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Fターム[4K070EA19]の内容

炭素鋼又は鋳鋼の製造 (7,058) | 数値の特定 (1,431) | 時間 (101)

Fターム[4K070EA19]に分類される特許

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【課題】 転炉で予備処理と脱炭を連続して行う製鋼法において、トータルコストのミニマム化を図る。
【解決手段】 転炉に、溶銑、溶銑とスクラップ、又は、溶銑とスクラップと銑鉄を主原料として主原料として装入する第一工程、脱Si・脱Pを行う脱二工程、転炉を傾動させ、第二工程で生成したスラグを排滓する第三工程、炉を直立させ、上吹きランスから酸素を供給して脱Cを行う第四工程、生成した溶鋼を出鋼する第五工程、第五工程にて生成した脱C精錬後のスラグを炉内に残留させた後に第一工程に戻り、第一工程から第五工程を繰り返し実施する転炉製鋼法において、前記第三工程でスラグを排滓する際に、スラグ排滓開始からスラグ排滓終了までの時間Tと、炉口からスラグ排滓開始から排滓終了までの転炉傾動角度の中間角度まで到達する時間T1が下記式を満足し、且つ、スラグ排滓率が40〜60%となるように転炉傾動を制御する。
1.5≦T/T1 (もっと読む)


【課題】 転炉内に残留させたスラグ性状に関わらず、良好なコーティング層を安価に形成する。
【解決手段】 出鋼完了後、転炉1内に溶融スラグ2を残留させる。この残留させた溶融スラグ2に、この残留溶融スラグ量と出鋼した溶鋼の炭素濃度に応じて、例えば出鋼した溶鋼の炭素濃度が0.25質量%以下の場合のみ、残留溶融スラグの鉄酸化物濃度が5〜10質量%となるように、たとえば炭材等を添加して攪拌する。その後、補修部位に位置させて養生する。
【効果】 良好なスラグコーティングが容易にかつ短い時間で行え、コーティング頻度を増加できて、転炉内耐火物の損耗抑制が可能となり、補修材原単位が減少する。 (もっと読む)


【課題】脱りん炉および脱炭炉により行われる転炉工程において、これらのサイクルタイムの変化に関わらず脱炭炉を効率的に稼働させる操業方法を提供する。
【解決手段】脱りん処理を行う脱りん炉9、および脱りん炉から出湯した溶銑を装入して脱炭処理を行う脱炭炉10を備えた転炉設備1の操業方法であって、脱炭炉への溶銑装入(#23)を、脱りん炉への溶銑装入(#7)開始より、少なくとも脱りん炉への溶銑装入の時間と脱炭炉に装入される溶銑が入った取鍋を吊り上げる(#21)時間との合計時間T遅らせて開始する。 (もっと読む)


【課題】転炉設備で製造された溶鋼を後工程に送ることができない状況下において、脱炭炉の稼働状況の低下を起こすことなく、溶鋼のリサイクルを行う。
【解決手段】脱りん炉と脱炭炉とを備えた転炉設備で、前記脱炭炉から出鋼された溶鋼の一部又は全部が収容された取鍋を、脱りん炉の炉下を通して脱炭炉の装入側へ移送し、前記取鍋内の溶鋼を再度脱炭炉に装入して吹錬を行う。 (もっと読む)


【課題】 環状羽口の管状部の内径が40mm以上と大きい場合であっても、少ない冷却用ガス流量で管状部を構成する羽口金物を効率良く冷却する。
【解決手段】 溶融金属を精錬する精錬容器に設けられ、ガスを精錬容器内へ吹き込むガス吹き込み羽口において、該底吹き羽口1は、羽口の精錬容器内側の先端部が、管状部5と該管状部の内側に設けられる軸心部2との間隙6からガスを噴出する構造であって、前記管状部の内径が40mm以上であり、且つ、該管状部の周囲に冷却用ガスを流すための複数本の細管8或いはポーラス煉瓦部が配置されている。 (もっと読む)


【課題】 優れた耐スポリーング性と攪拌力を有し、かつ精錬用ガスの吹き込み量を広範囲にわたって変更できる底吹き羽口を提供する。
【解決手段】 溶融金属を収容して精錬する精錬用容器の底部に配設され、精錬用ガスを精錬用容器内へ吹き込む底吹き羽口であって、円柱状に成形した羽口耐火物に精錬用ガスの流路を細管状に成形して2本以上設け、羽口耐火物の上端面に流路を開口させ、羽口耐火物の中心軸を中心とする円周上に、流路の開口部の中心である開口中心点を等間隔で配置し、開口中心点を通る鉛直線と流路の中心軸とのなす傾斜角αを全ての開口中心点にて一定値とする。 (もっと読む)


【課題】 転炉出鋼後の取鍋内溶鋼の温度降下に及ぼす影響を正確に見積もることによって、溶鋼温度の適中精度を向上する。
【解決手段】 吹錬終了前の転炉内の溶鋼中炭素濃度に基づいて吹錬終了時の溶鋼中酸素濃度を予測し、該溶鋼中酸素濃度と出鋼形態とに基づいて出鋼後の温度降下量を推定し、その推定値を出鋼後の取鍋内溶鋼に要求される目標温度に加えることによって転炉吹錬終了時の目標温度を設定し直す。 (もっと読む)


【課題】 低燐溶銑を製造する際に、二次燃焼熱の溶銑への着熱効率を向上させることで熱余裕度を高め、生産量の増大を可能ならしめる。
【解決手段】 上底吹き機能を有する転炉型容器内に収容された溶銑を脱燐処理する際に、二次燃焼率を10%以上に制御するとともに、上吹きランスから、酸素ガスとともに該酸素ガス量の10〜50vol%の量の窒素ガスまたは空気若しくは窒素富化空気を溶銑浴面に吹き付ける。これにより着熱効率が顕著に向上し、熱余裕度が高められて生産量が増大する。 (もっと読む)


【課題】低燐溶銑を製造する際に、熱余裕度の向上と高効率な脱燐処理を実現する低燐溶銑の製造方法を提供する。
【解決手段】全吹錬期間の前半の一定期間内でのみ二次燃焼率を10%以上に高め、且つその際のスラグ塩基度を1.8以下に抑える。これにより、高効率な脱燐を行いつつ、炉体耐火物の損傷を最小限に抑えて溶銑への熱付与を効率的に行うことができ、溶銑の熱余裕度を効果的に向上させることができる。 (もっと読む)


【課題】
COガスの気泡発生をなるべく抑えながら,溶融スラグ全体を均一に加熱及び改質できる手段を提供することで,品質の優れたスラグを得るとともに,スラグ中の粒鉄を鉄源として効率良く回収することを可能とすることを目的とする。
【解決手段】
スラグ鍋2に入れられた溶融スラグaを所定時間静置し,その後,溶融aスラグを加熱する工程と溶融スラグaを攪拌する工程とを同時に行う処理,または,それらの工程を交互に一回ずつもしくは複数回ずつ行う処理を,溶融スラグaに含有される粒鉄20の溶融温度以上になるまで行うことを特徴とする,スラグの処理方法である。 (もっと読む)


【課題】 CaO/SiO2が1.3以上の高塩基度スラグを球形粒状に固化する際の粉化を防止する。
【解決手段】 CaO:60質量%以下、SiO2:5質量%以上を含有し、かつ、塩基度(CaO/SiO2)が1.3〜6.0の溶融スラグを鉛直下方に流下させ、この流下させた溶融スラグに対し、水滴と空気流若しくは不活性ガス流を、同時にかつ同位置で衝突させて球形粒子を得る。
【効果】 高塩基度スラグを球状粒子に固化することができる。 (もっと読む)


【課題】 より高速で脱りんすることが可能な脱りん処理の方法を提供する。
【解決手段】 上吹きランスおよび底部に底吹き羽口を備える溶銑予備処理容器を用い、その上吹きランスからは酸素ガスを吹き付けると同時に底吹き羽口からは攪拌用ガスを吹き込むことにより、溶銑の脱りんを行う方法において、前記溶銑予備処理容器内に脱りん剤を添加した後の上吹きランスから浴面への酸素ガスの吹き付けを、脱りん剤の滓化完了まではソフトブローとし、滓化の完了後はハードブローとするとともに、前記ソフトブロー時に生成するスラグ中のFeO含有量が30mass%以上になったとき、前記底吹き羽口からの攪拌ガス流量を増加させてスラグ−メタル間の攪拌を強化する溶銑の脱りん方法。 (もっと読む)


【課題】溶鋼等の溶湯をスムーズに吐出させるのに有利な出湯口スリーブを提供する。
【解決手段】出湯口スリーブ2は出湯口3を有する。出湯口3は、金属溶湯が吐出される中央軸芯P1がストレート形状または実質的にストレート形状をなす出湯通路31と、出湯通路31の入口側に形成され溶湯が出湯通路31に進入する入口開口33と、出湯通路31の出口側に形成され出湯通路31の溶湯が吐出する出口開口34とを備える。入口開口33を形成する内壁面は、出湯通路31の中央軸芯P1に沿った断面において、出湯通路31に向かうにつれて内径が小さくなるように設定され出湯口3からの出湯時間の短縮を図る傾斜内壁面35を有する。出湯通路31の主内壁面32は、入口開口33の傾斜内壁面35の傾斜角度θ1よりも中央軸芯P1に沿って延設されている。 (もっと読む)


【課題】
COガスの気泡発生をなるべく抑えながら,溶融スラグ全体を均一に加熱及び改質できる手段を提供する。
【解決手段】
スラグ鍋2に入れられた溶融スラグaを加熱して処理する装置1であって,溶融スラグaを加熱するバーナ3と,溶融スラグa中でガスを噴射するためのランス4を備え,前記ランス4には,溶融スラグa中において水平方向に対して下方に傾斜した方向にガスを吹出す噴射口10が1箇所以上に設けられている。スラグ鍋2に入れられた溶融スラグaを所定時間静置して粒鉄20を沈降させた後,スラグ鍋2の底部において溶融スラグaを冷却することにより,スラグ鍋2の内面に沿って形成されるスラグの固化層22内に粒鉄20を固定し,その後,溶融スラグaを加熱する工程と溶融スラグaを攪拌する工程とを交互に一回ずつもしくは複数回ずつ行う。 (もっと読む)


【課題】溶銑予備脱燐処理による低燐溶銑の製造方法において、気体酸素の溶銑浴面への供給により精錬剤の高い滓化促進作用を得るとともに、気体酸素が供給される溶銑浴面領域での酸化反応による高温場の形成を抑制し、高い脱燐反応効率を得る。
【解決手段】溶銑を保持した容器内に酸素源とCaO源である精錬剤を添加して、溶銑予備処理である脱燐処理を行ことにより低燐溶銑を製造する方法において、溶銑浴面に浴面上方から気体酸素を供給するとともに、この気体酸素が供給される溶銑浴面領域に化学反応又は/及び熱分解反応により溶銑の熱を吸熱する物質を供給し、気体酸素が供給される溶銑浴面領域の温度上昇を抑制する。 (もっと読む)


【課題】休止時間となる出鋼孔補修や出鋼孔煉瓦交換の回数を減らすために、出鋼回数が進んで出鋼孔が大きくなっても、転炉スラグの流出を的確に抑制し、且つ、出鋼時間を安定化するスラグ閉止治具及びその使用方法を提供すること。
【解決手段】転炉出鋼時に出鋼孔に挿入することにより転炉内スラグの流出を抑制するためのスラグ閉止治具であって、当該治具の形状が、上部が笠状で下部が棒状の所謂ダーツ型で且つ当該棒状部に太径部分を有し、前記出鋼孔の内径に応じて前記棒状部の太径の径、および太径部分の下端から転炉内溶鋼とスラグとの界面位置までの長さを決定したことを特徴とするスラグ閉止治具、及びその使用方法。 (もっと読む)


【課題】3基の転炉を備える転炉設備での操業において、3基の転炉を稼働させる期間と2基の転炉を稼働させる期間とを適切な配分にすることで、溶鋼生産能力を上げる。
【解決手段】3基の転炉2を備えた転炉設備1で、転炉2の少なくとも1つ以上が稼働している期間に対する3/3基稼働の期間の占める割合を3/3基比率として求め、この3/3基比率が50%〜95%となるように転炉2を操業する。 (もっと読む)


【課題】2基の転炉を稼働させる能力しか備えていない転炉周辺設備を有する転炉設備で、3基の転炉を効率的に稼働させる。
【解決手段】各転炉2のチャージの順番を、前記第1の転炉2での吹錬が終了する前に、第2の転炉2での吹錬を開始するように設定し、第3の転炉2の吹錬開始を、第2の転炉2での吹錬が終了する前で、且つ第1の転炉2での前回吹錬終了〜次回吹錬開始の間に設定する。 (もっと読む)


【課題】内管の内面が耐磨耗性にすぐれ、機械的強度が大きく、しかもノズルを構成している内管の各層が使用中においても強固に固着している粉体吹き込みノズルを提供すること。
【解決手段】その内面側から順に、焼成セラミックからなる内層、緩衝材からなる中間層および難燃性金属からなる外層が積層された三層構造を有するノズルであって、前記内層の外面に設けられた外周溝および前記外層の内面に設けられた内周溝にそれぞれ中間層の一部が埋め込まれていることを特徴とする粉体吹き込みノズル、ならびにその内面側から順に、焼成セラミックからなる内層、緩衝材からなる中間層および難燃性金属からなる外層が積層された三層構造を有するノズルであって、前記外層および中間層を貫通し、前記内層の内面にまでは貫通していない取付孔に、前記外層と同一材質の取付ピンが挿入固定されていることを特徴とする粉体吹き込みノズル。 (もっと読む)


【課題】転炉に収容された溶銑に脱燐と脱炭とを並行して行うことにより溶銑の精錬効率を高めることができる溶銑の精錬方法を提供する。
【解決手段】転炉に収容された溶銑に、酸化カルシウムを含む生石灰、石灰石又は水酸化カルシウムの粉体を、溶銑トン当たり毎分1.0〜4.5Nmの流量の酸素ガスととともに吹付けることによって脱燐と脱炭の一部とを並行して行うことにより溶銑の炭素濃度を1.8〜3.8質量%とする第1の工程と、転炉に収容された第1の工程を経た溶銑に脱炭の残りを行う第2の工程とを経て、所望の燐濃度及び炭素濃度を有する溶鋼を製造する。 (もっと読む)


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