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Fターム[4M114AA17]の内容

超電導用冷却・容器・薄膜 (3,122) | 目的 (751) | 冷却効率向上 (42)

Fターム[4M114AA17]に分類される特許

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【課題】本発明は、酸化物超電導線材の冷却効率を良好とした酸化物超電導コイルの提供を目的とする。
【解決手段】本発明は、金属製の基材と酸化物超電導層とが備えられたテープ状の酸化物超電導線材を絶縁部材と樹脂層の少なくとも一方と巻回してなる要素コイルが、複数、各要素コイルをそれらの中心軸方向に金属製の冷却板を介し重ねて構成されたコイル積層体を備えた酸化物超電導コイルであって、前記各冷却板の少なくとも前記要素コイル側の面が高熱伝導絶縁部材で形成され、前記要素コイルの端面を構成する絶縁部材の端縁と樹脂層の端縁の少なくとも一方と前記酸化物超電導線材の端縁が前記高熱伝導絶縁部材に直接接触されていることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】冷却ヘッドの故障を防止しつつコイル部の冷却効率を高めることができる、超電導コイルおよび超電導マグネットを提供する。
【解決手段】コイル部10は、超電導線が巻き回されることによって形成されている。冷却ヘッド20は冷却可能な端部21を有する。冷却ヘッド20の端部21は端面BMおよび端面BMを取り囲む側面SDを有する。伝熱部30はコイル部10および冷却ヘッド20を互いにつないでいる。伝熱部30は第1の伝熱板31aおよび固定具32を有する。第1の伝熱板31aはコイル部10に第1の位置で取り付けられている。固定具32は、第1の伝熱板31aを把持しており、かつ冷却ヘッド20に取り付けられている。固定具32は冷却ヘッド20の側面SDと接触している。 (もっと読む)


【課題】限流動作時に発生した気泡が超電導コイルのターン間を橋絡することなくターン間の高い絶縁性能を維持する。
【解決手段】薄膜状の超電導線材が、円筒形の絶縁体巻枠の外周面であって軸線方向に沿って順次同心螺旋状でかつ重層することなく多数回巻き回してなり、径の異なる複数個のコイルから構成され、同心円状に所定の絶縁空間を設けて配置された超電導コイルを、断熱容器内に冷媒と共に収納した超電導限流装置において、前記超電導コイルの中心軸が水平になるように配置し、前記超電導コイルの中心軸が水平になるように配置し、前記同心円状に構成した複数個の超電導コイルのそれぞれの中心軸を合わせずに下方に偏心させて、前記複数個の超電導コイル間の上部の空間が下部の空間よりも広くなるように配置した。 (もっと読む)


【課題】補助寒剤が使用されなければならない必要なしに、ほぼあらゆる温度レベルにおいても全圧縮機質量流の利用が可能となるような冷凍設備を提供する。
【解決手段】寒冷循環路内を循環する寒剤を圧縮するために働く少なくとも1つの圧縮機と、複数の熱交換器HX1,HX2,HX3,HX4,HX5,HX6と、互いに異なる温度レベルで作動する膨張装置TU1,TU2とが設けられており、該膨張装置内で少なくとも一時的に寒剤の少なくとも一部分流が膨張されて寒冷を発生させるようになっており、さらに、少なくとも1つの別の膨張装置TU3が設けられており、該別の膨張装置TU3は、寒冷循環路内を循環する寒剤が冷却対象の冷却後に少なくとも一時的に少なくとも部分的に前記別の膨張装置TU3内で膨張されて寒冷を発生させるように寒冷循環路内に組み込まれている。 (もっと読む)


【課題】初期冷却時間の短縮を図ることができる、伝導冷却超電導マグネット装置を提供する。
【解決手段】超電導コイル10は、真空容器120内に収容されている。輻射シールド110は、真空容器120内において超電導コイル10の周囲を囲むように、真空容器120と所定の間隔を置いて配置されている。冷凍機130は、超電導コイル10および輻射シールド110を伝導で冷却している。配設部材は、真空容器120と輻射シールド110との間に少なくとも一部が介在して、真空容器120から輻射シールド110へ熱が伝導している。冷却配管160は、両端部が真空容器120外へ引出され、中間部が超電導コイル10、輻射シールド110および配設部材と接触している。冷却配管160に流された冷却材170に配設部材の熱を放出させることにより、輻射シールド110に伝導する熱を低減させている。 (もっと読む)


【課題】液体窒素を過冷却温度に保持して高い冷却性能を確保しつつ、容器外方からの侵入熱により液体窒素が過剰に蒸発するのを抑制し、メンテナンスフリーのまま長期安定した冷却性能が発揮できるように改良した超電導機器の冷却装置を提供する。
【解決手段】極低温容器1に2台の極低温冷凍機3,4を装備し、第1の冷凍機3はその冷却ヘッド3aを液体窒素5の液面Hから離して液体窒素中に浸漬配置するとともに、第2の冷凍機4はその冷却ヘッド4aの少なくとも一部を前記ガス空間に露呈させて液体窒素の液面近傍に配置し、超電導体の熱負荷に対応して液体窒素を過冷却温度に冷却する冷却機能と、容器外方からの侵入熱によって液面から蒸発する液体窒素の蒸発量を抑制する冷却機能を前記第1,第2の冷凍機3と4に分担させて冷却運転する。 (もっと読む)


【課題】本発明は超電導コイルを冷却する冷却手段を有する超電導マグネット装置ユニットに関し、コスト上昇を伴うことなく超電導コイルの冷却効率を高めることを課題とする。
【解決手段】超電導マグネット装置10と吸熱装置20とを有する。超電導マグネット装置10は、超電導コイル13と、この超電導コイル13が超電導状態となるよう冷却を行う冷凍機18と、超電導コイル13を支持する荷重支持体15,16とを有する。また、吸熱装置20は、液体ヘリウムが収容された吸熱タンク21と、この吸熱タンク21と超電導コイル13とを熱的に接続する伝熱部材22Aと、吸熱タンク21と超電導コイル13との熱的な接続のON/OFFを行う熱スイッチ23とを有する。 (もっと読む)


本発明は、超伝導磁石等、熱負荷が時間的に変化する消費体を冷却する極低温システムに関し、該システムは、供給ラインによって圧縮される伝熱ガスが供給されると共に該ガスをより低圧で排出するための吐出ラインに接続された、消費体に熱接続するコールドボックスと、供給ライン及び吐出ライン内の圧力を調節し、複数の制御される弁(CV、CV、CV)及びそれらの弁の開放を制御する制御器(MC)を備えるアセンブリとを有する。本発明は、制御器が、供給ライン内の圧力値と吐出ライン内の圧力値との上述したコールドボックスによる結合を考慮する、本システムの数学モデルに基づいて、供給ライン及び吐出ライン内の圧力に関する測定値(PHP、PBP)及び設定値(PHP、PBP)に従って前記弁の開放を制御する信号(SC、SC、SC)を生成する多変量制御器であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】冷却効率の高い水(油)冷却方法を採択し、冷却チューブを通じて固定子コイル及び固定子ヨークを同時に直接冷却させることができる超伝導回転機の固定子冷却構造を提供する。
【解決手段】固定子コイル100がスロット200に保持され、その外側部に固定子ヨーク300が形成された超伝導回転機の固定子を冷却させるための冷却構造であって、固定子コイル100の一部が露出するように、スロット200に軸方向に空間部210が形成され、固定子コイル100が露出した部位と固定子ヨーク400の間に冷却チューブ410を配設する。これにより、固定子コイル100と固定子ヨーク400を同時に冷却し、折り曲げ部分を少なくすることで冷却チューブ410の詰まりを防止する。また、固定子にスロット200が存在するので、低速領域での高トルクが確保できる。 (もっと読む)


極低温システムは、液体ヘリウム(LH)容器内に超伝導マグネット(20)を有する。ヘリウム蒸気(VH)は上昇して、再液化表面(50,50’,50’’)と接する。前記再液化表面(50,50’,50’’)で前記ヘリウム蒸気(VH)は液化して、重力によって前記再液化表面の下端へ流れ落ちる。複数のフィン(52)が前記再液化表面から延在する。あるいは、複数の溝(52,52’,52’’)が前記再液化表面に刻み込まれることで、ある厚さの膜は分裂し、かつ前記液体ヘリウムの滴が前記再液化器(30)の全垂直長まで進行することなく前記再液化表面を離れる経路が供される。
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【課題】超電導コイルの温度上昇および発熱量の低減を図るために冷却構造を改善する。
【解決手段】交流電流で励磁される超電導線材を巻回したパンケーキ型の超電導コイル2を積層した積層体3と、冷媒を充填せずに、真空とした内部に前記超電導コイルの積層体を収容している断熱容器4と、前記断熱容器内にコールドヘッドを突出させている冷凍機5とを備え、前記積層した超電導コイル間の全ての間および積層体の両端外面に、それぞれ伝熱材10の一端側に設けた環状板部10dを挿入し、これら各円環板部を前記各超電導コイルの端面と全面接触させる一方、該複数の伝熱材の他端を前記冷凍機のコールドヘッドと連結している。 (もっと読む)


【課題】冷凍機を備えた冷却容器において、冷凍機の冷凍能力が増加しても、冷却ステージと被冷却体である冷媒の温度差を小さく保つ伝熱構造を実現する。
【解決手段】冷却容器は、低温液体の冷媒を収容して内部に冷媒14の液面40を形成する冷媒容器13と、冷媒容器13を取り囲む断熱容器11と、冷媒容器13内に収容された冷却ステージ19を備えた冷凍機18と、冷却ステージ19と熱的に接続されて冷媒容器13内に収容された伝熱部材21と、を有する。伝熱部材21は下方に向けて開放している筒状部を有して、筒状部の上端部は閉じて冷却ステージ19に熱的に接続されている。
筒状部の下端部全体が冷媒14の液面40下に浸漬され、冷媒の液面40上の空間が、筒状部によって仕切られていてもよい。 (もっと読む)


【課題】簡便な構成にて所望の冷却性能を得ることができる超電導電磁石を提供する。
【解決手段】超電導コイル1と、超電導コイル1を収納するとともに超電導コイル1を冷却する液体ヘリウム3を貯液するヘリウム槽2と、ヘリウム槽2を収納する真空槽5と、ヘリウム槽2と真空槽5との間にヘリウム槽2を取り囲むように設置された第1熱シールド6と、第1熱シールド6に配設された第1冷却ステージ81および第1冷却ステージ81に接続管83にて接続されヘリウムガス4を凝縮させ液体ヘリウム3にするヘリウム槽2に配設された第2冷却ステージ82を有する冷凍機8と、ヘリウム槽2および第1熱シールド6を真空槽5に支持する支持部と、第1熱シールド6とヘリウム槽2との間にヘリウム槽2を取り囲むように設置された第2熱シールド7とを備える。 (もっと読む)


【課題】本発明の目的は、一段式の冷凍機を用いる比較的廉価な装置でありながら冷却効率のよい極低温装置を提供することにある。
【解決手段】本発明の極低温装置1においては、冷凍機5の冷却ヘッド7に固定された伝熱板8と被冷却物11とを冷却板10及び高伝導体9を介して連結した。また、極低温側電流リード23と低温側電流リード24とを接続する第1接続部28を伝熱板8に連結し、低温側電流リード24と高温側電流リード25とを接続する第2接続部29及び輻射シールド3を、低伝導体12を介して伝熱板8に摺動可能に連結した。 (もっと読む)


【課題】冷媒を沸点状態からサブクール状態へと初期冷却する時間を簡便に短縮できると共に、冷媒に対する熱負荷の増大を防止できること。
【解決手段】冷媒11を貯溜する冷媒容器12と、この冷媒容器を取り囲む断熱容器13と、冷媒容器内へ冷媒を注入する注入配管14と、冷媒容器内で蒸発した冷媒の蒸発ガス23を大気圧中に排出する排出配管15と、前記冷媒とは異なる気体24を冷媒容器内へ加圧して供給すると共に、供給口22が当該冷媒容器内の冷媒の液面Sよりも上方に位置づけられた加圧配管16とを有するものである。 (もっと読む)


【課題】リング状の冷却容器に収容した超電導コイルを内周側からも効率良く冷却できるようにする。
【解決手段】超電導線が巻回されて形成された超電導コイルを収容し、導入した冷媒で前記超電導コイルを超電導温度に冷却する冷却容器であって、超電導コイルの内周側に配置する円筒状の内周壁と、前記超電導コイルの外周側に配置する円筒状の外周壁と、前記内周壁と外周壁の軸線方向両端縁と連続して前記超電導コイルの軸線方向の両端面側に配置する円環状の両端側壁とからなる外壁を備え、前記外壁は熱伝導率が低い材料で形成する一方、前記内周壁と超電導コイルの間に、前記内周壁、外周壁および両端側壁よりも熱伝導率の高い材料で形成した熱伝導部材を介在させている。 (もっと読む)


【課題】超電導機器に交流電源を印加したときに容器に流れる渦電流によって生じる熱の影響を冷媒が受けるのを防止すると共に、容器の小型化及び低コスト化を図る。
【解決手段】交流電源が印加される超電導機器を冷却する冷媒を収容する内槽と、該内槽の外周を真空断熱空間をあけて囲む外槽と、を備えた超電導機器の冷却容器において、前記内槽を形成する内槽材は、絶縁性の繊維強化樹脂材から形成される一方、前記外槽を形成する外槽材は、前記内槽材より強度を有する金属材あるいは樹脂材からなる別材で形成され、前記内槽材の平均肉厚より外槽材の平均肉厚が薄くされている。 (もっと読む)


【課題】冷却の全体効率を低下することなしに冷却ヘッド周辺の冷媒の凝固問題の解消を図り、さらに、装置運転中の冷却効率の向上および停止中の侵入熱量の低減を図った超電導部冷却装置とその運転方法を提供する。
【解決手段】超電導部を液体冷媒中に浸漬して冷却する極低温容器1と、この極低温容器の蓋部4に搭載し、蓋部から極低温容器内に冷却ヘッド6を挿入して液体冷媒を過冷却温度に冷却する冷凍機とを備えた超電導部冷却装置において、冷凍機は、冷却ヘッド6の温度を計測する温度計測手段と、極低温容器内における冷却ヘッドの挿入高さを可変とする冷凍機の昇降手段8とを備え、冷却ヘッドの温度計測値の信号または超電導部への通電の有無の信号もしくは冷凍機の稼動の有無の信号に基づいて、冷却ヘッドの高さを所望の位置に変える。 (もっと読む)


【課題】固液二相冷媒による効率的な長距離冷却の低温化を可能とするとともに信頼性向上を図ることを可能とした固液二相冷媒による長距離冷却方法及び冷却システムを提供する。
【解決手段】微細固体と液体とが混在した固液二相冷媒を製造する冷凍機2と、該冷凍機に接続され長尺状被冷却体に沿って配設された冷媒配管とを備え、冷凍機にて製造された固液二相冷媒を冷媒配管内にて搬送しながら被冷却体を冷却するようにした固液二相冷媒による長距離冷却システム1において、前記冷凍機2が所定距離を隔てて複数設置され、前記冷媒配管は、2台の冷凍機2の中間点まで延設された往路配管5と、該往路配管に熱的に結合され中間点にて折り返す復路配管6とが接続された構成をなし、冷凍機2では、往路配管5に対応した被冷却体の熱負荷に応じた微細固体を含む固液二相冷媒を製造する構成となっており、前記往路配管5内には前記固液二相冷媒が供給され、前記復路配管6内には液体のみの冷媒が通流するようにした。 (もっと読む)


【課題】 冷凍機ポートを備え、その冷凍機ポートにベローズを有する超電導磁石について、そのベローズが冷凍機ポートでの侵入熱量増大に実質的に関与することのないようにする。
【解決手段】 超電導磁石21は、液体ヘリウム29と超電導コイルを収納する液溜槽22、液溜槽を収納する熱シールド23、および熱シールドを収納する真空容器24を備えるとともに、液溜槽や熱シールドを冷却する冷凍機26が取り付けられることにより、液溜槽に連通した状態で気密状態となるように形成された冷凍機ポート25を備えており、その冷凍機ポートは、内周面が全体的に平坦に形成された筒部材(高温側円筒部材44、低温側円筒部材53)、およびこれら筒部材にその外側で接続する筒状のベローズ(高温側ベローズ46、低温側ベローズ55)を備えている。 (もっと読む)


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