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Fターム[4K037FK03]の内容

薄鋼板の熱処理 (55,812) | 冷延板焼鈍後の冷却速度 (1,397) | 10℃/秒以上 (570)

Fターム[4K037FK03]に分類される特許

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【課題】引張強度:1180MPa以上の曲げ性に優れた高強度冷延鋼板を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.10%以上0.15%以下、Si:1.0%以上2.0%以下、Mn:2.0%以上3.0%以下、P:0.030%以下、S:0.0050%以下、Al:0.005%以上0.1%以下、N:0.01%以下、Ti:0.005%以上0.050%以下およびB:0.0001%以上0.0050%以下の成分組成とし、体積分率で、ベイナイト相が50%以上70%以下、フェライト相が20%以上40%以下、マルテンサイト相が1%以上10%以下および残留オーステナイト相が5%以下を含む組織とする。 (もっと読む)


【課題】優れた延性および伸びフランジ性を有する高張力冷延鋼板の製造方法を提供する。
【解決手段】下記工程(A)〜(C)を有することを特徴とする,主相がフェライトであり第二相に低温変態生成相を含む金属組織を備える冷延鋼板の製造方法:
(A)質量%で,C:0.010%超0.10%未満,Si:0.10%超2.0%以下,Mn:1.50〜3.50%,P:0.10%以下,S:0.010%以下,sol.Al:0.10%以下及びN:0.010%以下を含有する化学組成を有するスラブに,Ar3点以上の温度域で圧延を完了する熱間圧延を施して熱延鋼板となし、前記熱延鋼板を前記圧延の完了後0.4秒間以内に720℃以下の温度域まで冷却し,400℃以上の温度域で巻取る熱間圧延工程;
(B)前記熱延鋼板に冷間圧延を施して冷延鋼板とする冷間圧延工程;及び
(C)前記冷延鋼板に(Ac3点-40℃)以上の温度域で均熱処理を施す焼鈍工程。 (もっと読む)


【課題】優れた延性および伸びフランジ性を有する引張強度が590MPa以上の高張力冷延鋼板の製造方法を提供する。
【解決手段】下記工程(A)〜(C)を有することを特徴とする,主相が低温変態生成相であり第二相にフェライトを含む金属組織を備える冷延鋼板の製造方法:
(A)質量%で,C:0.020%超0.20%未満,Si:0.10%超2.0%以下,Mn:1.50%以上3.50%以下,P:0.10%以下,S:0.010%以下,sol.Al:0.10%以下及びN:0.010%以下を含有する化学組成を有するスラブに,Ar3点以上の温度域で圧延を完了する熱間圧延を施して熱延鋼板となし,前記熱延鋼板を前記圧延の完了後0.4秒間以内に720℃以下の温度域まで冷却して,フェライトの粒界上に存在する鉄炭化物の平均数密度を5.0×10-2個/μm2以上とする熱間圧延工程;
(B)前記熱延鋼板に冷間圧延を施して冷延鋼板とする冷間圧延工程;および
(C)前記冷延鋼板に(Ac3点-40℃)以上の温度域で均熱処理を施す焼鈍工程。 (もっと読む)


【課題】優れた延性および伸びフランジ性を有する引張強度が590MPa以上の高張力冷延鋼板の製造方法を提供する。
【解決手段】下記工程(A)〜(C)を有することを特徴とする,主相が低温変態生成相であり第二相にフェライトを含む金属組織を備える冷延鋼板の製造方法:
(A)質量%で,C:0.020%超0.20%未満,Si:0.10%超2.0%以下,Mn:1.50〜3.50%,P:0.10%以下,S:0.010%以下,sol.Al:0.10%以下及びN:0.010%以下を含有する化学組成を有するスラブに,Ar3点以上の温度域で圧延を完了する熱間圧延を施して熱延鋼板となし,前記熱延鋼板を前記圧延の完了後0.4秒以内に720℃以下の温度域まで冷却し,400℃以上の温度域で巻取る熱間圧延工程;
(B)前記熱延鋼板に冷間圧延を施して冷延鋼板とする冷間圧延工程;及び
(C)前記冷延鋼板に(Ac3点-40℃)以上の温度域で均熱処理を施す焼鈍工程。 (もっと読む)


【課題】長時間使用した場合や電位が上昇した場合でも特性を保ち続けることができる導電性に優れた燃料電池セパレータ用ステンレス鋼板を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.01%以下、Si:1.0%以下、Mn::1.0%以下、S:0.01%以下、P:0.05%以下、Al:0.20%以下、N:0.02%以下、Cr:24〜34%、Mo:0.5〜4.0%およびNb:0.20〜0.90%を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなる成分組成とする。 (もっと読む)


【課題】延性及び耐遅れ破壊特性の良好な引張最大強度900MPa以上を有する高強度鋼板及びその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.07〜0.25%、Si:0.3〜2.50%、Mn:1.5〜3.0%、Ti:0.005〜0.09%、B:0.0001〜0.01%、P:0.001〜0.03%、S:0.0001〜0.01%、Al:2.5%以下、N:0.0005〜0.0100%、O:0.0005〜0.007%を含有し、残部が鉄および不可避的不純物からなり、鋼板組織がフェライトを主とし、1μm以下のブロックサイズより構成されるマルテンサイトを含み、フェライトの体積率が50%以上、マルテンサイト中のC濃度が0.3%〜0.9%、降伏比(YR)が0.75以下である延性及び耐遅れ破壊特性の良好な引張最大強度900MPa以上を有する高強度鋼板とする。 (もっと読む)


【課題】590MPa級の鋼板並みの静動比と、900MPa以上の引張最大強度の両立が可能な、衝突吸収エネルギーに優れた引張最大強度900MPa以上の高強度冷延鋼板及びその製造方法、並びに、高強度亜鉛めっき鋼板及びその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.07〜0.25%、Si:0.3〜2.50%、Mn:1.5〜3.0%、P:0.001〜0.03%、S:0.0001〜0.01%、Al:1.0%以下、N:0.0005〜0.0100%、O:0.0005〜0.007%、を含有し、残部が鉄及び不可避的不純物からなる鋼成分を有し、鋼板内部において、鋼板に含まれる転位の密度が8×1011(個/mm2)以下であり、歪速度0.0067(s−1)での準静的強度(FS1)と、歪速度1000(s−1)での動的強度(FS2)との比からなる静動比(=FS2/FS1)が1.05以上である。 (もっと読む)


耐熱性に優れた加工用冷延鋼板及びその製造方法を提供する。本発明は、重量%で、C:0.002〜0.005%、Nb:0.02〜0.06%、Co:0.02〜0.20%、Mn:0.10〜0.35%、Al:0.02〜0.08%、P:0.003〜0.020%、N:0.002〜0.006%、S:0.015%以下を含み、残部がFe及びその他の不可避的不純物からなり、又はこれら組成の成分にSn:0.05〜0.25%をさらに含むことにより、加工性及び耐熱性、又はこれに加えて耐変色性などに優れた、加工用高耐熱冷延鋼板及びその製造方法を技術的要旨とする。本発明によれば、既存のステンレス鋼に比べて低コストで製造可能であり、伸びフランジ性、曲げ性及び深絞り性の多様な加工特性を持っており、常温加工性に優れ、固溶元素の析出により耐時効性が増加して降伏点延伸現象が発生しないため成形性に優れるうえ、高温強度が優れて高温適用製品の形状凍結性の確保で設備寿命が延長され、高温での耐変色性に優れた、加工用高耐熱冷延鋼板を製造することができる。
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【課題】鋼板へのスケール密着性に優れ,かつ靭性を向上させた熱間プレス鋼材を製造するのに好適な熱間プレス用鋼板及びその製造方法を提供する。
【解決手段】 質量%で,C:0.05〜0.5%,Si:0.02%以上0.5%未満,Mn:0.5〜5.0%,P:0.5%以下,S:0.03%以下,Al:0.002%以上0.5%未満,N:0.01%以下及びCr:0.02〜2.0%以下を含有し,残部がFe及び不純物からなる化学組成を有するとともに,下記式(1)および(2)を満足する濃度分布を有することを特徴とする熱処理用鋼板。
(Si+Al+Cr)s/(Si+Al+Cr)b≧1.2 (1)
Mnmax/Mnmin≦1.6 (2)
ここで,(Si+Al+Cr)sは鋼板表面から200nm深さ位置までの表層部におけるSi,Al及びCrの合計質量濃度を,(Si+Al+Cr)bは鋼板表面から板厚の1/4深さ位置におけるSi,Al及びCrの合計質量濃度を,Mnmaxは鋼板断面の板厚方向におけるMn濃度の最大値を,Mnminは鋼板断面の板厚方向におけるMn濃度の最小値を,それぞれ示す。 (もっと読む)


【課題】500MPa以上のTSを有し、かつ、延性および伸びフランジ性に優れた高強度冷延鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】成分組成は、質量%で、C:0.04〜0.12%、Si:0.8〜2.5%、Mn:0.5〜2.0%、P:0.003〜0.100%、S:0.0200%以下、Al:0.01〜0.10%を含有し、SiとMnが[%Si]+4[%Mn]≦8を満足し、残部が鉄および不可避的不純物からなる。組織は、フェライト相の面積率が70〜94%、残留オーステナイト相の体積率VγRが2〜10%、ベイナイト相の面積率SBが4〜20%であり、かつ、該ベイナイト相の面積率SBと前記残留オーステナイト相の体積率VγRとの比SB/VγRが2以上である。 (もっと読む)


【課題】良好な曲げ性を有するとともに不めっきのない良好な表面性状を有する高強度溶融亜鉛めっき鋼板を提供する。
【解決手段】 鋼板の表面に溶融亜鉛めっき層を有する溶融亜鉛めっき鋼板であって、前記鋼板は、sol.Alの含有量が0.010質量%未満、Biの含有量が0.0001質量%以上0.05質量%以下、SiおよびMnの含有量の合計が1.0質量%以上5.0質量%以下である化学組成を有することを特徴とする溶融亜鉛めっき鋼板。 (もっと読む)


【課題】優れた平面部塗膜耐食性および高い導電性を有し,しかも高速操業が可能である塗装金属材およびそれを用いた加工品を提供する。
【解決手段】 鋼板の表面に合金化溶融亜鉛めっき層を備える合金化溶融亜鉛めっき鋼板であって,質量%で,C:0.10%以上0.18%以下,Si:0.10%以上0.60%以下,Mn:2.2%以上3.0%以下,P:0.1%以下,S:0.01%以下,sol.Al:0.01%以上0.10%以下およびN:0.01%以下を含有し,さらに,Ti:0.15%以下およびNb:0.15%以下の1種または2種を下記式(1)を満足する範囲で含有する化学組成を有するとともに、残留オーステナイトの面積率が5.0%以上15%以下である鋼組織を有し、合金化溶融亜鉛めっき鋼板は、引張強度が980MPa以上、全伸びが13%以上および降伏強度が640MPa以下である機械特性を有する合金化溶融亜鉛めっき鋼板。
0.05≦Ti+Nb/2≦0.15 (1) (もっと読む)


【課題】従来よりも高い強度クラスにおいて、伸びと伸びフランジ性のバランスを確保しつつ、特に絞り加工性に優れた高強度冷延鋼板を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.1〜0.3%、Si:1.0〜3.0%、Mn:0.1〜5.0%、P:0.1%以下、S:0.1%以下、N:0.01%以下、Al:0.01〜1.00%を含み、残部が鉄および不可避的不純物からなる成分組成を有し、硬さ380Hv超500Hv以下の焼戻しマルテンサイトを面積率で50%以上70%未満含み、残部が硬さ210〜300Hvのフェライトからなる組織を有し、前記焼戻しマルテンサイト中におけるセメンタイト粒子の分布状態が、円相当直径0.02μm以上0.1μm未満のセメンタイト粒子は、前記焼戻しマルテンサイト1μm2当たり20個以上で、円相当直径0.1μm以上のセメンタイト粒子は、前記焼戻しマルテンサイト1μm2当たり1.5個以下である冷延鋼板。 (もっと読む)


【課題】形状凍結性の低下やコスト増大の問題がなく、自動車構造部材用途に用いられたときに優れた耐衝撃性を発現できる自動車構造部材用途に用いられる加工素材用鋼板を提供する。また、耐衝撃特性に優れた自動車構造部材用途のプレス成形部材を提供する。
【解決手段】引張強度が980MPa以上の高強度鋼板であって、局部的に焼戻し処理が施された焼戻し軟化領域を有し、該焼戻し軟化領域の強度は、母材強度の0.5〜0.7の範囲内にあることを特徴とする部分焼戻し軟化鋼板。この部分焼戻し軟化鋼板は、質量%で、C:0.10〜0.20%、Si:0.5〜1.5%、Mn:1.5〜3.0%、P:0.05%以下、S:0.03%以下、Al:0.01〜0.1%、N:0.01%以下、Cr:0.05〜1.0%、さらに、Ti、Nb、Mo、V、Wの1種以上を合計0〜0.2%の範囲で含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなる。 (もっと読む)


【課題】従来の方法よりも迅速にかつ低廉に製造する方法によって得られる高マンガン鋼からなるストリップを提供する。
【解決手段】鉄-炭素-マンガン合金からなる厚さ1.5〜10mmの薄いストリップが鋳造機械において溶融金属から直接鋳造され、溶融金属の組成は、重量%で、C0.001〜1.6%;Mn6〜30%;Ni≦10%;(Mn+Ni)16〜30%;Si≦2.5%;Al≦6%;Cr≦10%;(P+Sn+Sb+As)≦0.2%;(S+Se+Te)≦0.5%;(V+Ti+Nb+B+Ta+Zr+希土類)≦3%;(Mo+W)≦0.5%;N≦0.3%;Cu≦5%;および鉄と製錬から生じる不純物からなる残部;であり、ストリップは一つまたは二つ以上の工程において10〜90%の加工度で冷間圧延され、そしてストリップは再結晶化焼きなましを受ける。 (もっと読む)


【課題】高比例限を有する薄鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.01〜0.10%、N:0.005〜0.020%を含む組成と、平均結晶粒径:5μm以上のフェライト相を主体とする組織とを有する薄鋼板に、板厚減少率で1〜30%の冷間加工を施す。これにより、150MPa以上の高比例限を有する薄鋼板となる。なお、C,Nに加えてさらに、Si:0.5%以下、Mn:0.1〜1.0%、P:0.05%以下、S:0.02%以下、Al:0.10%以下を、N含有量とAl含有量がN/Al:0.2以上を満足するように調整して含有する。さらに、BあるいはさらにTiを含有してもよい。 (もっと読む)


【課題】降伏比:0.50〜0.80かつ引張強度:1180MPa以上の加工性に優れた高強度冷延鋼板を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.10%以上0.15%以下、Si:1.0%以上2.0%以下、Mn:2.0%以上3.0%以下、P:0.030%以下、S:0.0050%以下、Al:0.005%以上0.1%以下、N:0.01%以下、Ti:0.005%以上0.050%以下およびB:0.0001%以上0.0050%以下とし、体積分率:35%以上65%以下かつ平均結晶粒径:1μm以上10μm以下のフェライト相、体積分率:15%以上45%以下かつ平均結晶粒径:1μm以上10μm以下のベイナイト相および体積分率:5%以上25%以下かつ平均結晶粒径:0.5μm以上5μm以下のマルテンサイト相を含む組織とする。 (もっと読む)


【課題】自動車の外板及び内板材として用いられる鋼板に耐デント性、低降伏応力、高Ri値(Lankford value)及び高成形性を有する複合組織鋼板及びその製造方法を提供する。
【解決手段】C:0.05〜0.10重量%、Si:0.03〜0.50重量%、Mn:1.50〜2.00重量%、P:0重量%超0.03重量%、S:0重量%超0.003重量%、Al:0.03〜0.50重量%、Cr:0.1〜0.2重量%、Mo:0.1〜0.20重量%、Nb:0.02〜0.04重量%、B:0重量%超0.005重量%、N:0重量%超0.01重量%、残りのFe及びその他不可避な不純物で組成され、冷間圧延後に熱処理及び溶融亜鉛メッキをした高強度鋼板及びその製造方法。 (もっと読む)


【課題】従来よりさらに高い強度クラスにおいても、伸びと伸びフランジ性のバランスを確保した、成形性に優れる高強度冷延鋼板を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.03〜0.30%、Si:0.1〜3.0%、Mn:0.1〜5.0%、P:0.1%以下、S:0.1%以下、N:0.01%以下、Al:0.01〜1.00%を含み、残部が鉄および不可避的不純物からなる成分組成を有し、硬さ380Hv超450Hv以下の焼戻しマルテンサイトを面積率で70%以上(100%を含む)含み、残部がフェライトからなる組織を有し、前記焼戻しマルテンサイト中におけるセメンタイト粒子の分布状態が、円相当直径0.02μm以上0.1μm未満のセメンタイト粒子は、前記焼戻しマルテンサイト1μm2当たり20個以上で、円相当直径0.1μm以上のセメンタイト粒子は、前記焼戻しマルテンサイト1μm2当たり1.5個以下である冷延鋼板。 (もっと読む)


【課題】加工性に優れ、かつ引張強さが980 MPa以上の高強度鋼板を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.1%以上0.3%以下、Si:2.0%以下、Mn:0.5%以上3.0%以下、P:0.1%以下、S:0.07%以下、Al:1.0%以下およびN:0.008%以下を含有し、残部はFeおよび不可避不純物からなる組成とし、かつ鋼組織として面積率で、マルテンサイト:50%以上、フェライト:50%以下(但し0%を含む)、ベイナイト:10%以下(但し0%を含む)および残留オーステナイト:10%以下(但し0%を含む)とし、さらに該マルテンサイトの硬さ分布を測定したナノ硬さの度数分布における半価幅を2.0 GPa以上、かつ引張強さを980 MPa以上とする。 (もっと読む)


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