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Fターム[4K070AB06]の内容

炭素鋼又は鋳鋼の製造 (7,058) | 処理目的 (1,383) | 脱燐 (206)

Fターム[4K070AB06]に分類される特許

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【課題】3つの転炉を用いて溶銑を精錬処理するに際し,それらを効率良く稼動できる転炉精錬方法と転炉精錬設備を提供する。
【解決手段】3つの転炉2a,2b,2cを用いて溶銑を精錬処理する転炉精錬方法であって,3つの転炉2a,2b,2cは,いずれも,脱C用の転炉,脱Cと脱P兼用の転炉,脱P用の転炉の順で使用され,その後修理されて,再び,同様の順で使用および修理され,3つの転炉2a,2b,2cのいずれか一つが脱C用の転炉として使用されているときは,他の一つは脱P用の転炉として使用され,残りの一つは脱Cと脱P兼用の転炉として使用され,3つの転炉2a,2b,2cのいずれか一つが修理されているときは,他の二つは脱Cと脱P兼用の転炉として使用される。 (もっと読む)


【課題】 蛍石などのフッ素源を使用しなくてもCaO系媒溶剤を迅速に滓化させることができ、溶銑を効率的に且つ安価に脱燐することのできる脱燐処理方法を提供する。
【解決手段】 CaO、SiO2 及び酸化鉄を主成分とし、CaO、SiO2 及び酸化鉄中のT.Feの各含有量が下記の(1)式の関係を満足し、且つCaO含有量とSiO2含有量との比が1.5〜5.0の範囲である粉粒状の脱燐用媒溶剤34を、上吹きランス5の軸心部に配置した中心孔から酸素含有ガスとともに溶銑32に吹き付けると同時に、中心孔の周囲に配置した第1の周囲孔から炭化水素系のガス燃料または液体燃料を供給して火炎を形成し、この火炎によって脱燐用媒溶剤を加熱・溶融するとともに、第1の周囲孔の外側に配置した第2の周囲孔から酸素含有ガスを溶銑に吹き付けて脱燐する。
T.Fe≧4×CaO/SiO2+4 …(1) (もっと読む)


【課題】溶銑予備処理として行われる脱燐処理において、CaF等のF源を含まない媒溶剤を用いて効率的な溶銑予備脱燐を行う。
【解決手段】CaO源添加前に酸素源を添加してスラグ中の酸化鉄濃度を高めておくことにより、F源を添加しなくても脱燐反応効率が飛躍的に向上することを見出しなされたもので、溶銑にCaO源である媒溶剤を添加する前に酸素源、好ましくは気体酸素を供給することでスラグ中の酸化鉄濃度を高めておき、しかる後、CaO源である媒溶剤を添加することを特徴とし、好ましくは、媒溶剤添加前に、0.010≦B/A≦0.50(但し、A:脱燐処理に要する媒溶剤中の全CaO量[kg/T]、B:気体酸素換算の酸素供給量[Nm/T])を満足する量の酸素源を供給する。 (もっと読む)


【課題】 転炉で予備処理と脱炭を連続して行う製鋼法において、トータルコストのミニマム化を図る。
【解決手段】 転炉に、溶銑、溶銑とスクラップ、又は、溶銑とスクラップと銑鉄を主原料として主原料として装入する第一工程、脱Si・脱Pを行う脱二工程、転炉を傾動させ、第二工程で生成したスラグを排滓する第三工程、炉を直立させ、上吹きランスから酸素を供給して脱Cを行う第四工程、生成した溶鋼を出鋼する第五工程、第五工程にて生成した脱C精錬後のスラグを炉内に残留させた後に第一工程に戻り、第一工程から第五工程を繰り返し実施する転炉製鋼法において、前記第三工程でスラグを排滓する際に、スラグ排滓開始からスラグ排滓終了までの時間Tと、炉口からスラグ排滓開始から排滓終了までの転炉傾動角度の中間角度まで到達する時間T1が下記式を満足し、且つ、スラグ排滓率が40〜60%となるように転炉傾動を制御する。
1.5≦T/T1 (もっと読む)


【課題】 精錬容器に収容された溶銑、溶鋼などの溶融鉄を精錬するに当たり、攪拌強度を大幅に変更させることのできる攪拌方法を用いて攪拌しながら精錬する精錬方法を提供する。
【解決手段】 溶銑中または溶鋼中に攪拌用ガスを吹き込んで前記溶銑12または溶鋼を攪拌しながら精錬するに際し、プラスチックを主成分とするプラスチック含有物質14を前記攪拌用ガスとともに吹き込む。この場合、前記プラスチック含有物質は、直径が1mm以下の粉粒体を50質量%以上含有していること、また、前記精錬は転炉を用いた溶銑の脱炭精錬であり、溶融鉄浴中の炭素濃度が0.5質量%以下の範囲で、前記プラスチック含有物質を攪拌用ガスとともに吹き込むことが好ましい。 (もっと読む)


【課題】転炉を用いて溶鋼の脱炭精錬および/または溶銑の脱りん吹錬を行う際に1本のランスノズルを用いて、ランスノズルチップ、ランス高さ、酸化性ガス流量を変更することなく、酸化性ガス噴流を制御し、炉内付着地金溶解、2次燃焼増大による溶鋼着熱、高速吹錬を達成することができる上吹きランスノズルを提供すること。
【解決手段】入口部にスロート部11を有しかつスロート部11の下流側に末広がり部12を有するガス噴射ノズル13を1個以上配設した上吹きランス14であって、ガス噴射ノズル13は、当該ノズル14の末広がり部12の壁面に配設された制御用ガス供給孔15を有し、制御用ガス供給孔15から制御用ガスを供給することにより、当該ガス噴射ノズル13から噴射される噴流の方向および流速が制御される。 (もっと読む)


【課題】 溶鉄を転炉に残したまま、転炉を横転させて溶鉄の上層のスラグを排滓する際に、排滓率が高く、また、迅速な排滓が可能な効率的な排滓方法を提供する。
【解決手段】 溶鉄を転炉内に残したまま、転炉を横転させて、溶鉄の上層のスラグを炉口から排滓する方法において、傾動角度がθ0°から少なくともθ1°に達するまでの平均傾動速度を、20°/min以上とし、かつ、θ1°からθ2°に達するまでの平均傾動速度を、θ0°からθ1°に達するまでの平均傾動速度よりも小さくすることを特徴とする転炉排滓方法。ここで、θ0°は、炉口からスラグが流出を開始する傾動角度、θ2°は、排滓時の最大傾動角度であり、θ1°は、(1)式で定義される。
θ1=0.6×(θ2−θ0)+θ0 …(1) (もっと読む)


【課題】 転炉型容器を用い、上吹きランスから酸素ガスを供給して溶銑の脱燐処理を実施するに当たり、容器の内壁面への地金の付着を防止するのみならず、発生する排ガス中のCOガスの燃焼熱を溶銑に着熱させる。
【解決手段】 先端部と側面部とにノズル孔を有する上吹きランス2を用い、側面部のノズル孔19から酸素ガスを供給して内壁面に付着した地金5を溶解するとともに発生するガスを二次燃焼させながら、先端部のノズル孔18から酸素ガスを供給して溶銑3を脱燐処理するに際し、側面部のノズル孔を複数の高さ位置に放射状に配置するとともに、溶銑浴面に最も近い位置に配置される側面部のノズル孔の角度を下向きに30°〜70°の範囲とし、該ノズル孔よりも上方位置に配置される側面部のノズル孔の角度を下向きに0°〜50°の範囲で且つ溶銑に最も近い側面部のノズル孔の下向き角度よりも小さくする。 (もっと読む)


【課題】 転炉にスクラップを装入するに際し、毎チャージ確実にスクラップからの衝撃を緩和すること。
【解決手段】 転炉にスクラップを装入する方法である。スクラップの装入に先立ち、媒溶材として使用する副原料を投入する。
【効果】 スクラップを装入する側の煉瓦の溶損速度が低減され、炉体寿命の向上が図れ、耐火物コストの改善が図れる。 (もっと読む)


【課題】付着地金となるスピッティング粒鉄が炉口へ付着し難い転炉の炉体を提供する。
【解決手段】上底吹き機能を有する転炉の炉体に主原料を装入した際に、炉体の炉内高さHi,炉口内径R,炉体を出鋼側に90°傾けた際の炉体が溶鋼を保持できる炉内保持容積Viが、2.2624ln(R)+4.4642≦H≦2.2624ln(R)+6.2856,W/2.25R2≦Hi≦W/1.50R2 ,Vi/(W×0.94/6.9)≧0.35を満たすように炉体の内壁輪郭形状を調整する。 (もっと読む)


【課題】脱りん炉および脱炭炉により行われる転炉工程において、これらのサイクルタイムの変化に関わらず脱炭炉を効率的に稼働させる操業方法を提供する。
【解決手段】脱りん炉9の脱りん処理のサイクルタイムが脱炭処理のサイクルタイム以下の場合に、脱炭炉への溶銑装入を脱りん炉への溶銑装入開始から次の関係を満たす時間Tが経過した後に行う。
Th+Tp≦T≦Th+Tp+(T2−T1−Td+Tt)
Thは脱りん炉への溶銑装入所要時間、Tpは溶銑入り溶銑鍋の吊り上げから脱炭炉への溶銑装入までの時間、Ttは脱りん処理および調質処理に要する時間、Tdは溶銑入り溶銑鍋15の吊り上げから溶銑鍋が脱りん炉からの溶銑受け入れ可能になるまでの時間、T1は脱りん炉のサイクルタイム、T2は脱炭炉のサイクルタイムである。 (もっと読む)


【課題】スクラップクレーンの移動速度を向上させることなく脱炭工程間の時間間隔を短縮又は解消する。
【解決手段】1基のスクラップクレーン53に吊り下げられた1基のスクラップシュートdによって脱りん炉Pと脱炭炉Cに冷鉄源をそれぞれ装入する転炉設備1の操業方法において、脱炭炉Cには、脱りん処理を経た溶銑を装入した後に冷鉄源を装入する。 (もっと読む)


【課題】脱りん処理や脱炭処理を正常に行うことができるようにする。
【解決手段】溶銑とスクラップとを脱りん用の転炉に装入して脱りん処理を行った後に、脱りん処理を終了した溶銑とスクラップとを脱炭用の転炉に装入し脱炭処理を行う転炉設備の操業方法において、脱りん開始前の溶銑の全熱量が脱りん後に目標範囲内に入るように、脱りん処理におけるスクラップ装入量を決定し、決定したスクラップ装入量のスクラップを脱りん処理の際に装入し、前記スクラップの装入によって目標範囲内とされた脱炭開始前の溶銑の全熱量が脱炭後に目標値になるように、脱炭処理におけるスクラップ装入量を決定し、決定したスクラップ装入量のスクラップを脱炭処理の際に装入する。 (もっと読む)


【課題】 製鉄所の高炉〜転炉間における溶銑運搬車両の溶銑を転炉チャージに割り付けるに際し、溶銑の成分濃度を考慮して転炉チャージへの払い出し回数を決定し、溶銑を適切に転炉チャージに割り付けることのできる溶銑割り付け装置を提供する
【解決手段】 溶銑を転炉へ運搬する溶銑運搬車両51と、該溶銑運搬車両51に積載された溶銑の重量及び成分濃度についての溶銑データを記憶する溶銑データ記憶手段6と、転炉における処理単位である個々の転炉チャージで要求される溶銑の重量及び成分濃度についての製鋼データを記憶する製鋼データ記憶手段7と、溶銑運搬車両51に積載された溶銑を成分濃度別にグループ化する溶銑グループ化手段3と、グループ化された溶銑のうち、所定値よりも高い成分濃度のグループの溶銑を転炉チャージに分割して払い出す回数を決定する払い出し回数決定手段4とを備えたものである。 (もっと読む)


【課題】 溶銑を脱燐処理して低燐溶銑を製造するに当たり、多量の蛍石を使用することなく、少ない石灰系脱燐用フラックスで効率良く脱燐処理する。
【解決手段】 溶銑16を保持した容器2内に酸素源18と石灰系の脱燐用フラックス17とを添加して、溶銑に脱燐処理を施すことにより低燐溶銑を製造する方法において、上吹きランス4を通じて酸素ガスと少なくとも一部の石灰系脱燐用フラックス17とを溶銑浴面に吹き付けるとともに、搬送用ガスとともに溶銑中に吹き込んだ固体酸素源18を、前記酸素ガスの吹き付けによって生じる火点Rの近傍へ供給する。その際に、上吹きランスから供給される石灰系脱燐用フラックスのうちの少なくとも一部を火点に吹き付けること、また、固体酸素源の吹き込み速度を0.03〜1kg/分・溶銑tonとすることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】 製鉄所の高炉〜転炉間における溶銑運搬車両の溶銑を転炉チャージに割り付けるに際し、連続鋳造工程を考慮して製銑工程から製鋼工程までを円滑に繋げることのできる溶銑割り付け装置を提供する。
【解決手段】 鋳造セットを作成し、該鋳造セットの鋳造順序を含む鋳造計画を作成する鋳造計画作成手段3と、溶銑データを記憶する溶銑データ記憶手段6と、製鋼データを記憶する製鋼データ記憶手段7と、溶銑運搬車両51から個々の転炉チャージへ払い出す溶銑を変更する払い出し溶銑変更手段4と、溶銑の重量及び成分濃度を評価する溶銑評価手段5とを備えたものである。 (もっと読む)


【課題】 上吹きランスから酸素含有ガスを吹き付けて溶融金属を酸化精錬するに当たり、二次燃焼率を高めるとともに発生する二次燃焼熱を効率良く溶融金属に着熱させることができる溶融金属精錬用上吹きランスを提供する。
【解決手段】 上記課題は、その先端に、鉛直斜め下方に向けて酸素含有ガスを噴出するための3個以上のラバールノズル4と、鉛直斜め下方に向けて酸素含有ガスを噴出するための3個以上のストレートノズル8とが、それぞれ同一個数で且つ円周方向に交互に配置され、これらのノズルを介して溶融金属に向けて酸素含有ガスを供給して溶融金属を酸化精錬する溶融金属精錬用上吹きランス1であって、ラバールノズルの傾斜角(θ1 )とストレートノズルの傾斜角(θ2 )とが下記の(1)式を満たす溶融金属精錬用上吹きランスによって解決される。
θ2 −θ1 >10° …(1) (もっと読む)


【課題】 酸素含有ガス並びに粉体の精錬剤を上吹きランスから溶銑に吹き付けて溶銑を酸化精錬するに当たり、精錬剤の散逸を抑制して精錬剤を反応領域の火点へ効率的に添加する。
【解決手段】 ラバールノズル形状の複数個の主孔4を備えた上吹きランス1を用い、該上吹きランスから酸素含有ガス及び粉体状の精錬剤を溶銑の浴面に吹き付けて溶銑を酸化精錬する転炉吹錬方法であって、隣り合う主孔同士の干渉率を下記の(1)式によって定義したときに、隣り合った主孔の平均干渉率が30〜60%の範囲内である上吹きランスを用いて酸化精錬する。但し、(1)式において、γ:干渉率(%)、D:火点の直径(m)、d:隣り合う火点の中心間距離(m)である。
γ=(D-d)×100/D…(1) (もっと読む)


【課題】スクラップを装入して脱りん処理や脱炭処理を行う際に、精錬温度が設定範囲内に保たれてスクラップの溶け残りもなく、脱りん処理や脱炭処理を正常に行うことができるようにする。
【解決手段】溶銑とスクラップとを脱りん用の転炉2Aに装入して脱りん処理を行った後に、脱りん処理を終了した溶銑とスクラップとを脱炭用の転炉2Bに装入し脱炭処理を行う転炉設備の操業方法において、脱りん用の転炉2Aに装入するスクラップの装入配合率Rpを[式1]を満たすように設定する。脱炭用の転炉2Bに装入するスクラップの装入配合率Rcを[式2]を満たすように設定する。 (もっと読む)


【課題】 上吹きランスから酸素含有ガスを吹き付けて溶銑或いは溶鋼を酸化精錬するに当たり、上吹き酸素ジェットの動圧を容易に調整することができ、同一ランスであっても種々の状況に適確に対処することのできる転炉吹錬方法を提供する。
【解決手段】 その先端に1孔以上のラバールノズル形状の主孔4が設置された上吹きランス1から、溶銑または溶鋼に向けて酸素含有ガスを吹き付けて酸化精錬するに際し、前記主孔の周囲に、傾角θf が主孔の傾角θs に10°を加えた値以下である副孔8を同心円状に複数配置し、該副孔から酸素含有ガスを供給して、前記主孔から噴射される酸素含有ガスの周囲に二次燃焼による高温帯を形成する。 (もっと読む)


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