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Fターム[5C135HH12]の内容

冷陰極 (7,202) | 解決課題 (2,075) | エミッタ (630) | 短絡・破壊防止 (91)

Fターム[5C135HH12]に分類される特許

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【課題】 使用に耐える大型化が可能な電子放出素子およびその製造方法を提供する。
【解決手段】 電子放出素子1は、電極基板2、微粒子層3、薄膜電極4および電気絶縁層5を含んで構成される。電極基板2は、導電性を有する構造体であり、微粒子層3、薄膜電極4および電気絶縁層5を支持する。電気絶縁層5は、電極基板2上に形成され、複数の開口部6を有する。微粒子層3は、開口部6によって形成される開口6Aに、電極基板2と薄膜電極4との間に充填される。微粒子層3は、絶縁性微粒子および導電性微粒子を含んで構成される第1微粒子層31と、絶縁性微粒子を含んで構成される第2微粒子層32とによって構成される。薄膜電極4は、微粒子層3および電気絶縁層5の表面形状に沿って形成される。 (もっと読む)


【課題】リーク電流の発生を抑えつつ、電子ビームの集束効果の向上及び電子ビーム量の増加を図ることができる電子源アレイを提供する。
【解決手段】電子源10は、エミッタ電極11、第1絶縁膜12、第1ゲート電極13、第2絶縁膜14、第2ゲート電極15、第3絶縁膜16、集束電極17を備え、第2絶縁膜14及び集束電極17にそれぞれ形成された開口部14a及び17aは、第1ゲート電極13及び第2ゲート電極15に形成された各開口部よりも大きい開口面積を有し、第3絶縁膜16に形成された開口部16aは、集束電極17に形成された開口部17aの開口面積以上の開口面積を有し、エミッタ電極11と第1ゲート電極13との間の電位差が、エミッタ電極11と集束電極17との間の電位差よりも大きく、エミッタ電極11と第2ゲート電極15との間の電位差よりも小さい構成を有する。 (もっと読む)


【課題】 カソードからゲートに対して電子が放出される電子放出素子において、ゲートが熱膨張した場合、カソードとの距離が縮まるため更にカソードからの電子放出量や電子それぞれの運動エネルギーが増加する。増加した電子放出量や電子の運動エネルギーによって、ゲートがさらに熱膨張するという正帰還が発生する場合があった。
【解決手段】 カソードからゲートに対して電子が放出される電子放出素子において、ゲートが熱膨張した際に、ゲートとカソードとの距離が離れる構造を備える電子放出素子である。 (もっと読む)


【課題】絶縁破壊が発生し難いと共に、容易で安価に製造でき、安定かつ良好な量の電子放出が可能な電子放出素子を提供する。
【解決手段】電子放出素子1は、電極基板2と薄膜電極3との間に、微粒子の層よりなる電子加速層4を有しており、電極基板2と薄膜電極3との間に電圧を印加すると、電子加速層4で電子を加速させて、薄膜電極3から電子を放出する。ここで、電子加速層4は、微粒子として絶縁体微粒子5を含み導電微粒子は含まず、かつ、絶縁体微粒子5間にはワックスが存在している。 (もっと読む)


【課題】本発明は、電界放出装置及びその製造方法に関する。
【解決手段】本発明の電界放出装置は、絶縁基板と、電子引き出し電極と、二次電子放出層と、陰極板と、電界放出ユニットと、を含む。前記電子引き出し電極及び二次電子放出層は、前記絶縁基板の一つの表面に順次的に配置される。前記陰極板は、一つの第一絶縁隔離層によって前記電子引き出し電極と間隔をおいて絶縁的に配置される。前記陰極板の少なくとも一部が前記二次電子放出層と対向する。前記陰極板は、少なくとも一つの電子放出部を含む。前記電界放出ユニットは、前記陰極板の前記二次電子放出層と対向する一部表面に配置される。 (もっと読む)


【課題】従来に比べて電子放出特性を向上できる電子源を提供する。
【解決手段】下部電極2と表面電極7との間に電子通過層6を備える。電子通過層6は、下部電極2側の第1の電子通過部6aと、表面電極7側の第2の電子通過部6bとからなる。第2の電子通過部6bは、下部電極2の厚み方向に沿って形成された多数の第2のグレイン32aと、各第2のグレイン32aそれぞれの表面に形成された薄い第1の絶縁膜35と、互いに隣り合う第2のグレイン32a間に介在する多数のナノメータオーダの微結晶半導体33と、微結晶半導体33それぞれの表面に形成され微結晶半導体33の結晶粒径よりも小さな膜厚の第2の絶縁膜34とを有する。第2の電子通過部6bの厚み方向において第2のグレイン32aが形成された領域36と、第1の電子通過部6aとは、結晶配向性が異なり、第2のグレイン32aの方が、第1のグレインに比べて柱状性が高くなっている。 (もっと読む)


【課題】電子通過層にピンホールが発生するのを抑制でき、従来に比べて電子放出特性を向上できる電子源を提供する。
【解決手段】下部電極2は、スリット2bにより複数の電極12に分離する。電子通過層6は、各電極12と基板11の一表面とに跨って形成する。第2の電子通過部6bは、基板11の厚み方向に沿って形成された多数の第2のグレイン32aと、各第2のグレイン32aの表面に形成された薄い第1の絶縁膜35と、互いに隣り合う第2のグレイン32a間に介在する多数のナノメータオーダの微結晶半導体33と、微結晶半導体33の表面に形成され微結晶半導体33の結晶粒径よりも小さな膜厚の第2の絶縁膜34とを有する。第2の電子通過部6bの厚み方向において第2のグレイン32aが形成された領域36と、第1の電子通過部6aとは、結晶配向性が異なり、第2のグレイン32aの方が、第1のグレインに比べて柱状性が高くなっている。 (もっと読む)


【課題】 十分な電子が放出されるとともに絶縁は各破壊が生じにくい電子放出素子を提供する。
【解決手段】この発明によれば、第1電極と、第1電極上に形成され、第1絶縁体微粒子と第1絶縁体微粒子よりも大きい第2絶縁体微粒子とにより構成され、その表面に第2絶縁体微粒子で形成された凸部が配置された絶縁体微粒子層と、前記絶縁体微粒子層上に形成された第2電極と、を備え、第1電極と第2電極との間に電圧が印加されると、第1電極から供給される電子を前記絶縁体微粒子層で加速させて前記凸部を介して第2電極から放出させるように構成されることを特徴とする電子放出素子が提供される。 (もっと読む)


【課題】 電界放出型電子源の冷陰極を構成する炭素材の表面構造の先鋭化を実現すると共に、その先鋭化を1回の工程で行うことで製造コストを抑える。
【解決手段】 電界が印加されることにより電子を放出する冷陰極を備えた電界放出型電子源の製造方法であって、冷陰極の素材となる炭素材10を水素酸素混合ガスの燃焼炎11に暴露することで、該炭素材10の表面に炭素のナノメートル構造を形成するエッチング処理を行い、得られた炭素材10で冷陰極を形成する。 (もっと読む)


【課題】電子放出素子の電子放出の効率を向上させるとともに素子の損傷を防止する。
【解決手段】非結晶質の電子供給層(4)と、電子供給層(4)上に形成された絶縁体層(5)と、絶縁体層(5)上に形成された上部電極(6)とを有し、電子供給層(4)と上部電極(6)間に電界が印加されたときに電子を放出する電子放出素子であって、
上部電極(6)と絶縁体層(5)が切り欠かれ電子供給層(4)が露出した凹部(7)と、上部電極(6)と凹部(7)上を覆って電子供給層(4)の露出面(4a)の縁部分(4c)に接触し、さらに電子供給層(4)の露出面(4a)の内側部分(4b)上で隆起して電子供給層(4)との間に空洞(8b)を有するドーム形状(8a)となっている炭素層(8)とを有する。 (もっと読む)


【課題】電界放出装置が提供される。
【解決手段】本発明による電界放出装置は、第1方向、第2方向、及び第3方向に各々延びるゲートラインを含むゲート電極、及び第1方向、第2方向、及び第3方向に各々延びるカソードラインを含むカソード電極を含む第1基板、第1基板と対向してアノード電極を含む第2基板、及び第1基板と第2基板間のスペーサーを含む。 (もっと読む)


【課題】電子放出可能電圧を低電圧化し、消費電力の低減と長時間動作の安定化と可能にする電子放出素子を提供する。
【解決手段】本発明の電子放出素子1では、電極基板2と薄膜電極3との間に設けられた電子加速層4が、導電微粒子8と、導電微粒子8の平均径よりも大きい平均径の絶縁体微粒子7と、結晶性電子輸送剤9とを含み、結晶性電子輸送剤9は、結晶化している。よって、電子放出素子1における電流路の形成が容易になり、従来の電子放出素子に比べて低電圧での電子放出が可能となる。 (もっと読む)


【課題】電子放出材料とグリッド電極との短絡を防止するとともに、電子ビームの拡散を抑える。
【解決手段】陰極を形成する電極13、及び層の形状の電子放出材料で形成された支持手段14、電気絶縁層11、及びグリッド電極15を重ね合わせて含む三極管型陰極構造であり、電子放出材料で形成された手段14は、グリッド電極内及び電気絶縁層内に形成される開口部12の中心部に位置し、この開口部がスリットの形状であり、かつ電子放出材料で形成された手段は、スリットの縦軸に沿って一列に並べられる。 (もっと読む)


【課題】電界放出された電子からゲート電極を保護するのに適した照明装置を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明の照明装置は、ゲート電極開口部の開口径D1が絶縁体開口部の開口径D2より大きい。このため、電子の通過する開口部において絶縁体が張り出した構成となり、電界放出された電子がゲート電極に衝突することを抑制することが出来る。よって、ゲート電極に電界放出された電子が衝突することに起因する問題を抑制することが出来る。 (もっと読む)


【課題】本発明は、基板にナノ炭素材料を好適にパターニングして成長させること出来るナノ炭素材料複合基板製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明の手法を用いることにより、基板上に形成した開口部の断面部分に触媒層が露出させられ、この触媒層が露出されられた部分にのみナノ炭素材料が成長したナノ炭素材料複合基板が作製できる。このため、本発明のナノ炭素材料複合基板は、開口部により露出された触媒層にのみナノ炭素材料が生成されており、パターニングされてナノ炭素材料が配置されることから、電界が集中しやすく、優れた電子放出特性が発揮されることが期待できる。また、個々のナノ炭素材料は、基板の表面層によって保護されているために、衝撃やスパークなどからナノ炭素材料を保護することができ、ナノ炭素材料複合基板が優れた耐久性を発揮することが可能になる。 (もっと読む)


【課題】熱的励起によらずに電子を電子放出材料から放出させる冷陰極構造を具備し、上記の高速正イオンによる電子放出材料の損傷を防止し、電子放出特性の劣化を防ぐことのできる電子放出装置及び、かかる電子放出装置を用いて長寿命化を実現できる電子放出型電子機器を提供することである。
【解決手段】カソード電極1の表面に対向して距離L1を隔てて、電子引出し電極2が配置されている。カソード電極1及び電子引出し電極2には夫々、カソード貫通孔6、貫通孔7が穿設されている。CNT含有炭素系粉材料からなる電子放出材料4がアノード電極3から見たときのカソード電極1の裏側の面にカソード貫通孔6に近接又は突き出て堆積形成されている。電子引出し電極2とカソード電極1により生じた電界によって電子放出材料4から電子をアノード電極3に向けて放出させる。 (もっと読む)


【課題】冷陰極電界放出型電子源への希土類六ホウ化物の適用を実現し、輝度や電子源の寿命が向上し、エネルギーの広がりも抑制できる電子源を提供する。
【解決手段】高電界により電子放出する冷陰極電界放出型電子源であって、希土類六ホウ化物単結晶ナノファイバが電子源支持針の表面に取り付けることで、上記課題を達成する。 (もっと読む)


【課題】絶縁破壊が発生し難いと共に、容易で安価に製造でき、安定かつ良好な量の電子放出が可能な電子放出素子を提供する。
【解決手段】電子放出素子1は、電極基板2と薄膜電極3との間に、絶縁体微粒子5を含み、かつ導電微粒子を含まない電子加速層4を有する。電子放出素子1は、電極基板2と薄膜電極3との間に電圧を印加すると、電子加速層4で電子を加速させて、薄膜電極3から電子を放出する。 (もっと読む)


【課題】絶縁体層内での絶縁破壊の問題がなく、かつ安価に製造可能な電子放出素子を提供する。
【解決手段】電子放出素子1は、電極基板2と薄膜電極3との間に設けられた電子加速層4が、絶縁体微粒子5を含む微粒子層からなり、かつ、該微粒子層には、塩基性分散剤6が含まれている。 (もっと読む)


【課題】電子加速層の抵抗値及び弾道電子の生成量を調整することで、電子加速層を流れる電流値と電子放出量の制御が可能であり、かつ、エネルギー効率の良好な電子放出素子を提供する。
【解決手段】電子放出素子1は、電子加速層4が、少なくとも絶縁体微粒子を含む微粒子層からなる。また、電子放出素子1においては、動作時における、単位面積当たりの電子放出電流値Ie[A/cm]と、電極基板2と薄膜電極3との間に印加される電圧を電極基板2と薄膜電極3との間を流れる単位面積当たりの素子内電流値で除して得られる単位面積当たりの素子抵抗値R[Ω・cm]との関係がIe=α・R−0.67で表され、係数αが2.0×10−6以上の範囲にあり、電子放出電流値Ieが1.0×10−9以上である。 (もっと読む)


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