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Fターム[4L035MB00]の内容

合成繊維 (28,381) | アクリル系ポリマーの化学構造(L.P) (346)

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【課題】従来法と比べて高配向で、強度の優れたアクリル繊維を提供する。
【解決手段】重量平均分子量が30万〜400万のポリアクリロニトリル系ポリマーを芯成分、易溶解性ポリマーを鞘成分とし、芯成分の直径が2μm〜300μmの範囲内である芯鞘複合繊維。易溶解性ポリマーがエステル系ポリマーであることが好ましい。また芯成分と鞘成分とが、重量比30/70〜95/5であることが好ましい。および、該繊維をアルカリ溶液によって処理して易溶解性ポリマーを分解溶出し、得られる繊維を2倍以上延伸するポリアクリロニトリル系ポリマーからなる繊維の製造方法。 (もっと読む)


【課題】従来法と比べて高配向で、強度の優れたアクリル繊維を提供する。
【解決手段】重量平均分子量が30万〜400万のポリアクリロニトリル系ポリマーを島成分、エステル系ポリマーまたはビニルアルコール系ポリマーを海成分とし、島成分の直径が2μm〜300μmの範囲内であり、島成分が実質連続である海島複合繊維。島成分と海成分とが、重量比10/90〜80/20であることが好ましい。および、該繊維から、アルカリ溶液によってエステル系ポリマーまたはビニルアルコール系ポリマーからなる海成分を分解溶出し、得られる繊維を2倍以上延伸するポリアクリロニトリル系ポリマーからなる繊維の製造方法。 (もっと読む)


【課題】品位が良好であるため焼成工程での毛羽巻付きの少ない炭素繊維前駆体繊維を安定して得ることができる製造方法を提供する。
【解決手段】ポリアクリロニトリル系重合体溶液を紡糸工程と、得られた繊維糸条Aを水洗する工程と、水浴延伸する工程と、乾燥熱処理する工程と、シール部材を両端側に有する延伸チューブBを備えたスチーム延伸装置を用いて延伸することからなる炭素繊維前駆体繊維の製造方法において、ポリアクリロニトリル系重合体として、ゲルパーミエーションクロマトグラフ(GPC)法で測定される重量平均分子量(Mw)が20万〜50万で、多分散度(Mz/Mw)(Mzは、Z平均分子量を表す。)が2.5〜6.0であるポリアクリロニトリル系重合体を用い、かつ、スチーム延伸工程において、延伸チューブには繊維糸条導入側に予熱域C、繊維糸条取り出し側に加熱域Dの分割された2領域を有する延伸チューブを用いる。 (もっと読む)


【課題】扁平断面またはY字型断面を含み、2つ以上の異なる断面形状を有する牽切紡用アクリル繊維トウの提供。
【解決手段】扁平断面またはY字型断面を含み、2つ以上の異なる断面形状の紡糸ノズルからアクリル系重合体又はそれを主成分とする紡糸原液を凝固浴中に吐出し、沸騰水中で3〜8倍延伸を施す製造方法において、(扁平またはY断面以外の断面形状の吐出線速度)/(扁平またはY断面の吐出線速度)の比を、1.0〜1.8とする上記牽切紡用アクリル繊維トウの製造方法。
製糸時に凝固浴中での糸切れもなく安定に紡糸でき、また、牽切紡糸時に束切れもなく良好に牽切ができる。 (もっと読む)


【課題】
ポリアクリロニトリルをマス染色する改良された方法および更に、ポリアクリロニトリル紡糸液を染色するために適した新規な顔料製剤を提供する。
【解決手段】
下記:
顔料を10〜60重量%、
グリコールベースの溶媒を15〜85重量%、
界面活性剤を5〜25重量%、および
通例の添加剤を0〜10重量%、
パーセンテージは、顔料製剤の総重量を基準にする
含む顔料製剤をアクリロニトリルポリマーまたはコポリマーの溶液中に組み込む、ポリアクリロニトリルをマス染色する方法。 (もっと読む)


【課題】炭素繊維のプリカーサとして好適な単糸繊度が太い耐炎糸を、高品位で、かつ、高効率で製造する方法と、該方法にて得られた耐炎糸を炭化して炭素繊維を製造する方法を提供することを目的とする。
【解決手段】赤外分光測定において1580cm−1から1610−1の間の最大吸光度が0.5以上で、湿式法により作成した無配向フィルムの強度が0.1MPa以上、伸度が2.5%以上であるポリアクリロニトリル系ポリマーを、5〜30重量%含有したポリマー溶液を用い、湿式紡糸法により、単糸繊度1.5dtex以上7.0dtex以下の繊維を製造するアクリル耐炎糸の製造方法。 (もっと読む)


本発明の種々の実施例は改良されたカーボンファイバおよびフィルム、ならびにカーボンファイバおよびフィルムを製造する方法を提供する。ここに開示されるカーボンファイバおよびフィルムは一般にアクリロニトリル含有ポリマーから形成される。カーボンファイバおよび/またはフィルムは、炭素ナノチューブ、グラファイトシート、または両方とアクリロニトリル含有ポリマーとを含む複合体からも形成できる。ここに記載されるファイバおよびフィルムはそのファイバまたはフィルムの意図される用途に応じて、高強度、高係数、高導電率、高熱伝導率、または光学的に透過性を一つ以上示すよう調整できる。
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本発明の様々な実施形態は、改善された炭素繊維および炭素膜、ならびに炭素繊維および炭素膜を作製する方法を提供する。本明細書中に開示される炭素繊維および炭素膜は、通常、アクリロニトリル含有ポリマーから形成される。この炭素繊維および/または炭素膜は、アクリロニトリル含有ポリマー、ならびに炭素ナノチューブ、グラファイトシートまたはその両方を含む複合体からも形成することができる。本明細書中に記載される繊維および膜は、その繊維または膜に対する所望の用途に応じて、高強度、高弾性、高電気伝導率、高熱伝導度または光透過性のうちの1つ以上を示すように作られうる。
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【課題】耐炎ポリマーを製糸して得られる炭素繊維用前駆体繊維であり、各熱処理時における単繊維間接着を抑制し、より高性能な炭素繊維を提供する。
【解決手段】PAN骨格を有する耐炎ポリマーを構成成分とし、繊維重量当たりの珪素含有量が0.01〜5重量%の範囲であり、製糸工程における乾燥や延伸など各熱処理時、耐炎化および炭化工程における単繊維間接着を抑制し、高性能な炭素繊維を得るために好適な炭素繊維用前駆体繊維およびその製造方法、さらには該繊維を用いた炭素繊維の製造方法。 (もっと読む)


【課題】
本発明の課題は、耐炎繊維束の優れた工程通過性を達成し、同時に毛羽が少ない高品位の耐炎繊維束を得ることである。また、この高品位な耐炎繊維束を前駆体に用い、工程通過性が良好で製品の品位・品質が良好な炭素繊維の製造方法を提供することである。また、紡績・不織布工程の通過性が良好な耐炎繊維束を提供することである。
【解決手段】
本発明のアミン変性耐炎繊維束は、アミン系化合物で変性されてなり、広角X線測定による分子配向度が65%以上であり、毛羽数が1×10−3個/m/フィラメント以下であるアミン変性耐炎繊維束である。また、本発明のアミン変性耐炎繊維束の製造方法は、アミン系化合物で変性された耐炎ポリマーを含有する溶液を、湿式紡糸または乾湿式紡糸して得られた繊維束に収束剤を付与した後、50℃以上150℃以下の温度の加熱体に接触するものである。 (もっと読む)


【課題】
口金からの吐出時における耐炎ポリマーの賦形安定性および洗浄工程における賦形物の物理的な安定性を向上させることができる耐炎ポリマーを含有する分散体を提供する。
【解決手段】
耐炎ポリマーが有機溶剤中に分散している分散体であって、その単位断面積あたりの水中引っ張り強度が5gf/mm以上450gf/mm以下であることを特徴とする耐炎ポリマーを含有する分散体であり、耐炎ポリマーは、好ましくは、有機溶媒中、酸、酸無水物または酸塩化物の少なくとも1種類の存在下にアクリロニトリル系ポリマーを加熱処理することによって得ることができるものであり、そして好適な有機溶剤は極性有機溶剤である。
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【課題】
賦形性、特に糸形状への賦形性の高い耐炎ポリマーを含有する分散体を提供する。
【解決手段】
塩と耐炎ポリマーが分散媒中に分散されていることを特徴とする耐炎ポリマーを含有する分散体であって、耐炎ポリマーがアクリロニトリル系ポリマーを加熱処理することによって得られるものであり、分散媒が極性溶媒であり、そして、塩のカチオン種がアンモニウムイオンである。 (もっと読む)


【課題】
生産性、工程通過性を損なうことなく、引張強度が優れた炭素繊維を製造する方法を提供する。
【解決手段】
アクリロニトリル以外の単量体の共重合比率が0.5モル%以下であるポリアクリロニトリル系重合体と、実質的に1種類のアルキレングリコールを重合してなるポリアルキレングリコールとが溶媒に溶解してなり、かつ、シリコーンを実質的に含有しない紡糸原液を、湿式紡糸法または乾湿式紡糸法により紡糸する炭素繊維前駆体繊維の製造方法、および、その方法で得られた前駆体繊維を用いた炭素繊維の製造方法。 (もっと読む)


【課題】湿式防止法による紡糸時にノズルから紡出された糸条を分割しても、毛羽及び分割不良の発生を抑制可能なアクリル系炭素繊維前駆体繊維束の製造方法を提供すること。
【解決手段】湿式紡糸によるアクリル系炭素繊維前駆体繊維束の製造方法であって、(A)凝固槽の凝固液中に浸漬された2つのノズルから紡糸原液を紡出し、2つのノズルから得られた糸条をそれぞれ分割する工程と、(B)前記凝固槽の上方に設置された方向転換ロールに、前記2つのノズルから得られ分割された糸条のそれぞれを互い違いに配置して同一方向に進行させる工程と、(C)前記同一方向に進行する糸条を乾燥緻密化する工程と、(D)前記乾燥緻密化された糸条のうち隣り合う2本ずつを組み合わせて、引き揃えることなく単一のボビンに巻き取る工程と、を有するアクリル系炭素繊維前駆体繊維束の製造方法とする。 (もっと読む)


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