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Fターム[5E346AA24]の内容

Fターム[5E346AA24]に分類される特許

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【課題】 たとえば積層セラミックコンデンサのような素子を内部に配置した積層体を焼成することによって、内蔵素子を備えた多層セラミック基板を製造しようとするとき、内蔵素子や積層体にクラックが発生することがある。
【解決手段】 積層体6を基材層2とその間に配置された層間拘束層3〜5をもって構成する。基材層2はガラス材料と第1のセラミック材料との焼結体からなり、層間拘束層3〜5は、第1のセラミック材料の焼結温度では焼結しない第2のセラミック材料を含むとともに、基材層2のガラス材料の一部が浸透することによって、第2のセラミック材料が互いに固着された状態にある。内蔵素子7は、層間拘束層3,4の間に配置され、層間拘束層3,4によってその全周囲が覆われている。層間拘束層3,4と内蔵素子7のセラミック素体30との間には空隙形成材層20が形成されており、空隙形成材層20は焼成によって焼失し、空隙25が形成される。 (もっと読む)


【課題】多層セラミック基板の製造におけるグリーンシートに形成されたビアホール内へのビア充填方法に関し、従来の厚膜印刷技術より簡略されたビア充填装置及びビア充填方法を提供する。
【解決手段】ビア充填装置10は、グリーンシート11の孔加工及び充填をするため、下から、加圧シリンダ25と、グリーンシート11に微細な空孔を形成するボトムキャスト12と、ガイドピン22,23と、リリースマスク13と、厚膜ペーストシート30と、背板21と、アッパーキャスト14と、プレスヘッド16と、ボトムキャスト12によって開けられたパンチ屑を除去するための粘着テープ17を繰り出す繰り出しローラ18と、粘着テープ17を巻き取る巻き取りローラ19と、を有している。 (もっと読む)


【課題】高誘電率セラミックから成る高容量のキャパシタが内蔵された低温同時焼成基板の製造方法を提供する。
【解決手段】少なくとも一つの高誘電率セラミックシートが含まれた積層体を焼成してキャパシタ部を製造する段階と、導電パターン及び/または導電性バイアホールがそれぞれ形成された複数の低温焼成用グリーンシートを備える段階と、上記キャパシタ部が隣接する上記グリーンシートの導電パターンまたは導電性バイアホールに繋がって内蔵されるように上記複数の低温焼成用グリーンシートを積層してLTCC積層体を形成する段階で、上記キャパシタ部が内蔵されたLTCC積層体を焼成する段階とを含む、キャパシタ内蔵型LTTC基板の製造方法であり、積層型チップキャパシタ構造またはキャパシタ層構造のような多様な形態のキャパシタ部に有益に適用できる。 (もっと読む)


【課題】低コストで基板強度を高めることができる多層配線基板を提供する。
【解決手段】コアレス配線基板10の主面12上には、ICチップ31を搭載するための複数の端子パッド27が設けられるとともに、裏面13上には外部基板との電気的接続を図るための複数のBGA用パッド41が設けられている。コアレス配線基板10では、裏面13を覆うようにソルダーレジスト42が形成され、ソルダーレジスト42に接着剤層51を介して樹脂製の補強板50が面接触状態で固定されている。ソルダーレジスト42、補強板50、及び接着剤層51には、BGA用パッド41に対応する位置に、開口部45,52,53が形成されている。ソルダーレジスト42の開口部45の径及び補強板50の開口部52の径が、接着剤層51の開口部53の径よりも小さくなるように設定されている。 (もっと読む)


【課題】本発明は、セラミック多層デバイスの電子デバイスレベルにおける誘電率の温度特性向上と機械的強度向上とを同時に満たすことが課題であった。
【解決手段】セラミック誘電体層1の材料として希土類及び酸化チタンの少なくとも一方を用いることでセラミック誘電体層1の誘電率の温度特性を向上させ、またセラミック誘電体層の主表面部4に圧縮応力を導入することで機械的強度を向上させているので、機械的強度向上と誘電率の温度特性向上の2つを同時に満たすことが可能となる。 (もっと読む)


【課題】 寸法精度がよく、基板内部への水分の浸入が抑制された多層配線基板およびその製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】 本発明は、異なる温度で焼成収縮を開始した2種類のガラスセラミック絶縁層を含み、低温側で焼成収縮を開始した第1のガラスセラミック絶縁層11a〜11eと第1のガラスセラミック絶縁層11a〜11eよりも高温側で焼成収縮を開始した第2のガラスセラミック絶縁層12a〜12dとが接するように積層されてなる絶縁基体1と、表層を構成する第1のガラスセラミック絶縁層11a、11eを貫通して形成された貫通導体4と、絶縁基体1の表面に形成され貫通導体4に接続されたランド導体2とを備えた多層配線基板であって、ランド導体2が、ランド本体21と、貫通導体4を囲むようにランド本体21から絶縁基体1の内部に向けて突出した環状の突条部22とからなることを特徴とするものである。 (もっと読む)


【課題】 伝送遅延の抑制された伝送線路を構成する配線導体を表面に備え、絶縁性の低下、誘電損失の増大および変色が抑制された配線基板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】 第1のガラスセラミック絶縁層11a、11eと、第1のガラスセラミック絶縁層11a、11eの内側に接する、第1のガラスセラミック絶縁層11a、11eの焼成収縮開始温度よりも低い温度で焼成収縮を開始した第2のガラスセラミック絶縁層12a、12dとを含む複数のガラスセラミック絶縁層からなる絶縁基体1と、絶縁基体1の表面に設けられたAgを主成分とする表面配線導体2aとを備えてなる配線基板において、絶縁基体1のカーボン含有量が0.01質量%以下であり、第1のガラスセラミック絶縁層11a、11eにおける表面配線導体2aの近傍領域Aには多数のボイドが偏在している。 (もっと読む)


【課題】いわゆる無収縮プロセスを用いて多層セラミック基板を製造するにあたり、得られた多層セラミック基板に反り、歪み、うねりなどの形態不良を生じさせにくくする。
【解決手段】焼成することによって多層セラミック基板となる生の積層体2に備える複数の拘束用グリーン層28〜33のうち、積層方向における最外位置にある拘束用グリーン層28および33が、中間位置にある拘束用グリーン層29〜32よりも高い拘束力を及ぼし得るようにする。 (もっと読む)


【課題】無収縮工法においてキャビティを変形させることなくセラミック積層基板を製造することのできるセラミック積層基板の製造方法を提供する。
【解決手段】本発明のセラミック積層基板の製造方法は、キャビティ3が形成されたシート2をセラミック積層体10に積層する段階と、キャビティ3を所定の充填材20で埋める段階と、キャビティ3が形成されたシート2及びセラミック積層体10に拘束体11を積層して焼結する段階とを含むことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】拘束用グリーンシート及びこれを用いた多層セラミック基板の製造方法を提供すること。
【解決手段】セラミック積層体の上部面または下部面に配置される面を有し、第1無機粉末を含む第1拘束層と、第1拘束層の上部に配置され、第2無機粉末及び燃焼材を含む第2拘束層を含む拘束用グリーンシートを提供する。また、複数のセラミックグリーンシートからなる未焼結セラミック積層体を設ける段階と、第1無機粉末を含む第1拘束層と、第2無機粉末及び燃焼材を含む第2拘束層を含む1つ以上の拘束用グリーンシートを設ける段階と、前記セラミック積層体の上部または下部に前記第1拘束層の一面を接合して前記拘束用グリーンシートを配置する段階と、所定の焼成温度で前記セラミック積層体を焼成する段階と、を含む多層セラミック基板の製造方法を提供する。 (もっと読む)


【課題】平面方向の焼成収縮ばらつきが抑えられると共に拘束層の残渣が存在することのない、高寸法精度かつ高品質の積層セラミックス基板の製造方法を提供することである。
【解決手段】複数の低温焼成セラミックスのグリーンシートを積層した後でプレス圧着して積層体を得た後に、積層体の上面及び下面に無機材料からなる第1の拘束層を設ける第1の工程と、第1の拘束層の上に、積層体の焼成温度では焼結しない難焼結性無機材料からなる第2の拘束層を設けて未焼成体を得る第2の工程と、未焼成体を焼成して焼成体を得ると共に、第1の拘束層と第2の拘束層がそれぞれ第1の拘束体と第2の拘束体となる第3の工程と、第2の拘束体に機械的な力を加えて第2の拘束体の少なくとも一部を除去した後に、化学薬品により第2の拘束体の残部と第1の拘束体を除去する第4の工程と、を備えている。 (もっと読む)


【課題】本発明は多層セラミック基板の製造方法に関する。
【解決手段】本発明の一側面は、未焼結多層セラミック基板の上面及び下面の少なくとも一面に配置するための難焼結性拘束用グリーンシートにおいて、上記多層セラミック基板に配置される面を有し、第1有機バインダーと球状或いは類似球状の第1無機粉末を含む第1拘束層と、上記第1拘束層の上面に接合され、第2有機バインダーとフレーク(flake)状の第2無機粉末を含み、上記第1拘束層の粉末充填密度より低い粉末充填密度を有する第2拘束層を含む難焼結性拘束用グリーンシートを提供する。また、本発明の他の側面は上記の難焼結性拘束用グリーンシートを用いた多層セラミック基板の製造方法を提供する。 (もっと読む)


【課題】層間剥離を防止しつつ、反りを抑制することができる積層セラミック基板の製造方法等を供給する。
【解決手段】積層セラミック基板の製造方法は、セラミックグリーンシート1〜4を重ねて圧着することにより形成される第1グリーンシート積層体10,11を複数作成する第1圧着工程と、第1グリーンシート積層体10,11を複数重ねて圧着することにより形成される第2グリーンシート積層体20を作成する第2圧着工程と、第2グリーンシート積層体20を焼成する焼成工程とを有する。第1圧着工程において複数作成される第1グリーンシート積層体10,11の各々の圧着強度は、焼成工程後の各々の第1グリーンシート積層体10,11の収縮率が等しくなるように定められるとともに、第2圧着工程において作成される第2グリーンシート積層体の圧着強度は、焼成した積層セラミック基板の剥離を防止するために定められた所定の圧着強度である。 (もっと読む)


【課題】 寸法精度がよく、ビアホール導体が表面から大きく突出することのない表面実装部品の実装性の良好なセラミック多層基板を提供する。
【解決手段】 第1のセラミック絶縁層1a、1eが第2のセラミック絶縁層2a、2dの焼成収縮開始温度よりも低い焼成収縮終了温度で焼結されていて、第1のセラミック絶縁層1a、1eの厚みが第2のセラミック絶縁層1a、1dの厚みの2分の1以下とされ、第1のセラミック絶縁層1a、1eに形成された第1のビアホール導体7aと第2のセラミック絶縁層2a、2dに形成された第2のビアホール導体7bとが直接接続され、第2のビアホール導体7bは深さ方向に亘って横断面形状が同一の直径を有する円形であり、かつ積層方向から見て前記第2のビアホール導体の一端面の中心位置と他端面の中心位置とが前記直径の3分の1以上離れている。 (もっと読む)


【課題】寸法精度がよく、ビアホール導体の周囲の強度低下や絶縁性低下を生じさせることなく、ビアホール導体とガラスセラミック絶縁層との境界にセパレーションを発生させるのを抑制し、ビアホール導体が基板表面から大きく突出することのない多層配線基板およびその製造方法、並びにビアホール導体用組成物を提供する。
【解決手段】本発明は、異なる焼成収縮開始温度および焼成収縮終了温度で焼結した2種類のガラスセラミック絶縁層が交互に積層され、ガラスセラミック絶縁層にCuまたはAgを主成分とするビアホール導体が形成された多層配線基板において、ガラスセラミック絶縁層は、ビアホール導体3の近傍領域31のホウ素含有量が他の領域よりも多く、ビアホール導体3の近傍領域の結晶化度が他の領域よりも低くなっているとともにボイド率が他の領域よりも低くなっている多層配線基板である。 (もっと読む)


【課題】寸法精度がよく、ビアホール導体が表面から大きく突出することのない表面実装部品の実装性の良好なセラミック多層基板を提供する。
【解決手段】本発明のセラミック多層基板は、異なる焼成収縮開始温度および焼成収縮終了温度で焼結した2種類の絶縁層が交互に積層され、最外のセラミック絶縁層(第1のセラミック絶縁層1a、1e)の厚みが最外のセラミック絶縁層に隣接するセラミック絶縁層(第2のセラミック絶縁層1a、1d)の厚みの2分の1以下とされ、最外のセラミック絶縁層に形成された第1のビアホール導体7aと前記最外のセラミック絶縁層に隣接するセラミック絶縁層に形成された第2のビアホール導体7bとが直接接続され、第2のビアホール導体7bが第1のビアホール導体7aと接続された外方端に向かって縮径されていることを特徴とするものである。 (もっと読む)


【課題】キャビティ付きの多層セラミック基板をかかるキャビティ部分の焼成収縮に伴う変形を防ぐか、あるいは確実に抑制できる多層セラミック基板の製造方法を提供する。
【解決手段】ベース側グリーンシートs3の表面6上に、貫通孔k1を有する枠状グリーンシートf1を載置して、上記表面6を底面6とし且つ上記貫通孔k1の内面を側面としており、追って形成されるキャビティ5の底面側となる凹部9を形成する工程と、かかる凹部9の深さd以下の厚みtで且つ上記グリーンシートs3,f1の焼成温度では焼成しない無機組成物からなる拘束層y1を上記凹部5内に充填する工程と、を含む、キャビティ付き多層セラミック基板1の製造方法。 (もっと読む)


【課題】抵抗を覆うオーバーコートガラスのめっき耐性の高いセラミック基板を確実に製造することが可能なセラミック基板の製造方法、および信頼性の高いセラミック基板、および該セラミック基板を用いた電子装置を提供する。
【解決手段】一方主面1aに抵抗15となる抵抗膜115が形成され、抵抗膜を覆うように、収縮開始温度が、抵抗膜のそれより高い第1のガラス膜111を形成し、形成された第1のガラス膜111を覆うように、第1のガラス膜を構成するガラス材料よりめっき耐性が大きいガラス材料を含む第2のガラス膜112を形成し、かつ、少なくとも一方主面1aに、焼成工程で焼結しないセラミック材料からなる収縮抑制用グリーンシート102が配置された積層体を形成し、この積層体を、セラミックグリーンシートが焼結し、収縮抑制用グリーンシートが実質的に焼結しない温度で焼成する。 (もっと読む)


【課題】セラミックを含む複数の絶縁層を積層してなり、基板本体の裏面に広い面積を占める導体層を有し、金属メッキ後の反りが少ない配線基板を提供する。
【解決手段】セラミックを含む絶縁層s1,s21〜s23を積層してなる基板本体2の厚み方向における表面3と裏面4との中間に、仮想の平面を中間平面Fとした時に、中間平面Fから表面3側に位置し、且つ含有するセラミックの平均粒径が他の絶縁層s21〜s23よりも大きな第1絶縁層s1と、中間平面Fから表面3側に位置し、且つ第1絶縁層s1と他の絶縁層s21との間に形成され、平面視で第1絶縁層s1の表面における面積の50%以上を占める単一の内部導体層6と、裏面4に形成され、かかる裏面4の面積の50%以上を占める単一の裏面導体層8と、表面3に形成され、各々の表面に金属メッキ層11,12が形成され、且つ裏面導体層8よりも小さな複数の表面導体層5とを含む配線基板1。 (もっと読む)


【課題】 本発明の課題は、フレキシブルプリント配線板と多層プリント配線板が一体化した部分多層フレキシブルプリント配線板を保護する感光性カバーレイが、フレキシブルプリント配線板と多層プリント配線板の両方に絶縁保護膜として積層されており、微細加工が可能であり、硬化したときの反りや収縮が小さく、薄膜で電気絶縁性にも優れる部分多層フレキシブルプリント配線板を提供することにある。
【解決手段】 少なくとも、配線パターンが形成されたフレキシブルプリント配線板(A)、多層プリント配線板(B)、及び、感光性カバーレイ(C)からなる部分多層フレキシブルプリント配線板であって、前記(A)と(B)が一体化しており、前記(C)が(A)と(B)の両方に絶縁保護膜として積層されていることを特徴とする部分多層フレキシブルプリント配線板を用いることで上記問題点を改善することができる。 (もっと読む)


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