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Fターム[4K042CA03]の内容

物品の熱処理 (24,439) | 合金成分及び鋼種 (6,105) | 合金成分を規定するもの (5,737) | Ca (262)

Fターム[4K042CA03]に分類される特許

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【課題】腐食の厳しい環境においても、優れた耐遅れ破壊特性を有する高強度鋼材及びその製造方法を提供する。
【解決手段】鋼材の表面の窒化層深さが200μm以上であることを特徴とする耐遅れ破壊特性に優れた高強度鋼材並びにその製造方法である。特に、表面の圧縮残留応力が200MPa以上有すると耐遅れ破壊特性が向上する。鋼は、適正量のC、Si、Mnを含有し、Cr、V、Mo、Nb、Cu、Ni、B、Al、Ti、Mg、Ca、Zr1種又は2種以上を含有し、残部がFe及び不可避的不純物からなることが好ましい。鋼材の表面から少なくとも200μm以上の深さまで平均窒素濃度より0.02%以上窒素濃度を高めることにより、拡散性水素の侵入が大幅に抑制され、耐遅れ破壊特性が向上する。 (もっと読む)


【課題】 溶製時に非金属介在物の低減および非金属介在物の小径化を図らなくても安定して転動疲労寿命に優れた機械用部品を製造する方法を提供する。
【解決手段】 機械構造用鋼の一部もしくは全体を焼入焼戻し処理方法により58HRC以上を得る機械部品の製造方法において、通常のAlに加えてCaを含む脱酸剤を添加して脱酸された該機械構造用鋼が鋼材形状を得るための工程あるいはその後の機械部品形状を得るための工程で塑性加工を受けた後、焼入焼戻しを行なう前に、780℃以上に加熱し80MPa以上の静水圧を付与することにより該鋼中に含有する非金属介在物と母相である鋼との界面を密着する処理を行なうことを特徴とする転動疲労寿命に優れた機械部品を製造する方法である。 (もっと読む)


【課題】レール頭部表面から20mm内部に入った点でHB370以上の硬度を有し、かつ、レール頭部と柱部の境界領域内部における微小なマルテンサイト金属組織の生成を抑制し、内部まで硬度を高めたレールを提供する。
【解決手段】C:0.60〜0.86%、Si:0.10〜1.20%、Mn:0.40〜1.50%、Cr:0.05〜2.00%を含み、かつ、式Ceq=C+Si/10+Mn/4.75+Cr/5.0で定義されるCeqが1.00以上、式QP=(0.06+0.4C)×(1+0.64×Si)×(1+4.1×Mn)×(1+2.33×Cr)で定義されるQPが7.0以下をそれぞれ満たす鋼よりなり、レール頭部全面がパーライトの金属組織を呈し、レール頭頂表面を起点として20mm内部に入った点までの硬度がHB370以上であり、レール頭頂表面と該表面を起点として20mm内部に入った点の硬度差がHB30以下である高内部硬度レールとする。 (もっと読む)


【課題】 優れた被切削性と靭性および硬さを有し、かつ優れた放電加工性、研磨仕上性および耐摩耗性をも兼備した、金型用鋼を提供する。
【解決手段】 質量%で、C:0.1〜0.25%、Si:1.0%以下、Mn:2.00%以下、Ni:0.6〜1.5%、Cr:1.0%を超え2.5%以下、MoとWは単独または複合でMo+1/2W:1.0%以下、V:0.03〜0.15%、Cu:0.5〜2.0%、S:0.03%以下を含有し、Alは0.1%以下、Nは0.06%以下、Oは0.005%以下に規制され、残部はFeおよび不可避的不純物からなる組成の鋼において、
鋼中の組織断面に存在するMnS系介在物は円相当径にて最大50μm以下かつ面積率が0.12〜0.7%であり、さらに好ましくは旧オーステナイト平均結晶粒径が200μm以下であり、そして硬さが34〜45HRCの金型用鋼である。 (もっと読む)


【課題】素材コストおよび製造コストの増大を抑えなが、高強度化と疲労寿命の一層の向上を図った鋼管であって、特に軽量化が求められる機械構造部材に適した鋼管を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.1〜0.4%、Si:0.5〜1.5%、Mn:0.3〜2%、P:0.02%以下、S:0.01%以下、Cr:0.1〜2%、Ti:0.01〜0.1%、Nb:0.01〜0.1%、Al:0.1%以下、B:0.0005〜0.01%、N:0.01%以下であり、必要に応じてNi:0.5%以下、Ca:0.02%以下、Mo:0.5%以下、V:0.5%以下の1種以上を含有し、残部Feおよび不可避的不純物の組成を有し、鋼管長手方向となる方向に対し直角方向(C方向)の表面粗さRaが0.5μm以下である平滑化表面を少なくとも片面に有する素材鋼板を、その平滑化表面が鋼管の内面になるように溶接造管したのち焼入れ・焼戻し処理して得られる高疲労寿命鋼管。 (もっと読む)


【課題】軟窒化クランクシャフト用素材の強度および歪矯正能のさらなる向上を図る。
【解決手段】軟窒化クランクシャフト用素材を、所定の質量%のC,Si,Mn,Cu,Ni:,Cr,V,S,s-Al,Ca,N,残部Fe及び不可避的不純物を含む組成を有するフェライト+パーライトの組織を有するものとし、上記組成を有する鋼を溶製した後に熱間鍛造を行い、その後に当該熱間鍛造材に対して処理温度780℃〜850℃の温度範囲で焼準処理が施され、軟窒化処理による曲がりを矯正する歪矯正加工が後に施されるものとする。 (もっと読む)


【課題】耐震性に優れた高強度UOE鋼管を提供する。
【解決手段】C:0.03%以上0.10%以下、Si:0.05%以上0.50%以下、Mn:1.50%以上2.2%以下、P:0.025%以下、S:0.002%以下、Cu:1.0%以下、Cr:1.0%以下、Ni:2.0%以下、Mo:1.0%以下、Nb:0.1%以下、V:0.1%以下、Ti:0.025%以下、Al:0.06%以下、N:0.0050%以下、Ca:0.0050%以下を含有するとともにTi/N:4.0以上であり、残部Fe及び不純物からなる鋼組成を有し、フェライト及びベイナイトからなる金属組織、または、フェライト、ベイナイト及びマルテンサイトからなる金属組織を有するラインパイプ用高強度UOE鋼管である。 (もっと読む)


【課題】耐久性に優れた中空部材およびその製造方法を提供する。
【解決手段】鋼板を素材とし減炭層幅が2hである電縫溶接鋼管に、加熱速度Vh(K/s)でAc3変態点以上の加熱温度T(K)に加熱し、直ちに一次冷却速度Vc(K/s)で焼入れ開始温度Tq(K)まで冷却したのち二次冷却(急冷)する焼入れ処理を施すにあたり、次式


(ここで、C0質量%):鋼板のC含有量(質量%)、t:拡散時間(s)、t=50/Vh+50/Vc+k、k:均熱時間(s)、D:拡散係数(m2/s)、D=D0exp(−Q/RT)を満足するように調整し、焼入れ開始温度TqをAr3変態点超の温度とする。これにより、電縫溶接部の最低C含有量の低下が抑制され、C1/C0。が0.83以上となり、熱処理後の部材の耐久性が顕著に向上する。 (もっと読む)


【課題】優れた耐CO2腐食性と拡管性を兼備し、さらに継手部からの漏れを防止できる油井用ステンレス鋼管を提供する。
【解決手段】鋼管の両端面側を、好ましくは3%以上の拡管率で拡管加工し、該拡管加工された部位に溶接用開先を形成する。これにより、とくに溶接継手部での漏れが防止でき、油井内に挿入された状態での拡管性が向上する。使用する鋼管は、降伏強さ:350MPa以上、n値:0.08以上を有し、かつn値と均一伸びu-Elとが、n>0.007×(25−u-El)を満足する鋼管とする。この鋼管は、質量%で、C:0.25%以下、Si:1.0%以下、Mn:0.10〜2.50%、P、S、Al、Nを適正範囲とし、Cr:10.5〜18.0%を含有する組成と、焼戻マルテンサイト相を主相とし、第二相として体積率で5%以上のオーステナイト相と、あるいはさらに5%以下のフェライト相とを含む組織を有することが好ましい。 (もっと読む)


【要 約】
【課 題】拡管性に優れた油井用鋼管を提供する。
【解決手段】鋼管の両端面側を、好ましくは3%以上の拡管率で拡管加工し、該拡管加工された部位にねじを形成する。これにより、とくにねじ継手部での漏れが防止でき、油井内に挿入された状態での拡管性が向上する。なお、使用する鋼管は、降伏強さ:350MPa以上、n値:0.08以上を有し、かつn値と均一伸びu-Elとが、n>0.007×(25−u-El)(ここで、n:n値、u-El:均一伸び(%))を満足する鋼管とすることが、更なる拡管性の向上に寄与する。また、この鋼管は、質量%で、C:0.35%以下、Si:1.5%以下、Mn:0.10〜3.50%を含み、P、S、Alを適正量含有し、あるいはさらにCr,Cuの群、Niの群、Mo,V,Nb,Ti,Zr,B,Wの群、Caの群のうちの1群または2群以上を含有する組成を有する鋼管に、熱処理として、焼入れ処理および焼戻処理、または焼準処理および焼戻処理、または焼戻処理を施した鋼管とすることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】S含有量を低減して強度等の機械的特性を維持すると共に、ハイス工具での断続切削および超硬工具での連続切削の両方で優れた被削性(特に工具寿命)を発揮することのできる機械構造用鋼を提供する。
【解決手段】本発明の機械構造用鋼は、鋼中に存在する酸化物系介在物が、該酸化物系介在物の平均組成合計を100%(「質量%」の意味、以下同じ)としたときに、CaO:10〜55%、SiO2:20〜70%、Al23:35%以下(0%を含まない)、MgO:20%以下(0%を含まない)、MnO:5%以下(0%を含まない)を夫々含有すると共に、Li2O,Na2O,K2O,BaO,SrOおよびTiO2よりなる群から選ばれる1種以上の合計含有量が0.5〜20%である。 (もっと読む)


【課題】曲げ矯正性に優れるとともに高い疲労強度を有する調質型軟窒化クランク軸およびその素材として用いるのに好適な調質型軟窒化クランク軸用粗形品の提供。
【解決手段】(1)C:0.30〜0.55%、Si:0.05〜0.30%、Mn:0.20〜0.80%未満、P:0.005〜0.05%、S:0.005〜0.10%、V:0.01%超〜0.30%、N:0.005〜0.030%を含み、残部はFeと不純物からなり、不純物中のCr<0.10%、Al≦0.05%の化学組成で、表面からの深さ≧2mmの部位のミクロ組織が、パーライト又はフェライト<10%のフェライト・パーライトである調質型軟窒化クランク軸用粗形品。(2)前記粗形品を素材とする軟窒化クランク軸で、前記粗形品を表面からの深さで少なくとも2mm以上切削加工してから軟窒化処理された調質型軟窒化クランク軸。化学組成に、(a)Mo≦0.15%及びTi≦0.030%の1種以上、(b)Ca≦0.020%の少なくとも1つの群の元素のうちの1種以上を含んでもよい。 (もっと読む)


【課題】優れた耐CO2腐食性と、さらに厳しい拡管加工にも耐えられる優れた拡管性とを兼備し、さらに継手部からの漏れをも防止できる、油井用ステンレス鋼管を提供する。
【解決手段】鋼管の両端面側を、好ましくは3%以上の拡管率で拡管加工し、該拡管加工された部位にねじを形成する。これにより、とくにねじ継手部での漏れが防止でき、油井内に挿入された状態での拡管性が向上する。なお、使用する鋼管は、降伏強さ:350MPa以上、n値:0.08以上を有し、かつn値と均一伸びu-Elとが、n>0.007×(25−u-El)を満足するステンレス鋼管とすることが拡管性向上に寄与する。この鋼管は、質量%で、C:0.25%以下、Si:1.0%以下、Mn:0.10〜2.50%、P、S、Al、Nを適正範囲とし、Cr:10.5〜18.0%を含有する組成と、焼戻マルテンサイト相を主相とし、第二相として体積率で5%以上のオーステナイト相と、あるいはさらに5%以下のフェライト相とを含む組織を有することが好ましい。 (もっと読む)


【課題】拡管性に優れた油井用鋼管を提供する。
【解決手段】鋼管の両端面側を、好ましくは3%以上の拡管率で拡管加工し、該拡管加工された部位に溶接用開先を形成する。これにより、とくに溶接継手部での漏れが防止でき、油井内に挿入された状態での拡管性が向上する。なお、使用する鋼管は、降伏強さ:350MPa以上、n値:0.08以上を有し、かつn値と均一伸びu-Elとが、n>0.007×(25−u-El)(ここで、n:n値、u-El:均一伸び(%))を満足する鋼管とすることが好ましい。また、この鋼管は、質量%で、C:0.35%以下、Si:1.5%以下、Mn:0.10〜3.50%を含み、P、S、Alを適正量含有し、あるいはさらにCr,Cuの群、Niの群、Mo,V,Nb,Ti,Zr,B,Wの群、Caの群のうちの1群または2群以上を含有する組成を有する鋼管に、熱処理を施すことが好ましい。 (もっと読む)


【課題】アクスルビーム等の疲労特性に優れた異形断面形状の自動車足回り部品を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.05〜0.23、Si:0.05〜1.0、Mn:0.3〜2.0、P:0.03以下、S:0.01以下、Nb:0.01〜0.1、Mo:0.1〜0.5、Sol.Al:0.01〜0.05、N:0.006以下、残部Feの組成を有する鋼材からなる。また、板外面の曲げRが板厚の2〜5倍となる曲げ成形が加えられている。そして、その曲げ加工部の板厚中心のビッカース硬さと、表面から0.5mm以内のビッカース硬さの最高値との差が、50〜150ポイントとなっている。 (もっと読む)


【課題】Moの含有量を制限しても、HAZの低温靭性を確保することができ、安価で、低温靱性に優れた高強度ラインパイプ用溶接鋼管及びその製造方法を提供する。
【解決手段】管状に成形された母材鋼板をシーム溶接した鋼管であって、この母材鋼板は、C:0.010〜0.050%、Si:0.01〜0.50%、Mn:0.50〜2.00%、S:0.0001〜0.0050%、Ti:0.003〜0.030%を含み、Al:0.020%以下、Mo:0.10%未満に制限し、成分の含有量[質量%]から求められる炭素当量Ceqを0.30〜0.53、割れ感受性指数Pcmを0.10〜0.20とし、母材鋼板の金属組織が面積率で20%以下のポリゴナルフェライトと残部ベイナイトからなり、有効結晶粒径が20μm以下であり、溶接熱影響部の有効結晶粒径が150μm以下であることを特徴とする低温靱性に優れた高強度ラインパイプ用溶接鋼管。 (もっと読む)


【課題】疲労特性および耐水素割れ性に優れた鍛造用鋼を提供する。
【解決手段】C:0.15〜0.75%、Si:0.1〜0.6%、Mn:0.3〜1.4%、Ni:0.1〜2%、Cr:0.5〜2.5%、Mo:0.1〜0.5%、V:0.01〜0.2%、Al:0.015〜0.04%を含む鋼において、さらに、S:0.002%以下(0%を含まない)、Ti:0.003%以下(0%を含まない)を含み、残部が鉄及び不可避的不純物からなる鍛造用鋼であって、鋼断面において観察される長径5μm超の介在物のうち、Sの含有率が20%以上の介在物の密度を100個/cm以下とし、Tiの含有率が50%以上の介在物の密度が30個/cm以下とする。 (もっと読む)


【課題】高強度・高耐食ボルトを安価に製造することを目的に、安価な高耐食2相ステンレス鋼線の冷間鍛造性を確保すると共に、ボルト製品の高強度化を付与することにある。
【解決手段】質量%で、C;0.005〜0.05%、Si;0.1〜1.0%、Mn;0.1〜10.0%、Ni;1.0〜6.0%、Cr;19.0〜30.0%、Cu;0.05〜3.0%以下、N;0.005〜0.20%を含有し、残部がFeおよび実質的に不可避的不純物で構成され、C+N;0.20%以下、(a)式のM値が60以下、(b)式のF値が45〜85であり、引張強さが550〜750N/mmに調整されることを特徴とする冷間鍛造性に優れた高強度・高耐食ボルト用オーステナイト・フェライト系2相鋼線材である。さらに、必要に応じて、Mo、B、Al、Mg、Ca、Nb、Ti、Zr、Vを添加することができる。 (もっと読む)


【課題】素材コストおよび製造コストの増大を抑えながら、高強度化と一層の疲労寿命の向上を図った軽量化が求められる機械構造部材に適した鋼管を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.1〜0.4%、Si:0.5〜1.5%、Mn:0.3〜2%、P:0.02%以下、S:0.01%以下、Cr:0.1〜2%、Ti:0.01〜0.1%、Nb:0.01〜0.1%、Al:0.1%以下、B:0.0005〜0.01%、N:0.01%以下であり、必要に応じてさらにNi:0.5%以下、Ca:0.02%以下、Mo:0.5%以下、V:0.5%以下の1種以上を含有し、残部Feおよび不可避的不純物からなる組成を有し、析出炭化物の平均粒径が0.5μm以下、鋼管長手方向に垂直な断面における肉厚中心部の硬さが400HV以上である高疲労寿命焼入れ・焼戻し鋼管。 (もっと読む)


【課題】良好な耐衝撃曲げ性を有し、しかも良好な耐摩耗と耐焼付き性を備えた高強度シャフトと、このような高強度シャフトの製造方法を提供すること。
【解決手段】質量比で、0.15〜0.60%のC、0.2%以下のSi、0.10〜0.70%のMn、0.03%以下のP、0.03%以下のS、0.1〜1.6%のCr、0.6〜1.5%のMo、0.05〜0.40%のVを含有し、残部Fe及び不可避的不純物から成る鋼材に、880℃以上の温度で焼入れ処理を施した後、550〜650℃の温度で塩浴軟窒化あるいはガス軟窒化処理を施し、シャフトの内部硬さを400Hv以上、表面から0.05mmの深さ位置における硬さを600Hv以上とし、シャフト表面に25μm以下の厚さの窒化物層を形成する。 (もっと読む)


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