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Fターム[4M114AA10]の内容

超電導用冷却・容器・薄膜 (3,122) | 目的 (751) | 電流容量の向上 (8)

Fターム[4M114AA10]に分類される特許

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【課題】原料の種類が増えるのを抑制しつつ臨界電流特性を良好にする。
【解決手段】基材と、前記基材上に形成され、希土類元素とCuO鎖とCuO面とを含んで構成されたRE系超電導体ユニットを複数含有する超電導層と、複数ある前記CuO鎖のうち、前記超電導層と前記超電導層の前記基材側に隣接する層との界面周囲の前記RE系超電導体ユニット中に存在し、前記RE系超電導体ユニットの格子定数により定まるCuO鎖の長さよりも1.2倍以上2倍以下積層方向に長いCuO鎖と、前記長いCuO鎖に対して積層方向に隣接して存在する刃状転位と、を備える酸化物超電導薄膜。 (もっと読む)


【課題】大電流が通電される場合でも、磁場による臨界電流の低下を低減できる超電導機器を提供する。
【解決手段】超電導ケーブル(超電導機器)1は、希土類元素を含む酸化物からなる超電導相を基板上に具えた超電導線材を巻回してなる内側超電導層12及び外側超電導層14を具える。内側超電導層12は、通電時、超電導線材に加わる主たる磁場の向きが当該超電導線材の長手方向に平行するように形成された軸方向磁場印加層である。各超電導層12,14を構成する超電導線材の巻回方向は同一方向であり、かつ両超電導層12,14では巻回方向が異なる。内側超電導層12を構成する各超電導線材層のピッチは、外側が内側よりも小さい。この構成により、内側超電導層12を構成する超電導線材には、通電時、軸方向磁場が印加され、平行磁場の印加による臨界電流の低下を低減できる。 (もっと読む)


【課題】先に提案した垂直磁界の低減化構造を改良して臨界電流特性のさらなる向上化が図れるようにした安全性,信頼性の高い超電導電流リードを提供する。
【解決手段】円筒状支持部材10の周上に電流経路となるテープ状の酸化物超電導線材からなる複数のユニット導体6を分散配列し、かつ該ユニット導体6はその超電導線材のテープ面が円筒座標系の周方向と平行になるよう配置した超電導電流リード4において、前記の円筒状支持部材10を磁性材製とし、ユニット導体6の外周側,および周上に並ぶユニット導体の間にそれぞれ磁性材で作られた円筒状磁性部材11,および磁性接続片12を配置し、これら各部材の間を相互連結して各ユニット導体6の周囲に閉磁路を形成し、通電によりユニット導体6に発生する自己磁界を該導体から周囲の磁性部材に引き寄せてユニット導体を通る垂直磁界の低減化、臨界電流特性の向上化を図る。 (もっと読む)


【課題】複数枚の次世代テープ状酸化物超電導線材を積層して通電容量の増大化を図るとともに、各線材に電流が均等に流れるような超電導電流リードを提供する。
【解決手段】低温側リード部5が、複数枚のテープ状超電導線材を積層して集合化した導体ユニット7を支持部材6の周面に配列して敷設し、支持部材両端に配した金属電極9と導体ユニット7との間を導電接合したものにおいて、テープ状線材には、金属基板上に中間層を介してY系,Ho系の酸化物超電導層を成層した次世代テープ状酸化物超電導線材10を採用し、導体ユニット端部と電極との間に、各テープ状線材の酸化物超電導層側に面を重ね合わせて導電スペーサ11を介挿し、導電スペーサと酸化物超電導線材および電極との間をハンダ付けし、さらに両端接合部を除いて線材相互間の隙間にFRP等で作られた低熱伝導性の絶縁スペーサ12を介挿する。 (もっと読む)


【課題】配線部分を含めた全体の抵抗値を低減させた半導体スイッチ及び永久電流スイッチシステムを提供する。
【解決手段】第1電流配線10及び第2電流配線20を常電導材配線50(断面5×0.5mmの銅線)及びそれに並列配置された超電導材配線60(Bi2223高温超電導線)で構成する。また、制御配線30は、常電導材配線50と同じ銅線である。MOS−FET40は、常温におけるオン抵抗1.8mΩ、液体窒素温度におけるオン抵抗0.5mΩのMOS−FETである。MOS−FET40のS端子42を第1電流配線10に、また、D端子44を第2電流配線20に各々ハンダ付けで接続する。この際、S端子42の端部及びD端子44の端部が各々第1電流配線10及び第2電流配線20を構成する常電導材配線50と超電導材配線60の両方に接触するように接続する。同様に、G端子46を制御配線30にハンダ付けで接続する。 (もっと読む)


【課題】正常電流が流れるとき超電導素子の自己磁界と外部素子からの磁界による電流損失を低減し、事故電流が流れるとき超電導限流素子が均一にクエンチされるように誘導して超電導限流素子の高電圧耐性を向上した抵抗型超電導限流器を提供する。
【解決手段】超電導限流素子21と、超電導限流素子に直列に接続され、正常電流が流れるとき超電導限流素子と電流の流れ方向が逆になって磁界が相殺されるように超電導限流素子に対向して設けられ、事故電流が流れるとき超電導限流素子の均一なクエンチを誘導する超電導直列コイル22と、超電導限流素子に並列に接続され、事故電流が流れて超電導限流素子がクエンチされるとき事故電流を分流して超電導限流素子の過熱を防止する常電導体並列コイル23とを含む。 (もっと読む)


【課題】多芯超電導線からなる超電導線を巻回して構成される超電導コイル装置において、大きな電流容量を有し、且つ、交流損失が小さな超電導コイル装置を安価に提供する。
【解決手段】線径が1.2mmを超える多芯超電導線からなる超電導線2巻回して構成される超電導コイル装置1において、前記超電導線2の線径をD1とした時、前記超電導線2のツイストピッチが6D1乃至10D1の範囲内にあるようなモノリスの極細多芯超電導線を用いて超電導コイル1を構成する。 (もっと読む)


特に高圧電力アプリケーションに用いるHTS装置(24)に極低温冷却を提供する方法および装置である。該方法は、液体寒剤(46、48)を1大気圧以上に加圧して、その絶縁耐力を改善し、また前記装置のHTS要素(24)の性能を改善するため前記液体寒剤をその飽和温度より下にサブ冷却することを含む。加圧されたガス状寒剤領域(44)およびサブ冷却された液体寒剤槽を備える容器からなるこのような冷却方法と、寒剤の圧力を液体寒剤の最適な絶縁耐力に対応する範囲の値に維持する、ガス状寒剤放出機構(30)を組み合わされた液体寒剤加熱(52)と、および液体寒剤(46、48)を、その沸点以下の温度で維持して該装置(10)に用いられるHTS素材(24)を改善する冷却システムとを、用いる装置である。
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