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Fターム[4L055FA05]の内容

 (82,557) | 目的、効果 (9,982) | パルプ品質関係 (298) | 白色度、リグニン含有率 (82)

Fターム[4L055FA05]に分類される特許

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【課題】 UVインキ印刷古紙に代表されるインキ剥離が困難な難脱墨性古紙に対して未剥離インキの減少とフローテーション法に代表される脱墨方法で優れたインキ除去性を有する脱墨剤を提供すること。
【解決手段】 下記一般式(1)で表される化合物を含有する難脱墨性古紙用脱墨剤。
【化1】


(但し、Arはベンジル基、スチリル基またはクミル基を表し、nは1から5の整数で、Xはフェニル基またはナフチル基であり、AOは炭素数2から4のオキシアルキレン基、mは1から200の整数である。) (もっと読む)


本発明は、特に気相でシュウ酸誘導体、特にジアルキルエステル誘導体に材料を曝露する処理工程又は前処理工程を使用した繊維状リグノセルロース材料又は供給源からパルプを製造する新規の方法である。処理したら、材料を、いくつかのパルプ化法のうちの1つを使用して精製し、最終パルプ製品を製造することができる。この製品の製造により、パルプから作製した紙の強度が増し、パルプ作製におけるエネルギーが節約される。さらに、処理又は前処理により、さらなる製品開発のための可溶性炭水化物供給源及び他の成分(例えば、酢酸、他の木材成分)が製造される。或る特定の場合には、パルプ製品は製造されず、リグノセルロース中に存在する全炭水化物は、可溶性糖に変換される。 (もっと読む)


【課題】 無塩素漂白方式によって製造されるクラフトパルプ(特に、広葉樹クラフトパルプ)の退色性を改善することと、製造されたパルプの強度を改善すること。
【解決手段】 蒸解工程と酸素脱リグニン工程と、塩素を使用しない無塩素漂白方式による漂白工程とを有するクラフトパルプの製造方法において、酸素脱リグニン工程後のパルプ成分中のヘキセンウロン酸量を45mmol/絶乾パルプkg以上とする。 そしてまた、製造されたパルプの退色性を改善するための手段として、漂白工程後のパルプ成分中のヘキセンウロン酸量を5mmol/絶乾パルプkg以下とする。 本願発明の方法を実施するにあたっては、酸素脱リグニン工程後に、pH2.5〜3.5、反応温度80〜90℃、反応時間180分以上、好ましくは180〜480分、さらに好ましくは240〜420分の条件下でパルプ成分を酸処理することが推奨される。 (もっと読む)


【課題】 パルプの酸処理あるいは光照射技術を更に発展させ、効率の良い、環境への負荷の小さい漂白方法を提供し、単独のオゾン処理、あるいは単独の光照射処理より高白色度のパルプを製造すること。
【解決手段】 酸処理後洗浄したパルプに対して、オゾンの存在下で波長100〜400nmの紫外光若しくは可視光又はそれらの併用による照射処理をすることを特徴とするパルプの漂白方法を提供する。前記照射処理はpH2〜4の酸性条件下、またはpH10〜13のアルカリ性条件下で行うことができる。 (もっと読む)


【課題】 機械パルプの製造において、木材チップ前処理段階若しくはリファイニング前に添加されるアルカリ性過酸化水素の反応効率アップによる白色度を向上、さらにリファイニング時の熱で過酸化水素が分解された場合にも残存した水酸化ナトリウムによるアルカリ焼けを抑制する。
【解決手段】 木材チップにアルカリ性過酸化水素薬液を含浸させる工程(a)、常圧または加圧下で該木材チップをリファイニングしてパルプを製造する工程(b)を含む機械パルプ製造方法において、少なくとも前記(a)、(b)のいずれかの工程において酸素を添加する。 (もっと読む)


【課題】広葉樹材を蒸解して得られる未漂白パルプをアルカリ酸素脱リグニンした後、元素状塩素を用いないECF漂白法を改良し、漂白薬品を過剰に使用することなく退色の原因となる物質を効率良く除去した、退色性が優れた製紙用化学パルプの製造方法。
【解決手段】広葉樹材を蒸解して得られる未漂白パルプをアルカリ酸素脱リグニンした後、pH2.0〜4.0、温度70〜90℃、時間60分〜180分間の条件で酸処理し、その後のECF漂白法による多段漂白工程において初段及び後段の2つ以上の二酸化塩素処理段を有し、初段と後段の二酸化塩素添加量の合計添加率が絶乾パルプあたり0.7〜1.3質量%で、かつ、初段と後段の二酸化塩素添加率の比D1/D2が1.5〜3.5であることを特徴とするものである。 (もっと読む)


【課題】広葉樹材を蒸解して得られる未漂白パルプをアルカリ酸素脱リグニンした後、元素状塩素を用いないECF漂白法を改良し、漂白薬品を過剰に使用することなく退色の原因となる物質を効率良く除去した、退色性が優れた製紙用化学パルプを提供する。
【解決手段】広葉樹材を蒸解して得られる未漂白パルプをアルカリ酸素脱リグニンし、その後ECF漂白法による多段漂白を行った製紙用化学パルプであって、該パルプ中のヘキセンウロン酸含有量が絶乾パルプkgあたり15mmol以下であり、かつ、残留リグニンに由来するカッパー価が1.5以下であることを特徴とする退色性が改善された製紙用化学パルプ。 (もっと読む)


【課題】本発明は、オフセット印刷古紙を使用した漂白方法を改良し、高白色度の古紙パルプが得られる印刷古紙の高白色度パルプの漂白方法を提供するものである。
【解決手段】本発明は、古紙原料の離解工程において、キレート剤と二酸化チオ尿素、アルカリを組み合わせて使用すること、キレート剤及び二酸化チオ尿素にアルカリを組み合わせて同時に使用すること、キレート剤と二酸化チオ尿素にアルカリ、酵素及び次亜塩素酸ソーダを組み合わせて同時に使用すること、離解工程でキレート剤と二酸化チオ尿素、アルカリの組み合わせからなる処理と過酸化水素からなる1段漂白処理を行うこと、または離解工程で、キレート剤と二酸化チオ尿素、アルカリの組み合わせからなる処理と、1段目が過酸化水素、2段目が二酸化チオ尿素、キレート、アルカリからなる多段漂白処理を行うことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】二酸化塩素漂白工程によって達成されるパルプの最終白色度を、より一層改良する方法を提供する。
【解決手段】アルカリ脱リグニン処理して製造された化学セルロースパルプを処理する方法であって、(a)前記パルプを約1〜約5のpHと約40〜約100℃の温度で酸処理するステップ、(b)ステップ(a)に従って酸処理されたパルプをアルカリ性薬剤で中和し、約7〜約14のpHとするステップ、および(c)その後に前記中和されたパルプを漂白するステップを含むことを特徴とする方法である。 (もっと読む)


電磁スペクトルの可視領域及び近赤外領域を有効範囲とする範囲に亘って得られる分光技術の助けにより、化学パルプの残留リグニン含量のようなセルロース繊維性能を測定する方法であって、該製法ラインから試料を得、いくらかの過剰水分を最低限に除去し、該試料中の繊維を大ビーム光源に曝し、所望により該試料を一定速度で動かし、所定の時間にわたり該スペクトルデータを取得し、そしてカッパー価を求めるために該スペクトルを予め求められた校正と相関させる諸工程を含む前記の測定方法。或いは、プロセス制御用の配置として、本発明は、クラフト蒸解及び漂白処理の種々な位置に沿って、例えば、ドクターブレードのすぐ前に位置する、1)ドラム状褐色紙料洗浄機において、そして2)漂白装置デッカ群の至る所で、励起光源及び光ファイバー探触子を装着することを含み、該探触子は光ファイバーケーブルを経由して迅速走査分光計と共にコンピュータに結合され、該コンピュータはスペクトル取得を順番付け、該スペクトルを予め求められた校正と相関させ、そして該結果を記録する。
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本発明は幾つかの漂白工程を有する漂白順序で第1の二酸化塩素漂白工程においてMC稠度を有するセルロースパルプの漂白方法に関する。
この第1の二酸化塩素漂白工程では、第1の段階において30秒〜30分の滞留時間60±10℃の低い温度でセルロースパルプを漂白し、その後に60〜200分の滞留時間である第2の段階ではセルロースパルプを90±10℃の反応温度に少なくとも10℃だけ加熱する。
この第1の二酸化塩素漂白工程の改変方法を用いると、望ましくない有機酸の有効な分解が得られ、しかるに同時にセルロースパルプの向上した粘度/強度が、大体90%ISOの白色度を有する仕上げの漂白済みパルプについて得られる。
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【課題】 製紙用化学パルプの、分子状塩素を用いないECFあるいはTCF漂白方法において、完成漂白パルプの褪色性が悪化するとの問題に対して、漂白コストを押さえながら、パルプ粘度を保持し且つパルプ中の不飽和ウロン酸を減少させパルプの褪色性を改善する方法を提供する。
【解決手段】 製紙用化学パルプ中の不飽和ウロン酸を除去する方法において、グルクロニダーゼを添加することを特徴とするパルプ中の不飽和ウロン酸の除去方法。 (もっと読む)


【課題】 白色度が高いパルプシートが得られるパルプ用漂白活性化剤を提供する。
【解決手段】 多価アルコールと水酸基を有していても良い炭化水素基を有する有機酸とのエステルであって、25℃で液状である化合物からなるパルプ用漂白活性化剤を、酸化剤と共に用いて原料パルプから漂白パルプを製造する。 (もっと読む)


【課題】製紙用化学パルプを半晒漂白する方法において、環境問題となる有機塩素化合物の排出が非常に少ない漂白方法を提供することである。具体的には、過酸化物の漂白効率を改善し、従来の塩素系漂白剤で行った方法に比べて、コストアップしない経済的な方法を提供する。
【解決手段】 酸素漂白後の化学パルプを半晒漂白する方法において、広葉樹パルプの場合未晒Kappa価の0.016倍以内、針葉樹パルプの場合未晒のKappa価の0.04倍以内の二酸化塩素量(%)で漂白処理後、次いで過酸化物漂白を行うことを特徴とする製紙用化学パルプの半晒漂白方法。 (もっと読む)


セルラーゼNCE5の162番目及び/又は166番目のアミノ酸残基が、前記セルラーゼのアミノ酸とは異なるアミノ酸に置換されたアミノ酸配列を有する新規セルラーゼを開示する。また、前記の新規セルラーゼをコードするポリヌクレオチド、それを含む発現ベクター、前記発現ベクターで形質転換された宿主細胞、並びに前記セルラーゼを含むセルラーゼ調製物及び洗剤組成物を開示する。本発明のセルラーゼは、界面活性剤に耐性であり、かつアルカリ性条件下でも高い活性を保持している。 (もっと読む)


【課題】本発明は、オフセット印刷古紙を使用した漂白方法を改良し、白色度の向上、使用薬品の効率化を図り、排水負荷の軽減等が得られ、更に高白色度の古紙パルプが得られる漂白方法を提供するものである。
【解決手段】本発明の高白色度パルプは、原料離解工程でキレート剤と二酸化チオ尿素を組み合わせて使用することと、同時に使用することを特徴とするものであり、白色度80%以上を確保することを特徴とするものである。上記発明において、原料離解工程での二酸化チオ尿素の添加量は古紙原料に対し0.01〜0.5%/絶乾パルプgであり、同様にキレート剤の添加量は0.01〜0.5%/絶乾パルプgであり、アルカリの添加量は0.1〜1.0%/絶乾パルプgであることを特徴とする。 (もっと読む)


機械又は化学パルプを約0.01wt%〜約5wt%の混合液で処理する。該混合液には、水、ジエチレントリアミンペンタキス(メチル)ホスホン酸又はその公知の塩、ポリアクリル酸又はその公知の塩、及び、任意で1以上の不活性化合物が含まれる。該混合液によって、パルプの白色度を所望の度合に維持す、又は、パルプの白色度を増加する。また、該混合液によって、通常パルプに添加される過酸化水素、ハイドロサルファイト、ケイ酸ナトリウム及びマグネシウムなど他の材料の量が減少しても、パルプを所望の白色度に維持することができる。 (もっと読む)


本発明は、望ましくない黄変、特に光及び熱によって起こる黄変に対するリグノセルロース材料の感受性を低減する方法に関する。本発明によれば、繊維を酵素学的又は化学的に活性化させ、その後、酸化した繊維材料に結合することが可能な変性剤と接触させて、色戻りの耐性を改良したリグノセルロース繊維材料を与える。本発明によって、光もしくは熱又はこれらの組合せによって起こる色戻りを遅らせたり、停止することさえできる。 (もっと読む)


スタフィロトリクム・ココスポラム(Staphylotrichum coccosporum)由来の新規エンドグルカナーゼ、前記エンドグルカナーゼをコードするポリヌクレオチド、及び前記エンドグルカナーゼを含むセルラーゼ調製物を開示する。
前記エンドグルカナーゼ又はセルラーゼ調製物は、セルロース含有繊維の色の澄明化、毛羽立ちの低減、肌触り及び外観の改善、色の局所的変化、ごわつきの低減などを目的とした洗剤用、並びに繊維加工用途に有用である。 (もっと読む)


本発明は、古紙を随意に非アルカリ性又は低アルカリ性系において脱インキするための方法及び組成物に関する。脂肪酸とアルコキシル化脂肪アルコール及び/又はアルコキシル化脂肪酸との配合物を含む脱インキ用組成物が提供される。該組成物は、第2アルコキシル化脂肪アルコール及び/又は第2アルコキシル化脂肪酸を更に含み得る。カチオン性ポリマーのようなカチオン性誘導体もまた、脱インキ用配合物に添加され得る。 (もっと読む)


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