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Fターム[4L045DA10]の内容

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Fターム[4L045DA10]に分類される特許

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【課題】耐熱性、難燃性を維持したままで、後加工性を向上させたポリベンザゾール繊維マルチフィラメントを、製造プロセスを大幅に変更することなく簡便に製造する方法を提供する。
【解決手段】ポリベンザゾールを溶媒に溶解したドープを紡糸口金から紡出させ、紡出されたドープを集束させてポリベンザゾールの凝固剤を含有する液体中(凝固浴)に浸漬して凝固処理する際に、紡出されたドープフィラメントを凝固浴に浸漬する前に、下記の条件で、ポリベンザゾールの凝固剤の蒸気に接触させることを特徴とするポリベンザゾール繊維マルチフィラメントの製造方法。
(a)紡糸口金から凝固浴までの空間で、ドープフィラメントの束の外側から内側に向けて円周方向からポリベンザゾールの凝固剤の蒸気を噴きつける
(b)ポリベンザゾールの凝固剤の蒸気を円周方向から噴きつける位置における、ドープフィラメントの集束密度Dが2,000以下である
D=A×(L1/L2)×(L1/L2)
D(フィラメント数/cm):ポリベンザゾールの凝固剤の蒸気を噴きつける位置におけるドープフィラメントの集束密度、A(個/cm):紡糸口金の孔密度、L1(cm):紡糸口金から凝固浴中でドープフィラメントを集束させる位置までの距離、L2(cm):ポリベンザゾールの凝固剤の蒸気を噴きつける位置から凝固浴中でドープフィラメントを集束させる位置までの距離 (もっと読む)


【課題】アクリル系重合体糸条を加圧スチーム延伸するに際し、同時に多数の糸条を加圧スチーム延伸装置に導糸しても安定な延伸を達成できる加圧スチーム延伸装置を提供する。
【解決手段】加圧スチームを用いてアクリル繊維を延伸するための加圧スチーム延伸装置であって、加圧スチーム延伸装置の入口近傍および出口近傍に、複数のピンガイドBを有する固定バーが設けられ、入口近傍のピンガイドBの間隔を、出口近傍のピンガイドBの間隔の0.5〜0.8倍とした加圧スチーム延伸装置。多数の糸条を同時に加圧スチーム延伸する際の延伸工程の安定性を向上させ、毛羽の発生を低減する事、特に、炭素繊維用アクリル系前駆体繊維においては、後の炭素繊維の毛羽低減にもつながり、炭素繊維製造工程を安定化できる。 (もっと読む)


【課題】従来の研磨ブラシ用毛材に比べ耐熱性および研磨性に優れ、特にステンレス鋼板などの乾式研磨加工に好適な研磨ブラシ用毛材および研磨ブラシを提供する。
【解決手段】研磨砥材粒子を含有するポリエーテルエーテルケトン樹脂組成物を構成素材とするモノフィラメントからなる研磨ブラシ用毛材であって、前記モノフィラメント中の空隙率が15%以下であることを特徴とする研磨ブラシ用毛材。 (もっと読む)


【課題】膨潤微細化され低粘度となされた高分子材料の製造装置の提供。
【解決手段】過熱水蒸気を過熱水蒸気発生手段101により発生させる過熱水蒸気発生ステップと、前記過熱水蒸気発生手段101で発生した過熱水蒸気の圧力を圧力調整手段102により調整する圧力調整ステップと、高分子材料を取得手段103により取得する材料取得ステップと、前記材料取得ステップにより取得された前記高分子材料を昇温手段104により所定の温度に昇温する材料昇温ステップと、昇温された前記高分子材料を第1吐出口111より吐出する第1吐出ステップと、前記第1吐出口111の周縁に配置され、前記第1吐出口111と同一の吐出方向である第2吐出口121より前記過熱水蒸気を前記第1吐出ステップと同時期に吐出する第2吐出ステップとを含む。 (もっと読む)


【課題】大幅な口金の面掃周期の延長を可能とすることによって、紡糸装置の稼働率の向上と、口金の面掃作業の低減とを具現化して、ポリエチレンナフタレート繊維の製造コストを低減するとともに、品質に優れたポリエチレンナフタレート繊維を製造できる溶融紡糸装置を提供する。
【解決手段】ポリエチレンナフタレート樹脂からなるポリマーを紡出する紡糸口金1と、該口金の下方に飽和水蒸気又は過熱水蒸気を該口金に向って放射状に吹き出す水蒸気付与装置2とを備え、口金下のポリマー吐出面と接触する空気を水蒸気で置換して、ポリエチレンナフタレート繊維を溶融紡糸することを特徴とするポリエチレンナフタレート繊維の溶融紡糸装置とする。 (もっと読む)


【課題】 ポリエステル繊維の製造過程、特に3000m/分以上の高速製糸方法において、交絡ノズルおよびその周辺ガイドの汚れ付着を抑制し、糸切れ、毛羽、および長手方向の交絡開繊長バラツキが非常に少ない高品位なポリエテル繊維を得ることができる製造方法を提供する。
【解決手段】 (1)溶融紡糸したポリエステル糸条を冷却固化した後、紡糸油剤を付与し交絡処理を施して3000m/min以上のゴデットローラを介して巻取機で巻き取るポリエステル繊維の製造方法において、交絡処理装置の下方からスチームを供給することを特徴とするポリエステル繊維の製造方法。 (もっと読む)


【課題】紡糸口金への異物の堆積を効果的に抑制し、高融点のポリエステル繊維の溶融紡糸工程における周期的な糸切れを防止、もしくは糸切れ周期を大幅に延長できる方法および製造装置を提供すること。
【解決手段】ポリエステルポリマーを紡糸口金から吐出しポリエステル繊維を溶融紡糸する方法であって、紡糸口金直下の紡糸筒内の温度が350〜450℃の範囲内であり、かつ該紡糸筒内に円周上に配置されている水蒸気供給用の均圧室から多孔質材料を通して、加熱水蒸気を供給することを特徴とする。該多孔質材料は金属不織布または多孔質セラミックスであることが好ましい。更に、該紡糸口金が円周状に配置されたポリマー吐出孔を有する。また、該ポリエステルポリマーはポリエチレンナフタレートポリマーであることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】メルトブロー法により紡糸を行う際に、繊維の延伸と繊維の冷却とのタイムスパンを小さくする手段を講じることで、繊維の径の更なる微細化、柔軟化を実現する。
【解決手段】紡糸ダイ10の、熱風吐出スリット11eと冷風吐出スリット12eとの間に、冷却用流体供給スリット14を設ける。この冷却用流体供給スリット14に供給フード71を差し込んで、ポリマー通路11b、12bに冷却した紡糸油剤mを送り込む。冷風吐出スリット12eと熱風吐出スリット11eとの吐出風量の差から生じる負圧により、溶融ポリマーpを繊維fに延伸させる。これとほぼ同時に、冷却用流体供給スリット14を通じ溶融ポリマーpに冷却した紡糸油剤mを付与して冷却する。繊維fに熱が残らないため、結晶化が抑制されて延伸性が向上し、柔軟性も増し、風合いが良くなる。また、紡糸油剤mは、毛羽立ち、静電気の発生をも抑える。 (もっと読む)


非対称性の中空繊維膜を製造するための方法であって、ポリマー溶液を中空繊維スピニングノズルの外側環スリットをとおして押出すことと、同時に、中心流体を中空繊維スピニングノズルの内側孔をとおして沈殿バスに押出すことと、を含み、前記ポリマー溶液が10〜26 wt-%のポリスルホン(PSU), ポリエーテルスルホン(PES) またはポリアリルエーテルスルホン (PAES), 8〜15 wt-%のポリビニルピロリドン(PVP), 55〜75 wt-%のN-アルキル-2-ピロリドン (NAP) および 3〜9 wt-%の水を含有し、前記中心流体が70 〜90 wt-%のN-アルキル-2-ピロリドン (NAP) および 10〜30 wt-%の水を含有し、前記沈殿バスが0〜20 wt-%のN-アルキル-2-ピロリドン (NAP) および 80〜100 wt-%の水を含有する方法。
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