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Fターム[4L055FA05]の内容

 (82,557) | 目的、効果 (9,982) | パルプ品質関係 (298) | 白色度、リグニン含有率 (82)

Fターム[4L055FA05]に分類される特許

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【課題】製紙工場のクラフトパルプの漂白工程から発生する漂白排水中のCOD・色度の負荷を低減すること。
【解決手段】ECF漂白法を用いた漂白クラフトパルプの製造方法において、蒸解工程後のパルプの多段漂白を行う際、オゾン漂白段後にはアルカリ抽出工程を有することなく、オゾン段の後工程に二酸化塩素漂白段を行う。
オゾン漂白段後に、二酸化塩素漂白段、過酸化水素漂白段の組合せから成る漂白工程を行うことが推奨される。
また、オゾン漂白段後に、酸処理工程を行うことが推奨される。 (もっと読む)


【課題】
漂白剤の使用量を大幅に低減でき、環境への悪影響が少ない漂白が実現できる漂白助剤を提供することである。
【解決手段】
二酸化塩素によるセルロースパルプの漂白に用いられる漂白助剤であって、
溶解度パラメーターが14〜24の水溶性高分子(A)を含有してなることを特徴とする漂白助剤を用いる。さらに界面活性剤(B)を含有することが好ましい。(B)はHLB6〜18のノニオン性界面活性剤(B1);スルホ基、スルホオキシ基又はホスホノ基の少なくとも1種を有するアニオン性界面活性剤(B2);並びに両性界面活性剤(B3)からなる群より選ばれる少なくとも1種であることが好ましい。(A)はポリビニルアルコールが好ましい。 (もっと読む)


【課題】針葉樹を原料とする製紙用化学パルプのECF漂白において、二酸化塩素添加量を押さえながら高い白色度を持つパルプを製造する。
【解決手段】針葉樹を原料とする製紙用化学パルプの漂白方法において、蒸解処理−酸素脱リグニン処理後、二酸化塩素段、アルカリ抽出/酸素/過酸化物段および過酸化物段から構成される多段漂白処理の、最終二酸化塩素処理の終pHを4.0〜4.5に維持することを特徴とする製紙用化学パルプの製造方法。 (もっと読む)


【課題】、漂白パルプの中のヘキセンウロン酸量を漂白薬品の増添をすることなく除去する方法の提供。
【解決手段】リグノセルロース物質から得られたヘキセンウロン酸を含む製紙用化学パルプパルプをモノ過硫酸で処理し、その後多段漂白処理して漂白パルプを製造する方法であって、モノ過硫酸処理時に、IV族、V族、VI族元素のイオンを共存させ、かつ、処理pHが2〜4であることを特徴とするヘキセンウロン酸含有量の少ない漂白パルプの製造方法。 (もっと読む)


【課題】漂白度や他のパルプ特性が向上する機械パルプ製造方法の提供。
【解決手段】チップの薬剤による前調質のために蒸解缶のような非圧縮槽を用い、次いで繊維化装置で繊維束にし、次いで洗浄し、最後に高コンシステンシー薬剤処理を行う。蒸解缶は、従来の木材チップからの化学パルプ製造時に使用されるものでよく、薬剤の抽出のために使用されるスクリーンの存在の有無は問わない。この蒸解缶は満液式でも気相式(蒸解缶内に蒸気スペースを含む)でもよく、連続式または回分式のいずれにても運転される。この蒸解缶は、スクリュー機構を使用せずに内容物の抜き出しが可能である。蒸解缶で処理されたチップは、次いで繊維に分離され、チップは粗い繊維束に変化するので、これを洗浄し、脱水する。洗浄され、脱水されたパルプは、次いでアルカリ性過酸化物薬剤で処理される。 (もっと読む)


【課題】非木材パルプの漂白において、漂白剤として塩素系薬品をまったく使用せず、過酸化物のみで、漂白コストの増大を最小限にとどめ、かつパルプ粘度を維持しながら、非木材パルプを高白色度に漂白する方法を提供する。
【解決手段】非木材パルプを高白色度に漂白する方法において、キレート剤または酸でパルプを処理し、該処理パルプに過酸化物を添加し第1段の漂白処理を行い、次いで洗浄せず更に過酸化物を添加して第2段の漂白処理をすることを特徴とする、非木材パルプの無塩素漂白方法。 (もっと読む)


界面活性剤と鉱物系脱墨成分とを含む組成物の使用により古紙を脱墨することができる。 (もっと読む)


本発明は、以下の工程を有するパルプの製造方法に関する:リグノセルロース原料のotro量に対して、亜硫酸塩(NaSO3として計算)25%未満を含有する薬品溶液を製造する工程、該薬品溶液を規定の浴比で木材と混合する工程、薬品溶液と木材とを、室温を上回る温度に加熱する工程、および引き続き、(第一の変法)自由に流れる薬品溶液を除去し、かつ木材を蒸気相中で蒸解する工程、または(第二の変法)木材を、液相中で蒸解し、かつ自由に流れる薬品溶液と木材とを分離する工程。 (もっと読む)


本発明は、針葉樹に関しては15°SRで8kmを上回る裂断長を有し、かつ無漂白のotroパルプに対して少なくとも15%のリグニン含有率を有し、かつ広葉樹に関しては20°SRで5.0kmを上回る裂断長を有し、かつ無漂白のotroパルプに対して少なくとも12%のリグニン含有率を有する、木材からなるリグノセルロースパルプに関する。 (もっと読む)


粉砕されたセルロース系繊維性材料を処理する方法であって、炭酸ナトリウムによって処理し、その後、その前処理された材料を、アントラキノン(AQ)の存在の下で蒸解する方法である。これによって生成されたパルプは、従来技術によって生成されたパルプと比較すると、より高い収率、強い強度、及び、よりよい漂白性を有する。AQは、炭酸塩前処理段階で導入することができる。この方法は、さらに、酸前処理を含むものとすることができ、生成されたパルプにより高められた特性をもたらす。
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【課題】 オゾン漂白の反応選択性を改善し、かつ反応効率を上げ、後段での二酸化塩素使用量のより少ないECF漂白パルプの製造方法を提供する。
【解決手段】リグノセルロース物質を蒸解して得られる未漂白パルプをアルカリ酸素漂白し、次いでキレート剤を添加することなく、無機ペルオキシ酸及び/又はその塩で処理した後、洗浄し、さらにオゾン処理から始まる多段漂白処理を行うことを特徴とする漂白パルプの製造方法である。さらに好ましくは、前記、無機ペルオキシ酸及び/又はその塩の処理pHが2〜3である。また、好ましくは、前記無機ペルオキシ酸がモノ過硫酸である。 (もっと読む)


【課題】二酸化塩素を使用するECF漂白において、二酸化塩素の使用量を減らし、漂白パルプの褪色性を改善した漂白パルプの製造方法の提供。
【解決手段】リグノセルロース物質を蒸解して得られる未漂白パルプをアルカリ酸素漂白し、次いで無機ペルオキシ酸および/またはその塩で処理した後、さらに二酸化塩素処理から始まる多段漂白処理を行う漂白パルプの製造方法であり、前記無機ペルオキシ酸および/またはその塩で処理した後、洗浄する漂白パルプの製造方法。さらに好ましくは前記無機ペルオキシ酸および/またはその塩の処理pHが1.5〜6である。 (もっと読む)


【課題】 いわゆる難脱墨性古紙を含む古紙原料からも高品質なDIPを安定して製造するために、フローテーション法に代表される脱墨方法でフローテーターでのインキ除去性を効果的に改善する脱墨方法およびフローテーターでのインキ除去性を向上させる脱墨剤を提供すること。
【解決手段】 古紙原料に含まれるインキを脱インキ処理して脱墨パルプを製造する過程で、テルペンアルコール類とポリオキシアルキレン基を有する化合物を工程内に添加することを特徴とする脱墨方法。 (もっと読む)


【課題】環境負荷が少なくかつ退色性のない優れた高白色度パルプ、及びそれを含有した紙を提供すること。
【解決手段】漂白処理を行った化学パルプを、過酸化水素の存在下で波長100〜400nmの紫外光及び/または可視光による光照射処理し、前記過酸化水素の添加率が絶乾パルプ重量当たり0.1〜5重量%である高白色度化学パルプの製造方法を提供する。紫外光及び/または可視光による光照射処理が、pH10〜13のアルカリ性条件で行うことができる。さらに、本発明で得られる漂白化学パルプは、強度低下が少なく低密度(嵩高)となる。 (もっと読む)


【課題】 光漂白処理にパルプの洗浄処理を組合わせることで光照射時間を短縮し、効率の良い、環境への負荷の小さい漂白方法を開発すること。
【解決手段】 酸処理後洗浄したパルプに対して波長100〜400nmの紫外光及び/または可視光による光照射処理を2回以上繰り返し、前記の各々の光照射処理後にパルプを脱水及び/または洗浄をすることを特徴とするパルプの漂白方法を提供する。前記光照射処理中に、波長250〜290nmにおけるパルプスラリーの濾液の吸光度が上昇して最大値の90%以上となる時点から下降して90%までとなる時点の間で前記脱水及び/または洗浄処理を実施することができる。 (もっと読む)


【課題】脱墨パルプのアルカリ過酸化水素漂白効率を進め、従来より漂白薬品原単位の低い高白色度の脱墨古紙パルプを製造させることができる漂白方法を提供するものである。
【解決手段】印刷古紙を離解する離解工程、除塵するスクリーニング工程、脱墨処理するフローテーション工程、漂白及びソーキング処理をする漂白工程、機械的せん断力を与える分散工程、洗浄処理する洗浄工程の組み合わせからなる高白色度脱墨パルプ製造設備から構成される古紙のパルプ化工程において、漂白工程が二段の連続した工程からなり、第一漂白工程を50℃〜80℃でアルカリ性過酸化水素漂白を行い、第二漂白工程では、90℃〜120℃まで昇温して漂白する。 (もっと読む)


【課題】歩留やパルプ強度の低下をきたすことなく、バージンのLBKPと同等レベルの少ない夾雑物であり、かつ印刷用紙に好適に使用できる十分な白色度の古紙パルプを得る。
【解決手段】20%を超えるパルプ濃度で古紙を離解し異物をパルプ繊維より除く工程10、20と、それぞれディスク型の分散機により機械的攪拌を行いながらパルプ繊維を漂白する工程を、少なくとも2段の前漂白工程40及び後漂白工程50とを含む。 (もっと読む)


【課題】製紙用化学パルプの、分子状塩素を用いないECFあるいはTCF漂白方法において、漂白コストを抑えながら、パルプ粘度を保持し、且つパルプ中の残HexA量を減少させパルプの褪色性を改善する方法を提供する。
【解決手段】蒸解処理−酸素脱リグニン処理後の製紙用化学パルプを、無塩素漂白処理により白色度70〜89%に漂白したパルプについて、モノ過硫酸処理をすることを特徴とする、製紙用化学パルプの製造方法。 (もっと読む)


【課題】過酸化水素を活性化させて漂白反応効率を実用レベルまで向上させるパルプ漂白助剤およびパルプ漂白方法を提供することである。
【解決手段】過酸化水素によるパルプ漂白工程において、過酸化水素の活性化触媒として使用するパルプ漂白助剤であって、下記一般式(1)および明細書に記載した一般式(2)〜(4)で表される金属錯体のうちの少なくとも一つであるパルプ漂白助剤。過酸化水素によるパルプ漂白工程において、パルプに前記パルプ漂白助剤および過酸化水素を接触させることにより、該パルプを漂白するパルプ漂白方法である。
【化14】


(式中、R1〜R6、M1、X1、1およびn1は、明細書に記載の通りである。) (もっと読む)


【課題】排水処理の必要な薬品等を用いることなく、省エネルギーで環境にもやさしい、木質系バイオマスからリグニンを分離する方法を提供する。
【解決手段】粉砕した木質系バイオマスを水中に分散させ、この懸濁液に超音波を照射することにより、バイオマス中のリグニンを水に溶解させ抽出する。この方法により、木質系バイオマスの中から水溶性のリグニンを容易に分離することができるとともに、非水溶性であるセルロースおよびヘミセルロースを、短時間で効率的に精製することが可能となる。 (もっと読む)


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