焼鈍後の冷却速度 (1,397) | 10℃/秒以上 (570)

Fターム[4K037FK03]に分類される特許

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【課題】打抜き穴加工での疲労特性に優れた引張強度590MPa以上の高強度溶融亜鉛めっき鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】組織として、平均粒径が15μm以下で面積率が60%以上のフェライト相と、面積率が5〜40%のマルテンサイト相を有し、亜鉛めっき層直下の下地鋼板表面から鋼板側深さ方向100μm以内の鋼板表層部に生成したFe、Si、Mn、Al、P、Nb、Tiの中から選ばれる一種以上の酸化物が、片面あたり0.060g/m2未満である。製造するにあたっては、連続式溶融亜鉛めっき処理では、700〜900℃の温度で均熱し、700℃以上の温度域での雰囲気の露点を-40℃以下とする。 (もっと読む)


【課題】伸びフランジ性に優れた高強度冷延鋼板を提供する。
【解決手段】mass%で、C:0.050〜0.090%、Mn:1.5〜2.0%、Ti:0.005〜0.050%、Nb:0.020〜0.080%を含む組成の鋼素材に、熱延工程、冷延工程と焼鈍工程を施す。ここで、焼鈍工程を、最高到達温度:800〜900℃とし二段階の加熱と二段階の冷却とを有する工程とする。二段階の加熱は、平均昇温速度:0.5〜5.0℃/sで、(最高到達温度−(10〜50℃)の温度域まで加熱する第一段の加熱と、該温度域から最高到達温度までの昇温時間を30〜150sとする第二段の加熱とからなる。また、二段階の冷却は、最高到達温度から、10〜40℃/sの冷却速度で冷却する第一段の冷却と、第一段の冷却速度の0.2〜0.8の冷却速度で400〜500℃の温度域まで、総冷却時間の0.2〜0.8の冷却時間で冷却する第二段の冷却とからなる。冷却終了後、第二段の冷却の停止温度域で100〜1000s滞留させる。これにより、適正な組織分率の、フェライトとベイナイトとマルテンサイトと残留γからなる組織とすることができ、伸びフランジ性に優れた高強度冷延鋼板となる。 (もっと読む)


【課題】冷延鋼板から衝撃吸収能に優れる部材の製造する製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.005〜0.03%、Mn:0.05〜1.5%以下、
Si:1.5%以下、P:0.10%以下、S:0.0100%以下、Al:0.02〜0.8%以下、N:0.0100%以下を含有する鋼スラブを1050℃以上に加熱し、仕上圧延を、仕上圧延出側温度がAr変態点〜950℃で行って、600℃以下で巻き取ったのち、酸洗して冷間圧延を行い、次いで、700℃〜Ac変態点で焼鈍を行い、引き続き、700から250℃までの平均冷却速度を15℃/s以上として冷却したのち、調圧率15〜30%の調質圧延を行うことにより得た、組織が95%以上のフェライト相からなる鋼板をプレス成形したのち、140〜300℃で熱処理を行う。 (もっと読む)


【課題】高強度溶融亜鉛めっき鋼板からなる温間プレス成形用素材及び耐面歪性及び耐デント性に優れたパネル用部材の製造方法を提供する。
【解決手段】マルテンサイト相の面積率が3〜15%の複合組織を有し、BH量が45MPa以上、YSが280MPa以下、YRが60%以下である高強度溶融亜鉛めっき鋼板からなることを特徴とする温間プレス成形用素材。 (もっと読む)


【課題】440MPa以上のTS、1.2以上のr値、すぐれた強度伸びバランスの高強度鋼板及びその製法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.020〜0.050、Si:1.0以下、Mn:1.0〜2.5、P:0.005〜0.1、S:0.01以下、Al:0.005〜0.5、N:0.01以下、Nb:0.010〜0.3、Ti:0.1以下を含み、Nb、Cの量が式(1)、Ti、S、Nの量が式(2)を満たし、フェライトのマトリックス中に、1%以上のマルテンサイトを含む第2相が15%以下含まれ、Nmaxが5以上である組織を有し、r値が1.2以上である高強度鋼板;(Nb/93)/(C/12)=0.2〜0.7・・(1)、(Ti/48)/{(S/32)+(N/14)}≦2.0・・(2)、Nmax:任意の重心を中心にフェライト粒径を半径とした円を描き、観察内の重心の数。 (もっと読む)


【課題】深絞り性に優れた高強度鋼板およびその製造方法を提案する。
【解決手段】成分組成は、C:0.010%以上0.10%未満、Si: 1.0%以上2.0%以下、Mn:1.0%以上3.0%以下、P:0.020%以上0.100%以下、S:0.03%以下、sol.Al:0.01%以上0.5%以下、N:0.005%以下を含有し、かつ50(%Si)−39(%Mn)+200(%P)−10(%Cr)+40≧0を満足し、残部が鉄および不可避的不純物からなる。組織は、体積分率で80%以上のフェライト相を主相とし、マルテンサイト相を1%以上有する。さらに、TS×Rmin≧700MPa、YR≦60%、TS×El≧19000MPa%である。ただし、Rminは、圧延方向、圧延方向に対する45°方向、圧延方向に対する90°方向の、各々のランクフォード値のうちの最小値、YRは降伏比(=YS×100/TS)を示す。 (もっと読む)


【課題】難しい成分調整を要求されることなく、かつ、熱処理時に生産性を低下させることのない、機械的特性の安定性に優れた高強度鋼板の製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.05〜0.3%、Si:0.7〜3.0%、Mn:0.5〜3.0%、Al:0.01〜0.1%、N:0.001〜0.015%を含有するとともに、NとAlの含有量が、0.16[Al]−[N]+0.001≧0(ここに、[ ]は元素の含有量(質量%)を示す。)を満たす成分を有する鋼材を、加熱温度:1150〜1250℃、圧延終了温度:800〜900℃、圧下率:90〜99.5%、圧延終了後の冷却速度:20℃以上、巻取り温度:650℃以下の条件で熱間圧延した後、冷間圧延し、連続焼鈍を行い、主としてフェライトおよびマルテンサイトからなる組織を有する高強度鋼板を製造する。 (もっと読む)


【課題】残留オーステナイト鋼において、伸びとプレス安定性に優れた高強度薄鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.05〜0.35%、Si:0.05〜2.0%、Mn:0.8%~3.0%、P:0.0010〜0.1%、S:0.0005〜0.05%、N:0.0010〜0.010%、Al:0.01〜2.0%を含有し、残部鉄及び不可避不純物からなる鋼組成をもち、ミクロ組織は面積率でフェライト相とベイナイト相が合計10〜93%以下、残留オーステナイト相が面積率で5%〜30%以下、かつ、マルテンサイト相が面積率で5〜20%以下、上記残留オーステナイト相がラス状及び島状形態からなり、島状の残留オーステナイト相の面積率γi及び全残留オーステナイト相の面積率γが以下の式を満たすことを特徴とする伸びとプレス成形安定性に優れた高強度鋼板。0.7≧γi/γ≧0.3式(1) (もっと読む)


【課題】本発明は、深絞り性に優れた高強度冷延鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、
C:0.03%以上、0.25%以下
Si:0.001%以上、3.0%以下
Mn:0.5%以上、3.0%以下
P:0.001%以上、0.15%以下
S:0.0005%以上、0.05%以下
Al:0.01%以上、1.0%以下
Cr:0.1%以上、3.0%以下
N:0.0005%以上、0.01%以下
を満たす範囲で含有し、残部が鉄および不可避的不純物からなり、母相がフェライト相であり、その他の金属組織がベイナイト、オーステナイト、マルテンサイト、パーライトの1種または2種以上を体積率で2%以上含有し、鋼板1/2板厚における板面の{111}、および{100}のX線ランダム強度比がそれぞれ5.0以上、および3.0以下であり、平均r値が1.3以上であることを特徴とする深絞り性に優れた高強度冷延鋼板。 (もっと読む)


【課題】成形性と耐衝撃性を兼ね備えた高強度溶融亜鉛めっき鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C :0.05%以上0.5%以下、Si:0.01%以上2.5%以下、Mn:0.5%以上3.5%以下、P :0.003%以上0.100%以下、S :0.02%以下、Al:0.010%以上0.5%以下、B :0.0002%以上0.005%以下、Ti:0.05%以下を含有し、且つ、Ti > 4Nを満足し、残部がFeおよび不可避的不純物からなる組成と、面積率で60%以上95%以下の焼戻しマルテンサイトと、面積率で5%以上20%以下の残留オーステナイトを含み、或いはさらに、面積率で10%以下(0%含む)のフェライトおよび/または面積率で10%以下(0%含む)のマルテンサイトを含み、且つ、前記焼戻しマルテンサイトの平均粒径が5μm以下である組織を有する溶融亜鉛めっき鋼板とする。 (もっと読む)


【課題】残留オーステナイト鋼において、均一塗装焼付硬化性能に優れた高強度薄鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】特定の鋼組成を有し、フェライト、ベイナイト、焼戻しマルテンサイトの1種または2種以上を含み、残留オーステナイトを3%以上含む鋼板において、その平均粒径が1μm以上、8μm以下であり、オーステナイト粒の中心濃度Cgcとオーステナイト粒の粒界の濃度Cgbが式(1)を満たすオーステナイト粒が50%以上ある伸びと均一塗装焼付硬化性能に優れた高強度薄鋼板。
Cgb/Cgc ≧ 1.1 (1) (もっと読む)


【課題】優れた耐チッピング性、低いYP、高いBH、高いElを有し、さらにはコイル内の材質変動を低減した高強度鋼板およびその製造方法を安価に提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.015超0.100未満、Si:0.50未満、Mn:1.0超2.0未満、P:0.05以下、S:0.03以下、sol.Al:0.01以上0.3以下、N:0.005以下、Cr:0.35未満、B:0.0010以上0.0050以下、Mo:0.15未満、Ti:0.030未満を含み、2.1≦[Mneq]≦3.1を満足し、残部鉄及び不可避不純物からなり、フェライトと第2相を有する高強度鋼板。[Mneq]=[%Mn]+1.3[%Cr]+3.3[%Mo]+8[%P]+150B*、B*=[%B]+[%Ti]/48×10.8×0.9+[%Al]/27×10.8×0.025で表され、B*≧0.0022のときはB*=0.0022とする。 (もっと読む)


【課題】延性が極めて高い高強度冷延鋼板を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.05以上0.35%以下、Si:0.05%以上2.0%以下、Mn:0.8%以上3.0%以下、P:0.0010%以上0.1%以下、S:0.0005%以上0.05%以下、N:0.0010%以上0.010%以下、Al:0.01%以上2.0%以下、Mo:0.02%以上0.5%以下、Nb又はTiの1種又は2種を、それぞれ、Nb:0.005%以上0.05%以下、Ti:0.005%以上0.1%以下、を含有して、残部鉄及び不可避的不純物からなる鋼組成をもち、金属組織は、フェライト又はベイナイト及び/又は焼戻しマルテンサイトを主体とし、残留オーステナイト相を6%以上含む鋼板において、板厚の1/2層におけるオーステナイト相の{110}<111>〜{110}<211>方位群のランダム強度比の平均値が8以上である。 (もっと読む)


【課題】優れた延性および伸びフランジ性を有する引張強度が590MPa以上の高張力冷延鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.020%超0.20%未満、Si:0.10%超2.0%以下、Mn:1.50〜3.50%、P:0.10%以下、S:0.010%以下、sol.Al:0.10%以下およびN:0.010%以下を含有し、残部がFe及び不純物からなる化学組成を有し、主相である低温変態生成相とフェライトを含有する第二相とからなるとともに、Mn含有量(原子%)とFe含有量(原子%)の比の値である[Mn]/[Fe]が0.04以上である鉄炭化物を3.0×10-3個/μm2以上の平均数密度で含有し、さらに、前記フェライトの平均結晶粒径が5.0μm以下である金属組織を有することを特徴とする冷延鋼板。 (もっと読む)


【課題】降伏応力が低く深絞り性に優れるとともに、良好な耐二次加工脆性を有する冷延鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】C、Si、Mn、P、S、sol.Al、N、Ti及びNbを所定濃度含有し、残部がFe及び不純物からなるとともに下記式(1)及び(2)を満足する化学組成を有し、フェライト結晶粒度番号が9.0以下である鋼組織を有し、塗装焼付硬化量が10〜35MPaである機械特性を有する冷延鋼板。-0.0025≦C-(12/93)×Nb-(12/48)×Ti*<0(1)Ti*=max[Ti-(48/14)×N-(48/32)×S,0](2)ここで、式(1)および(2)における各元素記号は各元素の含有量(単位:質量%)を示し、式(2)におけるmax[]は[]内の引数のうち最大の値を返す関数である。 (もっと読む)


【課題】TS≧980MPaの高い引張強度を有し、しかも曲げ性および溶接性に優れる高強度溶融亜鉛めっき鋼板を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.05%以上0.12%未満、P:0.001〜0.040%およびS:0.0050%以下を含有する鋼板において、該鋼板の表面から10μmの深さまでの鋼板表層部を体積分率で70%超のフェライト相を含有する組織とし、かつ該表面より10μmの深さより内部までの鋼板内層部は、少なくとも体積分率が20〜70%で、かつ平均結晶粒径が5μm以下のフェライト相を含有する組織とし、さらに引張強度を980MPa以上とし、その後、溶融亜鉛めっき層を被覆する。 (もっと読む)


【課題】VやMo等の合金コストを著しく上昇させる遷移金属元素ならびに鋳造欠陥を誘引する可能性があるAlを過剰に含まない鋼成分でありながら、耐遅れ破壊特性に優れ、1320MPa以上の引張強度を有する超高強度冷延鋼板とその製造方法を提供する。
【解決手段】質量比で、C:0.15〜0.25%、Si:1.0〜3.0%、Mn:1.5〜2.5%、P:0.05%以下、S:0.02%以下、Al:0.01〜0.05%、N:0.005%未満を含み、残部がFeおよび不可避的不純物からなり、金属組織が体積率で40〜85%の焼戻しマルテンサイト相、および体積率で15〜60%のフェライト相を含み、引張強度が1320MPa以上であることを特徴とする延性及び耐遅れ破壊特性に優れる超高強度冷延鋼板。 (もっと読む)


【課題】多角形の横断面の頂点(稜線部)での割れを生じることなく軸方向へ蛇腹状に塑性変形して衝撃エネルギーを効果的に吸収することができる自動車用の衝撃吸収部材を提供する。
【解決手段】辺3a〜3hと頂点R部4a〜4hとを有する多角形の横断面を有する中空角筒体からなる本体2を備え、本体2が軸方向へ負荷される衝撃荷重によって軸圧壊して蛇腹状に塑性変形することによって衝撃エネルギーを吸収する衝撃吸収部材1である。鋼板5の引張強度は780MPa以上であること、および、辺3a〜3hの長さの平均値Wp(mm)と、鋼板5の板厚t(mm)とが、10<Wp/t<40の関係にある (もっと読む)


【課題】比例限が150MPa以下の冷延薄鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.10%以下、Si:0.05%以下、Mn:0.1〜1.0%、P:0.05%以下、S:0.02%以下、Al:0.02〜0.10%、N:0.005%未満を含み、残部Feおよび不可避的不純物からなる組成を有する冷延板に、焼鈍温度:730〜850℃の範囲の温度で30s以上加熱したのち、平均冷却速度:5℃/s以上の冷却速度で600℃以下の温度まで冷却する焼鈍処理を施し、平均結晶粒径d:5〜30μmのフェライト相を主体とする組織とを有する冷延焼鈍板とし、該冷延焼鈍板に、表面粗さRaが2.0μm以下の圧延ロールを使用して、調質圧延伸び率を、該薄冷延焼鈍板の平均結晶粒径d(μm)に対応して、d/20〜d/5%の範囲とする調質圧延を施す。 (もっと読む)


【課題】衝撃荷重が負荷された時における割れの発生が抑制され、さらに有効流動応力の高い衝撃吸収部材を提供可能な鋼材を提供する。
【解決手段】C:0.1〜0.2%、Mn:1〜3%、Si+Al:0.5%以上2.5%未満、N:0.001〜0.015%を含有し、残部Feおよび不純物からなる化学組成を有し、40〜80面積のフェライトを含有し、残部がベイナイト、マルテンサイトおよびオーステナイトの1種または2種以上からなる第2相からなるとともに、フェライトの平均粒径が0.5〜3μm、第2相の平均最近接粒子間間隔が1〜5μm、引張変形によって相当塑性ひずみε=0.5を負荷した際のフェライトの平均ナノ硬さが4.5GPa以上かつ第2相の平均ナノ硬さが11GPa以下である鋼組織を有する鋼材である。 (もっと読む)


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