説明

Fターム[4K070EA19]の内容

炭素鋼又は鋳鋼の製造 (7,058) | 数値の特定 (1,431) | 時間 (101)

Fターム[4K070EA19]に分類される特許

61 - 80 / 101


【課題】硫黄含有量が増加した使用済スラグを、脱硫能力の良好な脱硫用スラグとして再び使用して、品質が良好な製鋼を行なうことができる使用済スラグの硫黄除去方法を提供しようとする。
【解決手段】製鋼プロセスにおいて、脱硫処理に使用されて硫黄含有量が増加している使用済スラグ4を、熱処理炉Bの中に存置させ、上記炉内を二酸化炭素ガス雰囲気にすると共に、900℃以上の温度にして1時間以上加熱して、上記使用済スラグから硫黄成分以外の他の成分を変動させることなく、硫黄成分を除去し、上記使用済スラグ4の脱硫能力を増加させ、再利用可能にするようにしたものである。 (もっと読む)


【課題】クロム系ステンレス鋼を脱炭精錬して製造する場合において、精錬前半の炭素濃度が高い領域でのダスト発生量を安定して低減すると同時に、精錬末期のクロム酸化量を安定して抑制する方法を提供することを課題とする。
【解決手段】上吹きランスから酸素を吹き込みつつ脱炭精錬してクロム濃度10質量%以上25質量%未満のクロム系ステンレス鋼を溶製するにあたり、精錬の前半は、上吹き酸素流量が生成溶鋼1トン当たり140Nm3/時以上220Nm3/時未満の範囲内とし、炭素濃度が2%以下0.5%以上の範囲に脱炭が進行した時点で生成溶鋼1トン当たり75Nm3/時以上120Nm3/時未満の範囲内となるように上吹き酸素流量を低下させ、上吹き酸素ジェットによる溶鉄の凹み深さLと溶鉄深さL0の比L/L0が精錬を通じて0.2以上0.5以下の範囲内でランス先端と溶鉄静止湯面間の距離LGを調節する。 (もっと読む)


【課題】転炉内で溶銑予備処理を行った後に、溶銑を転炉内に残したままスラグを排滓鍋に排出する際のスラグの鎮静方法において、排滓鍋内で急速にフォーミングするスラグを効率良く鎮静することにより、排滓鍋からのスラグの溢出を防止しつつ、溶銑予備処理後のスラグを転炉から排滓鍋に短時間で大量に排出する。
【解決手段】転炉10内で溶銑Pの脱燐処理を行った後に、溶銑Pを転炉10内に残したまま、転炉10の下方に設置された排滓鍋30に、塩基度が1.0以上1.5以下で酸化鉄濃度が15質量%以上25質量%以下のスラグSを、排滓鍋30の体積1m当たり0.03トン/分以上の平均排出速度で排出する際に、スラグSのフォーミングを鎮静するために、所定の組成、比重を有する塊状の鎮静材50を、スラグSの排出開始から20秒以内に、連続的または断続的に50kg以上の投入量で排滓鍋30に投入する。 (もっと読む)


【課題】耐火物容器内の溶銑を脱燐処理するに際して、蛍石やソーダ灰を使用することなく、これらを使用した場合と同程度もしくはそれ以上に脱燐を促進し得る溶銑の脱燐処理方法を提供する。
【解決手段】(1) 耐火物容器内の溶銑を脱燐処理するに際し、この溶銑に酸素源およびCaO 系精錬剤を添加すると共に、Li2O源を添加し、脱燐処理終了後のスラグ中Li2O濃度を0.1 〜5.0 質量%に調整すると共に、脱燐処理終了後のスラグ塩基度を1.5 〜3.5 に制御することを特徴とする溶銑の脱燐処理方法、(2) 前記溶銑の脱燐処理方法においてLi2O源を脱燐処理中に連続添加あるいは分割添加するもの。 (もっと読む)


【課題】製鉄プロセス等の複数の酸素製造プラントにおいて、最適な製造バランスを達成し、酸素製造電力を低減するため、酸素製造量の正確な予測方法を提供する。
【解決手段】数十〜数百種類の鋼種別に細分化し、酸素使用量及び吹錬時間をデータベース化する。データベース化した予測量と鋼種毎の実績量の誤差について、予測量による酸素ホルダーの圧力勾配と実績量による酸素ホルダーの圧力勾配の違いを自動的に比較して圧力勾配比率を算出し、それを次回の予測量にかけあわせて予測量を補正する。また、酸素使用開始予定時刻の誤差は、予定吹錬スケジュールの間隔に応じて、各番の酸素使用開始予定時刻すべてを自動的に修正する。更に、各酸素プラントの実績性能カーブを作成し、予測量に応じて稼動している酸素プラントの最適酸素発生バランスの組み合わせ計算を行い、各酸素プラント実績性能カーブから最も省電力な酸素発生バランスを算出する。 (もっと読む)


【課題】転炉内の溶鋼温度を測定するための視野を確保して、溶鋼温度を連続的に精度良く測定できると共に、羽口溶損を抑制して羽口の長寿命化を達成可能な転炉内溶鋼の測温方法を提供する。
【解決手段】内管10とその外側周囲に間隔を有して配置される外管11とを備える羽口12が底部13に設けられた転炉14内に、内管10からOガスを含む混合ガスを吹込むと共に、内管10と外管11との間からCOガスを含む冷却ガスを吹込みながら、転炉14内の溶鋼15温度を羽口12を介して輝度測定手段16により連続的に測定可能な転炉内溶鋼の測温方法であって、内管10に流す混合ガス中のOガス量を17%以上30%未満とし、しかも外管11と内管10との間に流すCOガス量を内管10に流すOガス量の10%を超え45%未満とする。 (もっと読む)


【課題】 転炉炉口とフードとの間に設置されるスカートをシールするに当たり、耐久性に優れ且つダスト、スラグ、地金などの影響を受けずに安定したスカートの上下動が可能であり、メンテナンスの省力化及び生産性の向上を可能とするシール構造を提供する。
【解決手段】 フード4と一体的に構成されるシール床5に上端が固定され、シール床から垂下して設置された水冷構造の円筒壁6と、炉口と円筒壁との間に設置され、円筒壁とフードとの間隙を上下動可能な水冷構造のスカート3と、スカート上端部の冷却水ヘッダ7の上部に、円筒壁と摺動可能な間隙を保持して設置された円筒形シール板6と、円筒形シール板の前記フード側に設置され、ダスト及び炉内からの飛来物の安息角以上の角度の傾斜面で形成される耐火物施工体10と、を具備するスカートのシール構造であって、円筒壁と円筒形シール板とでスカートとフードとの間をシールする。 (もっと読む)


【課題】製鋼工程の精錬処理時に発生する製鋼スラグの処理方法において,スラグの溶融状態を維持しながら製鋼スラグの改質還元処理を行うことで,遊離CaOや気泡をほとんど含まない高品質のスラグを得るとともに製鋼スラグの外観を改善し,かつ,製鋼スラグ中の有価成分を十分に回収する。
【解決手段】溶融製鋼スラグを溶銑が保持された反応容器に装入し,反応容器に装入された溶融製鋼スラグにSiO含有改質材および還元用炭素源を添加し,製鋼スラグの溶融状態を維持したまま製鋼スラグの改質処理および還元処理を行う。 (もっと読む)


【課題】高炉から受銑する溶銑の熱を利用する冷鉄源の溶解方法において,冷鉄源の溶解のバラツキを防止し,高炉からの溶銑の受銑の際に冷鉄源を完全に溶解するとともに,冷鉄源中の水分量や酸素分量を制御することにより受銑を安全に行う。
【解決手段】本発明の冷鉄源の溶解方法では,高炉で生成された溶銑を受銑する受銑容器内に受銑前に予め冷鉄源を投入しておき,冷鉄源が投入された受銑容器に溶銑を装入することにより冷鉄源を溶解する。ここで,冷鉄源は,代表長さLが,受銑時間Tおよび冷鉄源中に含まれる炭素濃度C(質量%)に応じて式L=exp(A×√T)およびA=0.10C+0.30を満たすように加工される。 (もっと読む)


【課題】 転炉型の精錬容器を用いて上吹きランスから酸素ガスを溶銑浴面に吹き付けて溶銑の脱燐処理を実施するに当たり、鉄スクラップなどの冷鉄源を配合しても脱燐反応を損なわず、且つ、生産性を低下させることなく、効率良く脱燐処理する。
【解決手段】 転炉型精錬容器2に収容された溶銑15にCaOを主体とする脱燐用精錬剤17を添加し、酸素ガスを上吹きして添加した前記脱燐用精錬剤を滓化させてスラグ16となし、溶銑に対して脱燐処理を施す、溶銑の脱燐処理方法において、冷鉄源を、脱燐精錬時間の30%が経過した時点から90%が経過する時点までの任意の時期に前記精錬容器内に上置き添加する。 (もっと読む)


【課題】サブランスへの地金付着を抑制し、生産効率の低下を防止する。
【解決手段】吹錬中の温度・成分を、サブランスを用いて測定しつつ吹錬する方法である。メインランス2の軸心とメインランス2の酸素吹出ノズル孔2aの中心を結んだ線を鉄浴面に投影した線L1と、メインランス2の酸素吹出ノズル孔2aの中心と浸漬位置におけるサブランス3の軸心を結んだ線を鉄浴面に投影した線L2とのなす角度θを10°以上とする。吹錬中、サブランス3により温度・成分測定を行う場合に、メインランス2の酸素流量を低下させない。
【効果】サブランス使用時のメインランスの酸素流量を低下することなくサブランスへの地金付着の減少が可能となり、生産ピッチの低下も抑制できる。 (もっと読む)


【課題】底吹き転炉の内壁面に付着した地金の溶解除去作業を安定して効率良く行なう方法を提供する。
【解決手段】底吹き転炉の炉口からランスを挿入し、ランスから酸素を炉内壁に吹き付けて地金を溶解除去する地金除去方法において、炉口周辺に付着した地金を除去する第1工程と、炉口から直胴部に至る拡径部に付着した地金を除去する第2工程と、直胴部に付着した地金を除去する第3工程との3段階に分けて酸素を炉内壁に吹き付ける。 (もっと読む)


【課題】本発明は、炉上のバンカ近傍でCOが検知されることがないようになる溶融金属溶製炉の副原料投入シュートからのガス漏れ防止方法及びガス漏れ防止装置を提供することを目的としている。
【解決手段】炉開口部を覆う排ガス回収用フードに連設され、バックファイアを防止する開閉式ゲートを有する副原料の投入シュートを備えた溶融金属溶製炉を用いて溶融金属を溶製するに際して、操業前の空炉状態にある溶融金属溶製炉を横倒し又は他所へ移動し、前記投入シュートの開閉式ゲートの設置位置の上流から、該投入シュート内に水を流し、堆積物を洗浄、除去するようにした。その結果、炉上のバンカ近傍でCOが検知されることがなくなった。 (もっと読む)


【課題】未還元の酸化鉄分を含有する還元鉄を含鉄冷材の一部又は全部として含鉄冷材の溶解を行うに際し、炭材原単位及び酸素原単位を良好に保って溶解を行うことのできる溶銑製造方法及び生産性の高い溶解を行うための最適な溶融スラグ生成条件を提供する。
【解決手段】種湯の存在する溶解炉に還元鉄、炭材、酸素を供給して溶銑を得るに際し、種湯のみ存在する溶解前溶銑浴深さと、溶解完了時の溶解後溶銑深さとの関係が、溶解前溶銑浴深さ/溶解後溶銑浴深さにより定まる指標Rsmを0.6〜0.85に制御する。また、溶解炉内に存在するスラグ量について、溶解開始前の残留スラグ量と溶解終了時のスラグ量との関係が、溶解開始前の残留スラグ量/溶解終了時のスラグ量により定まる指標Rssを0.1〜0.5に制御する。 (もっと読む)


【課題】 劣悪安価なスクラップを多量に使用することができ,出鋼量の拡大が可能で,しかも排ガスの回収,処理も可能で環境上の問題もなく,COの発生量削減対策にも資する製鋼法及びそれに用いる精錬設備を提供する。
【解決手段】 本発明は,比表面積を減少させる加工が施された鉄を含有するスクラップの一部又は全部を600〜1200℃に予熱し,スクラップの全部と溶銑を精錬炉に装入した後,酸素を吹き込みながら溶鋼を製造する製鋼法およびこれを実施するための製鋼用精錬設備である。好ましくは比表面積を減少させる加工をプレス成形にて直方体または立方体に成形し,成形後の厚みを80〜1000mmとし,さらに予熱装置としてトンネル炉または回転炉床炉を用いることを特徴とする製鋼法,およびこれを実施するための製鋼用精錬設備である。 (もっと読む)


【課題】本発明は、製鋼スラグから特に燐を効率良く除去し、そのスラグを製銑工程及び/又は製鋼工程で原料の一部として再利用する製鋼スラグのリサイクル方法を提供することを目的としている。
【解決手段】製鋼工程で発生する燐酸化物を含むスラグを、製銑工程及び/又は製鋼工程にリサイクルする方法の改良である。その方法は、まず、前記スラグを磁力分離して磁着物を除去し、その後に非磁着物と還元性物質とを混合、加熱し、該加熱の際に、別途還元性ガスを非磁着物重量(トン)当たり3〜30リットル(標準状態)/minの流量で添加し、気化脱燐反応を促進して脱燐させてから前記製銑及び/又は製鋼工程にリサイクルするようにした。 (もっと読む)


【課題】 本発明は、上記のような耐火物の損耗、精錬能の低下を伴わずにCaO分の滓化不良問題を解決する精錬法を提示する。
【解決手段】 30mass%以上の2CaO・Fe23を含む精錬材を用いる精錬法において、設定塩基度が1.1以上3.5以下である場合において、処理に用いる全CaOのうち該精錬材で供給するCaOの割合λ(mass%)を、λ=50(1−1.1/(設定塩基度))+10以上とし、さらに、精錬材の投入が終了する前に、生石灰の投入が終了することを特徴とする精錬方法。 (もっと読む)


【課題】転炉を用いて溶鋼の脱炭精錬および/または溶銑の脱りん吹錬を行う際に1本のランスノズルを用いて、ランスノズルチップ、ランス高さ、酸化性ガス流量を変更することなく、酸化性ガス噴流を制御し、炉内付着地金溶解、2次燃焼増大による溶鋼着熱、高速吹錬を達成することができる上吹きランスノズルを提供すること。
【解決手段】入口部にスロート部11を有しかつスロート部11の下流側に末広がり部12を有するガス噴射ノズル13を1個以上配設した上吹きランス14であって、ガス噴射ノズル13は、当該ノズル14の末広がり部12の壁面に配設された制御用ガス供給孔15を有し、制御用ガス供給孔15から制御用ガスを供給することにより、当該ガス噴射ノズル13から噴射される噴流の方向および流速が制御される。 (もっと読む)


【課題】 固形含鉄冷材を原料とし溶解専用転炉と精錬専用転炉を用いて溶鋼を得るに際し、これら転炉で発生するダストを予備還元して溶鉄原料とする転炉精錬法において、溶鉄の生産速度を低下させずに予備還元ダストを用いることのできるダスト利用方法を提供する。
【解決手段】 第1溶解専用転炉1の他に予備還元ダスト溶解専用転炉(第2溶解専用転炉9)を設け、含鉄冷材は種湯の存在する第1溶解専用転炉1にて溶解し、予備還元ダストは種湯の存在する第2溶解専用転炉9にて溶解し、得られた高炭素溶鉄を原料として精錬専用転炉3で酸素精錬することにより所要成分の溶鋼を得、溶解専用転炉及び精錬専用転炉で発生するダストに炭材を内装させて塊成化し、予備還元炉8で高温加熱して内装炭材を還元材とした予備還元を行って予備還元ダストと供給することを特徴とする転炉製鋼におけるダスト利用方法である。 (もっと読む)


【課題】付着地金となるスピッティング粒鉄が炉口へ付着し難くする。
【解決手段】上底吹きの転炉で上吹きランス7から酸素を吹き込んで吹錬を行う転炉の吹錬方法において、上吹きランス7から酸素を吹き込む送酸速度を、排ガスの空塔速度に基づいて調整する。 (もっと読む)


61 - 80 / 101