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【課題】 4分割光検出器において、素子分離構造の形成工程が複雑である。
【解決手段】 区画62毎のPINフォトダイオード(PIN−PD)の共通のアノードとなるP-sub層80の上に、PIN−PDのi層となる高比抵抗のエピタキシャル層82を成長させる。区画62境界に、基板表面からのイオン注入によって、p+領域である分離領域64を形成する。各区画62毎に形成したカソード領域66と、P-sub層80とを逆バイアスしてPIN−PDを機能させる際、分離領域64はP-sub層80と共に接地電位とされアノードとなる。その結果、分離領域64とP-sub層80とに挟まれた位置のエピタキシャル層82には、電子に対する電位障壁が形成される。これにより、各区画62にて光の吸収で発生した電子が隣接する区画62へ移動することが防止され、素子分離が実現される。 (もっと読む)


【課題】可視及び紫外スペクトル領域における信号振幅の安定性を改善し、その感度を向上させたマイクロチャネル・アバランシェ・フォトダイオードを提供すること。
【解決手段】本発明のマイクロチャネル・アバランシェ・ダイオードは、半導体感光性デバイスに属し、具体的には、信号の内部増幅利得を有する半導体アバランシェ・ダイオードに属する。提案されるマイクロチャネル・アバランシェ・ダイオードは、個々の光子、並びに、医療用ガンマ・トモグラフィ、放射線モニタリング及び核物理学実験用のデバイス内のガンマ量子及び荷電粒子に至るまでを含む、極微弱光パルスの記録に使用することができる。
提案されるデバイス特有の特徴は、基板と、それら自体の間及び基板との間の両方で共通界面を有する種々の電子物理特性を有する半導体層と、を含むアバランシェ・フォトダイオードにおいて、電位のマイクロホールの生成のための高導電率を有する小島である分離したソリッドステート領域の少なくとも1つの2次元マトリックスが形成されることである。体積内の生成電流を削減し、そしてデバイスの表面に沿った電位分布の均一性を改善するために、ソリッドステート領域が、それらが共通界面を有する半導体層に対して高導電率を有する2つの付加的な半導体層の間に配置される。結果として、光電子が分離したソリッドステート領域に向って集積し、そこで対応するマイクロホール内における次の蓄積を伴う電荷キャリアのアバランシェ増幅が行われることを確実にするような電位分布形状がデバイスの体積内に形成される。マイクロホール内に蓄積された電荷は、アバランシェ領域内の電界を低下させ、アバランシェ・プロセスの自消性をもたらす。次に、マイクロホール内の十分な漏れのために、電荷キャリアはコンタクトに流れる。
このように、光電子の増幅は、アバランシェ・プロセスの後の自消性を有する独立した増倍チャネル内で起こる。そのために、アバランシェ・フォトダイオードの光応答の振幅の安定性が改善され、感度が向上する。 (もっと読む)


【課題】感度および応答速度がともに優れたシリコン系の受光素子を提供する。
【解決手段】シリコン原子を主成分とする母体半導体と、格子点サイトの前記シリコン原子と置換されるn型ドーパントDと、前記n型ドーパントDに最近接の格子間サイトに挿入される異種原子Zとを含み、前記異種原子Zは前記n型ドーパントDとの電荷補償により電子配置が閉殻構造となっている光電変換層を有することを特徴とする受光素子。 (もっと読む)


【課題】高速で光を伝送することが可能でありかつ安価な光伝送システムを提供する。
【解決手段】光伝送システム2は、光を伝送する大口径のプラスチック光ファイバ1、およびラテラルpin構造を有する光受信器8から構成され、光受信器8は光ファイバ1から伝送され放出される光を受信する。 (もっと読む)


【課題】ゲッタリング効果を向上させつつ、電気的特性のばらつきを低減する。
【解決手段】シリコンを母材としており、炭素を所定濃度で含有する半導体基板101と、半導体基板101上にシリコンを母材としてエピタキシャル成長されてなり、半導体基板101から所定距離だけ離間する領域に光検出部(主に104)を有するエピタキシャル層102とを備え、半導体基板101は、半導体基板101に含有される炭素が所定濃度になるようにシリコンを含有する材料と炭素を含有する材料とが溶融された原料融液から結晶成長されてなる。 (もっと読む)


【課題】 暗時電流を十分に低減可能な固体撮像装置及びその製造方法を提供すること。
【解決手段】Si半導体基板の表面にフォトダイオード、このフォトダイオードに蓄積された電荷を読み出しあるいは転送するためのゲート電極層、SiOからなる第1の層間絶縁膜、第1のメタル配線層、SiOからなる第2の層間絶縁膜、第2のメタル配線層、水素を含有するUSG膜と、水素を含有するパッシベーション膜と順次積層して形成される。また、この固体撮像装置を400℃以上で熱処理することにより、USG膜およびパッシベーション膜中の水素原子を放出させ、Si半導体基板表面の未不結合手と結合することにより、暗時電流を低減する。 (もっと読む)


【課題】複雑な装置等を必要とせず、可視光に感度がなく、且つ、応答速度の速い紫外線センサを提供すること。
【解決手段】紫外線センサは、光起電力型のものであり、酸化亜鉛単結晶基板11と、その+c面上に形成されたショットキー電極12からなる紫外線受光部を備える。ショットキー電極12は、紫外線透過性を呈するような膜厚を有しており、例えば、Pt,Ru,Pd,Au,Ni,Ir,Os,Re,Rh,Te又はWからなる層を少なくとも一層備えたものを用いることができる。 (もっと読む)


【課題】 高感度で、特に赤外波長に対する遠赤外線のクロストークが少ないCMOSイメージセンサを提供する。
【解決手段】 本発明のCMOSイメージセンサは、基板と、基板上のエピタキシャル層と、光を受容するための、エピタキシャル層内に拡がる複数のピクセルと、基板内に発生したキャリアがエピタキシャル層に移動するのを防ぐための、基板とエピタキシャル層の間の水平方向の障壁層と、エピタキシャル層内の電子の横方向への拡散を防ぐための、複数のピクセルの隣接するもの同士の間の複数の横方向の障壁層との少なくとも1つとを含むことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 スパイクによる短絡などを生じさせることなく、不純物拡散層の深さを低減することができ、波長がたとえば400〜450nm程度またはそれ以下と短い光に対して優れた感度を有する受光素子を安定して製造することのできる受光素子の製造方法を提供する。
【解決手段】 N型不純物拡散層27として、受光部40に深さd2の受光用半導体層26を形成し、電極部41に受光用半導体層26の深さd2よりも大きい深さd1(d1>d2)の補償拡散層25を形成した後、補償拡散層25に電気的に接続されるようにN側電極38を形成する。これによって、N側電極38を形成する際にスパイクが生じた場合であっても、N側電極38とP型エピタキシャル層22との短絡を防ぐことができるので、受光に使用される受光用半導体層26の深さd2を、スパイクによる短絡などを生じさせることなく低減することができる。 (もっと読む)


光学検出器を製造する方法において、光学導波器が形成された基板であって、マイクロエレクトロニック回路を製造するための表面を有する基板を用意するステップと、上記基板にマイクロエレクトロニック回路を製造するステップであって、上記製造が複数の逐次プロセス段階を含むようなステップと、上記複数の逐次プロセス段階の選択された1つが行われた後であって、且つ上記複数のプロセス段階の上記選択された1つの後の、次のプロセス段階が開始する前に、上記光学導波器内に光学検出器を製造するステップと、上記導波器内に上記光学検出器を製造した後に、上記マイクロエレクトロニック回路を製造するための上記複数の逐次プロセス段階を完了するステップと、を備えた方法。 (もっと読む)


【課題】 p型およびn型の有機半導体物質が均一に混合された、エネルギー変換効率の高い半導体ヘテロ接合膜を提供する。
【解決手段】 p型半導体となる有機化合物とフラーレン類とのディールスアルダー反応によって生成するディールスアルダー付加物を含有する膜を形成後、前記膜を加熱することによって前記ディールスアルダー付加物を前記p型半導体となる有機化合物と前記フラーレン類とに分離してなる半導体ヘテロ接合膜とする。 (もっと読む)


【課題】 光ファイバ通信で用いられる光の波長帯(1.3〜1.55μm)において十分な感度があり、低暗電流で且つ低い増倍雑音特性を有しながら、更に、低価格なPD、APD構造を実現するフォトダイオードの提供。
【解決手段】 pn接合を有するシリコン(Si)で形成される第1半導体層と、該第1半導体層に積層される第2半導体層を有してなるフォトダイオードを製造するフォトダイオード製造方法であって、前記第1半導体層及び/又は前記第2半導体層の接合面側に、鉄(Fe)の薄膜層を形成し、前記鉄の薄膜層を境界面とし、前記第1半導体層と前記第2半導体層を接合させることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】シリコン基板の表面におけるダングリングボンドを効果的に終端化することにより界面準位を低減し、暗電流が少ない固体撮像装置を実現できるようにする。
【解決手段】基板1の表面に酸化シリコンからなる絶縁膜18が形成されており、絶縁膜18の直下に正孔蓄積層15Aが設けられたフォトダイオードである光電変換部15が形成されている。光電変換部15の一方の側部には読み出し部16を介在させて垂直転送部24Aが形成されている。絶縁膜18の上には、光電変換部15の中央部の上部に開口部を有する、遮光膜26が形成されている。遮光膜26の上には開口部を埋めるように、シリコン酸窒化膜である透明絶縁膜31が形成されている。 (もっと読む)


【課題】
従来、フォトダイオード又はフォトダイオードの樹脂封止体には空乏層に集光する為に反射面やレンズが備えられたが、反射面で反射した光の全てが空乏層に入射するわけでない。また、光を反射する性質を持たないフィラーをフォトダイオードの樹脂封止体に混合しており、フォトダイオードに入射する光が空乏層に到達できるとは限らない。
本願発明は上記課題を解決する為になされたもので、フォトダイオードに入射する光の一部をフォトダイオードの空乏層へ集光又は到達させることを目的とする。
【解決手段】
上記目的を達成する為に、本発明は、フォトダイオードの基板又は半導体層に反射面を備えた。また、フォトダイオードを収容する筐体に拡散体を充填した。 (もっと読む)


【課題】素子分離領域に発生する欠陥を大幅に低減することが可能となり、かつ、ゲート電極に対してセルフアラインでフォトダイオードを形成することができる、固体撮像装置の製造方法を実現する。
【解決手段】光電変換部と電荷読み出し部とを有する固体撮像装置の製造方法において、前記光電変換部と前記電荷読み出し部とが形成される一導電型の基板1に、第1の不純物を導入して素子分離領域4を形成する工程と、前記光電変換部が形成される領域が露出し、かつ、少なくとも前記素子分離領域4が覆われるようにレジスト97をパターニングする工程と、前記レジスト97をマスクとして、前記基板1の前記光電変換部が形成される領域に、第2の不純物を導入する工程とを具備したことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 微弱な光を検出する際に、高い検出効率と低い暗計数率を有する半導体受光素子および該半導体受光素子の製造方法を提供する。
【解決手段】 半導体受光素子10は、第1導電型増倍領域13と、第2導電型領域12とを備える。第1導電型増倍領域13と接するように第2導電型増倍領域12は形成されている。第1導電型増倍領域13は、不純物濃度が1×1014cm-3以上5×1015cm-3以下である。第2導電型増倍領域12は、不純物濃度が第1導電型増倍領域13の不純物濃度よりも高く、かつ厚みが0.2μm以上3.0μm以下である。第2導電型領域12の不純物濃度は、好ましくは5×1015cm-3以上8×1017cm-3以下である。 (もっと読む)


【課題】
半導体受光装置におけるフォトダイオードを分割する領域での受光感度の低下を抑制する。
【解決手段】
複数のフォトダイオード部2−1、2−2と、分離部21とを具備する半導体受光装置を用いる。複数のフォトダイオード部2−1、2−2は、半導体基板10上に設けられ、受光した光を電気に変換する。分離部21は、複数のフォトダイオード部2−1、2−2を互いに電気的に分離する。分離部21は、表面部分の不純物濃度が、第1濃度以下である。第1濃度は、青紫レーザ光以上の波長に対する分離部21の受光感度が、複数のフォトダイオード部2−1、2−2の各々における受光感度に概ね等しくなる濃度である。 (もっと読む)


【課題】発振しきい値を比較的容易に低減することができるサブバンド間遷移を利用した電磁波発生・検出素子を提供することである。
【解決手段】電磁波発生・検出素子は、半導体材料による量子井戸構造の量子井戸に生成されたサブバンド間の遷移により電磁波に対する利得を与える利得媒体10が基板1に備えられている。基板1の面方向とはほぼ垂直方向に所定周波数領域の電磁波を閉じ込めるための複数の反射体2、9が設けられ、反射体2、9が利得媒体10を挟んで一定間隔を隔てて備えられる様にするためのスペーサ手段3が、利得媒体10とは異なる材料部により構成されている。 (もっと読む)


【課題】不具合を発生することなく入射光の波長変換を行うことにより、可視光の短波長領域の感度が高い固体撮像素子を提供する。
【解決手段】シリコン層1に、フォトダイオードから成る光電変換部2が形成されて、画素が構成され、複数の画素が配置されて撮像領域が構成された固体撮像素子であって、少なくとも一部の画素において、光電変換部2の表面付近に、波長変換層3が形成され、この波長変換層3が、歪みシリコン又はナノスケールのシリコン粒子から成る固体撮像素子を構成する。 (もっと読む)


【課題】n−InP基板の上にInGaAs、またはInGaAsP受光層とn−InP窓層を設けInP窓層の側から亜鉛を選択拡散してp型領域を作製したフォトダイオードにおいて、亜鉛分布プロフィルが急峻であってかつ表面近くのp型領域におけるp型キャリヤ濃度が4×1018cm−3以上であるInP系のフォトダイオードを与えること。
【解決手段】 480℃〜560℃の温度範囲で閉管法又は開管法で亜鉛を熱拡散し、窒素、不活性ガス雰囲気または真空中で400℃〜420℃、10分〜30分の熱処理をすること。低温の熱拡散で亜鉛分布プロフィルが急峻になる。低温の熱拡散でp型キャリヤ濃度は低くなるが、熱処理をするのでp型キャリヤ濃度が4×1018cm−3以上に上がる。 (もっと読む)


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