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Fターム[4K060CA12]の内容

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【課題】 電気防食を行うに際し、照合電極を用いることなく分極量を電気防食に適した範囲に管理することができる電気防食方法を提供することを課題とする。
【解決手段】 鋼材に対して陽極材から電流を供給して鋼材の電気防食を行うに際し、鋼材の自然電位Ec-corrから、鋼材の電位Ec-ioを差し引いて算出される分極量が所定の範囲となるように、鋼材への電流の供給を行う電気防食方法において、鋼材の自然電位Ec-corrおよび前記鋼材のインスタントオフ電位Ec-ioを陽極材の分極曲線を利用して算出し、前記分極量が所定の範囲となるように、供給電流を遮断した直後に測定される陽極材と鋼材との間の電位差Vac-ioを設定して電流の供給を行うことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】海洋環境や汽水など、塩化物イオンを多く含む環境であっても、エレクトロコーティングの付着を防止しながらステンレス鋼を防食する方法を提供する。
【解決手段】塩化物イオンを含む水溶液10中で、防食対象のステンレス鋼(例えばフェライト系ステンレス鋼、SUS304系ステンレス鋼、又はマルテンサイト系ステンレス鋼)12の電位を−0.05〜−0.65V(vs.Ag/AgCl)に外部電源(18)方式で保持する。ここで、ステンレス鋼12の流出電流の無い範囲で交流を重畳させる。 (もっと読む)


【課題】プラスチック被覆鋼管P2と鋳鉄管P1が絶縁継手1を介して接続された埋設金属パイプラインが交流誘導の影響を受けている場合に、プラスチック被覆鋼管の交流腐食リスクを効果的に低減することができる。また、発生したカソード防食電流をプラスチック被覆鋼管と鋳鉄管の両方に適正に供給することで、両方のパイプラインを良好なカソード防食状態にすることができる。
【解決手段】カソード防食システムは、プラスチック被覆鋼管P2に接続される流電陽極2と、プラスチック被覆鋼管P2と流電陽極2との間に設けられ、プラスチック被覆鋼管P2と流電陽極2とを少なくとも非極性容量素子30を介して接続する交流誘導低減器3と、絶縁継手1を挟んでプラスチック被覆鋼管P2と鋳鉄管P1との間に接続され、鋳鉄管P1からプラスチック被覆鋼管P2へ向けた流れを順方向とするボンド整流素子40を含むボンド電流調整器4とを備える。 (もっと読む)


【課題】鋼管と鋳鉄管のような異種金属管が混在したパイプラインにおいて、両管を適正にカソード防食するシステムを提供する。
【解決手段】第1金属管P1に流電陽極1を接続し、第1金属管と第2金属管P2との間を流れるボンド電流を生じさせるボンド電流回路3を絶縁継手IJと並列に接続し、ボンド電流回路には、ボンド電流調整手段30とボンド電流回路をオン・オフする回路遮断手段31とが直列に接続され、流電陽極の発生電流を定電流制御した状態で、回路遮断手段によってボンド電流回路をオフにすることで、第2金属管のインスタントオフ電位を計測し、第2金属管の自然電位とインスタントオフ電位との差が基準値以上になるように、ボンド電流調整手段の起動電圧と流電陽極の発生電流の一方又は両方を設定する。 (もっと読む)


【課題】有潮流海域における海洋鋼構造物の防食に適した防食電着被膜の膜厚を特定することにより、施工期間の長期化を避けつつ、適切な防食電流密度で有潮流海域における海洋鋼構造物の防食を効率良く行い得る有潮流海域での海洋鋼構造物の防食方法を提供する。
【解決手段】潮流速が0より大きく且つ最大潮流速以下となる有潮流海域では、海洋鋼構造物の水没部表面に100[μm]以上400[μm]以下の膜厚の防食電着被膜を形成した後、電気防食用電極と海洋鋼構造物との間に防食電流密度を5[mA/m2]以上30[mA/m2]以下とした防食電流が流れるようにすることにより、海洋鋼構造物の電気防食を行う。 (もっと読む)


【課題】電解液の漏れがなく、取り扱い性に優れ、安価な材料を用いて、製造も容易で、ITO等の透明導電膜が好ましくない場合であっても、十分な電子を供給可能な電子供給体を提供する。
【解決手段】固体化されたシート状の第1の電解質層13と、繊維基材および/またはフィルムからなる基材に炭素を主成分とする導電物質を塗布および/または含浸した導電性基材からなる導電層11と、電磁波により電子を生成する半導体層12と、電磁波を透過可能な固体化されたシート状の第2の電解質層14とをこの順序で有し、第2の電解質層14が、第1の電解質層13との間で接触または接近により電荷移動可能に形成された電子供給体10。 (もっと読む)


【課題】海洋鋼構造物の表面に均一な厚さの防食電着被膜を確実に形成し得る海洋鋼構造物の防食電着被膜施工方法及び装置を提供する。
【解決手段】直流電源4による通電時に海洋鋼構造物1側の電位測定を行う照合電極6を配設すると共に、該照合電極6で測定された海洋鋼構造物1側の電位が予め設定された電着基準電位範囲にある場合には、前記直流電流値を保持し、前記照合電極6で測定された海洋鋼構造物1側の電位6aが予め設定された電着基準電位範囲以下である場合には、前記直流電流値を減少させる一方、前記照合電極6で測定された海洋鋼構造物1側の電位6aが予め設定された電着基準電位範囲以上である場合には、前記直流電流値を増加させる制御信号4aを前記直流電源4へ出力する制御装置7を設ける。 (もっと読む)


【課題】絶縁継手を介して防食状況が異なるパイプラインを接続して、接続される両パイプラインの一方又は両方にカソード防食を施す埋設パイプラインのカソード防食管理システム又はカソード防食管理方法において、両パイプラインに大きな交流誘導電圧が発生した場合に、交流腐食リスクを低減すると共に、各パイプラインにおける防食電流の腐食抑制効果を明確にして、防食対象のパイプラインが適正なカソード防食状況に有るか否かを把握できるようにする。
【解決手段】増幅率が−1倍になる反転増幅器10の入力端子10Aを、絶縁継手1を介して接続された両パイプラインL1,L2の一方に接続し、反転増幅器10の出力端子10Bを両パイプラインL1,L2の他方に接続して、反転増幅器10における反転入力端子11Bと出力端子10Bとの間に、同じ電圧−電流特性を有する一対のダイオード14,15を逆並列接続した。 (もっと読む)


【課題】防食析出膜を好適に維持する防食析出膜の維持方法及び維持装置を提供する。
【解決手段】港湾鋼構造物1で海水6中に水没した水没部2に通電により防食析出膜7を形成した後に処理を行う防食析出膜の維持方法であって、水没部2の防食析出膜7に対して陽極9を配置し、且つ陽極9と水没部2を接続して外部電源12を備え、外部電源12により陽極9と水没部2を通電して水没部2の防食析出膜7を維持する。 (もっと読む)


【課題】コンクリート構造物に電気防食工法を施すために電極を埋設するに際して、該電極の埋設が容易であって作業性に優れ、しかも、グラウト注入等において充填の妨げとならないような構成の電極、及びその埋設方法を提供することを一の目的とする。
【解決手段】 コンクリート構造物に電気防食工法を施すために埋設される電気防食用電極であって、弾性変形によって幅方向の長さが収縮しうるように帯状体が幅方向に湾曲されて形成されたことを特徴とする電気防食用電極による。 (もっと読む)


【課題】流電陽極方式によってカソード防食された防食対象に対して悪化したカソード防食状況を、メタルタッチの解消工事等の大がかりな工事を行うことなく速やかに改善する。
【解決手段】カソード防食管理方法及びカソード防食管理システムの構成において、設置されている流電陽極2をアノードとし防食対象1をカソードとする印加電圧可変の直流電源装置3と、直流電源装置3の電圧印加状態で、防食対象の対電解質電位を計測すると共に、流電陽極発生電流を計測する計測手段4と、計測手段4による計測データを演算処理する演算処理手段5とを備える。管対地電位P/Sは接続部1Bに先端が接続された電線W3を照合電極(飽和硫酸銅電極)6に直流電圧計4Aを介して接続することによって計測される。 (もっと読む)


【課題】高濃度塩酸含有水溶液中に置かれたMo:12〜30質量%を含有しNi:50質量%以上含むNi基耐食合金で構成された熱交換器の電気防食方法を提供するものである。
【解決手段】高濃度塩酸含有水溶液中に置かれたMo:12〜30質量%を含有しNi:50質量%以上含むNi基耐食合金で構成された熱交換器を外部電源の陰極に接続し、一方、Mo:12〜20質量%、Cr:14〜23%を含有しNi:50質量%以上含むNi基耐食合金で構成され陽極電極を外部電源の陽極に接続して高濃度塩酸含有水溶液中にセットし、陽陰極間に外部電源により電流を供給する。 (もっと読む)


【課題】地中に埋設された被覆鋼管の各測定位置における管対地電位を、各測定位置に行かずに連続的に推定して電気防食の状態を短時間で確実に評価する。
【解決手段】外部防食電源4に対して最近接の測定点P1から最遠方にある測定点Pnの間に設定された測定点Pi毎の管対地電位を一定時間測定して記憶し、測定点Pnで測定した管対地電位Vpnと同時に測定した測定点Pi毎の管対地電位Vpiとの回帰分析を行い、測定した管対地電位Vpnを基準にした管対地電位Vpiの回帰式を作成する。作成した各回帰式と、測定点P1における初期管対地電位Vp1及び測定点P1,Pnで測定する管対地電位Vsp1、Vspnとにより各測定点Piの管対地電位Vspiの演算式を作成し、一定期間毎に測定点P1,Pnで測定した管対地電位Vsp1、Vspnにより、測定点Pi毎の管対地電位Vspiを推定する。 (もっと読む)


【課題】ノイズ環境において、容易に金属の腐食速度を測定できる方法及び金属の防食方法を提供する。
【解決手段】対象金属の腐食状態を損なわない程度に微少な直流分極を与えた状態で測定される直流分極電流密度isと分極コンダクタンスYp、および、直流分極を与えていない状態で測定される分極コンダクタンスYcorrから、[式1]の関係を満足するアノードターフェル勾配βaおよびカソードターフェル勾配βcを算出し、次に、[式2]により腐食速度icorrを算出する。腐食速度icorrを用いて、電気防食の防食電位E及び腐食抑制剤の添加量を制御する。


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