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Fターム[4K043AB20]の内容

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【課題】製造時の球状化処理時間の短縮化が図れるうえに、十分に硬さを低減することができる高炭素鋼線材および高炭素鋼線材の製造方法を提供することを課題とする。
【解決手段】質量%で、C:0.95〜1.10%、Si:0.15〜0.70%、Mn:1.15%以下(0%を含まない)、Cr:0.90〜1.60%、P:0.050%以下、S:0.050%以下、Al:0.100%以下、Ti:0.015%以下、N:0.025%以下、O:0.0025%以下を含有し、残部が鉄および不可避的不純物からなり、フェライト結晶粒径が20.0μm以下であって、且つ、炭化物中のCr濃度が、質量%で6.0%以上である。 (もっと読む)


【課題】伸線加工性および伸線後の疲労特性に優れたばね用鋼線材、ならびに疲労特性およびばね加工性に優れたばね用鋼線を提供する。
【解決手段】本発明のばね用鋼線材は、C:0.50%以上0.70%未満、Si:1.0〜2.5%、Mn:0.50〜1.50%、Cr:0.5%以下(0%を含む)、B:0.0010〜0.0050%、N:0.005%以下(0%を含まない)、P:0.020%以下(0%を含まない)、S:0.020%以下(0%を含まない)、Al:0.03%以下(0%を含まない)、およびO:0.0020%以下(0%を含まない)を満たし、残部が鉄および不可避不純物からなり、全組織に占めるパーライト組織の面積率が85%以上であるところに特徴を有するものである。 (もっと読む)


【課題】熱延後の冷却中や、保管・搬送時には剥離せず、MDの際に容易に剥離するスケールが形成された線材、及びその製造方法を提供する。
【解決手段】本発明は、C:0.05〜1.2%(質量%の意味。以下、化学成分について同じ。)、Si:0.01〜0.5%、Mn:0.1〜1.5%、P:0.02%以下(0%を含まない)、S:0.02%以下(0%を含まない)、N:0.005%以下(0%を含まない)を含有し、残部が鉄及び不可避不純物である鋼線材であって、厚さ7.0μm以下のスケールを有し、且つ、該スケール中のFeO比率が30〜80体積%であり、Fe2SiO4比率が0.1体積%未満である鋼線材である。 (もっと読む)


【課題】焼入れ後の焼戻し処理を省略しても高強度、高靭性、及び高耐力比を確保できるばね、ならびにこれに用いるばね用鋼線及びばね用鋼を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明は、質量%で、C:0.15〜0.40%、Si:0.40%以上、1.0%未満、Mn:0.2〜2%、P:0.03%以下(0%を含まない)、S:0.02%以下(0%を含まない)、Cr:0.01〜1.2%、Ti:0.005〜0.1%、B:0.005%以下(0%を含まない)、N:0.002〜0.015%を含有し、残部が鉄および不可避不純物であることを特徴とするばね用鋼である。また前記ばね用鋼を、焼入れした後、焼戻しをすることなく、スキンパス伸線して得られ、引張強さが1900MPa以上、耐力比が0.90以上であるばね用鋼線も本発明に包含される。 (もっと読む)


【課題】乾式伸線工程の生産性を著しく向上させた、優れた伸線性を有する高炭素鋼線材およびその製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】乾式伸線に供される特定組成の高炭素鋼線材をパーライト組織とし、このパーライト組織における、平均ノジュール径D、平均ラメラ間隔L、更に平均コロニー径Dcを特定範囲とするとともに、平均コロニー径Dcと前記平均ラメラ間隔Lとの関係も特定範囲とし、乾式伸線性を優れさせる。 (もっと読む)


【課題】ピックアップ疵がないような表面性状に優れた冷延鋼板を製造することのできる有用な方法、およびそのための製造装置を提供する。
【解決手段】本発明方法は、冷間圧延に続いて非酸化雰囲気の連続焼鈍炉内で焼鈍を行う際に、送給ロールと鋼板ストリップの隙間に酸化性のガスを導入しつつ焼鈍を行うものであり、本発明装置は、冷間圧延に続いて配置される連続焼鈍炉において、その雰囲気が非酸化性雰囲気に制御されると共に、送給ロールと鋼板ストリップの隙間に酸化性のガスを導入する機構が設けられたものである。 (もっと読む)


【課題】環境負荷低減型の高強力、かつ、高延性を有する高炭素鋼線材の製造方法およびその製造装置を提供する。
【解決手段】炭素を0.65〜1.0質量%含有する高炭素鋼線材に対し、加工歪みεが1.5以下の加工を施し加工発熱により鋼線温度を200〜450℃の範囲に上昇させ、次いで、連続的に加熱装置を用いて鋼線温度を800〜950℃の範囲に上昇させた後、600〜750℃の温度範囲で加工歪みεを0.5〜2.0の範囲にて加工を加える。600〜750℃の温度範囲における加工処理終了後、550℃までの冷却速度は、100℃/sec.以下であることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】部品としての引張強度が1200MPa以上1500MPa未満であり、かつ耐水素脆化特性に優れた機械部品を得ることが可能な特殊鋼線材、鋼線および機械部品とその製造方法を提供する。
【解決手段】鋼材化学成分が質量%で、C:0.35〜0.85%、Si:0.05〜2.0%、Mn:0.20〜1.0%、P:0.030%以下、S:0.030%以下、Al:0.005〜0.05%を含有し、残部がFe及び不可避的不純物からなり、熱間圧延後の変態前のオーステナイト結晶粒の粒度番号が8以上であり、変態後のパーライト組織を体積率で64×(C%)+52%以上含み、残部の組織が初析フェライト組織、またはベイナイト組織の1種または2種からなる特殊鋼線材。該線材から製造された特殊鋼鋼線。該鋼線から製造された引張強さが1200MPa以上1500MPa未満であり、かつ耐水素脆化特性に優れた機械部品。 (もっと読む)


【課題】連続焼鈍炉を用いた鋼板の連続焼鈍方法において、C :0.0014〜0.0025%、Si≦0.5%、Mn:0.03〜1.0%、P:0.01〜0.15%、S≦0.015%、Al:0.005〜0.1%、N≦0.0040%を含有するP添加極低炭BH鋼に発生するスリ疵を消滅させることのできる連続焼鈍方法を提供する。
【解決手段】加熱帯、均熱帯、1次冷却帯、過時効帯、2次冷却帯をこの順序で有する連続焼鈍炉において、低炭アルミキルド鋼とP添加極低炭BH鋼2種を含む複数品種の鋼板を連続して焼鈍し、過時効帯の出側温度は、低炭アルミキルド鋼焼鈍時においては250〜300℃の範囲とし、P添加極低炭BH鋼焼鈍時においては300℃を超える温度とすることを特徴とする鋼板の連続焼鈍方法。 (もっと読む)


【課題】製造中においてはスケール剥離性が抑制すると共に、メカニカルデスケーリング性を向上させた鋼線材、およびそのような鋼線材を製造するための有用な方法を提供する。
【解決手段】本発明の鋼線材は、所定の化学成分組成を有し、表面にスケール層が形成された鋼線材であって、前記スケール層は、平均厚さが5μm以下であるFeO層と、該FeO層より下側に形成された、ボイドを含む酸化物層とを有しており、鋼線材の軸に垂直な断面において前記酸化物層を顕微鏡観察したとき、鋼線材表面と同心円周に沿った線分上でボイドが占める割合が10%以上、50%未満になる部分の厚さが平均0.50μm以上である。 (もっと読む)


【課題】従来よりも高強度かつ高延性を有する鋼線を製造可能とする伸線加工用高炭素鋼線材およびその製造方法を提供する。
【解決手段】炭素を0.65〜1.00質量%含有する高炭素鋼線材10において、高炭素鋼線材10の直径をD、高炭素鋼線材10の表面から0.05D以下の部位を表層部1、表面から0.20Dを超える部位を内部2としたとき、表層部1の組織の90%以上がラメラ間隔0.10μm以上の粗ラメラパーライト組織であり、かつ、内部2の組織の95%以上がラメラ間隔0.10μm未満の微細パーライト組織または擬似パーライト組織である。 (もっと読む)


【課題】SUS304並の耐食性を確保しながら、ピアノ線並の疲労強度を兼ね備える高強度ステンレス鋼線を安価に提供することにある。
【解決手段】複相のステンレス鋼線を表面から窒素吸収処理を施し、表層から断面径の8分の1までの化学組成が、質量%で、C:0.005〜0.05%、Si:0.1〜3.0%、Mn:0.2〜5.0%、Ni:0.2〜4.0%、Cr:18〜30%、Mo:3.0%以下、Cu:2.0%以下、N:0.35超〜1.0%で残部Feおよび不可避的不純物からなり、表層から断面径の8分の1までのCr炭窒化物の平均含有率が3.0〜10.0質量%で、引張強さが1800MPa〜3000MPaであることを特徴とする疲労強度に優れた高強度複相ステンレス鋼線である。 (もっと読む)


【課題】強度、靱性、および、耐食性に優れるだけでなく、起歪体性能に優れた起歪体用析出硬化型ステンレス鋼を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.010〜0.060%、Si:1.0%以下、Mn:1.0%以下、P:0.05%以下、S:0.03%以下、Cu:2.0〜4.0%、Ni:2.5〜5.0%、Cr:13.0〜17.0%、Mo:1.0%以下、Al:0.030%以下、O:0.020%以下、N:0.010〜0.050%、および、Nb:0.10〜0.40%を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなり、C+N:0.025〜0.095%、Cu+Ni:8.5%以下、以下の式で示されるα値が510以下である析出硬化型ステンレス鋼とする。α=1320([C]+[N])+52[Ni]+14[Cu]+10[Cr]+20[Mo]+26[Mn]+20[Si] (もっと読む)


【課題】狙いとする強度区分に安定して製造することが容易なクロム系ステンレス鉄筋の製造方法を提供すること。
【解決手段】質量%で、C:0.15%以下、Si:1.00%以下、Mn:1.00%以下、P:0.040%以下、S:0.030%以下、Ni:0.60%以下、Cr:11.0〜13.5%、N:0.15%以下を含有し、残部がFe及び不可避的不純物よりなる鋼材を熱間圧延した後、600℃以上の温度であって、かつ焼もどしパラメータであるT(20+logt)/1000(T:焼なまし温度(K)、t:焼なまし時間(hr)、logは常用対数)が17.0〜23.0の範囲となる条件で焼なまし処理を施すことを特徴とするクロム系ステンレス鉄筋の製造方法である。 (もっと読む)


【課題】伸線加工性に優れた線材を得て、これを素材とする鋼線を高い生産性の下に歩留まり良く廉価に提供する。
【解決手段】成分が、質量%で、C:0.95〜1.30%、Si:0.1〜1.5%、Mn:0.1〜1.0%、Al:0.1%以下、Ti:0.1%以下、N:10〜50質量ppm、O:10ppm以上40ppm以下を含有し、残部はFe及び不純物からなる、パーライト組織の面積率が97%以上、残部がベイナイト、擬似パーライト、フェライト、粒界フェライト、初析セメンタイトからなる線材であり、線材中心部の半径が100μmの領域における初析セメンタイト面積率が0.5%以下であり、且つ線材表層から50μmまでの深さの領域における初析セメンタイトの面積率が0.5%以下であるような、延性に優れた高強度鋼線用線材。 (もっと読む)


【課題】異形線加工を行う線材において、高強度、且つ高延性を付与することができる高強度異形鋼線用線材と、その製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.80超〜1.1%、Si:0.7〜1.3%、Mn:0.2〜0.8%、N:0.001〜0.006%、B:0.0004〜0.0025%を含有し、更に、Al:0.005〜0.05%、Ti:0.005〜0.02%の何れか1種又は2種を含有し、残部がFe及び不可避不純物からなり、線材の直径が5.0〜15.0mmであり、表層からの深さが100μm以内において、非パーライト組織の分率が10%未満、且つ、平均パーライトブロック粒径R[μm]がR≦0.625×d+8.6の関係を満足し、引張強さTS[MPa]がTS≧350+1000×[C]+150×[Si]+75×[Mn]−9×dの関係を満足する、冷間加工特性に優れる高強度線材。 (もっと読む)


【課題】軟質鋼板から超ハイテンまでの多種類の薄鋼板製品を熱処理することができる鋼板連続焼鈍設備および鋼板連続焼鈍設備の運転方法を提供する。
【解決手段】(1) 予熱帯、加熱帯、均熱帯、冷却帯、再加熱帯、過時効帯、最終冷却帯を、この順に有する鋼板の連続焼鈍設備であって、前記再加熱帯から前記最終冷却帯までの間(前記再加熱帯、前記最終冷却帯を含む)に、鋼板を加熱速度:15℃/秒以上で急速加熱できる急速加熱領域と、該急速加熱領域で急速加熱された鋼板を冷却速度:10℃/秒以上で急速冷却できる急速冷却領域を有することを特徴とする鋼板連続焼鈍設備、(2) 上記鋼板連続焼鈍設備において急速加熱領域が過時効帯にあり、急速冷却領域が過時効帯と最終冷却帯との間、または、最終冷却帯にあるもの等。 (もっと読む)


【課題】下地鋼板のSi含有量が0.2%以上であっても、Siの表層濃化に起因するめっき外観不良、還元炉のロールへの酸化物付着による欠陥(ピックアップ)を防止して美麗な表面外観を有する溶融亜鉛めっき鋼板を得ることができる連続溶融亜鉛めっき装置および溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法を提供する。
【解決手段】焼鈍炉に、鋼板面に対向してバーナを分散配置した直火型加熱炉(1)を備えた連続溶融亜鉛めっき装置において、鋼板(3)面に対向して分散配置したバーナ(2)を、鋼板長手方向に、燃焼率及び空気比を独立に制御可能な3以上のバーナ群に分け、鋼板移動方向最下流のバーナ群(4Z)以外のバーナ群(1Z、2Z、3Z)のバーナ(2)は空気比1.0以上1.5未満での燃焼又は燃焼停止の選択が自在であり、鋼板移動方向最下流のバーナ群(4Z)のバーナ(2)は空気比0.5以上0.95以下の燃焼が可能である。 (もっと読む)


【課題】伸線加工の途中で熱処理を施さずに高強度極細鋼線を製造することができる高強度極細鋼線用線材を製造し、該線材を用いて高強度極細鋼線を製造する。
【解決手段】線径が3.6〜7.0mmの高強度極細鋼線用線材であって、(i-1)質量%又は質量ppmで、C:0.30〜0.50%、Si:0.40超〜1.0%、Mn:0.2〜1.0%、B:4〜30ppm、N:15〜35ppm、O:15〜35ppm、及び、Al:0.01%以下(0を含む)を含有し、残部が鉄及び不可避的不純物からなる鋼からなり、(i-2)最終のパテンティング処理後の引張強さTS(MPa)が、1000×(%C)+370≦TS≦1000×(%C)+550、を満たし。(i-3)初析フェライトとベイナイトの面積率FA(%)が、FA(%)≦−50×(%C)+35、を満たし、(i-4)残部組織の95%以上が、平均ブロック粒径20μm以下のパーライト組織である。 (もっと読む)


【課題】冷間鍛造前の軟質化焼鈍温度の低温化が可能であり、焼鈍後には優れた冷間鍛造性を実現する鋼線材とその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.005〜0.60%、Si:0.01〜0.40%、Mn:0.20〜1.80%、P:0.040%以下、S:0.050%以下、N:0.0005〜0.0300%を含有し、残部がFe及び不可避的不純物からなり、金属組織が初析フェライト組織とパーライト組織、及びベイナイト組織から構成され、パーライト組織を体積率で1.40×C(%)×100%以上含み、初析フェライトの体積率が(1-1.25×(C%))×50%以下(0%を含む)であり、ベイナイト組織の体積率が20%以下(0%を含む)であり、引張強さが340+920×Ceq.MPa以上である。 (もっと読む)


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