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Fターム[5C135AC18]の内容

冷陰極 (7,202) | 電界放出型の細部 (1,065) | ゲート電極 (174) | 多層化 (12)

Fターム[5C135AC18]に分類される特許

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【課題】素子毎で電子放出特性のばらつきが少ない電子放出素子、電子放出素子を用いた電子線装置、及び電子線装置を用いた画像表示装置の製造方法を提供する。
【解決手段】ゲートと、上面にゲートを有し、ゲート直下の側面に凹部を有する絶縁部材と、突起部分を有し、突起部分の先端が凹部を介してゲートに向き合っているカソードと、を備える電子放出素子の製造方法であって、金属を含み不動態を形成可能な部材からなるゲート、を上面に有する絶縁部材を形成した後、ゲートの表面に不動態膜を形成することを特徴とする電子放出素子の製造方法。 (もっと読む)


【課題】 電子放出特性に優れる電子放出素子を提供する。
【解決手段】 カソードと該カソードから電界放出された電子が照射されるゲートとを備える電子放出素子であって、前記ゲートは、前記カソードから電界放出された電子が照射される部分に、モリブデンと酸素とを含む層を少なくとも有しており、前記層が、透過電子顕微鏡を用いた電子エネルギー損失分光法によるスペクトル測定において、397eV〜401eVの範囲と414eV〜418eVの範囲と534eV〜538eVの範囲と540eV〜547eVの範囲のそれぞれにピークを有する。 (もっと読む)


【課題】絶縁部材9に形成された凹部7を挟んでゲート5とカソード6aが設けられ、電子がゲート5に衝突、散乱した後に取り出される電子放出素子を用いた電子線装置において、安定した電子放出特性が得やすく、しかも過剰な発熱を生じた場合にも、過熱による素子劣化や素子破壊を防止できるようにする。
【解決手段】絶縁部材9の外表面と、絶縁部材9に形成された凹部7の内表面とに跨って位置する突起30を有するカソード6aとすると共に、ゲート5を、少なくとも2つの導電層5a,5bの積層体で構成し、突起30と対向する部分に位置する導電層5bの熱膨張率を他の導電層5aの熱膨張率よりも大きくする。 (もっと読む)


【課題】 電子放出特性の不安定性を改善するとともに、より高効率な電子放出特性を有する新規な電子線装置の提供。
【解決手段】 表面に凹部を有する絶縁部材と、前記絶縁部材の、外表面と前記凹部の内表面とに跨って位置する突起部分を有するカソードと、前記絶縁部材の外表面に、前記突起部分と対向して位置するゲートと、前記ゲートを介して前記突起部分と対向して位置するアノードとを有する。 (もっと読む)


【課題】 放出電子の集束性が向上し、製造プロセスの簡易化が可能となる電子放出装置及び電子放出装置の製造方法を提供する。
【解決手段】 本発明による電子放出装置は、基板2と、基板2上に配置された第1電極3と、第1電極3上に第1絶縁層4を介して配置され、第1電極3を選択的に覆うとともに、第1電極3を露出させるように複数の第1開口部13が配置された第2電極6と、第2電極6上に配置された保護層7と、保護層7上に第2絶縁層8を介して配置され、第1開口部13と連通するように第2開口部14が配置された第3電極9と、第1電極3上の第1開口部13領域に配置された電子放出部5とを備える。 (もっと読む)


【課題】電子放出層から放出された電子の軌道の収束性に優れ、しかも、製造が比較的容易なエッジ型の冷陰極電界電子放出素子を提供する。
【解決手段】電子放出層13と、絶縁層14と、ゲート電極層15とが、この順に支持体10上に積層され、ゲート電極層15から支持体10の表面に達する開口部16が設けられ、開口部16は、ゲート電極層15に設けられた第1開口部15Aと、絶縁層14に設けられた第2開口部14Aと、電子放出層13に設けられた第3開口部13Aとから成り、第1開口部15Aと第2開口部14Aと第3開口部13Aとは連通しており、電子が放出される第3開口部13Aの開口端部の厚さは先端部に向かって減少し、且つ、第3開口部13Aの開口端部の下縁は上縁よりも後退している。 (もっと読む)


【課題】エミッタの先端を損傷させてしまうことがなく、異材料間での熱膨張差の影響を少なくでき、製造コストが低減できる電界放出型冷陰極装置及びその製造方法を提供することにある。
【解決手段】真空状態の中に、複数の先鋭先端のエミッタ3を上面に形成したエミッタ金属層7を備えて支持基板12に支持されたカソード電極部4と、エミッタ3に所定離間距離を設けて対向配置されたアノード電極5とを設け、アノード電極5とこれに対向するエミッタ3との間に所定電位を与えて電子の放出が行われるようにした装置で、カソード電極部4は、エミッタ金属層7の上下両面に、エミッタ金属層7と異なる材質の上側保護膜8、下側保護膜9が設けられていると共に、上面側保護膜8には、アノード電極5に対向する所定部分のエミッタ3上方に、エミッタ開口11が形成されている。 (もっと読む)


【課題】リーク電流を最適化することができるカソード構造を明らかにする。
【解決手段】本発明は、サポート(21)上に配置される、カソード導体(22)、電気絶縁層(24)、及び、グリッド電極(25)を備え、前記電気絶縁層及び前記グリッド電極は、少なくとも1つの電子放出エレメントを露出する開口部を有し、前記カソード導体(22)に電気的に接続され、電子放出材料で作製されるナノチューブ(28)を備えるトライオード型カソード構造に関する。カソード構造には、最長のナノチューブがグリッド電極(25)に接触することを防止するための保護手段が備えられている。 (もっと読む)


【課題】蛍光膜面のほぼ全領域にかけてその発光輝度を均一にすること。
【解決手段】蛍光膜14付きのアノード電極12と電界放射型のカソード電極16との間に多数の電子通過孔18aを備えたグリッド電極18を介装した電界放出型光源において、上記カソード電極18に対向するグリッド電極面18b上に不連続な膜形状に絶縁薄膜20をチャージアップ部材として設けた構成。 (もっと読む)


【課題】
電子放出電流が大きく、製造が容易で堅牢性に富んだ電子放出電流の大きな電子放出を実現し、3極真空管、磁気センサ、真空センサなどの応用デバイスを提供すること。
【解決手段】
陰極2から陽極3へ向けて電子を放出する電子放出素子において、陰極2と陰極2に隣接する電子放出領域1に跨って、かつ電気絶縁性薄膜5を介してゲート電極4を設け、陰極2に対して正となる電圧をゲート電極4に印加することにより、ゲート電極4近傍の陰極2における電子放出面6の障壁幅を狭くして電子に対するトンネル効果を促進し、陰極2から陽極3への電子放出を生じ易くしたことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 カソード・アノード間の絶縁耐圧が高く、かつ電子放出効率が高く、かつ発光均一性の高い電界電子放出装置およびその製造方法を提供する。
【解決手段】 本発明の電界電子放出装置1は、カソード電極11bと、カソード電極11b上に形成され、孔6aを有する絶縁膜2と、絶縁膜2上に形成され、孔6aに連通する孔6bを有するゲート電極3aと、孔6の底部に形成され、かつカソード電極11bと電気的に接続されたカーボンナノチューブ7と、孔6bの内壁面に沿って形成された絶縁膜8とを備えている。 (もっと読む)


【課題】電子放出を誘引するための駆動電圧を上昇させずに電子放出量を増加させることが可能な電子放出素子およびその製造方法を提供する。
【解決手段】電子放出素子は,基板10と,この基板上に形成されるカソード電極16(第1電極)と,カソード電極16に電気的に連結される電子放出部18と,カソード電極16とは実質的に異なる層に位置し,同一電圧の印加を受けて電子放出部18からの電子放出に必要な電界を形成する第1ゲート電極12(第2電極)および第2ゲート電極24(第3電極)と,カソード電極16と実質的に同一の層に位置し,第1ゲート電極12および第2ゲート電極24に印加される電圧と同一電圧が印加される対向電極20(第4電極)とを含む。かかる構成により,駆動電圧を上昇させずに電子放出量を増加させることができる,この結果,消費電力を低減させることができる。 (もっと読む)


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