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Fターム[4L050AB03]の内容

織機 (2,384) | 目的、機能 (159) | 緯糸通しのためのもの (59)

Fターム[4L050AB03]に分類される特許

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【課題】タンデムノズルの残圧による緯入れ終了時の緯糸切れや緯糸への影響を防止する。
【解決手段】タンデムノズル4とタンデムバルブとを接続する配管は、メインノズル3の配管よりも小径の内径を有する。圧縮エアは配管の小径化により絞られ、タンデムノズル4には、メインノズル3より低圧の圧縮エアが供給される。タンデムノズル4のノズル圧力の立ち上がりはメインノズル3に比して緩やかに移行するため、緯糸はメインノズル3の圧縮エアにより牽引され、糸姿勢が安定する。タンデムバルブの閉鎖後、タンデムノズル4の残圧は配管の小径化によりクランク角度K6において微風のノズル圧力P1まで低下し、緯入れ終了タイミングのクランク角度K5では、ノズル圧力P1よりも低下する。従って、緯入れ終了タイミング前後では、タンデムノズル4による牽引力が小さいため、緯糸に対する引張力が小さく、緯糸切れや緯糸への影響を防止することができる。 (もっと読む)


【課題】ボビン自体を経糸(縦糸)の周囲に高速に移動させ、かつ、誤動作による筬の損傷や糸切れを最小限にできるボビン搬送装置を提供する。
【解決手段】ボビン搬送装置は、経糸の周囲を上下移動する2本のアームと、各アームに設けられた電磁石と、磁石に吸引される材料から成るボビンと、2本のアームの上下移動を行う上下駆動手段と、2本のアームの開閉動作を行う開閉駆動手段と、各アームの電磁石の通電状態を個別にON/OFFするスイッチ手段と、上下駆動手段と開閉駆動手段とスイッチ手段を同期させる制御信号とから構成される。ボビンを保持する側のアームの電磁石は電流が流され磁化された状態であり、ボビンを保持しない側のアームの電磁石は電流が流されず磁化されない状態である。2本のアームが経糸の周囲を上下移動し、アームが閉じた時に、各々の電磁石の磁化状態が切り替わることにより、各アームの間でボビンの受渡しを行う。 (もっと読む)


【課題】製織パターンの全製織ステップ数を連続して設定しなくても良くすること。
【解決手段】1以上の製織関連装置に対し、1織機サイクル毎に駆動態様が設定され、設定された駆動態様に関する設定内容に従って製織関連装置を駆動することにより製織を行う織機における製織方法であって、織組織、緯糸構成又は緯糸密度が異なる複数の単位織柄による製織部分を含む織物を製織するにあたり、各単位織柄に対応し且つ互いに独立して設定される複数の織柄製織パターン、各織柄製織パターンによる織物組織1リピート分の製織の工程情報を含み且つ製織長の情報が関連付けて設定された製織工程情報が記憶され、各織柄製織パターンは、製織サイクル毎の製織関連装置の駆動態様が単位織柄を形成する織機サイクルの1リピート分として設定され、製織工程情報に設定された工程順に従い、織柄製織パターンを読み出し、製織関連装置を駆動させ、製織長分の製織を行う。 (もっと読む)


【課題】炭素繊維の扁平糸を緯糸及び経糸として用いてなり、緯糸及び経糸の扁平状態が維持されている炭素繊維扁平糸織物を製造する。
【解決手段】炭素繊維の扁平糸を用いてなる炭素繊維扁平糸織物をレピア織機で製織するに際し、緯糸給糸側12に、扁平面13,15を上下方向に向けた傾斜状態の架渡し緯糸部分21を形成するための緯糸支持部20と糸端挾持部17を上下に配設する。レピア6に設けられた緯糸把持部11は、第1の把持部56と第2の把持部79を有する。第1、第2の把持部56,79は、扁平な傾斜状態にある架渡し緯糸部分21を、レピア6の往復動方向で見た両側から把持する。緯糸把持部11が緯糸を把持した後に糸端挾持部17が糸端側16を離す。レピア6は、緯糸2aを扁平状態を保持しながら経糸開口内を後退して緯糸2aを緯入れする。緯入れ後、緯糸把持部11は緯糸2aを離す。 (もっと読む)


【課題】織機において、低屈曲性、低伸び性、高脆性等の特性を有した緯糸2を使って織成する場合に、緯糸2の給糸開始部20へ向けた緯糸2の送り込みを確実に行うことができるものであり、また給糸ミスを含んだ給糸異常を確実に判別できるようにする。
【解決手段】緯糸2の給糸開始部20には、緯糸2の先端を把持して杼口13への給糸に待機させる糸端把持部24と、この糸端把持部24から一次側に離れて配置されて緯糸2の給糸時に同じ糸長の緯糸2のみを通糸させる糸導入部25とを有して画成される糸整流区間21が設けられており、この糸整流区間21の一次側には、緯糸2を非張力状態に保持させながら糸整流区間21へ向けて送り込む消極型糸送り部3が設けられたものとする。 (もっと読む)


【課題】
空気噴射式織機において先染めされた糸を緯糸として使用して製織が行われる場合において、製織される織布の品質を向上させる。
【解決手段】
緯入れ用のメインノズルと、緯入れ経路に沿って配置された多数本のサブノズルとを含み、各サブノズルグループが給糸側のものから順に予め設定されたタイミングでリレー的に空気噴射を行うことにより、メインノズルから射出された緯糸の飛走を助勢する空気噴射式織機を前提とし、メインノズルの先端部近傍に噴射孔が位置するように設けられた補助噴射ノズルであってメインノズルから引き出された緯糸に対し空気噴射を作用させるように設けられた補助噴射ノズルを備え、先染めされた糸を緯糸に用いる製織において、緯入れが完了した時点以降から緯糸が経糸に拘束される時点までの間の所定期間において、上記補助噴射ノズルに噴射動作を行わせるる。 (もっと読む)


【課題】空気噴射式織機において、緯入れの安定化と空気噴射量の削減を一挙に図ることを可能とするサブノズルの噴射期間の設定を、適切且つ容易に行えるようにする。
【解決手段】多数本のサブノズルを電磁開閉弁に接続されたもの毎に分けて複数のグループを形成する空気噴射式織機のサブノズルの噴射期間設定方法であって、複数のグループを、2以上のグループから成る下流側・上流側のグループ群、残りのグループから成る中流側のグループ群に分け、中流側・上流側のグループ群を対象とし、予め定められた期間を1単位とした噴射期間の削減態様を対象のグループ群毎に定めて、対象の全てのグループ群に対する噴射期間の削減態様を含む噴射量削減パターン(以下パターン。)を複数決定し、パターンを予め記憶させると共に任意に選択可能とし、各サブノズルの噴射期間を設定する場合、作業者がパターンを選択すると、噴射期間の噴射終了時期が修正される。 (もっと読む)


【課題】主軸の回転数に基づいて緯入れ条件を変更する流体噴射式織機において、緯入れ条件に関する予備設定作業を簡略化することができる緯入れ装置を提供すること。
【解決手段】緯入れ関連装置を制御するための緯入れ条件を選択する緯入れ制御器を備えた流体噴射式織機の緯入れ装置において、主軸の回転数に関する境界値と境界値に対する大小関係に対応した緯入れ条件とを予め記憶している記憶器と、境界値と主軸の回転数とを比較して境界値に対する大小関係に対応した信号を緯入れ制御器に出力する比較器とを備え、緯入れ制御器は、比較器からの大小関係に対応した信号の入力を受けて、記憶器から対応する緯入れ条件を選択することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】本発明は、複数の物品を糸長方向に所定間隔で担持した複合糸を正確に位置合せして緯入れすることで多数の物品を担持した織物を効率よく製織することを可能とする。
【解決手段】物品担持用織機は、複数の経糸Aをビーム10から配列して送り出し経糸Aを開口機構14により開口させ、緯糸Bをボビン20より給糸して開口された経糸Aの間にレピアヘッド22により緯入れし緯糸Bを経糸Aの間に筬25により筬打ちして織成する。所定本数の緯糸Bを織成した後、複数の物品を糸長方向に所定間隔で担持した複合糸Cをリール30から給糸して開口された経糸Aの間にレピアヘッド40により緯入れし複合糸Cを打ち込みグリッパ37により打ち込む。その際に給糸される複合糸Cの物品を検知センサ38により検知し、複合糸Cの物品が給糸経路の所定位置に設定されるように給糸制御する。 (もっと読む)


【解決手段】織機のグリッパヘッド(1)は、帯状緯糸材料(8)を織機の杼口に挿入するためのクランプデバイス(2)を備える。クランプデバイス(2)は、定置のクランプジョー(3)と、ばね(5)によって負荷が加えられた、回転軸線(6)を中心として移動自在のクランプジョー(4)とを含み、各クランプジョーは、クランプ面(7)を夫々有し、移動自在のクランプジョー(4)は、クランプデバイス(2)を開放するための制御手段(9)によって作動できる。グリッパヘッド(1)はフレーム(10)を含み、クランプ面(7)は、本質的にフレーム(10)の外側に、配置され、ばね(5)及び回転軸線(6)はフレーム(10)の内側に配置されている。
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供給ユニットから織機の挿入要素(4)に、好ましくはバンド形状からなる横糸材料(6)を搬送するための装置(1)は、横糸材料(6)の自由端(E)をクランプするためのクランピング装置(5)を備える。クランピング装置(6)は、少なくとも二つの異なる操作位置の間で、本質的に挿入要素(4)の移動方向(BR)で搬送可能になる。前記装置(1)は、クランピング装置(5)を搬送するための駆動部(8)を含む。好ましくはバンド形状からなる横糸材料(6)をボビン又は供給ユニットから織機の挿入要素(4)に搬送するための方法において、横糸材料(6)の自由端(E)はクランピング装置(5)内でクランプされ、自由端(E)は挿入要素(4)に搬送され、そして、クランピング装置(5)が開けられて横糸材料(6)が挿入される。クランピング装置(5)は、少なくとも二つの異なる操作位置の間で、本質的に挿入要素(4)の移動方向で、駆動部(8)によって搬送される。
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【課題】部品点数増をもたらすことなく、緯糸の延出長さを容易に変更できるようにする。
【解決手段】図6(a)は、緯糸Y1が伸縮性の低い糸種の場合におけるノズルホルダ27の取り付け位置を示す。ノズルホルダ27は、いずれも、ねじの締め付けによってノズルホルダ27の背面271をジョイント19の第1取り付け面195にボール41を介在した状態でジョイント19に取り付けられている。図6(b)は、緯糸Y5,Y6が伸縮性の高い糸種の場合におけるノズルホルダ28,29の取り付け位置を示す。ノズルホルダ28,29は、ねじの締め付けによってノズルホルダ28,29の正面283,293をジョイント20,21の第2取り付け面207,217にボール41を介在した状態でジョイント20,21に取り付けられている。 (もっと読む)


【課題】 空気噴射織機において、高密度の筬であっても、背面へ空気が抜け易くし、緯糸の安定した搬送を確保すると同時に、経糸の整列機能及び緯糸を織り組織へ打ち込む機能も従来通り備えた製織用筬とする。
【解決手段】 前縁31に凹部4を形成した複数のトンネル羽3を、前記凹部4が互いに連通するように配置し、横方向に緯糸及びその搬送空気流の案内溝5を形成した製織用筬1において、前縁81に前記凹部4が形成されず、且つこの前縁81が、案内溝5を形成する前記凹部4の奥縁43よりも前方に突出しないように位置決めされたスペース羽8Cを、トンネル羽3間に有する。トンネル羽3の凹部4を形成した上下間に対応する位置のスペース羽8を、後方への屈曲部84に形成し、その屈曲部84の前縁81がトンネル羽3の後縁32よりも後方に位置させる。 (もっと読む)


【課題】緯入れの信頼性及び緯入れ装置の耐久性を備えた多色用緯入れ装置の提供を目的とする。
【解決手段】8本の緯入れノズルをスレイ上に固定して配置する。パイル織機のボーダ織り工程において、織前側の緯入れノズル2Gが選択されると、テリーモーション機構はエキスパンションバー及びテンプル装置を織機前方へ移動する。このため、織前は点X1で示す移動量だけ織機前方へ移動し、緯入れノズル2Gの射出口付近における経糸の開口距離を増大して緯入れノズル2Gによる安定した緯入れを可能にする。緯入れノズル2Gの緯入れが完了すると、テリーモーション機構はエキスパンションバー及びテンプル装置を織機後方へ移動し、織前を点X3で示す筬打ち位置へ復帰させ、緯糸の筬打ちが行なわれる。従って、多色用緯入れ装置において緯入れの信頼性及び緯入れ装置の耐久性を得ることができる。 (もっと読む)


【課題】多色緯入れ織機において、記憶媒体に複数の緯入れ条件が制御値と選択番号とを対応させた形で記憶されている場合に、記憶媒体に記憶されている特定の緯入れ条件の制御値を作業者が緯入れ制御部に対し思い通りにかつ容易に設定できるようにする。
【解決手段】緯入れ時に動作する緯入れ系列を2以上備える緯入れ装置と、各緯入れ系列に属する緯入れ関連装置の動作用制御値の設定器と、制御値が各緯入れ系列に割り当てられた選択番号に対応する形で緯入れ条件として予め設定される緯入れ制御部とを含む多色緯入れ織機において、記憶装置に記憶されている緯入れ条件から選択された選択番号に対応する制御値のうち設定対象のものを読み込むステップと、設定指令信号の発生に伴い、前記ステップで読み込まれた制御値を、指定された選択番号の緯入れ系列における設定対象のものとして緯入れ制御部に対し設定するステップとを設定器が実行する設定方法。 (もっと読む)


【課題】 変形筬を用いる空気噴射式織機において、緯糸案内溝に対し、サブノズルの先端を高速かつ安定した運動で接離可能とする。
【解決手段】 織り幅方向に延在するリードホルダに下部が固定されている筬の緯糸案内溝に先端が対峙するサブノズルを織り幅方向に離間して複数備える空気噴射式織機において、フレームに回転可能に支持されて筬を揺動する揺動軸に対して平行に延在しフレームに支持される支軸と、支軸に対して平行に延在して複数のサブノズルが上方に突出した状態で固定されるノズルホルダと、織り幅方向の異なる位置で一端が支軸に支持されると共に他端でノズルホルダを支持する複数のステーとを含み、支軸の軸心は緯糸案内溝の揺動角における二等分線よりも反織前側に在ってリードホルダよりも下方に位置し、前記複数のステーは筬の揺動運動に連動して揺動する。 (もっと読む)


【課題】多色緯入れ織機において2本の緯糸と、それら緯糸を通していた2つの緯入れ系列との関係を入れ替えた場合に伴う、緯入れ条件の設定変更作業を容易化すること。
【解決手段】複数の緯入れ関連装置からなる緯入れ系列を複数備える緯入れ装置と、緯入れ系列の選択番号を定めた緯入れパターン及び緯入れ系列の緯入れ関連装置の動作用制御値を設定する設定器と、選択番号に対応する形の制御値及び緯入れパターンが設定され且つ制御値に従って緯入れ関連装置による緯入れを実行させる緯入れ制御装置とを含む多色緯入れ織機において、入れ替える緯糸に対応する2つの緯入れ系列を作業者が設定器において選択するステップと、このステップに基づく入替指令信号の発生に伴い、既に選択された2つの緯入れ系列について入替対象である緯入れ関連装置の制御値を入れ替えることが、設定器によって実行されるステップを含む緯入れ条件の設定方法。 (もっと読む)


【課題】緯糸経路変更装置に用いられるアクチュエータにおける軸受けの寿命を延ばす。
【解決手段】回転されて緯糸Ya,Ybの経路を変更する経路変更体20は、ステッピングモータMa,Mbのモータ軸28に止着されている。ステッピングモータMa,Mbは、制御コンピュータCの作動制御を受ける。制御コンピュータCは、経路変更体20の位置を変更して緯糸Ya,Ybの経路を変更するようにステッピングモータMa,Mbの動作位置を制御する通常制御の機能と、通常制御時における経路変更体20の位置の変更範囲(回転角度範囲θ1,θ2)よりも大きい変更範囲(回転角度範囲Θ)となるように経路変更体20を往復させる保護制御の機能とを有する。 (もっと読む)


【課題】織機の圧力調節方法及び圧力調節システムを有する織機を提供すること。
【解決手段】織機1、特に圧力調節システム10及び複数の異なる横糸2、2’挿入用の横糸挿入システムを有する空気ジェット織機の圧力調節のための方法が提示される。この横糸挿入システムには、糸貯蔵器2a、2b、2a’、2b’及び主ノズル3、3’が各異なる横糸に対して設けられ、主ノズルは挿入中に糸貯蔵器からそれぞれの横糸を引っ張り出しそれを加速する。さらに圧力調節システムには、主ノズル一緒の一群に対して、圧力センサ21、多方向バルブ22及びそれとは別に配置される調節器23を有する圧力調節器20が設けられ、この調節器は圧力センサ及び多方向バルブに接続され、圧力調節器20が横糸の挿入のためにそれに対応する群の主ノズル3、3’に連結される。 (もっと読む)


【課題】流体噴射式織機に用いられる緯入れノズルにおいて、緯入れの安定性、緯糸品質を損なうことなく、簡単な機構で、緯糸切断時の緯糸のノズル抜けを防止する。
【解決手段】流体噴射式織機の緯入れノズル(1)において、前記スレッドガイド(3)の下流側の先端部(10)には、圧縮流体の流れ方向の下流側基端より先端側に進むにつれて先細り状に設けられる側部とそれの先端に連なる頂部とを有する突起(11)が、円周方向に6個以上30個以下の数にて間隔をおいて配置されるとともに、前記突起(11)の頂部における円周方向の長さaを、前記スレッドガイドの先端部における肉厚t1以下にする。 (もっと読む)


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