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Fターム[4K070EA08]の内容

炭素鋼又は鋳鋼の製造 (7,058) | 数値の特定 (1,431) | 圧力・平衡圧 (29)

Fターム[4K070EA08]に分類される特許

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【課題】ダスト発生量を低減して鉄歩留りを向上できる転炉吹錬方法を提供する。
【解決手段】ラバールノズルを有する上吹きランスから溶湯に酸素ガスを吹き付けて、脱炭吹錬を行う。この際、脱炭吹錬を、初期、中期、および末期からなる3段階に分けて吹錬する。初期の吹錬では、P=(ρ/2g)・V/1000で定義される湯面動圧Pと、S=S(1−γ)で定義される全火点面積Sとが所定の範囲となるように吹錬する。中期および末期の吹錬では、湯面動圧Pが、それぞれの所定の範囲となるように、上吹きランスに設けられたラバールノズルの数n、ノズル傾角θ、自由噴流広がり角φ、出口径deに応じて、酸素ガス噴出流速V、および/または、ランス高さLhを調整して、吹錬する。これにより、ダスト発生量が低減でき、吹錬が短時間とすることが可能となる。 (もっと読む)


【課題】 フードを介して排ガスが集塵される転炉型反応炉の炉口に配置される炉口金物に水冷処理などを施さずとも、また、いかなる構造の炉口金物であっても、炉口金物の溶損を抑制することのできる炉口金物溶損防止方法を提供する。
【解決手段】 本発明の転炉型反応炉での炉口圧力制御による炉口金物の溶損防止方法は、炉口周囲の耐火煉瓦の上部側に炉口金物を有する転炉型反応炉1に収容された溶融金属2に酸素ガスを供給し、炉内での発生ガスを炉口上方に設置したフード4を介して回収しながら前記溶融金属を製錬または精錬する際に、製錬中または精錬中の炉口圧力を大気圧よりも高くなるように調整し、炉口部での大気のフード内への巻き込みを抑制する。その際に、前記炉口圧力の設定値を大気圧に対して10Pa以上30Pa以下の範囲内で高くなるように調整することが好ましい。 (もっと読む)


【課題】製鉄所内における転炉などの製鉄設備から発生する排ガスエネルギーを回収するに際し、回収排ガスのカロリーを高めるために排ガスに供給する二酸化炭素還元剤の供給方法を提供する。
【解決手段】転炉の煙道中に設けた二酸化炭素還元剤供給ノズルより還元剤を煙道内部に向けて供給すると共に、転炉の酸素吹錬用メインランスに設けた副孔より還元剤を煙道の内壁面に向けて供給する。 (もっと読む)


【課題】ダスト発生の抑制効果に優れる転炉の精錬方法を提供する。
【解決手段】転炉で、珪素濃度0.15質量%以上の溶銑予備処理をしない溶銑を使って精錬する方法において、吹錬の各段階でキャビティの形態に対応するランス吹精指標を用いて、ランスからの酸素吹精を調節する。ランス吹精指標とは、キャビティの表面積、およびキャビティ径とキャビティ深さとの比、のいずれかを用い、吹錬の初期と末期においては、キャビティの表面積を用い、一方、吹錬の中期においては、キャビテイ径と深さとの比を用いる。吹錬初期は、無次元化したキャビティの表面積が0.6以下となるようにランスからの酸素噴射を行い、吹錬中期は、キャビティの径Dとその深さLとの比L/Dが0.85以上になるようにランスからの酸素噴射を行い、そして、吹錬末期は、無次元化したキャビティの表面積が0.6以下となるようにランスからの酸素噴射を行う。 (もっと読む)


【課題】 高い脱炭酸素効率を維持した状態で、炉体への地金付着を効率的に削減する。
【解決手段】 ランス先端の噴射ノズル6は、スロート7、その下流側に末広がり部8を有し、スロート径Dt及び出口径Deが雰囲気圧力Pe及び適正膨張圧力Poに対して(1)式を満足し、且つ末広がり部の壁面に、制御用ガスを供給する制御用ガス噴射孔9を有した上吹きランスを使用した精錬方法であって、スロート径よりもスロートとの接続部位である末広がり部の径が大きく、スロート中心線が末広がり部中心線に対してランスの中心軸側に偏心していると共に、制御用ガス噴射孔は、スロートから制御用ガス噴射孔までの距離Lとスロート径Dtとの比(L/Dt)が2.5以上となる位置に配置され、且つ噴射ノズルへの供給圧力Pが適正膨張圧力Po以下となる場合には、ランス高さHを(2)式の範囲内に制御する。 (De/Dt)2=0.259×(Pe/Po)-5/7×[1-(Pe/Po)2/7]-1/2…(1) H≦H0×(P/Po)…(2) (もっと読む)


【課題】高い脱炭酸素効率を維持した状態で、炉体への地金付着を効率的に削減する。
【解決手段】ランス先端の少なくとも1つの噴射ノズル6は、その入口部にスロート7を有し、スロートの下流側に末広がり部8を有し、スロート径Dt及び末広がり部の出口径Deがノズル出口部雰囲気圧力Pe及びノズル適正膨張圧力Poに対して(1)式を満足し、且つ、末広がり部の壁面に、制御用ガスを供給する制御用ガス噴射孔9を有した上吹きランスを使用した転炉精錬方法で、制御用ガス噴射孔は、スロートからの距離LとDtとの比(L/Dt)が1.8以下または2.5以上となる位置に配置され、且つ、噴射ノズルへの酸化性ガスの供給圧力PがPo以下となる場合には、ランス高さHを(2)式の範囲内に制御する。(De/Dt)2=0.259×(Pe/Po)-5/7×[1-(Pe/Po)2/7]-1/2…(1)H≦H0×(P/Po)…(2) (もっと読む)


【課題】 製鋼スラグのうち、f−MgO系の膨張を示すスラグに対して効果が高く、短時間で処理可能な製鋼スラグの迅速エージング方法を提供することである。
【解決手段】 製鋼スラグを1.0〜2.0MPaの飽和蒸気にて水和反応処理によるエージング処理を施すことにより、製鋼スラグのうち、特にf−MgOが膨張要因となる製鋼スラグの膨張特性に対して水和反応処理であるエージング処理により、例えばエージング前の水浸膨張率が3.0%程度のスラグを1.5%以下に低減するために、0.5MPaの飽和水蒸気にて6時間必要であった水和反応処理である4時間未満のエージング処理を施すことにより、f−MgOが要因の製鋼スラグの図1に示すJISの規格値以下の膨張安定性を確保する道路の路盤用またはアスファルト混合物用の製鋼スラグの迅速エージング方法。 (もっと読む)


【課題】 高い脱炭酸素効率を維持した状態で、ダスト発生量を削減することのできる精錬用上吹きランスを提供する。
【解決手段】 下端部に酸化性ガスを噴射する噴射ノズル6が設けられた精錬用上吹きランスであって、前記噴射ノズルは、その入口部にスロート7を有するともに、スロートの下流側に末広がり部8を有し、且つ、スロート径Dt及び末広がり部の出口径Deが、ノズル出口部雰囲気圧Pe及びノズル適正膨張圧Poに対して下記の(1)式の関係を満足し、スロート径よりもスロートとの接続部位である末広がり部の径の方が大きく、スロートの中心線qが末広がり部の中心線pに対して上吹きランスの中心軸側に偏心し、且つ、末広がり部の壁面に、制御用ガスを精錬中に供給するための、少なくとも1個の制御用ガス噴射孔を有する。 (De/Dt)2=0.259×(Pe/Po)-5/7×[1-(Pe/Po)2/7]-1/2 …(1) (もっと読む)


【課題】穿孔ビットの穿孔能力に応じた出鋼口スリーブの選定方法及び出鋼口スリーブを提供することによって、穿孔ビットの刃体の損耗を抑制しつつ、解体時間の短縮を図る。
【解決手段】溶融金属容器に取り付けられた出鋼口スリーブの解体に使用される穿孔機に装着される穿孔ビット先端部の直径をD(mm)、出鋼口スリーブの周方向に作用する穿孔ビットの最大トルクをT(N・m)とすると、出鋼口スリーブは、C≦(T/D×1000+2000)/300及び10≦C≦120を満たす圧縮強さC(MPa)を有している。また、穿孔ビットの刃体と出鋼口スリーブとの接触面積をS(cm)、出鋼口スリーブの軸方向に作用する穿孔ビットの最大打撃エネルギーをIE(J)とすると、出鋼口スリーブは、M≦(IE/S×10000−2000)/3000及び2≦M≦18を満たす曲げ強さM(MPa)を有している。 (もっと読む)


【課題】BOGを炭酸ガスの還元剤として有効に利用することにより、BOG再液化のための手間をなくし、排ガスの増熱と炭酸ガスの排出削減とを同時に実現することができる技術を提案する。
【解決手段】高温の炭酸ガス含有排ガスに還元剤を添加し、その排ガス中に含まれる炭酸ガスと還元剤とによる改質反応を導いて該排ガスの改質を行うにあたり、その還元剤として、液化ガス貯蔵タンク内において揮発生成するボイルフガスを用いる炭酸ガス含有排ガスの改質方法およびこの方法の実施に用いる改質設備。 (もっと読む)


【課題】流入管から旋回室内に流入する搬送流体(ガスまたは液体)の流量が変動する条件下でも、外筒と内筒間の旋回室内で旋回流同士の干渉・衝突を低減する効果が十分にあり、従来装置に比べて、一段と均分性に優れる単相流もしくは混相流の分配装置を提供する。
【解決手段】外筒開口部の下端から内筒の上端開口に至るまでの高さ範囲で、外筒開口部から導入された単相流もしくは混相流の流入流が、外筒の側壁の内周を螺旋状に1周以上するように、外筒と内筒間に上昇流を形成させる螺旋状のフインを設けた。 (もっと読む)


【課題】従来装置に比べてシンプルな構造を有しかつ一段と均分性に優れる単相流もしくは混相流の分配装置を提供する。
【解決手段】流入管が接続される内筒の下部から内筒の上端開口に至るまでの高さ範囲で、流入管から導入された単相流もしくは混相流の流入流が、内筒の側壁の内周を螺旋状に1周以上するように、内筒内に上昇流を形成させる螺旋状のフィンを設けた分配装置。 (もっと読む)


【課題】 その目的とするところは、酸化性ガスを上吹きして溶銑の脱炭精錬を実施するにあたり、高い脱炭酸素効率を維持した状態で、ダスト発生量を削減する。
【解決手段】 上吹きランス先端に設けたガス噴射ノズルの出口径(De)及びスロート径(Dt)が、ノズル出口部雰囲気圧(Pe)及び1000kPa以上とするノズル適正膨張圧(Po)に対して下記の(1)式の関係を満足する上吹きランスを用い、酸化性ガスを吹き付けて溶鉄中の炭素を酸化除去するにあたり、上吹きランスのランス高さ(H;(mm))と前記出口径(De)との比(H/De)が45以上75以下の範囲となるように上吹きランスの設置位置を調整するとともに、ガス噴射ノズルへの酸化性ガスの供給圧力(P)が前記適正膨張圧(Po)と同等になるように、酸化性ガスの供給圧力(P)を調整する。 (De/Dt)2=0.259×(Pe/Po)-5/7×[1-(Pe/Po)2/7]-1/2 …(1) (もっと読む)


【課題】 吹き込み流量の可変域を大きくすることが可能であって、しかも、作製コストが安価である環状羽口において、吹き込みガス流量を増加させたときでも損耗速度を低減することのできるガス吹き込み羽口構造を提供する。
【解決手段】 上記課題は、管体部5と該管体部の内側に設けられる軸心部2とを有し、管体部と軸心部との間の環状の間隙からガスを噴出する環状羽口1と、前記管体部に接触した状態で前記羽口の周囲に配置される羽口耐火物7と、で構成されるガス吹き込み羽口構造において、前記羽口耐火物を、500℃〜1300℃における曲げ強度が4MPa以上であり、且つ、耐火物を1400℃に昇温して氷水中に浸漬する耐スポーリング試験後の曲げ強度が3MPa以上である炭素含有耐火物とするガス吹き込み羽口構造によって解決される。 (もっと読む)


【課題】溶鉄を精錬して一般鋼やステンレス鋼を溶製する場合において、精錬初期から中期にかけての高酸素ガス流量時点でのスピッティングおよびダストの発生量を安定して低減すると同時に、精錬末期の酸素ガス流量低下時点での鉄やクロムの酸化量を安定して抑制する方法を提供することを課題とする。
【解決手段】それぞれ3個以上のノズルからなる2種類のノズルを有し、合計ノズル数は偶数であり、2種類のノズルの傾斜角度は相互に5度以上15度以下の範囲で異なり、各ノズルが円周方向に交互に配置され、傾斜角度の小さいノズルの適正膨張絶対圧力P0P1と傾斜角度の大きいノズルの適正膨張絶対圧力P0P2を、精錬中のノズル入口側絶対圧力P0の最大値P0maxに対して、下記(1)式かつ(2)式の範囲に限定した溶鉄精錬用ランスを使用して精錬する。
0max/2.0≦P0P1≦P0max/1.3 (1)
0max/1.3<P0P2≦P0max/0.8 (2) (もっと読む)


【課題】クロム系ステンレス鋼を脱炭精錬して製造する場合において、精錬前半の炭素濃度が高い領域でのダスト発生量を安定して低減すると同時に、精錬末期のクロム酸化量を安定して抑制する方法を提供することを課題とする。
【解決手段】上吹きランスから酸素を吹き込みつつ脱炭精錬してクロム濃度10質量%以上25質量%未満のクロム系ステンレス鋼を溶製するにあたり、精錬の前半は、上吹き酸素流量が生成溶鋼1トン当たり140Nm3/時以上220Nm3/時未満の範囲内とし、炭素濃度が2%以下0.5%以上の範囲に脱炭が進行した時点で生成溶鋼1トン当たり75Nm3/時以上120Nm3/時未満の範囲内となるように上吹き酸素流量を低下させ、上吹き酸素ジェットによる溶鉄の凹み深さLと溶鉄深さL0の比L/L0が精錬を通じて0.2以上0.5以下の範囲内でランス先端と溶鉄静止湯面間の距離LGを調節する。 (もっと読む)


【課題】 転炉吹錬において、高炭素域での高送酸速度吹錬時の鉄飛散やダスト発生を低減し、且つ、吹錬末期での低送酸速度吹錬時の鉄酸化を抑制する。
【解決手段】 ラバールノズルが設置された上吹きランスを用い、溶湯の炭素濃度に応じて異なる送酸速度で吹錬するに際し、炭素濃度0.6mass%超えの高炭素域での送酸速度FS(Nm3/hr)から定まるラバールノズル1孔当たりの送酸速度FhS(Nm3/hr)とラバールノズルのスロート径Dt(mm)とに対して下記の(1)式を満足するノズル背圧Po(kPa)を定め、このノズル背圧Po(kPa)と、雰囲気圧Pe(kPa)と、前記スロート径Dt(mm)とから、下記の(2)式により得られる出口径De(mm)を有するラバールノズルを備えた上吹きランスを用いて吹錬する。
Po=FhS/(0.00465×Dt2)…(1)
De2≦0.185×Dt2/{(Pe/Po)5/7×[1-(Pe/Po)2/7]1/2}…(2) (もっと読む)


【課題】製鉄プロセス等の複数の酸素製造プラントにおいて、最適な製造バランスを達成し、酸素製造電力を低減するため、酸素製造量の正確な予測方法を提供する。
【解決手段】数十〜数百種類の鋼種別に細分化し、酸素使用量及び吹錬時間をデータベース化する。データベース化した予測量と鋼種毎の実績量の誤差について、予測量による酸素ホルダーの圧力勾配と実績量による酸素ホルダーの圧力勾配の違いを自動的に比較して圧力勾配比率を算出し、それを次回の予測量にかけあわせて予測量を補正する。また、酸素使用開始予定時刻の誤差は、予定吹錬スケジュールの間隔に応じて、各番の酸素使用開始予定時刻すべてを自動的に修正する。更に、各酸素プラントの実績性能カーブを作成し、予測量に応じて稼動している酸素プラントの最適酸素発生バランスの組み合わせ計算を行い、各酸素プラント実績性能カーブから最も省電力な酸素発生バランスを算出する。 (もっと読む)


加熱された炉雰囲気を有する冶金炉内に位置した溶融物中へ酸素を噴射する方法であって、抑制された流れ状態で収束−拡大形状の通路を有する1個以上のノズル中へ酸素と燃料とが噴射され、前記通路から排出される超音速のジェットを生成する。燃料と酸素の混合物を含有する外周領域と基本的に酸素を含有する中央領域とを有する構造を排出されつつあるジェットに対して付与するように燃料が前記通路の内周方向位置へ噴射される。そのような構造化されたジェットは排出されると炉の雰囲気と相互作用して外周層が加熱された炉雰囲気と混合する外側のせん断−混合ゾーンを創り出し、かつ自動点火して酸素の超音速ジェットを囲繞する炎外被を生成する。酸素のジェットと炎の外被とは酸素を溶融物中へ噴射するために冶金炉内に入っている溶融物に対して向けることができる。
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【課題】 転炉炉口とフードとの間に設置されるスカートをシールするに当たり、耐久性に優れ且つダスト、スラグ、地金などの影響を受けずに安定したスカートの上下動が可能であり、メンテナンスの省力化及び生産性の向上を可能とするシール構造を提供する。
【解決手段】 フード4と一体的に構成されるシール床5に上端が固定され、シール床から垂下して設置された水冷構造の円筒壁6と、炉口と円筒壁との間に設置され、円筒壁とフードとの間隙を上下動可能な水冷構造のスカート3と、スカート上端部の冷却水ヘッダ7の上部に、円筒壁と摺動可能な間隙を保持して設置された円筒形シール板6と、円筒形シール板の前記フード側に設置され、ダスト及び炉内からの飛来物の安息角以上の角度の傾斜面で形成される耐火物施工体10と、を具備するスカートのシール構造であって、円筒壁と円筒形シール板とでスカートとフードとの間をシールする。 (もっと読む)


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