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Fターム[5E062AC15]の内容

コア、コイル、磁石の製造 (4,690) | 積層鉄心 (241) | 焼鈍/熱処理 (33)

Fターム[5E062AC15]に分類される特許

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【課題】レーザーまたは電子ビーム照射を用いて、フォルステライト被膜を有する仕上げ焼鈍済みの方向性電磁鋼板に、平坦化焼鈍後に磁区細分化処理を施すに際し、レーザーまたは電子ビーム照射に伴う絶縁被膜の損傷を回避することで、鋼板の鉄損低減、層間抵抗の確保および鋼板外観の維持を実現する方法を提供する。
【解決手段】平坦化焼鈍処理を施す際に、リン酸塩およびシリカを主体とする絶縁コーティング処理を施すものとし、その際、上記処理温度を850℃以上、かつ焼鈍炉内における鋼板に対する付与張力を10MPa以下とし、その後、該鋼板の圧延方向と交差する向きにレーザーまたは電子ビームを照射する磁区細分化処理を施す。 (もっと読む)


【課題】実機トランスに組上げた場合に、優れた騒音特性および鉄損特性を得ることが可能な方向性電磁鋼板を提供する。
【解決手段】二次再結晶粒の平均β角が2°以下、二次再結晶粒の粒内の平均β角変動幅が1°以上4°以下で、かつ圧延方向における表面張力が10MPa以上であり、磁束密度:1.7T、周波数:50Hzにおける磁歪λp-pの値が1.0×10-6以下で、さらに板厚tと鉄損W17/50とが、以下の式(1)を満足させる。
17/50 ≦2.1×t + 0.3 ・・・(1)
t : 板厚(mm) (もっと読む)


【課題】高効率分割鉄心型モータの固定子鉄心に好適な、圧延方向の磁気特性が良好な無方向性電磁鋼板の製造方法を提供する。
【解決手段】熱延鋼板に45%以上75%以下の圧下率の冷間圧延を施す第1冷間圧延工程;(B)上記第1冷間圧延工程により得られた冷延鋼板に900℃以上1150℃以下の温度域に1秒間以上10分間以下保持する中間焼鈍を施す中間焼鈍工程;(C)上記中間焼鈍工程により得られた中間焼鈍鋼板に冷間圧延を施す第2冷間圧延工程であって、上記第1冷間圧延工程および上記第2冷間圧延工程における総圧下率が83.0%以上92%以下となるように、50%以上85%以下の圧下率の冷間圧延を施す第2冷間圧延工程;および(D)上記第2冷間圧延工程により得られた冷延鋼板に900℃以上1200℃以下の温度域に保持する仕上焼鈍を施す仕上焼鈍工程;を有することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】打抜き加工性が良好であり、ロータ鉄心としたときに高い降伏強度を有しかつ磁気特性に優れるIPMモータのロータ鉄心用鋼板を提供すること。
【解決手段】C:0.05質量%〜0.35質量%、Si:0.05質量%〜1.0質量%、Mn:0.2質量%〜1.5質量%、P:0.05質量%以下、S:0.02質量%以下、酸可溶Al:0.005質量%〜2.95質量%かつSi+Al:3.0質量%以下、残部がFeおよび不可避的不純物からなる成分組成を有する熱延鋼板に、1回または中間焼鈍を含む2回以上の冷間圧延を施して所定の板厚とし、Ac−50℃〜Ac未満の温度範囲で0.5時間以上保持する1段目の熱処理、Ac〜Ac+100℃の温度範囲で0.5時間〜20時間保持する2段目の熱処理およびAr−80℃〜Arの温度範囲で2時間〜60時間保持する3段目の熱処理を含みかつ2段目の熱処理温度から3段目の熱処理温度への冷却速度を5℃/h〜30℃/hとする3段焼鈍を施して得られる鋼板である。 (もっと読む)


【課題】著しく鉄損の低い方向性電磁鋼板を、工業的規模にて、安定的に製造する方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.02〜0.10%、Si:2.5〜4.5%、Mn:0.01〜0.15%、S:0.001〜0.050%、酸可溶性Al:0.01〜0.05%、N:0.002〜0.015%、Te:0.0005〜0.10%を含有し、残部Feおよび不可避的不純物からなるスラブを、1280℃以上に加熱し、熱間圧延を施した後、熱延板焼鈍を施し、一回の冷間圧延もしくは中間焼鈍を挟む二回以上の冷間圧延を施して冷延鋼板とした後、脱炭焼鈍を施し、鋼板表面にMgOを主成分とする焼鈍分離剤を塗布してから仕上焼鈍を施す一連の工程からなる方向性電磁鋼板の製造方法において、脱炭焼鈍中もしくは脱炭焼鈍に先立つ昇温過程と脱炭焼鈍の間に溝付与する、あるいは脱炭焼鈍後に溝付与した後に再結晶焼鈍する。 (もっと読む)


【課題】 本発明は、歪取焼鈍での結晶粒界への炭化物析出抑制と同時に、時効での粒内炭化物析出抑制を低コストでかつ効果的に行う技術を開発したもので、高周波用途に優れた無方向性電磁鋼板のセミプロセス材の製造技術を提供する。
【解決手段】 質量%で、C:0.002〜0.006%、Cr:0.3〜6%、Si:2〜4%、Al:0.1〜3%、Mn≦1.5%、S≦0.003%、N≦0.003%、Mo:0.0005〜0.02%を含み、残部不可避的不純物およびFeよりなる熱延板を熱延板焼鈍し、次いで冷間圧延してから再結晶焼鈍し、更に、歪取焼鈍を実施する工程を含む無方向性電磁鋼板の製造工程において、歪取焼鈍での冷却過程の700℃から300℃までの冷却速度を3〜50℃/minとすることを特徴とする高周波用無方向性電磁鋼板の製造方法。 (もっと読む)


【解決課題】 本発明は,軟磁性材料による積層コア,及び軟磁性の積層コアを形成するために接着力によりコア単層板を接合する方法を提供する。
【解決手段】 積層コア(1)は,軟磁性シート(5)で形成されたコア単層板(4)を含む。軟磁性シートにより形成されるコア単層板スタック(6)は,コア単層板間の中間層(7)を有する。中間層(7)は,コア単層板間の隙間に多量に挿入され,硬化する低粘度の接着剤(8)を含む。このために,コア単層板(4)は,仕上げ焼鈍された結晶性CoFe合金,接着剤が塗布された上面(9),及び接着剤が塗布された下面(10)を含む。中間層(7)とともに,コア単層板(4)は,正確な寸法の積層コア(1)を形成する。積層コア(1)は,コア単層板(4)の外側面(11)から成る実質的に接着剤が塗布されていない外形部(12)を有する。接着剤(8)は,無溶剤系で低粘度である。 (もっと読む)


【課題】圧粉成形のための高価な設備を用いる必要がなく、また製造設備の共有化を幅広くすることができる磁性体コアの製造方法およびこれを用いたインダクタの製造方法を提供することを目的とするものである。
【解決手段】未焼成の第1の磁性体シート4および第2の磁性体シート6と、孔3の内部に磁性体ペースト5が入れられた未焼成の保持体シート1とを含む積層体7を得る工程と、積層体7を焼成して保持体シート1を消失させる焼成工程とを備えたもので、これにより、ドラムコアを得ることができる。 (もっと読む)


【課題】 接着剤を使わず、異なる組成の材料を焼結することで一体的に接合しようとすると、焼結工程で変形してしまう。そのために所定寸法への加工が必要となり、歩留まりが低下したり、異なる組成の材料間で割れてしまうこともあった。
【解決手段】 重希土類元素Rの濃度が相対的に低い又は含まない第1原料合金粉末、および重希土類元素Rの濃度が相対的に高い第2原料合金粉末を準備する工程と、前記第1原料合金粉末および第2原料合金粉末を、金型によって形成されたキャビティの所定の空間にそれぞれ充填する充填工程と、前記第1原料合金粉末の第1成形体部分および前記第2原料合金粉末の第2成形体部分からなる複合成形体を得る工程と、前記複合成形体を焼結することにより、前記第1成形体部分と前記第2成形体部分とが結合した焼結磁石を形成する工程と、を含むR−T−B系焼結磁石の製造方法。 (もっと読む)


【課題】二次再結晶焼鈍時に鋼板の方位集積度を向上させることによって、磁気特性の一層の向上を図った方向性電磁鋼板を提供する。
【解決手段】方向性電磁鋼板の製造に際し、二次再結晶焼鈍を、圧延方向における鋼板の曲率半径が1000〜3100mmの範囲を満足する条件下で行い、二次再結晶方位の圧延面内直角方向周りにおける理想ゴス方位からのずれ角の同一の二次再結晶粒内における圧延方向に沿った変化率の平均値を0.018〜0.06°/mmとする。 (もっと読む)


【課題】残留磁束密度をより一層高めることが可能であるとともに、湿式プレス成形時の溶剤の除去性を向上させて生産性及び経済性を高めることが可能な、希土類焼結磁石の製造方法を提供すること。
【解決手段】希土類磁性粉末及び溶媒を含むスラリーを成形機のキャビティ内に供給し、キャビティ内のスラリーに第1の方向へ静磁界を印加(第1の静磁場印加工程S14a)し、次いで、第1の方向とは異なる第2の方向へ静磁界を印加(第2の静磁場印加工程S14b)した後、一定の静磁界印加状態でスラリーを加圧成形する(湿式成形工程S14)。 (もっと読む)


【課題】IPMモータのロータ鉄心として用いるときにIPMモータのリラクタンストルクの低下を招くことなく、高強度化を図ることが可能なロータ鉄心用鋼板を提供する。
【解決手段】C:0.06〜0.90質量%、Si:0.05〜3.0質量%、Mn:0.2〜2.5質量%、P:0.05質量%以下、S:0.02質量%以下、酸可溶Al:0.005〜4.95質量%を、Si+Al:5.0質量%なる条件で含み、残部がFe及び不可避的不純物からなる成分組成を有する熱延鋼板を冷延し、連続焼鈍ライン又は連続焼入れラインにて750℃以上に加熱後、450℃以下まで10℃/s以上の冷却速度で冷却し、その後200〜500℃の温度域に120s以上保持し、引張試験で780N/mm以上の降伏強度、及び4000A/mにおける磁束密度B4000が1.2T以上なる磁界の強さを呈する鋼板を得る。 (もっと読む)


【課題】50〜60Hzの商用周波数レベルでも電磁軟鉄や冷延鋼板と同等以上の優れた交流磁気特性を維持し、ステータヨークへのプレス加工が可能なプレス成形性を有する軟磁性のステンレス鋼板をステータヨークに用いたヒステリシスモータを提供する。
【解決手段】半硬質磁性材料で形成されたロータ6と当該ロータに及ぼす回転磁界を発生させるステータを備えたヒステリシスモータであって、励磁コイル5とともに当該ヒステリシスモータのステータを構成するステータヨーク3,4,7として、フェライト相が95%以上の組織をもち、50μΩ・cm以上の電気抵抗率を有し、使用周波数をf(kHz)とするとき式(3)を満たす板厚tのFe−Cr系軟磁性ステンレス鋼板を用いる。
t≧0.23÷f1/2 ・・・・(3) (もっと読む)


【課題】厚さが薄く、高インダクタンスを有し、且つコイル材料が制限されない磁性素子及びその製造方法を提供する。
【解決手段】少なくとも一つの凹溝43を有する磁性基板41を形成するステップ、及び前記凹溝43に少なくとも一つのコイル42を設置するステップを含む磁性素子の製造方法。 (もっと読む)


【課題】良好な鉄損低減が可能な軟磁性部材の製造方法を提供すること。
【解決手段】軟磁性部材の焼鈍において、550℃以上850℃以下の焼鈍温度にて0.5分以上20分以下の焼鈍時間だけ軟磁性部材を保持するとともに、軟磁性部材を400℃以上に保つ時間の合計を3分以上100分以下に設定する。これにより、従来に比べて軟磁性部材の高温滞留時間を大幅に短縮できるため、軟磁性部材の有機成分の熱劣化を大幅に低減でき、渦電流損の増大を抑止することができる。更に、このような短時間の高温滞留にもかかわらず軟磁性部材の歪み応力を必要レベルまで低減してヒステリシス損を良好に低減できることがわかった。 (もっと読む)


【課題】本発明は、高速回転するモータの回転子として必要な優れた機械特性と磁気特性を兼備し、回転子の軽量化にも寄与する無方向性電磁鋼板の製造方法を提供することを主目的とする。
【解決手段】本発明は、質量%で、C:0.06%以下、Si:3.5%以下、Mn:0.05%以上3.0%以下、Al:2.5%超6.0%以下、P:0.30%以下、S:0.04%以下、N:0.02%以下、Nb:0.02%超を含有し、Nb、Ti、ZrおよびVからなる群から選択される少なくとも1種の元素を0<Nb/93+Zr/91+Ti/48+V/51−(C/12+N/14)<5×10-3を満足する範囲で含有し、残部がFeおよび不純物からなる鋼塊または鋼片に、熱間圧延を施す熱間圧延工程と、上記熱間圧延工程により得られた熱間圧延鋼板に一回または中間焼鈍をはさむ二回以上の冷間圧延を施すことにより、板厚が0.15mm以上0.80mm以下であり引張強さが850MPa以上である冷間圧延鋼板を作製する冷間圧延工程と、上記冷間圧延鋼板を820℃以下で均熱する均熱処理工程とを有することを特徴とする回転子用無方向性電磁鋼板の製造方法を提供することにより、上記目的を達成する。 (もっと読む)


【課題】本発明は、合金コストの増加を抑制し、高速回転するモータの回転子として必要な優れた機械特性と磁気特性を兼備する無方向性電磁鋼板およびその製造方法を提供することを主目的とする。
【解決手段】本発明は、質量%で、C:0.06%以下、Si:3.5%以下、Mn:0.05%以上3.0%以下、Al:2.5%超6.0%以下、P:0.30%以下、S:0.04%以下、N:0.02%以下、Nb:0.02%超を含有し、Nb、Ti、Zr、VをNb/93+Zr/91+Ti/48+V/51−(C/12+N/14)≦0を満足する範囲で含有し、残部がFeおよび不純物からなり、再結晶部分の面積比率が90%未満であることを特徴とする回転子用無方向性電磁鋼板を提供することにより、上記目的を達成する。 (もっと読む)


【課題】無方向性電磁鋼板の高級グレードを熱延板焼鈍を省略して製造するにあたり、スラブ加熱が高いために熱延板に微細析出物が多く、熱延仕上圧延後の無注水での再結晶、粒成長性が悪く、良好な磁気特性を得られにくいという問題を解決する。
【解決手段】REM、Caの1種または2種を各々の含有量で0.0005〜0.03%含有し、スラブ加熱を1230〜1320℃、熱延仕上温度を1050℃以上、熱延後の無注水時間を1.5〜4秒とすることにより、良好な磁気特性を得るとともに、1230℃以上の温度範囲のスラブ加熱を雰囲気制御型電気式加熱炉で行うことにより、粗圧延かみ込み不良、表面疵の発生率を抑制し、1230℃以上のスラブ加熱の前に5〜40%の圧下率の圧延を行うことにより更に良好な磁気特性を得る。 (もっと読む)


【課題】シートを積層した鉄心のシート同士の結合において、溶接、ピン等を必要としない結合方式で、低コストの鉄心及びその製造法を得、また、分割鉄心を結合した鉄心において、低コストで分割鉄心間の位置精度を高精度にできるようにする。
【解決手段】シート1を積層してなる鉄心において、シート1(1a,1b,1c)内に、プレスで半抜き状態にして半抜き状態の部分を1(1a,1b,1c)内に戻す半抜き戻しによって分離した分離片2a,2b,2cを形成し、分離片2a,2b,2cを、隣接するシートの孔の内部に嵌合させ、嵌合させた分離片2a,2b,2cが隣接するシート間に跨るようにして、シート1a,1b,1c,1d同士を結合する。 (もっと読む)


【課題】圧延方向および圧延直角方向の透磁率(磁束密度)がともに高い正キューブ方位を有する二次再結晶粒からなる電磁鋼板を提供する。
【解決手段】電磁鋼板の製造方法において、 鋼中へのAl添加量を0.001〜0.009%と従来よりも低減し、さらにSe、S、O、Nをそれぞれ30ppm以下に低減し、鋼中にSnを0.01〜0.20%の範囲で含有させると共に、脱炭・再結晶焼鈍における500〜750℃間の平均昇温速度を20℃/s以上とし、その後最終仕上げ焼鈍を施す。 (もっと読む)


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