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Fターム[5E062CG05]の内容

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Fターム[5E062CG05]に分類される特許

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【課題】水が付着するような環境でも錆の発生を十分に抑制できる希土類磁石を簡便に製造することができる希土類磁石の製造方法を提供すること。
【解決手段】好適な実施形態の希土類磁石の製造方法は、軽希土類元素、Fe及びBを含む磁石素体と、この磁石素体の表面上に形成された、M(Mは、Si、Al、Zn、Mn、Ge、Sn、Bi、Pb、Ga、Cu、Ni及びCoからなる群より選ばれる少なくとも1種の元素を示す。)の酸化物又は水酸化物を含む皮膜とを備える複合体に、熱処理を行って、磁石素体の表面上に、軽希土類元素、Fe、並びに、Mを含む合金を含有する保護層を形成させる熱処理工程を有する。 (もっと読む)


【課題】高性能なSm2Co17型磁石の増磁の際に必要な磁化電流を低下させることを可能にした永久磁石を提供する。
【解決手段】実施形態の永久磁石は、組成式:R(FepqCur(Co1-ss1-p-q-rz(R:希土類元素、M:Ti、Zr、Hf、A:Ni、V、Cr、Mn、Al、Si、Ga、Nb、Ta、W、0.05≦p≦0.6、0.005≦q≦0.1、0.01≦r≦0.15、0≦s≦0.2、4≦z≦9)で表される組成を有し、Th2Zn17型結晶相と銅リッチ相との二相組織を備える。永久磁石のTh2Zn17型結晶相の結晶c軸を含む断面において、銅リッチ相間の平均距離は120nmを超えて500nm未満の範囲とされている。 (もっと読む)


【課題】耐食性に優れた希土類磁石を提供すること。
【解決手段】本発明の希土類磁石100は、希土類元素Rを含むR−Fe−B系合金の結晶粒子群4を備え、希土類磁石100の表面部40に位置する結晶粒子4の粒界三重点6に含まれるRリッチ相に存在するCuの原子数が[Cu]であり、Rリッチ相に存在するFeの原子数が[Fe]であり、Rリッチ相に存在するRの原子数が[R]であるとき、[Cu]>[Fe]であり、[Cu]/[R]>0.5である。 (もっと読む)


【課題】 モータ用磁石に好適な低保磁力、高角型比を有するSmCo系磁石およびその製造方法を提供する。さらには、上記特性の永久磁石を用いてなる可変磁束型永久磁石モータを提供する。
【解決手段】 室温での保磁力が0.5kOe以上2.5kOe以下、かつ10kOeの磁場での磁化に対する残留磁化の比で表した角型比が80%以上であることを永久磁石として次の一般式を満たすものを使う。
一般式: Sm1−xNd(Co1−a―b−c−dFeCu (I)
MはTi,Zr,Hfから選ばれる少なくとも1種、SmとNdの和を1としたときの原子比が0<x≦0.4、0.3<a≦0.38、0.02≦b≦0.07、0.01<c≦0.04、7.3≦z≦8.3を満たす。 (もっと読む)


【課題】高保磁力の希土類磁石の製造方法を提供する。
【解決手段】本発明の希土類磁石の製造方法は、希土類元素(R1)を含む磁性合金の表面にその共晶点よりも低温で液相を生じ得る浸透材(Nd−Cu合金)を付着させる付着工程と、この付着工程後に加熱して磁性合金の結晶粒の粒界へ浸透材を浸透拡散させる浸透工程とを備えてなる。これにより、結晶粒が少なくとも浸透材の構成元素で被包された希土類磁石が得られ、希土類磁石の保磁力を高めることができる。 (もっと読む)


【課題】Ga、Dy、Tbを含まない元素をR−T−B系合金粉末と混合しHDDR処理することで、HDDR磁粉の保磁力を向上させることを目的とする。
【解決手段】本発明のR−T−B系永久磁石の製造方法は、組成中の希土類量が29mass%超40mass%以下およびB量が0.3mass%以上2mass%以下であるR−T−B系合金粉末を用意する工程と、少なくともZnを30mass%以上含みGa、Dy、およびTbを含まない金属、合金のいずれかの粉末であるZn含有粉末を用意する工程と、前記R−T−B系合金粉末およびZn含有粉末を、Znが全体の0.05mass%以上1.5mass%以下となるように混合して混合粉末とする工程と、前記混合粉末をHDDR処理する工程と、を含むことを特徴とする。 (もっと読む)


【解決手段】R1214B型化合物を主相とするR1−T−B系焼結体に、R2(Sc及びYを含む希土類元素から選ばれる1種又は2種以上の元素)と、M(B、C、P、Al、Si、Ti、V、Cr、Mn、Fe、Co、Ni、Cu、Zn、Ga、Ge、Zr、Nb、Mo、Ag、In、Sn、Sb、Hf、Ta、W、Pt、Au、Pb、Biから選ばれる1種又は2種以上の元素)とを含有する溶湯を急冷して得た急冷合金粉末を接触させ、真空又は不活性ガス雰囲気中で焼結体の焼結温度以下の温度に加熱することによりR2元素を焼結体の内部に拡散させる。
【効果】R2とMを含有する急冷合金粉末を焼結体上に塗布、拡散処理することにより、粉末の酸化が抑制されて取り扱い上の危険性が低減し、生産性に優れると共に、高価なTbやDy使用量が少なく、残留磁束密度の低減を抑制しながら保磁力を増大させた高性能のR−T−B系焼結磁石を提供することができる。 (もっと読む)


【課題】添加する重希土類の使用量を減らしながらも、高い保磁力を有し、かつ、700℃以下の熱処理によって形成することができるNd−Fe−B系磁石、及びその製造方法を提供する。
【解決手段】本発明のNd−Fe−B系磁石4は、NdFe14Bからなる主相5と、MFe14B(MはDy又はTbの重希土類元素)からなる粒界層6とで構成される結晶粒7を有する。 (もっと読む)


【課題】ハードディスクドライブなどのネオジウム磁石を内蔵した使用済機器からネオジウム磁石をリサイクルするために回収する方法であって、生産性が従来の手作業よりも著しく改善された方法を提供する。
【解決手段】(1)前記使用済機器を炉中でネオジウム磁石の脱磁温度以上でネオジウム磁石の融点未満の温度まで加熱することにより、ネオジウム磁石を脱磁するとともに、溶融物と非溶融物との混合物を生成させる第一の工程と、
(2)前記第一の工程で得られた非溶融物を溶融物から分離して、該非溶融物を回収する第二の工程と、
(3)前記第二の工程で回収された非溶融物を篩い分けにかけることにより、ネオジウム磁石の含有量の高い方の部分を回収する第三の工程と、から少なくとも構成され、
(4)前記第三の工程で回収された部分を磁力選鉱にかけることにより、磁性金属部分を回収する第四の工程を含んでもよい。 (もっと読む)


【課題】 モータ用磁石に好適な低保磁力、高角型比を有する希土類―鉄―ボロン系磁石
およびその製造方法を提供する。
【解決手段】 下記の組成を具備する保磁力が0.5kOe以上5kOe以下かつ10k
Oeの磁場での磁化に対する残留磁化の比で表した角型比が80%以上である永久磁石。
すなわち、下記一般式を満たすとともに、粒界にFeおよび、R1とR2の少なくともい
ずれか1種、OあるいはFの少なくともいずれか1種からなる相の少なくとも1相が存在
し、室温の保磁力が0.5kOe以上5kOe以下、かつ10kOeの磁場での磁化に対
する残留磁化の比で表した角型比が80%以上であることを特徴とする永久磁石である。
一般式(Ce1−x−yR1R2FeCo
R1:Nd,Pr、Sm,Laから選ばれる少なくとも1種、R2:Tb,Dy、ある
いはR1で選択されなかった元素から選ばれる少なくとも1種、など (もっと読む)


【課題】 モータ用磁石に好適な低保磁力、高角型比を有する希土類―鉄―ボロン系磁石およびその製造方法を提供する。
【解決手段】 所定の組成を具備する保磁力が0.5kOe以上3.5kOe以下かつ10kOeの磁場での磁化に対する残留磁化の比で表した角型比が80%以上である永久磁石。また、第2,3象限の平均リコイル透磁率1.00〜1.08であること。また、一般式は(Ce1−x−yNdFeCo、R:Pr,Sm,Tb,Dyから選ばれる少なくとも1種、M:Ti,Zr,Hf,V,Nb,Ta,Cr,Mo、W,Mn、Ni,Cuから選ばれる少なくとも1種、X:Ga,Si,Alから選ばれる少なくとも1種を満たすものが好ましい。 (もっと読む)


【解決手段】R1abcdefg組成(R1は希土類元素、TはFe,Co、MはAl,Cu,Zn,In,Si,P,S,Ti,V,Cr,Mn,Ni,Ga,Ge,Zr,Nb,Mo,Pd,Ag,Cd,Sn,Sb,Hf,Ta,W、a〜gは合金の原子%で、12≦a≦17、3≦c≦15、0.01≦d≦11、0.1≦e≦4、0.05≦f≦3、0.01≦g≦1、残部がb)、かつa≧12.5+(e+f+g)×0.67−c×0.11である焼結磁石体に対し、R2の酸化物、R3のフッ化物、R4の酸フッ化物(R2,R3及びR4は希土類元素)を含有する粉末を焼結磁石体の表面に存在させた状態で熱処理を施すことにより、粉末に含まれていたR2,R3及びR4を当該焼結磁石体に吸収させる。
【効果】高性能で、かつ希土類元素、特に、Tb及び/又はDyの使用量の少ないR−Fe−B系永久磁石を提供することができる。 (もっと読む)


【課題】 所定形状鉄−ホウ素−希土類系の焼結磁石の表面にDy、Tbを成膜し、結晶粒界相に拡散させてなる永久磁石であって、一層高い保磁力を有するものを提供する。
【解決手段】 所定形状を有する鉄−ホウ素−希土類系の焼結磁石の表面に、Dy、Tbの少なくとも一方を成膜する成膜工程と、高温領域で熱処理を施して焼結磁石表面にDy、Tbの少なくとも一方を含む所定膜厚の拡散層を形成すると共に、この焼結磁石の結晶粒界相にDy、Tbの少なくとも一方を拡散させる高温熱処理工程と、低温領域で熱処理を施して焼結磁石の歪を除去する低温熱処理工程とを実施する。 (もっと読む)


【解決手段】R1−Fe−B系組成(R1はSc及びYを含む希土類元素)からなる焼結磁石体に対し、R2abcde(R2はSc及びYを含む希土類元素、TはFe及び/又はCo、MはAl、Cu、Zn、In、Si、P、S、Ti、V、Cr、Mn、Ni、Ga、Ge、Zr、Nb、Mo、Pd、Ag、Cd、Sn、Sb、Hf、Ta、W、Aはホウ素(B)及び/又は炭素(C)、Hは水素)からなる合金を30質量%以上含有し、且つ平均粒子径が100μm以下の粉末を焼結磁石体の表面に存在させた状態で、磁石体及び粉末を磁石体の焼結温度以下の温度で熱処理を施すことにより、粉末に含まれていたR2とT、M、Aを磁石体に吸収させる希土類永久磁石材料の製造方法。
【効果】本発明によれば、高性能で、且つTbあるいはDyの使用量の少ないR−Fe−B系焼結磁石としての希土類永久磁石材料を提供することができる。 (もっと読む)


【解決手段】組成式R1x(Fe1-yCoy100-x-z-aza(R1はSc及びYを含む希土類元素で表される異方性焼結磁石体を水素ガスを含む雰囲気中熱処理によってR12Fe14B型化合物に不均化反応を生じさせ、更に該化合物への再結合反応を生じさせることにより、該化合物相の結晶粒を1μm以下に微細化させ、次いでR2の酸化物、R3のフッ化物、R4の酸フッ化物(R2、R3、R4はSc及びYを含む希土類元素)を含有する平均粒子径が100μm以下の粉末を加工磁石の表面に存在させた状態で、磁石及び粉末に熱処理を施すことによりR2、R3、R4を磁石に吸収させる希土類永久磁石材料の製造方法。
【効果】本発明によれば、研削加工による磁気特性の劣化を防止して良好な磁気特性と高い耐熱性を示すS/V=6mm-1以上の小型あるいは薄型希土類永久磁石を提供することができる。 (もっと読む)


【解決手段】R1abcd組成(R1はSc及びYを含む希土類元素、TはFe及び/又はCo、AはB(ホウ素)及び/又はC(炭素)、MはAl、Cu、Zn、In、Si、P、S、Ti、V、Cr、Mn、Ni、Ga、Ge、Zr、Nb、Mo、Pd、Ag、Cd、Sn、Sb、Hf、Ta、Wからなる焼結磁石体に対し、R2の酸化物、R3のフッ化物、R4の酸フッ化物(R2、R3、R4はSc及びYを含む希土類元素)を含み、平均粒子径が100μm以下の粉末を焼結磁石体の表面に存在させた状態で、磁石体及び粉末を磁石体の焼結温度以下の温度で熱処理を施すことにより粉末に含まれていたR2、R3、R4を磁石体に吸収させる処理を2回以上繰り返し施す希土類永久磁石材料の製造方法。
【効果】本発明によれば、高性能で、且つTbあるいはDyの使用量の少ないR−Fe−B系焼結磁石としての希土類永久磁石材料を製造することができる。 (もっと読む)


【解決手段】R1−Fe−B系組成(R1はSc及びYを含む希土類元素から選ばれる1種又は2種以上)からなる焼結磁石体に対し、M(MはAl、Cu、Znから選ばれる1種又は2種以上)を0.5質量%以上含有し且つ平均粒子径が300μm以下の粉末と、R2のフッ化物(R2はSc及びYを含む希土類元素から選ばれる1種又は2種以上)を30質量%以上含有し且つ平均粒子径が100μm以下の粉末との混合粉体を当該焼結磁石体の表面に存在させた状態で、当該磁石体及び当該混合粉体を当該磁石体の焼結温度以下の温度で真空又は不活性ガス中において熱処理を施すことにより、当該混合粉体に含まれていたM及びR2の少なくとも1種を当該磁石体に吸収させることを特徴とする希土類永久磁石材料の製造方法。
【効果】本発明によれば、高性能で、且つTbあるいはDyの使用量の少ないR−Fe−B系焼結磁石を提供することができる。 (もっと読む)


【解決手段】組成式R1x(Fe1-yCoy100-x-z-aza(R1はSc及びYを含む希土類元素で表される異方性焼結磁石体をR2の酸化物、R3のフッ化物、R4の酸フッ化物(R2、R3、R4はSc及びYを含む希土類元素)を含有し、平均粒子径が100μm以下の粉末を加工磁石の表面に存在させた状態で、磁石及び粉末に対して、水素ガスを含む雰囲気中熱処理によってR12Fe14B型化合物に不均化反応を生じさせ、更に熱処理により、該化合物への再結合反応を生じさせて、該化合物相の結晶粒を1μm以下に微細化させ、且つ上記粉末に含まれていたR2、R3、R4を磁石に吸収させる永久磁石材料の製造方法。
【効果】本発明によれば、研削加工による磁気特性の劣化を防止して良好な磁気特性と高い耐熱性を示すS/V=6mm-1以上の小型あるいは薄型希土類永久磁石を提供することができる。 (もっと読む)


【課題】熱処理温度の適正範囲の幅を広げ、量産性を向上させることのできる希土類永久磁石の製造方法およびその原料合金を提供することを目的とする。
【解決手段】粒界相において、添加物であるAlが合金全体に均一に分散しているのではなく、粒界相部分におけるAl量が他の部分よりも少ない分布となっている急冷薄帯合金を用いることで、高い保磁力が得られる第2時効処理温度の範囲を広げる。熱処理温度の適正範囲の幅を広げることで、量産時における熱処理炉内における温度分布のばらつきにかかわらず、安定して高い保持力を有したR−T−B系希土類永久磁石を得ることが可能となり、量産性を向上させることができる。 (もっと読む)


【課題】 Dyを含む希土類焼結磁石の保磁力Hcjをさらに改善する。
【解決手段】 Dyを含む希土類合金粉末を焼結して希土類焼結磁石とするに際し、焼結後に温度450℃〜650℃で熱処理し、冷却速度を0.1℃/分〜10℃/分として徐冷する。徐冷は、少なくとも熱処理の温度より150℃低い温度領域まで行う。Dyの含有量は0.5質量%〜35質量%である。 (もっと読む)


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