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Fターム[4K063HA39]の内容

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【課題】本発明は、製鋼スラグに含有されるフリーライムを比較的低コストで迅速に安定して低減する方法を提供する。
【解決手段】製鋼スラグに、アルカリ金属水酸化物の水溶液を添加する、製鋼スラグのフリーライム低減方法である。添加量は、製鋼スラグの含水分中のアルカリ金属水酸化物の濃度を0.01mol/L以上にし、製鋼スラグに対して3〜15質量%添加する、又は、アルカリ金属水酸化物の濃度が0.1mol/Lを超える水溶液を、製鋼スラグに対して3質量%未満添加した後に、更に水を添加して、製鋼スラグの含水分中のアルカリ金属水酸化物の濃度を0.01〜0.1mol/Lにすることが好ましい。更には二酸化炭素を0.5〜10体積%混合した飽和水蒸気状態の空気を通気するとより効果的である。 (もっと読む)


【課題】製鋼スラグ中のダイカルシウムシリケートの炭酸化を促進し、また、炭酸化未反応の遊離CaOやCa(OH)2の残存を抑制することができ、これによって炭酸化処理後の製鋼スラグが水分と接触したときに発生するスラグ溶出水のpHを短期に亘ってだけではなく、長期に亘っても可及的に低減することができる製鋼スラグの処理方法を提供する。
【解決手段】製鋼スラグにSi含有物質と水を配合して混練し、得られた混練物を水熱養生処理し、次いで得られた養生物を炭酸化処理する製鋼スラグの処理方法である。 (もっと読む)


【課題】スラグの内部まで十分に炭酸化処理され、安定化処理後に破砕処理を行う土工用途や海洋用途へ使用可能な製鋼スラグを提供する。
【解決手段】密閉容器に収容された溶融状態の製鋼スラグの内部に、二酸化炭素を含む気体を、二酸化炭素の吹き込み量が製鋼スラグ1トン当たり0.07トン以上となるようにして、吹き込み、その後に製鋼スラグを860℃以下の温度に冷却することによって、遊離CaOの含有量が1.5%以下であるとともに、炭酸塩の形態で存在するCO2の含有量が6.3%以上である製鋼スラグを製造する。 (もっと読む)


【課題】スラグAを海域に投入した場合に海面〜可視水深領域の海水に与えるOH負荷量を正確且つ簡便に予測する。
【解決手段】スラグAの粒度分布を複数の粒度帯gに区分けし、各粒度帯gのスラグ比表面積sと海面〜可視水深の沈降時間tを求めるとともに、複数の粒度帯gの中から任意の粒度帯gを選択し、次の手順でOH溶出量Dを求める。(1)粒度帯gのスラグの溶出試験で測定されたpHに基づき海水のOH濃度増加速度vを求め、(2)粒度帯gのスラグ比表面積sとOH濃度増加速度vに基づき、スラグAの単位比表面積当たりのOH濃度増加速度分を求め、これに基づき粒度帯g以外の他の粒度帯gの各スラグOH濃度増加速度vを求め、(3)各粒度帯gのスラグについて、[OH濃度増加速度v]×[海面〜可視水深の沈降時間t]×[スラグA中の割合w]=OH溶出量dを求め、それらの総和をOH溶出量Dとして求める。 (もっと読む)


【課題】内部に冷却水供給手段を備えたロータリークーラーによりスラグの冷却を行う高温スラグの冷却処理工程において、同時に、塩基度や温度等スラグの性状の関わりなく、常にスラグに含有される遊離CaOの水和処理を完全に行うことができるスラグの処理方法に関する技術を提供すること。
【解決手段】ロータリークーラー内部に第1の冷却水供給手段と第2の冷却水供給手段を設け、ロータリークーラーへの投入時に1250〜800℃の温度を有する高温スラグを、第1の冷却水供給手段により460〜300℃まで冷却し、第1の冷却水供給手段と第2の冷却水供給手段との間で該460〜300℃を一定時間保持した後、2の冷却水供給手段により200〜100℃まで冷却したスラグをロータリークーラーから排出する。 (もっと読む)


【課題】 簡便かつ低コストな方法にて、海水のpH上昇や白濁、固結を抑止できる海洋環境用途に適した「製鋼スラグの改質品」を提供する。
【解決手段】粒状の製鋼スラグを、濃度が0.1〜3モル/リットル以下となる硫酸溶液中に保持し、液温を60℃以下に維持し、0.5h以上保持させることにより、製鋼スラグ粒子表層に平均厚さが50μm以上のカルシウム欠乏層を形成させる。本発明の「改質製鋼スラグ」とは、製鋼スラグ粒子を塩酸に浸漬して、粒子表面の性質を変化させたものである。 (もっと読む)


【課題】 簡便かつ低コストな方法にて、海水のpH上昇や白濁、固結を抑止できる海洋環境用途に適した「製鋼スラグの改質品」を提供する。
【解決手段】粒状の製鋼スラグを、濃度が1.5モル/リットル以下となる硫酸溶液中に保持し、液温を60℃以下に維持し、0.5h以上保持させることにより、製鋼スラグ粒子表層に平均厚さが50μm以上の硫酸カルシウム層を形成させる。本発明の「改質製鋼スラグ」とは、製鋼スラグ粒子を硫酸に浸漬して、粒子表面の性質を変化させたものである。 (もっと読む)


【課題】アルカリが溶出して海水のpHを上昇させることがない藻場、漁礁等の海洋資材の材料として長期間に亘り安定して活用することができる製鋼スラグを、簡易な手法で作製することができる製鋼スラグの炭酸化処理方法と、その炭酸化処理方法に用いられる固定床蒸気エージング装置を提供する。
【解決手段】製鋼スラグ3に二酸化炭素を含有するガスを投入して製鋼スラグ3の炭酸化処理を行うにあたり、平均粒子径が限界粒子径以上の製鋼スラグ3を用いる固定床方式によって炭酸化処理を行う。 (もっと読む)


【課題】転炉を用いる製鋼精錬プロセス全体として蛍石等のハロゲン化物やAl源を使用すること無く、低燐鋼を安定的に大量製造すると共に、製鋼精錬プロセスを高能率かつ高効率化する方法を提供する。
【解決手段】溶銑予備脱燐処理された溶銑を上底吹き型転炉で吹錬して低燐溶鋼を製造する際に、前記吹錬後のスラグの質量濃度をAl:3.5%以下、T.Fe:15%以上とし、さらにCaOとSiOとの質量濃度比(CaO%/SiO%)を4.0以上6.0以下とすることによって、該スラグ中のフリーCaO質量濃度を7%以上に調整した転炉スラグを同時に製造し、かつ、溶銑予備脱燐処理をされていない溶銑であってSi質量濃度が0.20%以上のものを上底吹き型転炉で溶銑予備脱燐処理する際に、前記のように製造した転炉スラグを脱燐剤の一部として用いてその脱燐処理を行う。 (もっと読む)


【課題】路盤材化に適さないフリーCaOの質量濃度が5.0質量%以上である転炉スラグの有効的な再利用方法を提供する。
【解決手段】上底吹き型転炉で溶銑予備脱燐処理を行われていない溶銑を吹錬して溶鋼を製造する際に、溶銑予備脱燐銑の脱炭吹錬で発生した転炉スラグであって、前記スラグ発生時のフリーCaOの質量濃度が5.0%以上のものを分別、かつ、該転炉スラグに30分間以上散水したものを粒径10〜100mmに調整して、上底吹き型転炉内へ投入して、吹錬後のスラグの質量濃度比(%CaO)/(%SiO)が3.0以上5.0以下となるとともに(%Al)が4.0質量%以下となるように、吹錬を行うことによって、路盤材化に適さないフリーCaOの質量濃度が5.0質量%以上である転炉スラグを再利用する。 (もっと読む)


【課題】還元スラグを効率よく固化および乾燥する。
【解決手段】固化装置10は、ブリケットSが充填される処理室14を有する縦筒型の処理槽12と、処理槽12の下部に設けられ、二酸化炭素を含む少なくとも100℃以上のガスを処理室14に導入するガス導入部28と、処理槽12の上部に設けられ、ガス導入部28から流入して処理室14を上方へ流通したガスを処理室14の上部から排出するガス排出部32とを備えている。また固化装置は、ガスとの接触により固化および乾燥した処理済みのブリケットSを処理槽12の搬出部24から順次搬出する一方、未処理のブリケットSを処理槽12の搬入部22から処理室14の上部に順次投入するよう構成される。 (もっと読む)


【課題】エージング処理を行った製鋼スラグに炭酸ガス含有ガスを流すことにより炭酸化処理を行う製鋼スラグの安定化処理方法において、製鋼スラグの安定化処理を従来よりもさらに短時間で行うことを可能にするとともに、炭酸ガスの反応効率を従来よりもさらに向上させる。
【解決手段】本発明は、エージング処理が施された製鋼スラグに、自由水が存在し始める水分値未満で、かつ、該水分値よりも10質量%少ない値以上の範囲となるように添加する水分量を調整した後に炭酸ガス含有ガスを流すことにより、前記製鋼スラグの炭酸化処理を行う製鋼スラグの安定化処理方法であって、前記炭酸化処理の際に、前記製鋼スラグを含む周囲の雰囲気における単位時間当たりの温度変化が1.2℃/hr以下となった場合に、前記製鋼スラグ中の一部を選択的にガスが流れる吹き抜け現象が起こらない限界の供給量以下となる範囲内で炭酸ガスの供給量を増加させる。 (もっと読む)


【課題】CaOを含む高温のスラグを、アルカリ水を発生させることなく冷却すると同時に炭酸化することができ、しかも粉塵の飛散も抑制することができるスラグの処理方法を提供する。
【解決手段】炉や鍋から排出される高温スラグを一次冷却し、温度が800℃以上の状態でロータリークーラーなどの冷却装置10の入り側近くのスラグが高温の状態で散水して急速冷却する。その時に起こるC+HO→CO+Hの水性ガス化反応およびCO+HO→CO+Hのシフト反応を同時に進行させて炭酸ガスを発生させる。発生した炭酸ガスをスラグ出側に排気して常温近くまで冷却されたスラグと長時間接触させることでスラグ中のCaOは炭酸化され、安定なCaCOとなる。 (もっと読む)


【課題】長期膨張性を有する、粉状の製鋼スラグの低膨張化をはかる安定化処理方法を提供する。
【解決手段】本発明によれば、T−Feを2.0質量%以上、かつMgOを4.0質量%以上含み、粒径分布として粒径1mm以下が30質量%以上である粉状製鋼スラグについて、該スラグの含有水分量を8質量%以上20質量%以下に調整し、炭酸ガスの純分量としてスラグ1トン当たりに100Nm/hr以下の炭酸ガス含有ガスを供給し、該炭酸ガス含有ガスの供給量をスラグ1トン当たり100Nm/hr以下とする粉状製鋼スラグの安定化処理方法が提供される。従って、本方法により得られたスラグは、体積膨張率が1.5容量%以下を達成し、粉状スラグの自然砂あるいは砕砂等の土木用資材の代替使用が可能となる。 (もっと読む)


【課題】発生直後の製鋼スラグを利材化に好適な状態まで速やかに改質・処理し、且つ環境面でも好ましい形態・条件で処理する。
【解決手段】溶融スラグにスラグ改質物質を添加した後、金属ボール群を収容した回転ドラム内に注入し、スラグを回転ドラム内で転動する金属ボール群と接触させて冷却するとともに、転動する金属ボール群による物理的作用により粉砕してスラグ粉砕物とする工程Aを有し、さらに好ましくは、この工程Aの下工程として、地金回収工程B、スラグ粉砕物中のカルシウム分の水和工程C、スラグ粉砕物中の未炭酸化Caの炭酸化処理工程Dのうちの1つ以上の工程を有する。スラグの用途に応じて粒状スラグに速やかに改質・処理でき、地金回収用の破砕処理やエージング処理も不要であり、且つ高pH溶出水を生じないなど、環境に優しいスラグ製品が得られる。 (もっと読む)


【課題】発生直後の製鋼スラグを利材化可能な状態まで速やかに処理し、且つ環境面でも好ましい形態・条件で処理する。
【解決手段】溶融スラグなどを、金属ボール群を収容した回転ドラム内に注入し、スラグを回転ドラム内で転動する金属ボール群と接触させて冷却するとともに、転動する金属ボール群による物理的作用により粉砕してスラグ粉砕物とする工程Aと、この工程Aで得られたスラグ粉砕物を炭酸ガスと接触させ、スラグ粉砕物中の未炭酸化Caを炭酸ガスと反応させる工程Bとを有する。耐久性がある簡易な設備で速やかに粒状スラグにまで処理でき、地金回収用の破砕処理やエージング処理も不要であり、且つ土木材料に用いても高pH溶出水を生じないなど、環境に優しいスラグ製品が得られる。 (もっと読む)


【課題】発塵問題を生ずることがなく、処理工程で強アルカリ水を生成させることがなく、処理に長時間を必要とせず、スラグを有価物として回収することができる高温スラグの処理方法を提供する。
【解決手段】炉から排出されたCaOを含有する高温のスラグを、熱間状態から乾式冷却したうえ分級し、CaO含有率の低い粗大粒と、CaO含有率の高い微小粒とを得る。冷却は一次冷却と二次冷却との2段冷却とすることが好ましく、一次冷却は冷却ボックス2において冷却水を噴霧し、自由水を発生させない範囲での水冷却とすることができる。二次冷却は乾式冷却装置3における空冷方式が好ましい。二次冷却により破砕されたスラグを分級すれば、CaO含有率の低い粗大粒と、CaO含有率の高い微小粒とを得ることができる。 (もっと読む)


【課題】堆積されたスラグの粒子間に大きな隙間が形成されるので蒸気の通りが良く、堆積された中心部付近のスラグに含まれる遊離CaOの水和反応も進行し易く、斑無くエージング処理でき品質のばらつきを少なくでき、またエージング時間を短くできるので蒸気の消費量も少なくランニングコストも低減でき生産性に優れ、またポゾラン反応によってエージングによるスラグの細粒化を防止できるとともに、エージングを促進できるスラグのエージング方法を提供することを目的とする。
【解決手段】製鋼スラグに高炉徐冷スラグを混合して混合スラグを得る混合工程と、前記混合スラグを、目開き4.75mmの篩を30〜60重量%通過するような粒度分布になるように破砕して混合破砕スラグを得る混合スラグ破砕工程と、前記混合破砕スラグに蒸気を供給する蒸気処理工程と、を備える。 (もっと読む)


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