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Fターム[4K070EA19]の内容

炭素鋼又は鋳鋼の製造 (7,058) | 数値の特定 (1,431) | 時間 (101)

Fターム[4K070EA19]に分類される特許

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【課題】製鋼用鉄源にCuを含有する鋼スクラップを多量に利用して転炉操業を行っている途上で、0.03質量%以下のCu含有量の低い溶鋼の溶製要求があっても、縦型スクラップ溶解炉及び転炉のそれまでの円滑な操業を継続可能とする。
【解決手段】高炉1を備えた一貫製鉄所の転炉で複数鋼種の溶鋼を溶製する際に、高炉からの通常の溶銑(高炉溶銑と称す)を2つの溶銑保持容器3へ分割して出銑する。その一つを待機させ、別の一つには、スクラップ溶解炉2で鉄源に含Cu鋼スクラップを溶解して得た溶銑(スクラップ溶銑と称す)を出銑して第1の合わせ湯を行う。次いでそのCu含有量を定量すると共に、引き続いての転炉での溶鋼の溶製において、溶鋼のCu含有量が許容範囲内に収まるように、前記第1の合わせ湯と前記待機させた高炉溶銑との混合重量比率を調整して第2の合わせ湯を行い、該第2の合わせ湯を製鋼用鉄源として転炉へ装入する。 (もっと読む)


【課題】カーボンや非燃焼成分など堆積を招くことがなく、二酸化炭素と還元剤との改質反応を効率的に起こさせることにより、排ガスの増熱と二酸化炭素の排出量削減を同時に実現することができる、冶金炉高温排ガスの改質方法を提案するとともに、そのための改質装置を提供する。
【解決手段】冶金炉から排出される高温の排ガスに還元剤を添加し、その排ガス中に含まれる二酸化炭素と還元剤とによる改質反応を導いて該排ガスの改質を行うにあたり、予め水または水蒸気を10mol%以下混合した還元剤を排ガス中の酸素濃度が1vol%以下のときに添加し、上記改質反応を排ガス温度が800℃以上で完了させることを特徴とする冶金炉発生排ガスの改質方法。 (もっと読む)


【課題】 その目的とするところは、酸化性ガスを上吹きして溶銑の脱炭精錬を実施するにあたり、高い脱炭酸素効率を維持した状態で、ダスト発生量を削減する。
【解決手段】 上吹きランス先端に設けたガス噴射ノズルの出口径(De)及びスロート径(Dt)が、ノズル出口部雰囲気圧(Pe)及び1000kPa以上とするノズル適正膨張圧(Po)に対して下記の(1)式の関係を満足する上吹きランスを用い、酸化性ガスを吹き付けて溶鉄中の炭素を酸化除去するにあたり、上吹きランスのランス高さ(H;(mm))と前記出口径(De)との比(H/De)が45以上75以下の範囲となるように上吹きランスの設置位置を調整するとともに、ガス噴射ノズルへの酸化性ガスの供給圧力(P)が前記適正膨張圧(Po)と同等になるように、酸化性ガスの供給圧力(P)を調整する。 (De/Dt)2=0.259×(Pe/Po)-5/7×[1-(Pe/Po)2/7]-1/2 …(1) (もっと読む)


【課題】 脱燐スラグなどの燐を含有する製鋼スラグのリサイクルにあたり、該製鋼スラグから燐及び鉄を安価に回収するとともに、回収した燐及び鉄をそれぞれ資源として有効活用することのできる、製鋼スラグからの鉄及び燐の回収方法を提供する。
【解決手段】 本発明の回収方法は、燐を含有する製鋼スラグを、炭素、Si、Alなど還元剤を用いて還元処理して、該スラグ中の鉄酸化物及び燐酸化物を燐含有溶融鉄として還元・回収する第1の工程と、鉄酸化物及び燐酸化物が除去された製鋼スラグを焼結工程におけるCaO源として使用し、製造された焼結鉱を高炉にリサイクルする第2の工程と、前記還元処理により回収した燐含有溶融鉄を、燐含有溶融鉄中の燐濃度が0.1質量%以下となるまで脱燐処理し、CaO系フラックス中に燐を濃縮させる第3の工程と、この燐濃度が0.1質量%以下の燐含有溶融鉄を鉄源として高炉溶銑に混合する第4の工程と、を有する。 (もっと読む)


【課題】蛍石等のハロゲン化物を使うことなく、高効率で、生産性の高い溶銑脱りん処理方法を提供する。
【解決手段】転炉型の溶銑予備処理炉において、脱りん処理後の目標塩基度を1.8〜2.2とし、微粉CaOの供給速度を、処理2分後に目標塩基度が1.0〜1.4、5分後に1.4〜1.8となりように制御することにより、初期のスラグの凝結を防止し、後半のスロッピングを防止する。処理前の珪素濃度が高い場合には、粒径5mm以上の転炉滓の上方添加を行っても良い。 (もっと読む)


【課題】
カーボンや非燃焼成分など堆積がなく、排ガスの増熱と共に炭酸ガスの排出削減とを同時に実現し、高温排ガスの改質・増熱を図る。
【解決手段】高温の排ガスに還元剤を添加し、その排ガス中に含まれる炭酸ガスと還元剤とによる改質反応を導くことにより、改質反応後の排ガス中に還元剤が残留するように還元剤を添加し、改質された排ガスを急冷することにより、冶金炉発生排ガスの改質・増熱を図る方法とその装置。 (もっと読む)


【課題】特開平11−293323号公報により開示された全長テーパスリーブよりも、寿命を延長しながら出湯速度を高めることができる転炉出湯孔スリーブを提供する。
【解決手段】筒状体3により構成される転炉出湯孔スリーブ1である。筒状体3は、円筒であって第1の開口4aを含む第1の部分4と、溶湯流出方向へ向けて先細りであって第2の開口5aを含む第2の部分5とからなる。第1の開口4aの直径Rは150mm以上300mm以下であり、第2の開口5aの直径Rに対する第1の開口4aの直径Rの比(R/R)は1.10以上1.50以下であり、筒状体3の長さLに対する第1の開口4aの直径Rの比(R/L)は0.12以上0.17以下であり、さらに、筒状体3の長さLに対する第2の部分5の長さYの比(Y/L)は0.10以上0.90以下である。 (もっと読む)


【課題】蛍石を使用せず、生産性を低下させず、しかも低P鋼を効率よく製造する。
【解決手段】蛍石を使用せずに、上底吹き転炉を用いて溶銑からりんを除去する方法である。脱りん吹錬終了後にスラグを分析して得られる実塩基度(前記スラグ中のCaO質量濃度とSiO2質量濃度との比)が1.8以上、2.6以下となるように、カルシウムフェライトを含む精錬剤を少なくとも一部に使用する。
【効果】実塩基度が1.8以上、2.6以下となるように、カルシウムフェライトを含む精錬剤を少なくとも一部に使用することで、蛍石を使用せず、かつ生産性を低下させずに、低P鋼を効率よく製造することができる。 (もっと読む)


【課題】フォーミングする溶融スラグを少ない使用量で迅速に鎮静化し、溶融スラグの溢れ出しによる設備損傷を防止して、生産性の安定維持を実現するスラグのフォーミング鎮静材及びその鎮静方法を提供する。
【解決手段】粒度が0.2mm以上2mm以下の炭素粉を20質量%以上40質量%以下、水分を30質量%以上60質量%以下含有する混合物が、不透水性の可燃性物質で構成される容器に収納されているスラグのフォーミング鎮静材12を、塩基度が0.8以上1.5以下の泡立っている溶融スラグS2中に投入する。 (もっと読む)


【課題】製鋼スラグの種類に関係なく、短時間で水和反応が可能なようにする。
【解決手段】製鋼スラグ2を加圧蒸気によってエージングする方法である。スラグ収納容器3を挿入する圧力容器4に蒸気を供給すべく設けられた配管5を、前記スラグ収納容器3の内部に導く。この配管5を介して、前記スラグ収納容器3に装入された製鋼スラグ2に蒸気を供給することによって、前記製鋼スラグ2を直接水和反応させる。
【効果】どのような種類の製鋼スラグでも、短時間で蒸気がスラグ内に十分行き渡り、2時間以内の短時間で水和反応が可能になる。 (もっと読む)


【課題】 電気炉や取鍋精錬炉の鋼の精錬温度を制御して、スラグ中のf−CaOの滓化を促進し、f−CaOの晶出を抑制して、エージング処理を行わなくても十分に膨張特性の低いスラグの製造方法を提供する。
【解決手段】 鋼の精錬方法において、CaOを含む造滓材を取鍋精錬などの還元精錬中のスラグ中に最終投入した後、精錬温度を1600℃以上に昇温すると共に、スラグを該1600℃以上の温度域で一定時間以上、すなわち略15分間以上、保持することにより、製鋼スラグ組成を特定の範囲内に保持して、スラグの組成をCaOが晶出しない組成に限定することを特徴とする膨張安定性の高い低膨張性製鋼スラグの製造法で、エージング処理を行わなくとも膨張安定性の高い製鋼スラグを製造する。 (もっと読む)


【課題】プリメルト滓化促進剤を投入してスラグを生成するにあたり、安定的にスラグを滓化させることができるようにする。
【解決手段】上底吹き機能を有する転炉1で精錬を行う際に、蛍石の代わりにプリメルト滓化促進剤を投入することでスラグを生成させるプリメルト滓化促進剤の投入方法において、プリメルト滓化促進剤を投入するに際し、プリメルト滓化促進剤に含まれるフッ素含有量が1.0%以下とし、各種条件の範囲でプリメルト滓化促進剤を投入する。 (もっと読む)


【課題】本発明は、精錬容器の形状を問わず、製鋼工程でのスクラップ消費量を低下させることなく、また、脱りん剤にCaF2を用いない場合でも、効率良くCaO源の滓化を促進し、安価にかつ高効率に溶銑を脱りん処理する精錬方法を提供する。
【解決手段】Si含有量0.1質量%以上の溶銑にCaO源と酸素源を添加して脱りん精錬を行うに際し、溶鋼を製造する際に発生するスラグを再利用する目的で脱りん精錬容器に予め入れ置きするおよび/または溶銑装入後に添加するスラグ中のCaO分を除き、CaO源の添加量を全精錬期間中に添加するCaO源添加量の30質量%以下(ゼロを含む)とする精練前半と、CaO源の添加量を全精錬期間中に添加するCaO源添加量の70質量%以上とする精練後半に分け、後半の開始時点は、溶銑中のSi含有量が0.1質量%未満とする。 (もっと読む)


【課題】付着地金の発生を防止しつつ、酸素噴射口方向に生じる局部溶損を抑制する溶鋼の製造方法を提供する。
【解決手段】転炉内の溶銑に2.5〜5.0Nm3/min・tの流量で上吹きランスを用いて酸素を供給しつつ精錬を行う方法であって、前記ランスは、その先端にランスの中心軸と酸素噴射口の中心軸とが10°〜20°の角度をなす酸素噴射口を3〜6個有するとともに、そのランス中心軸回りに回転可能とする機構を備え、前記ランスの継続使用が150ヒート以内に、その使用中のランスを下記式(1)で定義されるθの範囲内で回転させる吹錬工程を備える。
{m×(360°/n)+10°<θ<(m+1)×(360°/n)-10°}・・・(1)
m:任意の整数
n:ランス先端にランス中心から10°以上の角度で設けられた酸素噴射口の数であって、3〜6の整数 (もっと読む)


【課題】内管の内面が耐磨耗性にすぐれ、機械的強度が大きく、しかもノズルを構成している内管の各層が使用中においても強固に固着している粉体吹き込みノズルを提供する。
【解決手段】粉体吹き込みノズルは、その内面側から順に、焼成セラミックからなる内層、緩衝材からなる中間層およびステンレス鋼もしくは一方向性形状記憶合金からなる外層が積層された三層構造を有するノズルであって、前記外層および中間層を貫通し、前記内層に穿孔されているが、前記内層の内面にまでは貫通していない取付孔に、前記外層と同一材質の取付ピンが挿入固定され、前記取付孔の深さが、外層の厚さと中間層の厚さと内層の厚さ×0.5との和以上であり、かつ外層の厚さと中間層の厚さと内層の厚さ×0.8との和以下であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】製鋼スラグに含まれる地金を、水蒸気爆発や火災を発生させることなく効率よく回収し、鉄分含有率の高い地金を得ることができる製鋼スラグ中の地金回収方法を提供する。
【解決手段】シェルの内面に突起を備えたロータリークーラー31の内部に、製鋼スラグを500℃以上の高温状態で装入し、シェル33を回転させながら冷却する。シェル33の回転により製鋼スラグは落下衝撃による破砕作用を受ける。また製鋼スラグの急冷による相変態と収縮率の差による破壊を生じさせる。製鋼スラグの滞留時間を10〜20分とすれば十分に破砕が進行し、スラグから分離された地金を、磁選機により分離回収すれば鉄分含有率の高い地金を得ることができる。 (もっと読む)


【課題】酸素により脱炭吹錬を実施する際、上吹きランスから窒素ガスを吹きつけることにより、溶鋼の窒素濃度を上昇させる方法において、高窒素鋼を安価・安定に溶製することを実現する窒素含有鋼の溶製方法を提供する。
【解決手段】酸素および窒素を含むガスに含まれる窒素供給量の酸素および窒素の供給量の総和に対する比率である窒素混合比の変更点を、全吹錬時間に対する吹錬経過時間の比率である吹錬経過時間率が60〜80%の範囲であることを条件として高め、該変更点以降は、前記窒素混合比の平均値を7%以下とし、該変更点より前は、前記窒素混合比の平均値を、前記変更点以降の窒素混合比の平均値の50%以上とする。 (もっと読む)


【課題】耐火物の補修のために転炉の稼働を停止する時間を極力短縮しながら、損耗が特に激しい出鋼孔近傍の耐火物に対する効果的な補修を可能にする転炉内壁面のスラグコーティング方法を提供する。
【解決手段】転炉内壁面のスラグコーティング方法は、出鋼後にスラグ16を残留させた転炉10を複数回揺動させてスラグ16の温度を1150〜1400℃に低下させる工程Aと、転炉10を傾けて、転炉10の側部上側に設けられた出鋼孔12からスラグ16を排出させながら、転炉10の内壁面に配設された耐火物13の表面にスラグ16のコーティングを形成する工程Bとを有する。 (もっと読む)


【課題】還元期の溶融スラグの冷却を、環境に悪影響を与えることなく、経済的かつ安全に実施可能な製鋼還元期スラグの粉塵発生防止方法を提供する。
【解決手段】製鋼工程で発生する還元期の溶融したスラグを放冷して凝固させた後、凝固したスラグ10の上部に、スラグ1m当たり0.4m/時間以上1.5m/時間以下、かつスラグ1トン当たり0.2m以上1.4m以下の冷却水を霧状に散水して、スラグ10の崩壊による粉塵の発生を防止しながらスラグ10を冷却する。 (もっと読む)


【課題】安価に製作でき、長期間保存でき、しかも軽量で出湯口の内面になじみ易い転炉のスラグ流出防止用プラグとプラグ挿入用治具を提供する。
【解決手段】転炉の出湯口に、炉外側から挿入されるスラグ流出防止用プラグである。円柱状に成形され外周面が乾燥防止用のフィルム5で被覆され、中心部にプラグ挿入用治具への取付部4を備えた粘土質のプラグ本体1と、その後部端面に配置された後部円板2と、その前部端面に配置された平板状の前部円板3と、前部円板3からプラグ本体1を貫通して後部円板2の後方にまで延び、プラグ挿入用治具によって引かれたときに前部円板2を引き寄せてプラグ本体1を膨出させる複数本の線状部材6とからなる。 (もっと読む)


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