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Fターム[4K037HA01]の内容

薄鋼板の熱処理 (55,812) | 薄鋼板の性質 (401) | 塗装焼き付け硬化性 (56)

Fターム[4K037HA01]に分類される特許

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【課題】TS≧340MPaという高強度と共に、BH≧30MPa、均一伸び≧18%、促進時効後のYP-El≦1.0%を満足する焼付硬化性と成形性に優れた高強度薄鋼板を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.0010〜0.0040%、Si:0.05%以下、Mn:0.1〜1.0%、P:0.10%以下、S:0.03%以下、Al:0.01〜0.10%、N:0.0050%以下およびTi:0.005〜0.050%を含有し、かつ
(Ti−3.4×N−1.5×S)/C≦6.0、
Mn/C≧100
の関係を満足し、残部はFeおよび不可避的不純物の組成とする。
ただし、上記数式中における元素記号は、それぞれの元素の鋼中の含有量(質量%)を表す。 (もっと読む)


【課題】自動車外板や内板用として極めて有用な、成形後の表面品質に優れる焼付け硬化型冷延鋼板を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.0005〜0.0050%、Si:0.30%以下、Mn:1.50%以下、P:0.100%以下、S:0.020%以下、sol.Al:0.080%以下、N:0.0070%以下およびNb:0.003〜0.100%を含有し、かつC,Nbが下記式の関係を満足し、残部はFeおよび不可避的不純物の組成とする。

0.50≦([%Nb]/93)/([%C]/12)≦1.50
ここで、[%M]は、M元素の鋼中含有量(質量%)を表す。 (もっと読む)


【課題】焼付硬化性及び成形性に優れた高強度薄鋼板を提供する。
【解決手段】質量%で、C :0.0010〜0.0040%、Si:0.05%以下、Mn:0.1〜1.0%、P :0.10%以下、S:0.03%以下、Al:0.01〜0.10%、N :0.0050%以下及びNb:0.005〜0.025%を含有し、かつ、〔%Nb〕/〔%C〕≦10及び〔%Mn〕/〔%C〕≧100を満足し、残部がFe及び不可避不純物の組成からなり、引張強度(TS)が340MPa以上、焼付硬化量(BH)が30MPa以上、均一伸びが18%以上、促進時効後の降伏伸び(YP−EL)が1.0%以下であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】塗装焼付け後に500MPa以上の降伏強度、0.9以上の降伏比、10%以上の伸びを有し、さらには異方性が-0.50〜0となる缶用鋼板の母材に用いる熱延鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】C:0.02〜0.12%、Si:0.005〜0. 5%、Mn:0.3〜1.5%、P:0.005〜0.2%、Al:0.10%以下、N: 0.012%以下、Nb:0.005〜0.10%を含有することにより固溶強化、析出強化、細粒化強化した鋼板を、熱延時の仕上げ温度を870℃以上、その後の冷却速度を40℃/s以下、巻取り温度を620℃以上で製造することでΔrを-0.50〜0の範囲とする。なお、この場合の組織は、実質的にフェライト単相組織であり、フェライト平均結晶粒径は6μm以上である。 (もっと読む)


【課題】引張強さが440MPa以上、平均r値が1.20以上で焼付硬化量が40MPa以上の深絞り性と焼付硬化性に優れる高強度冷延鋼板を提供する。
【解決手段】mass%で、C:0.010〜0.06%、Si:0.5%超1.5%以下、Mn:1.0〜3.0%、Nb:0.010〜0.090%、Ti:0.015〜0.15%を含有し、かつ(Nb/93)/(C/12)<0.20および固溶C量が0.005〜0.025%を満たす成分組成の鋼素材を熱間圧延し、冷間圧延した後、700〜800℃の温度を平均昇温速度3℃/s未満として800〜900℃の温度に加熱し、均熱後、上記均熱温度から500℃以下の冷却停止温度まで5℃/s以上で冷却する焼鈍を施し、面積率で70%以上のフェライト相と3%以上のマルテンサイト相を含む組織からなる冷延鋼板を得る。 (もっと読む)


【課題】冷延鋼板から衝撃吸収能に優れる部材の製造する製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.005〜0.03%、Mn:0.05〜1.5%以下、
Si:1.5%以下、P:0.10%以下、S:0.0100%以下、Al:0.02〜0.8%以下、N:0.0100%以下を含有する鋼スラブを1050℃以上に加熱し、仕上圧延を、仕上圧延出側温度がAr変態点〜950℃で行って、600℃以下で巻き取ったのち、酸洗して冷間圧延を行い、次いで、700℃〜Ac変態点で焼鈍を行い、引き続き、700から250℃までの平均冷却速度を15℃/s以上として冷却したのち、調圧率15〜30%の調質圧延を行うことにより得た、組織が95%以上のフェライト相からなる鋼板をプレス成形したのち、140〜300℃で熱処理を行う。 (もっと読む)


【課題】残留オーステナイト鋼において、均一塗装焼付硬化性能に優れた高強度薄鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】特定の鋼組成を有し、フェライト、ベイナイト、焼戻しマルテンサイトの1種または2種以上を含み、残留オーステナイトを3%以上含む鋼板において、その平均粒径が1μm以上、8μm以下であり、オーステナイト粒の中心濃度Cgcとオーステナイト粒の粒界の濃度Cgbが式(1)を満たすオーステナイト粒が50%以上ある伸びと均一塗装焼付硬化性能に優れた高強度薄鋼板。
Cgb/Cgc ≧ 1.1 (1) (もっと読む)


【課題】370〜490MPa級の引張強度で、バーリング性に優れた焼付け硬化型熱延鋼板及びその製造方法を提供する。
【解決手段】所定範囲の成分を含み、数式(1)および数式(2)を満足し、残部がFe及び不可避的不純物からなる鋼板であって、そのミクロ組織の90面積%以上が初析フェライトで他が低温変態相あり、平均結晶粒径が5μm〜12μmであるとともに、アスペクト比が4.5以上のセメンタイトの粒界占有率が25%以下、上記ミクロ組織の結晶粒内における固溶C濃度が0.002〜0.02%であり、TiCからなる析出物の平均粒径が1.5〜3nmであるとともに、その密度が1×1016〜5×1017個/cm3で、平均転位密度が、109〜1011cm-2である。
(もっと読む)


【課題】IF鋼タイプに近い成分系のNb添加極低炭素鋼を用い、安定したBH特性を有し、表面外観に優れた高強度冷延鋼板及びその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.002〜0.005%、Si+Al:0.4〜0.6%、Mn:0.005〜0.05%、P:0.005%以下、S:0.010%以下、Nb:0.035〜0.065%、Ti:0.014〜0.020%、B:0.0005〜0.0010%、N:0.004%以下を含有し、残部がFe及び不可避的不純物からなる成分組成を有するスラブを、1100〜1200℃で30min以上加熱し、オーステナイト相域で熱間圧延後、500℃以上600℃未満で巻取り、冷間圧延後、連続焼鈍プロセスにより、平均2℃/sec以下の昇温速度で少なくとも750℃まで加熱し、820〜850℃で60ses以内の時間保持後、平均20℃/sec以上30℃/sec未満の冷却速度で少なくとも650℃まで冷却する条件で焼鈍する高強度冷延鋼板の製造方法。 (もっと読む)


【課題】常温時効性に問題なく、高い焼付硬化性と優れた伸びフランジ性を有する高張力熱延鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.05〜0.12%、Si:0.5%以下、Mn:1.2〜3.0%、P:0.05%以下、Al:0.001〜0.1%、N:0.005〜0.02%を含み、残部がFeおよび不可避的不純物からなる組成と、低温変態フェライト相(AF相)とポリゴナルフェライト相(PF相)とを含み、両相の合計の組織全体に占める面積率が90%以上、AF相の面積率が10〜50%、両相の平均結晶粒径が8μm以下、AF相のHv(max)/Hv(min)が2.2以下であるミクロ組織とを有する高張力熱延鋼板;ただし、Hv(max)とHv(min)とは、鋼板の長手方向中央部で、幅方向の3箇所、各箇所5視野、合計15視野をSEM観察して求めたAF相の最大硬度と最小硬度を表す。 (もっと読む)


【課題】 プレス成形性と、プレス成形後に比較的低い温度での熱処理によって引張強さが極めて大きく上昇する歪時効硬化特性に優れた高張力熱延鋼板およびその製造方法を提案する。
【解決手段】 C:0.15%以下、Si:2.0 %以下、Mn:3.0 %以下とし、P、S、Al、Nを調整したうえで、Cu:0.5 〜3.0 %、またはCr、Mo、Wのうちの1種または2種以上を合計で2.0 %以下を含む組成を有する鋼スラブに、FDTをAr3変態点以上とする熱間圧延を施し、圧延終了後、5℃/s以上の冷却速度でAr3 〜Ar1 変態点の温度域まで冷却し、該温度域で空冷または徐冷したのち、再び5℃/s以上で冷却して、550 ℃以下で巻き取り、フェライトと、面積率で2%以上のマルテンサイトを含む複合組織とする。これにより、プレス成形性に優れ、かつΔTS:80MPa 以上になる歪時効硬化特性に優れた鋼板となる。 (もっと読む)


【課題】加熱によって硬化可能な鋼板の製造方法を提供する。
【解決手段】鋼板組成が、重量%で、0.03≦C≦0.06、0.50≦Mn≦1.10、0.08≦Si≦0.20、0.015≦Al≦0.070、N≦0.007、Ni≦0.040、Cu≦0.040、P≦0.035、S≦0.015、Mo≦0.010、Ti≦0.005、0.64≦B/N≦1.60、であり
残部鉄および不純物から成り、この鋼のスラブの鋳造、ついで鋼板を獲得するためのスラブの熱間圧延が行われ、圧延の終わりの温度は、Ar3点のものを超えるものであり、温度が500と700℃の間に含まれる前記鋼板の巻き取り、ついで50から80%の減少率を伴う前記鋼板の冷間圧延、15分未満の長さの連続する焼きなまし熱処理、ついで1.2と2.5%の間に含まれる減少率を伴って実現される冷間加工を含み、硬化可能な鋼板と部品が獲得される。 (もっと読む)


【課題】時効性に優れ、焼付硬化性に優れた冷延鋼板を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.020〜0.070%、Si:0.05%以下、Mn:0.1〜0.5%、P:0.05%以下、S:0.02%以下、Al:0.02〜0.08%、N:0.005〜0.02%を含む組成の鋼素材に、1150℃以上で加熱し、仕上圧延終了温度:850℃以上とする仕上圧延を施し熱延板とし、AlとN量との特定な関係式を満足する巻取温度で巻取り、ついで圧下率:60〜90%の冷延と、加熱速度を二段階として、Al量、N量、巻取温度との特定な関係式を満足する焼鈍温度まで加熱、均熱し、5℃/s以上の冷却速度で500℃以下まで冷却する。なお、さらに鋼板表面に溶融亜鉛めっき層等の亜鉛めっき層を形成してもよい。これにより、固溶Nが0.0010%以上で、平均結晶粒径が7μm以下のフェライト相を面積率で80%以上含み、該フェライト相の結晶粒内に、平均の円相当径で0.05〜5μmの大きさの析出物が析出した組織を有する冷延鋼板となり、時効によるしわの発生を防止でき、かつ2.0%未満の比較的低い歪付与−塗装焼付相当熱処理後に、50MPa以上の焼付硬化量を確保できる。 (もっと読む)


【課題】特に適正なベークハードニング性を有して、鋳造歩留まりに優れ低コストの且つ低温靭性に優れ再処理においても十分な強度を有して、変形し難いドラム缶用冷延鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.0015〜0.060%、Si:0.0015〜0.060%、Mn:0.15〜0.60%、P:0.0015〜0.060%、S:0.0015〜0.060%、Al:0.015〜0.060%、N:0.0015%以上〜0.0050%未満を含有し、残部がFeおよび不可否的不純物からなり、かつ、前記C,Nのうち、固溶NとCの合計で、0.0005〜0.0020%であることを特徴とするドラム缶用冷延鋼板およびその製造方法。 (もっと読む)


【課題】製造コストの上昇を抑制して、従来よりも表面外観性に優れた合金化溶融亜鉛めっき鋼板を提供することである。
【解決手段】C:0.02〜0.2質量%、Mn:1.5〜3.5質量%、Cr:0.03〜0.5質量%、Al:0.01〜0.15質量%、かつSi:0.04質量%以下、P:0.03質量%以下、S:0.03質量%以下で、残部Feおよび不可避的不純物の化学組成を有する鋼板に、さらに、Se、Sb、Zn、Baの中から選ばれた1種または2種以上を、合計で0.001〜0.2質量%の範囲で含有させて溶融亜鉛めっき処理を施し、合金化溶融亜鉛めっき鋼板を製造するようにした。鋼板表面に濃化しやすいSe、Sb、Zn、Baの作用により、Si、Mnなどの易酸化性元素の焼鈍時の選択酸化による鋼板表面への濃化が抑制され、めっき性や合金化処理性の低下が防止される。 (もっと読む)


重量%で、C:0.0016〜0.0025%、Si:0.02%以下、Mn:0.2〜1.2%、P:0.01〜0.05%、S:0.01%以下、sol.Al:0.08〜0.12%、N:0.0025%以下、Ti:0.003%以下、Nb:0.003〜0.011%、Mo:0.01〜0.1%、及びB:0.0005〜0.0015%以下、並びに残部Fe及びその他の不可避不純物を含み、上記MnとPは、−30(℃)≧803P−24.4Mn−58の関係を満たす結晶粒のサイズが、ASTM No.9以上の焼付硬化鋼及び巻取条件、圧延条件、冷却条件などを制御して上記焼付硬化鋼を製造する製造方法を提供する。上記焼付硬化鋼は表面特性、耐2次加工脆性及び耐常温時効性に優れると共に、焼付硬化量及び引張強度に優れて各種自動車用部品として使用することができる。
(もっと読む)


【課題】プレス成形加工時の形状凍結性、耐デント性及び塗装後の耐食性に優れ、引張強度が390MPa以上である、亜鉛を含む溶融めっき鋼板を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.01〜0.04%、Si:0.5%以下、Mn:1.0〜3.0%、P:0.05%以下、S:0.01%以下、Al:0.01〜1.0%以下、N:0.008%以下、Cr:0.01〜1.5%以下、残部がFeおよび不純物からなる化学組成を有し、主相がフェライトであり、第二相として低温変態生成相を1〜10%以下含み、表層Cr/Fe比が0.10以下である。 (もっと読む)


【課題】塗装・焼付処理後の降伏応力が500Mpa以上の強度を有する缶用鋼板およびその製造方法を提供する
【解決手段】質量%で、C:0.02%超0.10%以下、Si:0.10%以下、Mn:1.5%以下、P:0.20%以下、S:0.20%以下、Al:0.10%以下、N:0.0120〜0.0250 %を含有し、かつ該Nのうち固溶Nとして0.0100%以上を含み、残部がFeおよび不可避的不純物からなる。固溶N量の絶対量を一定以上確保し、製缶加工前に施される印刷工程あるいはフィルムラミネート工程、乾燥・焼付工程などで焼入れ時効および歪時効により硬化することで高強度の材質を確保できる。なお、製造するにあたっては、スラブ抽出温度を1200℃以上とし、仕上げ圧延温度を(Ar3変態点温度-30)℃以上とする熱間圧延を施し、650℃以下で巻き取る。 (もっと読む)


【課題】本発明は、高温焼鈍の際に十分な固溶Cを確保し、これを炭化物として析出させることなく、室温でも多量の固溶C量を確保する手法、あるいは、フェライト中での固溶限がCに比較し、十分多いNを活用するという従来の手法とは全く異なる手法を用いて、フェライト中の固溶Cを高め、優れた焼付け硬化性と耐時効性の両立手法を確立することを課題とする。
【解決手段】本発明は、質量%でC、Si、Mn、P、S、Al、N、Oを規定量含有し、残部が鉄および不可避的不純物からなる鋼板であり、鋼板組織が主としてフェライトとベイナイト組織からなり、焼付け処理後のBHが60MPa以上であり、引張最大強さが540MPa以上であることを特徴とする時効性劣化が極めて少なく優れた焼付け硬化性を有することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】強度と加工性を兼ね備え、更にBH性と常温遅時効性をも兼ね備えた、塗装焼付硬化性能に優れた合金化溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法を提供すること。
【解決手段】C:0.0014〜0.0025質量%である極低炭素のスラブを、熱間圧延、冷間圧延、連続焼鈍後に一旦、調質圧延を施した後、引き続き、連続溶融亜鉛めっきラインにてめっき後合金化熱処理後に再度、調質圧延を施す、合金化溶融亜鉛めっき鋼板の製造プロセスにおいて、めっき前後の二種の調質圧延率の関係が、式:SP1+SP2≦SP0≦0.75×SP1+1.5×SP2(SP0は冷間圧延後に焼鈍ラインのみによって冷延鋼板を製造する際の、鋼板の遅時効性が確保される最小限の調質圧延率(%)、SP1とSP2は焼鈍ラインに引き続くめっきラインでの、めっき前後の各々の調質圧延率(%))を満たすように行なうことを特徴とする。 (もっと読む)


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