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Fターム[4K042CA03]の内容

物品の熱処理 (24,439) | 合金成分及び鋼種 (6,105) | 合金成分を規定するもの (5,737) | Ca (262)

Fターム[4K042CA03]に分類される特許

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【課題】自動車等の動力伝達部品用に適用できる高い面圧疲労強度と靭性を有し、更には切削性の優れた、CVTシーブ等の部品とその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.4〜1.2%、Si:2.0%以下、Mn:0.2〜3.0%、P:0.03%以下、S:0.005〜0.10%、Ni:1.5%以下、Cr:3.0%以下、Mo:1.0%以下、O:0.0025%以下、N:0.005〜0.03%を含有し、さらに、Al:0.005〜0.05%、Ti:0.005〜0.05%のうち1種または2種と、V:0.3%以下、Nb:0.3%以下のうち1種または2種を含有し、表層を高周波焼入れし、表面から0.05mmの深さの部位におけるマルテンサイト面積率が60%以上であり、非高周波焼入れ部である芯部の組織がベイナイトを含まない実質フェライトであり、該芯部組織中に存在する炭化物の実質全部が球状炭化物である。 (もっと読む)


【課題】低サイクル疲労強度に優れた歯車を提供する。
【解決手段】低サイクル疲労強度に優れた歯車は、成分組成が、C:0.05〜0.20%(質量%の意味。以下、同じ)、Si:0.7%以下(0%を含まない)、Mn:1.41〜2.0%、Cr:1.0〜2.0%を含有し、残部はFe及び不可避不純物であり、歯面表層のC濃度が0.4〜0.75%であり、表層硬さと芯部硬さの差が200〜400HVである。前記不可避不純物にはP、S、Al、Nが含まれ、それぞれの量は、例えば、P:0.015%以下(0%を含まない)、S:0.01%以下(0%を含まない)、Al:0.01%以下(0%を含まない)、N:0.008%以下(0%を含まない)程度である。 (もっと読む)


【課題】熱処理工程における焼き入れのための冷却に要する時間を短縮し、マルテンサイト系ステンレス鋼管を効率良く製造可能な方法を提供する。
【解決手段】本発明に係るマルテンサイト系ステンレス鋼管の製造方法は、鋼管をその外面温度が(A3変態点+20℃)以上980℃以下の所定温度になるまで加熱する加熱工程と、前記加熱された鋼管をその外面温度が350℃以上の所定温度になるまで水冷する第1冷却工程と、前記水冷された鋼管をその外面温度が250℃以下の所定温度になるまで空冷する第2冷却工程と、前記空冷された鋼管をその外面温度が常温になるまで水冷又は空冷する第3冷却工程とを含む熱処理工程を有する。そして、前記第2冷却工程における鋼管の外面温度の復熱量が50℃以下となるように、前記第1冷却工程における鋼管の冷却速度を鋼管の肉厚に応じて決定することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】熱間鍛造のままで、900MPa以上の0.2%耐力を確保できる非調質鋼材の提供。
【解決手段】C:0.3超〜0.55%、Si:0.01〜1.0%、Mn:0.6〜2.0%、P≦0.15%、S:0.005〜0.20%、Cr:0.02〜0.4%、V:0.35〜1.0%、Al≦0.05%、N<0.008%、O≦0.0035%とともに、Ti:0.05超〜0.4%、Nb:0.02〜0.4%およびZr:0.02〜0.4%のうちの1種または2種以上を含有し、残部はFeと不純物からなり、「0<(0.293Ti+0.151Nb+0.154Zr)−N≦0.12」を満たす非調質鋼材。Ca≦0.05%、Pb≦0.4%、Bi≦0.3%、Te≦0.1%およびSe≦0.5%のうちの1種または2種以上を含有してもよい。
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【課題】表面に軟窒化処理が施され、優れた機械加工性と高い疲労強度を両立させたクランクシャフトを提供する。
【解決手段】クランクシャフトをなす鋼の表面に軟窒化処理が施され、該鋼が合金成分として、C:0.10質量%以上0.30質量%以下、Si:0.05質量%以上1.00質量%以下、Mn:0.30質量%以上1.50質量%以下、Mo:0.60質量%以上1.70質量%以下、Cr:0.10質量%以上1.00質量%以下、V:0.10質量%以上0.50質量%以下、Nb:0.010質量%以上0.050質量%以下、S:0.010質量%以上0.180質量%以下、Ti:0.003質量%以上0.012質量%以下、Al:0.001質量%以上0.012質量%以下、Ca:0.0005質量%以上0.0050質量%以下、及び、O:0.0005質量%以上0.0100質量%以下を含有し、残部がFe及び不可避不純物からなる。 (もっと読む)


【課題】従来よりも被削性並びに疲労強度を一層向上させた鋼材を提供する。
【解決手段】高周波焼入れによる表面硬化層を少なくとも部分的に有する鋼材であってMn:0.05mass%以上2.0mass%以下およびS:0.01mass%以上0.06mass%以下を含む成分組成を有し、アスペクト比が50以上のMnSの全MnS中に占める比が累積頻度で5%以下に規制する。 (もっと読む)


【課題】溶接熱影響部においてTypeIV型損傷の発生を抑制し、溶接熱影響部からの耐熱溶接構造体の破壊を防止したフェライト系耐熱鋼材を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.01〜0.20%、Si:0.02〜0.50%、Mn:0.05〜1.0%、P:0.02%以下、S:0.01%以下、Cr:0.4〜12.0%を含有し、残部がFe及び不可避的不純物からなり、かつ、Creq(Cr当量)が0.4〜20のフェライト系耐熱鋼であって、(z)Ac1変態点〜Ac1変態点+300℃に加熱される鋼材の溶接熱影響部位に、旧オーステナイト粒の平均粒径が10μm以上の低温変態組織が生成することを特徴とする溶接熱影響部のクリープ特性に優れたフェライト系耐熱鋼。 (もっと読む)


【課題】高耐食性でしかも表面硬度が高く、鏡面研磨によって金型表面を面粗さの小さい良好な鏡面状態に仕上げることができ、また熱処理による変形を小さく抑え得て金型の所要コストを安価となし得るとともに金型の形状,寸法精度を高精度となし得る析出硬化型ステンレス鋼金型を提供する。
【解決手段】質量%でC :0.005〜0.06%,Si:0.10〜2.50%,Mn:0.50〜1.50%,Cu:≦0.5%,Ni:4.0〜8.0%,Cr:11.0〜17.0%,Mo+0.5W:0.1〜6.0%,V :0.1〜1.0%,Co:1.0〜17.0%、残部Fe及び不可避的不純物の組成を有する析出硬化型ステンレス鋼を時効処理及び窒化処理して表面硬さがHV500以上の高表面硬度及び高耐食性を有する金型とする。 (もっと読む)


【課題】優れた低温靭性、優れた成形性、および断面成形加工−応力除去焼鈍後の優れた耐ねじり疲労特性を有する自動車構造部材用高張力溶接鋼管およびその製造方法を提供する。
【解決手段】C、Si、Alを適正範囲とし、Mn:1.01〜1.70%、Nb:0.017〜0.15%、Mo:0.045〜0.45%、を含有し、P、S、N、Oを所定値以下に調整した組成を有する鋼素材に、加熱温度と、仕上圧延終了温度を適正範囲とした熱間圧延と、熱間圧延終了後、750〜650℃の温度範囲で2s以上の徐冷を行ない、660〜510℃の巻取り温度で巻取り、平均粒径が2〜14μmであるフェライト相を60体積%以上、フェライト相中に平均粒径1.5〜30nmのNb炭化物が析出してなる組織とを有する熱延鋼帯に、幅絞り率を10%以下とする電縫造管工程を施し、溶接鋼管とする。これにより、引張強さ:660MPa以上の高強度を有し、低温靭性、成形性と断面成形加工−応力除去焼鈍処理後の耐ねじり疲労特性に優れた高張力溶接鋼管となる。 (もっと読む)


【課題】肉厚が25mm以上であっても、優れたHAZの低温靱性を確保することが可能な、低温靱性に優れた高強度厚肉ラインパイプ用溶接鋼管及びその製造方法を提供する。
【解決手段】管状に成形された母材鋼板をシーム溶接した鋼管で、母材鋼板は、C:0.030〜0.080%、Si:0.01〜0.50%、Mn:0.50〜2.00%、Al:0.020%以下、Ti:0.003〜0.030%、Mo:0.10〜1.50%を含有し、炭素当量Ceqが0.40〜0.56、割れ感受性指数Pcmが0.16〜0.21で、式3を満足し、母材鋼板の金属組織が面積率で30%以下のポリゴナルフェライトと面積率で70%以上のベイナイトからなり、有効結晶粒径が20μm以下、溶接熱影響部の有効結晶粒径が150μm以下である低温靱性に優れた高強度厚肉ラインパイプ用溶接鋼管。10C+100Al+5Mo+5Ni<3.3 ・・・ (式3) (もっと読む)


【課題】粒界に沿った粗大なセメンタイトの析出を抑制した転動部材及びその製造方法を提供する。
【解決手段】本発明に係る転動部材は、少なくとも、0.1〜0.35重量%のCと0.5〜2.0重量%のSiを含有し、0.05〜1.0重量%のV、0.3〜2.0重量%のCrおよび0.05〜0.8重量%のMoからなる群から選択された1種以上を含有する鋼材からなる転動部材であって、前記鋼材に形成され、表面炭素濃度が0.8〜1.8重量%に調整された浸炭層と、前記鋼材の表面側に分散された2〜20体積%の粒状化セメンタイトと、前記鋼材の表面から20μm以上の深さまで形成され、表面窒素濃度が0.1〜1.0重量%に調整された浸窒層と、前記浸炭層より深く形成された焼入れ硬化層と、を具備することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】肉厚が25mm以上であっても、優れたHAZの低温靱性を確保することが可能な、低温靱性に優れた高強度厚肉ラインパイプ用溶接鋼管及びその製造方法を提供する。
【解決手段】管状に成形された母材鋼板をシーム溶接した鋼管で、母材鋼板が、C:0.010〜0.050%、Si:0.01〜0.50%、Mn:0.50〜2.00%、Al:0.020%以下、Ti:0.003〜0.030%、Mo:0.10〜1.50%を含有し、炭素当量Ceqが0.30〜0.53、割れ感受性指数Pcmが0.10〜0.20で、(式3)を満足し、母材鋼板の金属組織が面積率で20%以下のポリゴナルフェライトと面積率で80%以上のベイナイトからなり、有効結晶粒径が20μm以下、溶接熱影響部の有効結晶粒径が150μm以下である低温靱性に優れた高強度厚肉ラインパイプ用溶接鋼管。10C+100Al+5Mo+5Ni<3.3 ・・・ (式3) (もっと読む)


【課題】 例えばオーステナイト系ステンレス鋼に低温浸炭を施した場合、結晶粒内にナノ寸法レベルの転位が導入・温存されるため、この転位を素材の高温耐久性に生かすよにした新規な表面改質方法と、この方法を施した金属部材を提供する。
【解決手段】 本発明は、被処理材に低温浸炭処理または浸窒処理を施し、結晶粒内に多発せしめた浸入型原子誘起転位を、炭化物または窒化物の生成核とする擬鋭敏化処理を行い、最終的に被処理材の断面表層部に、クロム炭化物またはクロム窒化物を微細且つ均一に出現させて、被処理材の表面硬化とカバリング効果を図り、被処理材の耐高温摩擦摩耗特性を向上させることを特徴とする。また擬鋭敏化処理によって不可避的に形成されるクロム欠乏層に対応する場合には、逆拡散処理またはレアアースメタルを導入する添加処理を行い耐高温酸化特性を向上させ、その結果、被処理材の高温耐久性を格段に向上させたことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】非調質のままで優れた靭性を示す機械構造用非調質鋼をその有利な製造方法とともに提供する。
【解決手段】C:0.35〜0.6mass%、Si:1.1mass%以下、Mn:2.0mass%以下、B:0.0005〜0.01mass%およびTi:0.1mass%以下を含み、さらにMo:1.0 mass%以下およびW:2.0mass%以下の1種又は2種を含有し、残部Feおよび不可避的不純物の成分組成を有し、析出Bが0.0005mass%未満であり、硬度がHRC18〜32であり、降伏比が0.7以上であるものとする。 (もっと読む)


【課題】従来よりも転動疲労強度を一層向上させた軸受鋼部品を提供する。
【解決手段】成分組成を規定した素材を、800〜1000℃での総加工率が80%以上となる熱間加工工程と、700〜500℃の温度域を0.2℃/s以上の冷却速度で冷却する冷却工程、さらに、該冷却工程の前に700〜800℃未満の温度域で20%以上の加工を施すか、あるいは該冷却工程の後にA1点変態点以下の温度域で20%以上の加工を施す第2加工工程を施す。その後に素材の少なくとも一部分に、昇温速度400℃/s以上かつ到達温度1000℃以下で滞留時間を5秒以下の高周波加熱を1回以上施し、焼入れ組織の旧オーステナイト粒の平均粒径を12μm以下かつ最大粒径を平均粒径の4倍以下とする。 (もっと読む)


【課題】従来に比し一層優れた耐焼割れ性を有し、かつ高い疲労強度を有するクランクシャフトについて、その製造方法に併せて提案する。
【解決手段】少なくともクランク・ピンの表面に焼入れ硬化層を有するクランクシャフトにおいて、C:0.35〜0.7mass%、Si:0.80mass%以下、Mn:0.2〜2.0mass%、Al:0.25mass%以下、Ti:0.005〜0.1mass%、Mo:0.05〜0.6mass%、B:0.0003〜0.006mass%、S:0.06mass%以下、P:0.020mass%以下およびCr:2.5mass%以下を含有し、残部はFeおよび不可避不純物の成分組成とするともに、前記クランク・ピンのボトムR部における表面圧縮残留応力を600MPa以上とする。 (もっと読む)


良好に定められた均一な厚さを有する被覆鋼は、有益なものであり、かつ、熱間プレス加工によって製品を製造するのに都合がよい。鋼のような熱間プレス加工によって製造された製品は、その後にスポット溶接ステップを施されるとき、特に都合がよい。
(もっと読む)


【課題】従来に比較して、曲げ矯正性および強度特性に優れたクランクシャフトを製造可能な方法を提供すること。
【解決手段】鋼を、1100℃以上の温度でクランクシャフト形状に熱間鍛造する工程と、得られた鍛造物について、そのピン部および/またはジャーナル部の隅R部を800℃〜1000℃の温度範囲内で5〜50%の加工率で加工する工程と、得られた加工物を軟窒化処理または窒化処理する工程とを有するクランクシャフトの製造方法とする。 (もっと読む)


【課題】切削加工前の硬さが低く被削性に優れ、切削加工後の時効硬化処理によって硬化し所望の強度を具備させることができる時効硬化機械部品の製造方法の提供。
【解決手段】C:0.10〜0.25%、Si:0.10〜0.50%、Mn:0.60〜1.0%、S:0.01〜0.10%、Ti:0.005〜(4×N)%、V:0.10〜0.25%及びMo:0.05〜0.60%で且つV+0.5Mo<0.50%、N:0.010〜0.030%、Ca:0.0001〜0.005%を含有し、残部はFeと不純物からなる鋼を1000〜1300℃に加熱して熱間鍛造を900℃以上の温度T1で終了し、少なくとも900℃から、550〜450℃の範囲内にある温度T2までを10℃/秒以上の冷却速度で冷却し、該冷却に続いて550〜450℃の温度範囲に1分以上保持してから室温まで冷却し、更に切削加工を施した後、560〜650℃の温度で時効硬化処理する。 (もっと読む)


【課題】耐焼割れ性の改善による連接部の高強度化と、大端部破断時の変形量低減を両立させることができ、破断分離工法が適用可能な、軽量かつ高強度のコンロッドと、その製造方法を提供する。
【解決手段】大端部Mと、小端部Sと、これらの間を連結する連接部Iを備え、大端部Mを破断、分離するコンロッドにおいて、0.2〜0.5質量%の炭素を含有する鋼から成るコンロッドの大端部Mにおける破断予定部Bに焼入れを施し、当該破断予定部における炭素含有量とマルテンサイト面積率の関係が次式(1)を満足するようにする。
炭素含有量(質量%)×マルテンサイト面積率(%)>10 ・・・ (1) (もっと読む)


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