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Fターム[4K070AA04]の内容

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Fターム[4K070AA04]に分類される特許

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【課題】AOD、MRP、AOD-L、MRP-L、CLU、ASM、Conarc−ステンレス鋼等の転炉プロセスまたはVOD、SS-VOD、RH、上吹RH等の真空プロセスからの酸化クロム含有スラグから金属クロムを回収するための方法を提供する。
【解決手段】転炉または真空設備内での吹込み過程または処理過程の最後に発生するスラグが還元されることなく排滓されまたは除滓され、このスラグが電気炉に装入され、この電気炉にさらに屑鉄および場合によっては残留粉塵からなる通常の装入材料が装入され、付加的に炭素および場合によってはケイ素が添加され、溶解時に、添加されたスラグ中に含まれた酸化クロムが炭素とケイ素とによって金属クロムへと直接に還元される。 (もっと読む)


【課題】廃棄すべきスラグ量の低減を可能にするステンレス鋼の製造方法を提供することを課題とする。
【解決手段】本発明に係るステンレス鋼の製造方法は、ステンレス製鋼用の原料を電気炉1で溶解して溶銑2を生成するステップと、溶銑2を転炉4で脱炭処理してステンレス粗溶鋼2aを生成するステップと、脱炭処理でステンレス粗溶鋼2aに発生したスラグ10に還元剤を添加することなく炭酸カルシウム11を添加し、スラグ10を固化させるステップと、固化したスラグ10を分離するステップと、分離したスラグ10を電気炉1に戻すステップとを含む。 (もっと読む)


【課題】出鋼の際のステンレス溶鋼の窒素の吸収を防止できるステンレス溶鋼の溶製方法を提供する。
【解決手段】Crを含有した溶銑を脱炭炉1で脱炭した後、ステンレス溶鋼を前記脱炭炉1から取鍋2へ出鋼する際、出鋼流の下端付近に向けて、ステンレス溶鋼の出鋼前から出鋼完了までの間、純酸素ガスまたは窒素を含まず、酸素を20体積%以上含むガスを供給し、取鍋内へ供給されるガスの流量V(Nm/min)が、取鍋内容積T(m)に対してV>Tとなるように前記ガスを供給する。 (もっと読む)


【課題】 含クロム溶銑または含クロム溶銑と高炉溶銑との混合物を主原料として高クロム鋼を溶製する際に、溶製される溶鋼の燐濃度を製品規格内に維持した状態で、昇熱材である炭材としてコークスと無煙炭とを併用し、効率的な酸素吹錬を行う。
【解決手段】 含クロム溶銑または含クロム溶銑と高炉溶銑との混合物を主原料として転炉で脱炭精錬して高クロム鋼を溶製するときに、前記脱炭精錬の初期に炉内にコークスと無煙炭とを昇熱用炭材として投入して鉄浴を昇熱する高クロム鋼の溶製方法であって、前記昇熱用炭材から溶鋼に持ち込まれる燐による溶鋼での燐濃度の上昇量が、鋼製品の燐濃度規格上限値と、脱炭精錬工程以降の溶鋼への復燐量と、前記主原料から溶鋼に持ち込まれる燐質量と、から算出される燐濃度上昇の許容値以下となるように、昇熱用炭材であるコークス及び無煙炭の投入量を調整する。 (もっと読む)



【課題】 転炉での脱炭精錬とVOD法のような二次精錬設備での真空精錬とを組み合わせて、クロムを9質量%以上含有する高クロム鋼を溶製するにあたり、転炉脱炭精錬末期における窒素のピックを防止し、窒素含有量の低い高クロム鋼を安定して溶製する。
【解決手段】 転炉1での脱炭精錬によって含クロム粗溶鋼8を溶製し、次いで、取鍋内に出鋼された前記含クロム粗溶鋼を二次精錬設備で真空精錬してクロムを9質量%以上含有する高クロム鋼を溶製する高クロム鋼の溶製方法において、転炉からの出鋼時の溶鋼温度が1730℃以上になるように脱炭精錬条件を調整して脱炭精錬を実施し、これにより転炉内に存在するスラグ9の滓化を促進させ、空気からの含クロム粗溶鋼への吸窒を防止する。 (もっと読む)


【課題】粗脱炭で生成されるスラグの熱を電気炉での溶解に有効利用することができ、またスラグ中に含まれるクロム分を溶銑の成分として利用することができるステンレス鋼の製造方法を提供する。
【解決手段】ステンレス鋼の溶銑2を転炉4で酸素吹精して粗脱炭し、粗脱炭で生成されるスラグ10を容器11に排滓する。排滓されたスラグ10をホットチャージ状態で電気炉に装入し、装入されたスラグ10をステンレス製鋼用の原料とともに溶解する。当該原料の組成を、FeCr:10重量%以上、Si:0.5〜1.5重量%とし、FeCr中のSi含有量を3重量%以上とすることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】 転炉型精錬炉内に保持された溶鉄を吹錬するにあたり、ダスト発生量や耐火物の溶損を助長することなく、着熱効率を高めて効率的に溶鉄を昇熱する。
【解決手段】 転炉型精錬炉2に保持された溶鉄12に酸化性ガス14を上吹きまたは底吹きして前記溶鉄を吹錬する際に、予め、酸化性ガスを上吹きする上吹きランス3の先端部または該上吹きランスとは別に設置したランス4の先端部に、燃料及び助燃ガスを噴出させる噴射孔からなるバーナーを設けておき、吹錬中、前記バーナーにより形成される火炎16の中を通過するように精錬用粉粒状物質15を転炉型精錬炉内に装入する。 (もっと読む)


【課題】 精錬炉から出鋼する含Cr溶鋼の温度低下およびスラグ発生量を抑制し、大気からの吸窒を防止し得る含Cr溶鋼の吸窒防止方法を提供する。
【解決手段】 転炉11の出鋼口14の周囲に、窒素ガスを含まないガス15を噴出するガス噴出機17を設けておく。転炉11の出鋼口14から取鍋12へ出鋼する含Cr溶鋼13の出鋼流13aを、ガス噴出機17からガス15を噴出してシールドし、大気からの吸窒を防止する。 (もっと読む)


【課題】スラグ品質を確保するのに十分なスラグ冷却速度が得られるとともに、冷媒由来の廃水が生じない若しくは廃水量をきわめて少なくすることができるスラグの冷却処理方法を提供する。
【解決手段】冷媒噴射手段により、加圧気体と液体とからなる2流体混合冷媒を噴射し、噴射された液体粒子を高温スラグに衝突させることにより、スラグを冷却する。 (もっと読む)


合金化元素のクロム及びニッケルを有するステンレス鋼の製造のための鋼製造費用の本質的な低減を可能にするべく、本発明に従って、必要なフェロクロム及びフェロニッケルの中間的な生産を、2つの別個の直接還元プロセスにおいて、低廉なクロム鉱石及びニッケル鉱石をベースとして、後加工用転炉(6)の上流加工側で2つの並行に配置されたSAF(3、4)中で行うことが提案される。
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【課題】溶鉄を精錬して一般鋼やステンレス鋼を溶製する場合において、精錬初期から中期にかけての高酸素ガス流量時点でのスピッティングおよびダストの発生量を安定して低減すると同時に、精錬末期の酸素ガス流量低下時点での鉄やクロムの酸化量を安定して抑制する方法を提供することを課題とする。
【解決手段】それぞれ3個以上のノズルからなる2種類のノズルを有し、合計ノズル数は偶数であり、2種類のノズルの傾斜角度は相互に5度以上15度以下の範囲で異なり、各ノズルが円周方向に交互に配置され、傾斜角度の小さいノズルの適正膨張絶対圧力P0P1と傾斜角度の大きいノズルの適正膨張絶対圧力P0P2を、精錬中のノズル入口側絶対圧力P0の最大値P0maxに対して、下記(1)式かつ(2)式の範囲に限定した溶鉄精錬用ランスを使用して精錬する。
0max/2.0≦P0P1≦P0max/1.3 (1)
0max/1.3<P0P2≦P0max/0.8 (2) (もっと読む)


【課題】 転炉耐火物に対する付着性に優れ、補修性能を向上することができる転炉耐火物補修材を用いる転炉耐火物補修方法を提供する。
【解決手段】 吹錬された溶鋼を出鋼した後の転炉1内にスラグを残留させ、残留させたスラグ4にMgOを含むスラグ調整剤5を添加し、スラグ4にスラグ調整剤5を添加して得られる転炉耐火物補修材6が、重量%で、MgO:10〜30%、CaO:10〜30%、Cr:5〜60%を含有する組成になるように調整し、この転炉耐火物補修材6を転炉耐火物3の損傷部位7で静置し固化させることによって、転炉耐火物3を補修する。 (もっと読む)


【課題】クロム系ステンレス鋼を脱炭精錬して製造する場合において、精錬前半の炭素濃度が高い領域でのダスト発生量を安定して低減すると同時に、精錬末期のクロム酸化量を安定して抑制する方法を提供することを課題とする。
【解決手段】上吹きランスから酸素を吹き込みつつ脱炭精錬してクロム濃度10質量%以上25質量%未満のクロム系ステンレス鋼を溶製するにあたり、精錬の前半は、上吹き酸素流量が生成溶鋼1トン当たり140Nm3/時以上220Nm3/時未満の範囲内とし、炭素濃度が2%以下0.5%以上の範囲に脱炭が進行した時点で生成溶鋼1トン当たり75Nm3/時以上120Nm3/時未満の範囲内となるように上吹き酸素流量を低下させ、上吹き酸素ジェットによる溶鉄の凹み深さLと溶鉄深さL0の比L/L0が精錬を通じて0.2以上0.5以下の範囲内でランス先端と溶鉄静止湯面間の距離LGを調節する。 (もっと読む)


少なくとも1種の卑金属と少なくとも1種の付加的な合金成分とを含有する金属溶融物を溶融容器の内部で前記金属溶融物を覆うスラグの存在下に溶製する方法。金属溶融物の合金成分を富化するために、合金成分を5〜10重量%、溶融冶金上無害な揮発性成分を5〜10重量%、硫黄を5重量%以下、及びその他の合金成分とスラグ生成材との少なくとも一方を含有する合金成分含有添加材料を前記金属溶融物に供給する。この添加材料は鉱石からの浸出処理と沈殿により水酸化物及び/又は炭酸塩の形態で得られる。本発明は更に係る添加材料にも関する。
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【課題】 石油の脱硫処理時に使用された使用済のMo含有触媒を用いて、効率的に且つ安価にMo含有鋼を溶製する方法を提供する。
【解決手段】 本発明による使用済触媒を利用したMo含有鋼の溶製方法は、石油の脱硫処理時に使用された使用済のMo含有触媒を溶銑中に溶解し、次いで、該溶銑に脱硫処理を施し、その後、この溶銑を転炉に装入して酸素吹錬を施し、該溶銑からMoを合金成分として含有する溶鋼を溶製することを特徴とする。また、溶銑の脱硫処理の前または後に、溶銑に対して更に脱燐処理を施すことも可能である。 (もっと読む)


【課題】高膨張性を有する粉状の製鋼スラグの低膨張化をはかる安定化処理方法を提供する。
【解決手段】粒径1mm以下を60質量%以上含み、体積膨張率が3%以上の粉状の製鋼スラグについて、その含有水分量を10質量%以上25質量%以下に調整し、炭酸ガス純分量でスラグ1トン当たり、5Nm3/Hr以上100Nm3/Hr以下の炭酸ガスを含有するガスを供給して、5時間以上保持する。これにより、体積膨張率が1.5%以下を達成し、粉状スラグの自然砂あるいは砕砂等の土木用資材の代替使用を可能にする。 (もっと読む)


【課題】ステンレス電気炉スラグ中に含有されたクロムを低濃度まで効率的に還元及び回収することができる、含酸化クロムスラグからのクロム金属還元方法を提供する。
【解決手段】ステンレス製鋼工程中、電気炉スラグに含有されたクロムを還元させる工程において、スラグを液状に維持しつつ、粉体アルミニウムドロスの投入量を、溶鋼1トンあたり10kg〜20kgの範囲、または
【数4】


式を満すように、電気炉スラグ中に吹き込む。 (もっと読む)


【課題】副生物から溶出する6価クロム及びフッ素を長期間安定して土壌環境基準値以下にすることが可能な簡便かつ安価な副生物の処理方法を提供する。
【解決手段】副生物の処理方法は、クロムを含有するフライアッシュ、フッ素含有スラグ、及びクロム含有スラグのいずれか2又は3以上を有する第1の副生物と、フッ素含有石膏を有する第2の副生物と、高炉水砕スラグと、水酸化カルシウムを主成分とする硬化促進剤と、混練水とを混練して混練物を調製し、混練物を固化させることにより行ない、第2の副生物の添加量は、第1の副生物、高炉水砕スラグ、硬化促進剤、及び混練水の総量100重量部に対して二水石膏換算で2重量部以上で10重量部以下であることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】転炉内の溶鋼温度を測定するための視野を確保して、溶鋼温度を連続的に精度良く測定できると共に、羽口溶損を抑制して羽口の長寿命化を達成可能な転炉内溶鋼の測温方法を提供する。
【解決手段】内管10とその外側周囲に間隔を有して配置される外管11とを備える羽口12が底部13に設けられた転炉14内に、内管10からOガスを含む混合ガスを吹込むと共に、内管10と外管11との間からCOガスを含む冷却ガスを吹込みながら、転炉14内の溶鋼15温度を羽口12を介して輝度測定手段16により連続的に測定可能な転炉内溶鋼の測温方法であって、内管10に流す混合ガス中のOガス量を17%以上30%未満とし、しかも外管11と内管10との間に流すCOガス量を内管10に流すOガス量の10%を超え45%未満とする。 (もっと読む)


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