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Fターム[4L050CA12]の内容

織機 (2,384) | 経糸関係の細部 (252) | 経糸に張力を付与する手段 (36)

Fターム[4L050CA12]に分類される特許

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【課題】パイル経糸の張力変動に対する応答性を高めたパイル経糸張力調整装置を提供する。
【解決手段】ガイドプレート24は設定された曲率半径により形成され、ガイドプレート25はガイドプレート24よりも大きな曲率半径を有する。また、ガイドプレート24は織幅方向の織端位置側に配設され、ガイドプレート25は中央位置側に配設される。板ばね26はパイル経糸Tpにおける織幅方向の長さに対応した長さを有する。板ばね26は、パイル経糸Tpの張力が高い中央位置側で弾性変形可能な領域L1が小さくなり、パイル経糸Tpの張力が低い織端位置側で板ばね26の弾性変形可能な領域L2の変化が小さい。従って、張力の高いパイル経糸Tpに対して強いばね力が作用し、張力の低いパイル経糸Tpに対して弱いばね力が作用する。このため、板ばね26は同一平面上に維持され、パイル経糸Tpの張力変動に対する応答性を阻害されることがない。 (もっと読む)


【課題】織機が停止した状態で行われる経糸を連続的に送る経糸送り操作時において、経糸の張力を所望の状態に維持する制御が安定して行われるようにする。
【解決手段】
送出装置5及び巻取装置8が織機の主駆動モータとは独立した送出モータ5c及び巻取モータ8cを駆動源とする織機において、前記主駆動モータを停止した状態で前記送出モータ5c及び前記巻取モータ8cを駆動して経糸送り操作を行うと共に、前記経糸送り操作中に経糸の張力を検出し、その検出に基づく経糸張力値を予め設定された経糸張力の基準値と比較し、前記経糸張力値が前記基準値から外れた場合、前記送出モータ5c及び前記巻取モータ8cを制御対象として予め設定された制御態様に従い、経糸の張力を前記基準値へ戻すための張力制御を実行する。 (もっと読む)


【課題】パイルを安定した状態で一方向に揃えることができるパイル揃え装置を提供する。
【解決手段】楔状の空間21において、織布Wのパイルはパイル揃え部材18の当接面20により徐々に織機の後方側へ寝かせられ、当接面20と織布ガイド体1との当接部において板ばね16の付勢力による高い押さえ力を受け、織布Wの布地側に圧着される。さらに、織布ガイド体1の揺動により、パイルは当接面20との間で付勢力による高い押さえ力を受けたまま摺接作用を受け、アイロンがけされたように寝かせられた状態が定着する。パイル揃え作用を受けた織布Wはサーフェスローラ9及びガイドローラ10を経由する間、パイルが立ち上がること無く、安定した状態で巻取りローラに順次巻き取られる。従って、パイルに対する高い押さえ力とテリーモーションによる摺接作用との相乗効果によりパイルを安定した状態で一方向に揃えることができる。 (もっと読む)


【課題】 被洗浄物上の異物の大きさおよび付着状態に応じて最適なブラシ毛を地組織に容易に形成することができるパイル織物およびその製造方法を提供する
【解決手段】 複数の上地経糸間および複数のパイル経糸間に上地緯糸を通入して上地を形成し、かつ複数の下地経糸間および前記複数のパイル経糸間に下地緯糸を通入して下地を形成するとともに、上地および下地間に前記複数のパイル経糸を張架させて二重パイル織物を製織し、この二重パイル織物の前記複数のパイル糸を前記上地と下地との間で切断することによって、上下2枚のパイル織物を形成するパイル織物の製造方法において、前記複数のパイル経糸の張力を、各パイル経糸の伸縮性に応じた予め定める変動範囲に個別に調整した状態で、前記二重パイル織物を製織する。 (もっと読む)


【課題】経糸ビームの実際の巻径に対応した巻径が得られる経糸ビームの巻径検出方法を提供する。
【解決手段】送出しモータ及び巻取りモータが一定時間T0だけ正転駆動される。低速で時間T1だけ回転された後、時点H1で高速回転に切り替えられる。時間T2後の時点H2及び時間T3後の時点H3で経糸張力を検出し、経糸張力の差から経糸張力変化量WT1が演算される。経糸張力変化量WT1が許容範囲にないと、経糸張力変化量WT1に基づく補正量を1回目の正転駆動時の巻径に加算し、新たな巻径を演算し、記憶する。以下同様にして経糸張力変化量が許容範囲になるまで逆転及び正転駆動を繰り返し、経糸張力変化量WT2、WT3、WT4を検出する。4回目の逆転駆動時の経糸張力変化量WT4が許容範囲になると、送出しモータ及び巻取りモータの駆動指令は停止され、4回目の逆転駆動時の演算巻径を製織運転時の経糸ビーム4の巻径として設定する。 (もっと読む)


【課題】製織運転中に、緯糸拘束力に関連する要素を切換る織機において、上記切換りにともなって発生する緯糸密度むら(織段)をより目立たなくする。
【解決手段】速度指令信号により、経糸走行部材(3、13)を駆動して、経糸3を走行させる織機1において、緯糸拘束力に関連する要素としての緯糸糸種を切り換えるに際し、上記切換りにともなって発生する緯糸密度むらを解消する方向に、経糸走行部材(3、13)に対する前記速度指令の信号を補正する。 (もっと読む)


【課題】テリーモーションを行なう部材に移動体を直接連結した場合のフェルプレートの上下変位を抑制する。
【解決手段】フェルプレート36を支持する移動体30Aは、テリーモーション部材であるエキスパンションバー6に取り付けられた取り付け片28Aに連結ピン41を介して相対回動可能に連結されている。ガイド体29Aは、移動体30Aを織機の前後方向に移動可能に案内するためのガイド面291を有する。移動体30Aにはガイド面291上を転動する回転輪31Aが備えられている。ガイド面291は、織機の後側から前側に向かうにつれて昇る昇り勾配の形状に形成されている。 (もっと読む)


【課題】 織機の起動直後から所定の期間に生じる織段を抑制するための情報を作業者に提供する。
【解決手段】 検出された経糸張力値に基づいて経糸送出装置による経糸の送出量を制御する経糸張力制御を実行する織機において、織機の起動後、経糸張力制御に伴って平均経糸張力値又は経糸張力値の目標経糸張力値との差が所定の範囲内となる安定状態に達したことを検出し、織機の起動から上記安定状態の検出までの起動変動期間又は前記起動変動期間における織布の長さ寸法に関連する情報を表示する。 (もっと読む)


【課題】織機のイージング量を調整した場合に、張力検出器での検出値を調整前後で、できるだけ変わらないようにすること。
【解決手段】積極イージング機構を用いた織機の送出装置であって、積極イージング機構は、イージングロールを支持すると共に第1の軸に揺動可能に支持されるテンションレバーと、第1の軸を支持すると共に織機のフレームに固定的に配置された第2の軸に揺動可能に設けられた第2のレバーと、フレームに固定された駆動部と駆動部に連結されたコンロッドとを含む駆動機構であってテンションレバーに連結されてテンションレバーを揺動駆動する駆動機構とを備え、コンロッドは、織機のフレームに固定的に配置された第3の軸に揺動可能に設けられた第3のレバーと、第3のレバーに連結されたリンクとを介してテンションレバーに連結される。 (もっと読む)


【課題】織機の経糸送り出し装置において、経糸張力変動を抑制し、織り段を防止すること、ワープビームの回転軸を駆動する回転の駆動源および変速機の容量を小さくするとともに、許容経糸張力や打ち込み密度範囲等の使用条件範囲を拡げ、織機の汎用性を向上させる。
【解決手段】回転の駆動源4と、駆動源4の回転をワープビーム2に伝達する伝達装置5とからなる駆動装置3を備え、駆動装置3は経糸張力に抗する制動力をワープビーム2に作用させつつワープビーム2を送り出し方向および反送り出し方向に回転させる織機の経糸送り出し装置1において、駆動装置3の制動力とは別に、ワープビーム2に制動力を作用させる制動装置10を設け、前記制動装置10は、ワープビーム2の反送り出し方向の回転時に制動装置10の制動力を緩和させる制動力緩和手段12を備え、前記制動力緩和手段12は、制動装置10とワープビーム2の回転軸21との間に介在する一方向回転伝達装置13により構成される。 (もっと読む)


【課題】綜絖や筬の駆動周期が変動しても適切に張力を制御できる織機を提供する。
【解決手段】織機1は、ワープビーム3から経糸Vを送出させる方向へワープビーム3を回転させる送出モータ27と、ワープビーム3から送出された経糸Vを開閉口させる綜絖10と、緯入れ装置11により経糸Vの開口に入れられた緯糸Hを筬打ちする筬13と、筬13により筬打ちされ、経糸V及び緯糸Hにより形成された織布Wを引き込むサーフェスローラ17を織布Wを引き込む方向へ回転させるサーフェスモータ61と、経糸Vの張力を検出する位置検出器35と、位置検出器35の検出した張力をフィルタリングする適応フィルタ部83を有し、当該適応フィルタ部83によりフィルタリングされた張力に基づいて、経糸Vの張力が所定の目標張力になるように、送出モータ27及びサーフェスモータ61を制御する制御装置25とを有する。 (もっと読む)


【課題】本願発明の目的は、織機の運転開始時の経糸張力を運転時の経糸張力に速やかに対応させ、織段発生等の問題を解消することにある。
【解決手段】経糸張力復帰スイッチ27を押して正転インチング1回転を行う。制御装置2は織機の回転開始位置S1から停止位置S2までの織機回転角度を記憶し、ロードセル20で計測された経糸張力を各織機回転角度に対応して記憶する。制御装置2は、記憶した経糸張力の平均経糸張力Aを算出し、予め設定された運転時目標経糸張力Xとの偏差A1を算出して補正値として記憶する。前記補正値は予め定められた織機回転角度である織機の停止位置S2の経糸張力Bに加算され、織機の停止位置S2における復帰目標経糸張力Cが算出される。次に、経糸送出しモータ3の逆転により経糸Tに張力が付加され、経糸張力が復帰目標経糸張力Cに一致すると織機の運転開始の準備が完了する。 (もっと読む)


【課題】本願発明は、織物の最適製織条件に適切に対応できる異常張力基準値の設定を可能とする経糸異常張力検出方法を提供する。
【解決手段】現在仕掛けられている織物の予定長さの製織が完了すると織機は停止され、クロスローラ13と新しいクロスローラとの交換ならびにワープビーム4と新しいワープビームとの交換及び新しい経糸と旧経糸との繋ぎを行う機仕掛け作業が行われる。機仕掛け作業完了後、織物種類、経糸張力を含む製織条件等を制御装置2の記憶部に設定し、試し運転を行う。制御装置2は試し運転中にロードセル19から出力される新しい織物の試し運転時経糸張力の最大値を基に経糸の異常張力基準値を算出し、記憶部に設定する。異常張力基準値の設定後、一旦織機を停止し、起動スイッチ22を操作して織機の稼動運転を開始する。織機の稼動運転中はロードセル19が検出する経糸張力を異常張力基準値と比較し、経糸の異常張力の有無を検出する。 (もっと読む)


【課題】織機の通常運転に先立ち、織前位置の補正動作や経糸張力の調整動作を行う織機において、実際の織前位置や経糸張力の値を正確に調整することにより、織段を確実に防止すること。
【解決手段】織前位置補正動作の動作時間、経糸張力調整動作の動作時間、織前位置補正動作の開始時期と経糸張力調整動作の開始時期とに時間差を持たせた場合のその時間差の少なくともいずれか1つに関し、a)織前位置補正動作の動作時間を、起動準備用の設定張力値と起動準備動作直前に検出された経糸張力値との偏差に基づいて制御する、b)経糸張力調整動作の動作時間を、起動準備用の設定張力値と起動準備動作直前に検出された経糸張力値との偏差又は織前位置補正動作の設定補正量に基づいて制御する、及びc)前記時間差を、起動準備用の設定張力値と起動準備動作直前に検出された経糸張力値との偏差に基づいて制御すること。 (もっと読む)


【課題】
たて糸の糸長差による織物ぼこつきやよこ糸蛇行が発生しにくい強化繊維織物の製造方法。
【解決手段】
複数枚のヘルドにたて糸となる強化繊維束を1本ずつ通し、たて糸を開口させて、杼口によこ糸を打ち込む織成工程を有する強化繊維織物の製造方法であって、次の(A)〜(C)の工程を経て強化繊維束を織成工程に送出す方法。(A)強化繊維ボビンから解舒された複数の強化繊維束を、織物のたて糸として幅方向に等間隔に引き揃え位置決めする、位置決め工程(B)前記位置決め工程で、位置決めした間隔を超えない幅に強化繊維束の糸幅を規制する、第1の糸幅規制工程(C)前記引き揃えられた複数の強化繊維束を送出ローラを用いてシート状のたて糸シートとして、織成部工程に送り出す、送出工程 (もっと読む)


【課題】各糸に生じる張力を均一化することにより、隣り合う糸同士の重なりを防止することができる糸送り出し装置を提供する
【解決手段】一対の収束ローラ8a、8bを微小隙間δを介して対向させる。これにより、経糸T、T’と収束ローラ8a、8bとの圧接により糸幅が広がった際にも、隣り合う糸が接触しないため、糸同士が重なることがなく、これに起因する糸の張力の差も生じない。尚、該微小隙間δの隙間幅は、糸T、T’が重ならないように、例えば糸T、T’の厚み以上とすればよい。 (もっと読む)


【課題】本願発明は、織成中に地経糸の張力をパイル織り工程用の低い状態とボーダ織り工程用の高い状態に切り替え可能とすることにある。
【解決手段】パイル織り工程でのテンションローラ3の消極イージングは第1のトーションバー45により行う。ボーダ織り工程では、ストッパー65がストップレバー60の当接面64に係合する。地経糸Tの高い張力は第1のトーションバー45及び第2のトーションバー46で受けられ、テンションローラ3はより大きな付勢力で付勢される。経糸開口運動に伴う過剰張力が生じた場合は、テンションパイプ14を介して第2のトーションバー46がストップレバー60を固定した一端側を基点として捻られ、過剰張力を吸収することができる。従って、第1のトーションバー45及び第2のトーションバー46によってボーダ織り時の地経糸Tの高張力状態を維持しながら消極イージングを行うことができる。 (もっと読む)


【課題】 送り出しビームから引き出される経糸を案内するロールが、一対のレバーに回転可能に支持される織機のロールの支持装置において、ロールを回転不能にした場合に、一対のレバーを支持する軸受け、および軸受けに嵌合されるシャフトが摩耗するのを抑える。
【解決手段】 送り出しビームから引き出される経糸を案内するロールであって、ロールは、ロールの両軸部が軸部に嵌合される第1の軸受けを介して一対のレバーの一端にそれぞれ支持され、一対のレバーは第2の軸受と第2の軸受に嵌合されるシャフトとを介してフレームにそれぞれ支持される織機のロールの支持装置において、ロールの端部と前記レバーとを連結する腕木が、ロールの少なくとも一方の端部に設けられ、ロールが回転不能となる。 (もっと読む)


【課題】強化繊維織物を織成するにあたってたて糸の糸長差による織物ぼこつきやよこ糸蛇行が発生しにくい強化繊維織物の製造方法およびその製造装置を提供する。
【解決手段】次の(A)〜(E)の工程を有することを特徴とする強化繊維をたて糸2に有する強化繊維織物の製造方法。(A)複数の強化繊維束を、織物12のたて糸として幅方向に実質的に等間隔に位置決めする強化繊維束の位置決め工程、(B)強化繊維束の糸厚みを揃えながら強化繊維束を並行に引き揃える強化繊維束の糸厚み調整工程、(C)強化繊維束をシート状のたて糸シートとして織成部に送り出す強化繊維束の送り出し工程、(D)ヘルドフレーム8の開閉口による張力変動を、接触ローラがローラ軸と平行移動するイージング機構により緩和する強化繊維束の張力調整工程、および(E)強化繊維束からなるたて糸シートを開口し、杼口によこ糸10を打ち込んで織物を織成する織成工程。 (もっと読む)


【課題】 2以上の経糸ビームから送り出される経糸を使用して製織を行う織機において、いずれか1つの経糸ビームが交換された際に行われる織付け作業が、円滑に且つ短時間で行えるようにするための開口装置を提供する。
【解決手段】 上記の織機に用いられる開口装置であって複数枚の綜絖枠の個々の運動を電気的に制御可能な制御手段を含む開口装置において、2以上の経糸ビームのうちの1つの経糸ビームから送り出される経糸に対応する綜絖枠を含む一部の特定の綜絖枠を、設定された期間に亘って待機状態とすべく、前記特定の綜絖枠に関する待機情報が設定される待機枠設定器を備え、該待機枠設定器が前記制御手段に接続されている。 (もっと読む)


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